2017年12月29日金曜日

魅せるって何か。ユーザーニーズって何か。


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以前にこんな記事を書いた
https://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/03/2_3.html

要約するなら
麻雀について「魅せる」という信念は「勝つ」という信念に劣る。
なぜなら「勝ち」とはこの様々な価値観があふれる麻雀というゲームの中で唯一万人に共通の価値を持ちうるが、
「魅せる」なんていうものは当人にしか通用しない価値だからである。
という一方的な私見w

そして
そもそもこの10年、ネット社会の普及により一般の打ち手のレベルも価値観は大きく変わった中で、
業界の多くの人々はそのニーズをつかめているのか?
という疑問である。

ちょっと後者にスコープを当てて深堀したい。
ユーザーニーズというヤツは上記の通り時代によって変化する。
そしてすべてのユーザーを満足させる事なんてのもまず不可能である。
せいぜい「全ての人に当たり障りが無い」程度である。

が一方で、
それでもやっぱり出来る限り多数のユーザーに面白いものを提供したい、
と思っているのも事実である。
まあ麻雀を打つときには基本的に自分の勝ち以外は求めないが、解説とか人狼放送とかだと特にそれを思う。

自分が考えるものを追い求める事と、
ユーザニーズを追い求める事と、
両方同時にやるのは難しい。

さて麻雀業界は発足当初から「ユーザー = ギャラリーへの意識」という物が掲げられてきた。
まあ俗にいう「魅せる」という単語、
「プロは魅せなきゃ意味が無い」
「勝つだけならアマでも出来る」
この考え方自体にも上記の通りの反論があるが、
それ以上に違和感を覚えるのは、
こういった「魅せる」という言葉、つまりギャラリーへの意識を掲げる人たちが、
「実際のユーザー=魅せる対象とどのくらいの設定を持っているのか?持つ努力をしているのか?」という点である。

ユーザーの声を直接聞く機会を多く持っているのか?
ネットなどの媒体を使っての調査を人より多くしているのか?
言っちゃなんだがあんまり持っているように見えない。
僕が知らないだけかもだが。


このユーザーニーズが劇的に変わり続けてる近年において、
「自分の中で考えるギャラリーに向けた美学」で考えるのであれば、
それって意味ありますかね?と思わざるを得ない。

とある有名なゲームクリエイターが
「ベテランのクリエイターほど、とにかく若者と接する機会を持て。その言葉を聞け。彼らの求める物が何かを知れ。大事なのはあなたの感性じゃない。ゲームを買うメインの客でありこれから30年先の客になりうる彼らの感性だ」
とツイッターで書いていのを見て、素晴らしい言葉だと思った。
「魅せる」というならこういう事が必要なんだろう。

さて改めて自分自身を振り返ってみる。
既述の通り
麻雀については自分の価値観以外で打つ気は今の所ないが、
その他については出来る限り面白いものを提供したいと考えるが、
やっぱり僕にはまだ「ユーザーの意見を聞く」って経験はまだまだ少ない

解説にしてもまだ経験が足りないし、
人狼はもっといろいろと足りない。
その物をプレイした経験、
プレイする人を見てきた経験、
そうしないと面白い物も届けられないかも、とか思ったりする。
2018年
もっと多くの人に会って色々な経験をしたい。
改めて思い日記にしてみた次第である。

そんなこの日記の締めに
2017/12/29(金)
スリアロ村六十七幕 年末SP
おそらく日本で一番人狼ゲームをプレイした経験が多く、
そして日本で一番多くユーザーニーズに触れているであろう、
人狼ルームの方々がゲストです。

きっともんの凄い面白い回になると思いますので、ご視聴およびTSを是非に!
・・・・
そんな事を書いて視聴者の注意を人狼ルームの方々にむけつつ、
私は人外引いたら瑞原明奈に黒凸する予定!
昨年末スペシャル41幕であの娘とケルヴィンと阿部とかいう協会の後輩に「ざまあみろ!」とか言われたリベンジを今こそ!キリッ

Fresh!
https://freshlive.tv/jinrou-ch/175509
ニコ生
http://live.nicovideo.jp/watch/lv309254736



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2017年12月27日水曜日

2017年 競技麻雀界の名手がまた一人


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昨日、
日本プロ麻雀連盟の望月雅継さんがリーグ戦からの引退をこの度表明された。
望月さんは連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」を第23期に獲得されていて(もう11年前なのか・・・・)、
僕の世代からすれば連盟を代表する打ち手の一人というイメージもあるだけに、
今回の表明はやはり寂しいものがある。

望月さんの知名度が競技麻雀界で一躍高まった(僕が望月さんを知ったきっかけでもある)のは、
やはり第3期日本オープンの決勝だろう。
この年は今や連盟のトップとして認知されている「藤崎智」さんが初のビッグタイトルを獲得した期でもある。

そして決勝の内容は片山先生の漫画「オモテトト」でも書かれた。
※この漫画については以前も以下記事で触れているのでご参考までに。
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/04/blog-post_10.html

ちなみに漫画の中で藤崎さんはその辛くてシビアな打ち回しから「ピリ辛 藤崎」と呼ばれており、
藤崎さん自身が、同連盟の荒正義さんを「激辛」と称し、
「激辛の荒さんがいなきゃ、ピリ辛の僕が勝つよ!」と言っていた。(本人が実際に言ったかは知らないw)
現在のキャッチ「麻雀忍者」が出てくるのは数年前の最強戦が発端だったと思われる。

そしてその中で望月さんは極端な速攻派として描かれていた。
放送対局での望月さんに対する僕のイメージはあまりそういったものではなく、
当時がそうだったのか、漫画の中で誇張されてたのかはよく知らないが。

さて決勝について言えば(なんせ12年前なので記憶も曖昧だが)、
速攻の望月さんが4回戦までは場をリードしていき、
実際に追いすがる藤崎さんに更にキックを入れて4回戦にて優勝を大きく引き寄せたが、
藤崎さんが半ばしぶしぶで打ったリーチがいきなり4000オールになったりした僥倖もあり、
結局望月さんがまくられて藤崎さんが優勝、といった展開だった。

かねてより内部評判の高かった藤崎さんの優勝とあって業界で一気にその知名度も上がった瞬間だが、
負けた望月さん上記の通り数年後に連盟の最高峰タイトルを獲得、
まさにその後10年の連盟のトップがしのぎを削った決勝だったといえる。

望月さんの引退表明ブログを改めて読んで色々とおもう所はやはりある。

長く競技を続けた選手が実感することの一つとして
いつかは引退する事、
そして引退するその時、自分の実績・実力に100%満足できている事は間違いなくないであろう事、
つまり引退するときに未練は絶対にあるという事
これがある。

文面からもそれは伝わってきた。
以下ブログより抜粋
「プロの生き方は様々だと思います。
最後の最後までしがみついて戦い続ける事もプロとしての在り方だし、
ベストパフォーマンスを出せなくなった時が引き際だという在り方もあるでしょう。
(中略)
もちろん、何クソと思いもう一度頂点を目指す在り方もギリギリまで模索しました。
しかしながら、現在私が置かれている現状や、後先の事を考えると、やはり今が決断の時ではないかと考えた次第です。」

https://ameblo.jp/lookuphamamatsu/entry-12339475775.html

麻雀プロはそれだけで生計をたてるのが難しい。
東京に住んでいる独身者は気軽にのほほんと続けていられるが、
家族がいて、
地方に住んでて、
色々な理由で競技に自分の心血を注ぎれないケースも多い。
そんな望月さんの歯がゆさがもちょっとだけ伝わってきつつ、
これからへの意気込みや思いもつたわってきた内容だった。

引き際っていつだろ?
僕みたいな大した実績もない中堅はあんまり世間の目は気にしないけど、
それでもやっぱり「自分で自分の納得できるパフォーマンスが出来なくなった時どうするか?」
ってのは常に考えてたりもする。

でも競技プロ(特に男子プロ)が一流と呼ばれるには、
結果はもちろん運(タイミング等)も大事だったりするわけで・・・

うーん色々書いたが、これくらいにしておこうかな。
2017年の年の瀬に競技麻雀界に足跡を残した方がまた一人去っていく、
自分はいつまでやってるんだろう。
色々と感じざるを得ない望月さんの引退発表でした。

最後に改めて、
望月さんの今後のリーグ戦以外でのご活躍を期待してます!

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2017年12月25日月曜日

麻雀界のクリスマス事情 2017


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昨年のこの時期もクリスマスについての記事を書いた。

記事概要としては
・クリスマスだけ早い時間に店から出たところであなたの暇さは店側にばれている
・クリスマスに毎年「何かあるかもしれない」と意地でも仕事に入らなかったとある男の悲しいお話
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2016/12/blog-post_15.html

さて今年のクリスマスの僕の主な行動は以下の通り
①朝池袋にて髪を切る

②昼飯食べた後、マーチャオ新宿で麻雀
華麗にぶっささって同卓した皆様がたに点棒をばらまくサンタさんとなる。
数年前、大久保の伝説の雀壮「ポン」にて大浜さんが華麗にぶっ刺さって「大浜サンタ」と呼ばれていた日を思い出した。

③心折れてマーチャオ出て新宿駅にて軽食。
おにぎり屋のイートインコーナーでおにぎり1個と味噌汁1杯たのむ。
待ち合わせまで一時間くらいあったから無料Wifiで女流雀王決定戦の最終日みながら食べる。
食べ終わっても粘って見てた。いつもだったら店員に「出てけ」と言われるのだがなぜかこの日は視線が凄い暖かかった。。。
相方と無事合流後は家でごはん食べつつテレビ見たりの一日でした。

しかし周りの人たちが色々と楽しそうな事やってる日でしたね。
人狼スリアロ村の面々がニコ生にて飲み会配信(?)楽しそうにやってて、
「俺も行きたいなあ・・・」とも思ったがいきなりすぎてさすがに行けず。

一方で麻雀プロの有志数人が
・一人5万円位ずつ出し合って合計24万集める
・セットをやる
・勝者1名が指定した有馬記念の馬券に24万を突っ込む
・当たったらみんなで山分け
ってバカな企画もやってたみたいです。
そして当然すべてが紙くずになったみたいですがw
でも皆で外れ馬券を肴にピザ食ってるのが楽しそうだった。
僕も若いころは結構こういう馬鹿やってたりもしたしw


こういう馬鹿騒ぎを目にして、
「混ざりたい」と思うのが男の常。
気持ちはわかるし、僕もそう。

でも当記事の締めに、
そんな男たちに向けてとある女流プロが言ったこの言葉を送りましょう

「クリスマスに遅くまでお店で麻雀打ってる男の人を見てて、
独り身の人は”楽しんでくれてる”ってうれしく思うんですけど、
そうじゃない人がやってるの見ると”クリスマス位は家族にサービスしてあげて・・・”って思っちゃう時があるんです」

普段当たり前のように一緒にいる人に、
ちょっとしたサプライズ等で感謝を伝える。
大事な事です!
との事

家族のいる皆さん、
今日は仕事後に雀壮とかよらずに早めに帰るのも検討してください!

改めてメリークリスマス!!

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2017年12月23日土曜日

第16期女流雀王とそれをプレゼントする3人のサンタさんの日


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さて明日クリスマスイブ、
日本プロ麻雀協会の第16期女流雀王が決定する。
去年と同じくたった1人の勝者に対して、3人のサンタさんが決定する瞬間、結構酷な話である。
改めて現在の状況は以下の通り。

順位名前ポイント
1朝倉 ゆかり206.8
2竹居 みつき158.7
3水崎 ともみ-63.1
4佐月 麻理子-302.4

朝倉、竹居のどっちかが勝者となる可能性がやはり高い。
佐月は現実的にはかなりきびしい、
そして水崎だが、まあ厳しい事に変わりはないがこれくらいの条件ならクリアしてきた例はいくつかある。
というか、去年の朝倉がまさにそうだったわけで。

さて水崎といえばよく覚えているのは第12期女流雀王決定戦である。
大崎が協会史上初となる3回目の女流雀王戴冠となったこの年、
最後までその大崎に食らいついたのが彼女だった。

※詳しくは協会観戦記の方をご覧ください。
http://npm2001.com/joryu/12-joryu/12-joryu3.html

15回戦中14回戦の開始時
大崎 初音  +138.0
水崎 ともみ +12.5
冨本 智美  +11.3
眞崎 雪菜  △161.8

首位の大崎に対して、水崎・冨本が残り2回でまくれるかという勝負、
そしてオーラスを迎える頃には冨本が箱下寸前まで点棒を減らして厳しい位置に、

それに対してこの半荘に大崎の着順さえ上回れば望みをつなげる水崎、
オーラスにて以下のように5100点差を突き付けられていた。

冨本(東家) 3400
水崎(南家)22100
眞崎(西家)47300
大崎(北家)27200

そこに中盤にて以下の手牌
四五六①②②③③④④④⑤⑥4 ドラ 七

4を切れば①④⑦待ち。
ただしリーチしても条件を確実に満たせるのは①のツモor大崎からの①でのロンのみであとは裏ドラ期待。

一方で①を切れば4単騎待ち聴牌。
ダマでも大崎直撃なら逆転、リーチをすればどんなアガリでも無条件。
苦しい待ちだが親の冨本はオリない以上は河に出る可能性はあるし、冨本が聴牌での連荘もありえる。

長考の結果、
既に大崎が役牌をポンしているのもあり、水崎は4切りで①④⑦の3面待ちリーチに踏み切る。


そして数巡後に④を大崎から直撃、
裏ドラが1枚でも乗れば2着逆転となり最終戦にも現実的な目があったが・・・・

四五六①②②③③④④④⑤⑥4 ロン④ ドラ 七 裏 8

事実上、勝負が決した瞬間であった。

「まあ仕方がない・・・」が見てた正直な感想である。
ここで3面待ちリーチをした以上、大崎からの直撃は見逃せない。

そういえば2017年度の最強戦では似たような局面で裏にかけての見逃しがあった。
これに対してネットで「裏が乗らなきゃ叩かれるし、ツモあがれば賞賛される」との意見を見かけたが、僕としちゃ全く否である。

lこの例からすればここで倒さないのなら、①を先に切るべきだし、
最強戦にしても辛らつな私見を言えばあそこで倒さないならもっと違う手牌進行をすべき゚だったと見るし、
最後の裏ドラというオプションまで考えての進行プランというのは全くもって否定される筋合いはないのである。

ただまあそこにあった「終わってしまった」という事実、
観戦者よりも本人が大きく落胆していただろう。

観戦していた会場の空気もとてつもなく重かった。

あれから4年、今年こその雪辱なるのか、
厳しい位置ではあるが本人の気迫は並々ならぬものではなかろうか。



まあただ現実的なメインは朝倉と竹居というのも事実。
朝倉が史上初の4回目の戴冠となるか、竹居の初戴冠なるか、
まさに女王vs新鋭という位置づけの戦い。

ちなみにこの構図を見て個人的に思い出すのは、
第6期女流雀王戦(もう11年前かw)の最終半荘。
当時既に女流のトップだった崎見百合と、新鋭だった上田唯との戦いである。

この時は崎見の圧勝だった。
僕も14回戦から観戦してたのだが、
ぶっちゃけ僕は15回戦東一局の途中まで見たあたりでもう「技術もメンタルも圧倒的に崎見が上」と感じたし実際にそのまま崎見が勝利、
技術面は勿論、タイトルの重みや勝ち方を知っている崎見の壁は高かった。
※まあそのうち気が向いたらこの回も記事も書いてみるか。

さて今年はどうなるか、
この日は暇なのでリアルタイムで楽しく拝見させていただく予定です(^^;)


ニコ生 http://live.nicovideo.jp/watch/lv309135094
Fresh! https://freshlive.tv/threearrows-ch/174311

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2017年12月21日木曜日

天鳳プレイヤーの連盟加入の件から色々と考えてみる


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先日、
競技麻雀プロのトップとネット麻雀界のトップの戦いとして連盟にて企画・放送された
「天鳳位vsプロ連盟」という番組、

その最後に連盟の森山代表が
「天鳳位の方々を連盟に受け入れたい。プロテスト不要でB2リーグから」
という凄い発表をした。

そしてこれを受けて天鳳プレイヤーの「すずめクレイジー」さんが入会を即決、
業界でも話題になっている。

近年ネット麻雀でも「天鳳」は麻雀界にて強い影響力を持っている。
その有力プレイヤーは多くの書籍を出しているし、
Asapinさんを筆頭に麻雀プロよりも知名度・人気が高いプレイヤーだっている位だ。

個人的にはこれは非常に喜ばしい。
麻雀打ちが「競技」という場以外でも実力を評価される土壌ができた事(特に超長期スパンでの成績にて)、
そしてそれらを中心としたサークルが一般愛好家の麻雀知識を大きく引き上げてる点、
麻雀ファンの底上げという意味では競技団体以上の貢献を果たしているのではないだろうか。

が、今回の森山代表の決断は非常に驚いた。
以前に以下記事でも書いたように、
ほんの10年前、競技プロ(特にベテランの方々)はネットおよびその戦術観に強い拒否反応を示していた。
トッププロが堂々と「ネットとリアルは別物。だってネットは次につもる牌が何かが全然読めない」とか言ってた時代である。

ベテランの中には勢力を広げるネット麻雀に対する嫌悪感が処々に感じられたし、
「所詮はネットの中だけの強さ」「井の中の蛙」という意見が強かった。

https://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/10/1.html


その時代を知る身としては今回のような番組を連盟が組んだ事自体も驚きだったし、
さらに彼らを内部に積極的に受け入れる体制を理事会も通して確立したというのだから、
森山代表、そして連盟のこういった商機等を考えた対応能力の高さは相変わらず業界でも群を抜いていると思う。

協会だって天鳳とは比較的良好な関係を築いているし、
天鳳のリーグ戦「しゃるうぃ~てんほ~」だってある。
でもここまで思い切った決断はまだしていない。

改めてなのだが、
「人材」という言葉は「人財」とも書ける。
どんな業界でも団体の発展のためには優秀かつ必要な人財を確保するってのは究極命題であり、
そういった点で協会の体制ってヤツをもっと柔軟かつ、
新しく入ろうとする人が魅力を感じやすい物にするってのは結構大事だな、と思うわけだ。

最高位戦は僕の目から見てここらへんの柔軟性が凄い高い。
特昇システムが結構良く考えられてると思うし、
数年前に土田浩翔さんが特例でAリーグから入会されたケースもある。
無論協会にも鈴木たろうの特別入会や、特昇制度の前例はあるが、システムや柔軟性でより精錬されているように見える。

今年RMUを創成期から支えた安達瑠理華さんが移籍先として選んだのも、
団体としてのこういった点にも魅力を感じた点があったのではなかろうか、とか想像したりするわけだ。

さて最後にちょっとぶっちゃけた私見を幾つか、

上記の「人財の積極的な確保」って観点からすれば、
僕自身は新人が上位リーグにどんどん行きやすくするために、
雀王戦を全リーグとも半期リーグになってもいいと思ってる。
僕には「通期なら自分は絶対に降級しないし、いつかは昇級できる」なんて自信は無いしw、
新陳代謝を活発にする為にも、見直しが入っても別に文句は言わない。
※まあそれが原因で魅力がなくなる面もあるかもなので何ともだがw

で、それ以上に女流リーグ、
やっぱ最高位戦みたいに1年で取れる制度にした方がいいと思ったりする。
反対する人もいるだろうし、現体制には現体制のいいとこがあるのはわかるんだが、
それでも「協会の人気を得るための人財確保」って観点からすると、である^^;

んで女流リーグについて賛同者0の超私見を言えばw、
年齢とか実績を加味した「性別以外の出場制限」も設けていいとすら思ってたり。
新人王戦が何故あるか?女流リーグが何故あるか?雀王戦が何故あるか?
それぞれの位置づけと目的を考えるとね。
・・・・あくまで私見ですよ、私見。
これいうならその先には「雀王戦自体にも引退規定があるべき」って議論にもなりそうだし^^;


まあいずれにしても、
麻雀界は現在団体が乱立している中で、「日本プロ麻雀協会が生き残る」という点で考えた時に、僕には僕なりの思う勝手な意見もあるわけでした。

まああくまで意見だけっす。
つまり口だけはタダだし運営とかに関与もしてない無責任な立場だから書ける事だし、
「1オンスの行動は1トンの理論に勝る」ってのが事実。
僕自身、「こうしたい」とか「こうあるべき」とも特に考えておりません。
つまり苦情も基本的に受け付けておりません!
あしからず^^;

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2017年12月19日火曜日

大腸内視鏡検査ってヤツを生まれて初めてやってみた


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雀竜位B級の翌日12/18(月)
生まれて初めての大腸内視鏡検査を受けた。

まあ解りやすく言えば、お尻の穴の方からカメラを突っ込んで、
大腸の状態をじっくり診る検査である。
胃カメラは何回かやった事あったが、こちらは初。
そして胃カメラよりも色々と準備が必要であった。

まず前日の昼12時以降は食事に色々と制限あり。
繊維質とか乳製品はNGとなる中、消化に良い米とかコロッケのみOK。
そして19時以降は絶食。

まあこれだけならそこまで辛くないのだが、
その日の20時に下剤ver.1を飲まされる。
これが地味に利く。
夜中の12時以降にお腹がゴロゴロいいだして、何回もトイレに行く。


あまりよく眠れない一夜をすごした後に、
朝の6時に起きて下剤ver.2との格闘が始まる。
コイツが本当に難敵だった。

まず容量が1.5Lある。
そしてそれと一緒に0.75Lの水も飲まなければいけない。
実質2.25Lの飲み物を2時間のうちに飲み干さなければならない。
しかも味はかなり不味い。

もはやこの時点で拷問に等しい。
とても普通のテンションでは飲めないのでYoutubeから「イッキ飲みコール」の動画を探し、大学時代を思い出しながら己を奮い立たたせ下剤と格闘。


無論飲んでる最中も下からは下剤効果でどんどん出る。
もはや人間ポンプ状態。

そして9時ごろになるとだいぶおなかも落ち着いて、
そのまま病院にいく。

検査自体は麻酔の影響で気付いたらおわっていた。
病院のベッドの上で目覚める。

ようやく終わった。
長い戦いだった。
雀竜B級の会場では「明日おしりにカメラ突っ込まれるんだ。どうせなら勝って気持ちよく入れられたい!」とかまわりに言ってたが、前日も勝利してその通りに無事に終了。
さて病院出たら何食べよう。
しかし来年もこれやるとかマジで吐き気がする・・・

とか思って検査結果を聞きに診察室に。

医者「一つだけポリープがありました。小さいので良性だとは思いますが長期間ほっとくと癌とかになったりもするので切除しましょう」

(・・;)
(・・;)
(・・;)

今まで検査系で引っかかった事とかなかったからちょっと動揺しつつも色々と説明を聞く。


が、それよりも

ワシ「手術とかするんですかね?」
医者「そうですね。今日と同じようにお尻から内視鏡いれてそれ使って切除します。」





ワシ「また下剤飲めと?」
医者「というかアナタ腸の中があんまり綺麗じゃなかったのでもうちょっと飲まないとだめですね。次の手術の日は2L飲んでください。水も1L、合計3Lでお願いします。」

というわけで3月に内視鏡手術になりました。
「一年後にあの下剤プレイをまたやるのか・・・」とか検査直後は思っていたければ、1年どころか3ヵ月後(´;ω;`)

しかも今度は
・下剤の量33%増
・手術当日は完全絶食
・2日間は流動食のみかつ安静
・1週間禁酒
というオプションの数々。


僕は生まれて初めて健康ってヤツの大事さを知りました。
皆さん、不摂生には気をつけましょう!

でもね、最後の医者との会話

医者「大腸って全長が長いし、検査も胃カメラより大変だからポリープ長期放置から大腸がんになっちゃう人っているんですよ。見つかってよかったですね^^」

うん、そういわれるとなんか良かったと思う。
全然良くないんだけどw

胃カメラほど手間かかるのでメジャーではない検査だけど、
この記事を読んで興味を持った人が居たら、是非ともお近くの医療機関とかを探して一度受けてみてください!

と思い記事にしてみた次第です。
改めて2018年は「健康第一」を抱負に使用と思った2017年の年の瀬でありました。

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2017年12月18日月曜日

2017年最後の対局が終わり、2018年最初の対局がはじまる(第16期雀竜位)


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12/16(土)、17(日)、
日本プロ麻雀協会の雀王戦に並ぶ2大タイトル雀竜位のB級戦が行われ、
昨年度にA級から降級していた私も参加してまいりました。

結果・・・
最終戦に値千金のトップを取りA級復帰!
https://twitter.com/ClubNPM/status/942346242335555584

そしてこれで来年1月に行われるA級戦の面子が全て決定、
以下16名が現雀竜位である江崎文朗への挑戦権をかけて戦うわけです。

氏名所属リーグ
2017/12/18現在
吉田 基成B2
大浜 岳C2
山崎 逸朗C3
二見 大輔-(不参加)
鹿 健太郎B1
坪川 義昭B1
斎藤 俊C2
千貫 陽祐B1
綱川 隆晃B2
武中 真C1
佐治 敏哲C3
武中 進B1
森 公隆C3
蔵 美里B1
小川 健太朗D1
ヨンスD2

こうして改めて見てみると、
雀王戦Aリーグ所属者は昨年度に続き今年も0人(ただし綱川、蔵はAリーグ経験者ではある)、
そして来期B1リーガーは5人、これは昨年の6人から▲1人、
まさに主役不在の混戦ってとこでしょうか。
※昨年度のA級の面々はこちらの日記より
https://susumutakenaka.blogspot.jp/2016/12/a.html

ちなみに双子の兄である武中真とB級で対戦しA級でも対戦する事に。
10年以上ともに競技選手をともにやってきて(僕の方が3年ほど長いが)、
日本オープン準決勝とかタイトル戦での同卓は数回あったが、
こういったリーグ戦形式戦にて戦うのは初。
まあだからどうした、って話ですがw

正直に昨年度のA級は決勝だけを視野に入れてあまりにも力みすぎた結果色々と散々だったので、今年も決勝は行きたいですが、まずは残留も大事と考え、普段どおりのスタイルをベースにと考えとります。
冷静、丁寧、正確に、やったりますかね。

最後に雀竜位B級ハイライト

2回戦オーラス
東家(自分)36000
南家 14900
西家 22000
北家 33100

ノーテン罰符で北家に捲くられる局面にて配牌で僥倖のドラ3が入る。

配牌
一一二二二三五五七③5東発北 ドラ 二

まあタンヤオも染め手もにらんで打北、
途中でソーズの7を引いたなかで4巡目に北家から出る四、
チーして場に2枚切れの発を切ってタンヤオと染めの両天秤を更に進める。

一一二二二五七57東 四三五(チー ドラ 二

染め手がメインだしどのタイミングでソーズを払うか考えていたが、
次順に六を引いて東切ってとりあえず形式聴牌となった。

一一二二二五六七57 四三五(チー ツモ 六 ドラ 二

まあソーズを払ってもいいが、6をサクッと引いたときにタンヤオにいけるし、
東が既に1枚切れてるしね

そして次巡に6をサクッと引く
一一二二二五六七57 四三五(チー ツモ 6 ドラ 二


12000でも十二分な価値のある局面、
予定通り一を切ってタンヤオへ移行。
一二二二五六七567 四三五(チー ドラ 二

そして
次巡ツモ東
その次も東
次は一
次は九
その次も九

・・・・一つタイミングずれてくれれば6000オール以上余裕であがってるじゃねーか(ーー;)

そして次に引いた3でようやく正式に3タンキ聴牌。
ところが、次に引いた四でまた悩むことに

二二二五六七3567 四三五(チー)ツモ 四 ドラ 二

うーん、
3を切れば三四七の3面待ちだが、
ソーズは場に比較的よさそう、一方マンズはドラ色ってのもあり高め。

でも枚数の誘惑にはやはり勝てず。
打3で3面待ちへ。
二二二四五六七567 四三五(チー ドラ 二

そして次巡ツモ3!

ぶほっ!!

川に連打される東や九や3を見て「なんつーよれヅモだ・・・」と思いながらも、
ノーテン罰符の恩恵もありこの半荘ギリギリトップ。
そんなこんなのかみ合わない展開もあったけど何とか通過でした。

でもねえ、
結構酷いミスもしまくったし、それがなければもうちょい余裕で通過してたと思っとります。というわけでA級までにもうちょっと精度あげるため年内もうちょっと麻雀精進しときたいと思う次第です。ハイ。

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2017年12月15日金曜日

13期雀竜位の思い出とか書いてみるか(C級に落ちると更に書きづらくなるしw)


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雀竜位B級、
今年で何回目か覚えてないけど、
多分協会員の中でもB級での対局回数はかなり上位になると思う。
B残留は1回、昇級が2回、降級が・・・・覚えていない^^;

年内最後の対局だし、
ここを勝って来年のA級に行って、江崎大先生に挑戦したい、
まあ参加している誰もが思ってるだろう、
そしてこの願いが大体の人はかなわないわけでw



んー雀竜位ねー、
ちょっと今まで書いた事なかったんですが
第13期(自分が取った年)についてちょっと書いてみようかな。

といっても、
まあぶっちゃけ最終日についてそんな書くこと無いんですよね。

だってもう優勝するには攻めなきゃならん局面でしかなかったので、
その点を言えば第十四期最終日の方がはるかに色々な選択肢で悩んだし、
僕の細かい状況をまーったく理解も説明もしてなかった解説陣に少々の文句が今でもあるw
※いつか別記事書きましょうかね

んで13期について本当によく覚えてるのは、
二日目が終わった直後の飲み会から、最終日が始まるまでの2週間である。

二日目が終わった後は、ただただ「負けた」としか思わなかった。
いや8回戦終わった時最大500P離れた時点でもう心折れてたし、当然ですけどねw

その後の飲み会も斎藤連覇の前祝的ムードだった。
僕はちなみに斎藤の彼女(そして今は嫁)に1万円札握らせて
「これで斎藤の食事に毒もって最終日に来れないようにして頂けないでしょうか・・・」
とか冗談を言うくらいしかできなかったし、
実際に帰り道でも、そして次の日も「来年また頑張るか」と思っていた。




が、3日くらいたつと心境に変化が出てくる。

「来年」っていうけど、
12年プロやってて今回が公式タイトル決勝はたったの2回目。
1回目のオータムCCについては10年目にして初決勝だったし、それまでに準決勝負けも10数回を記録した。

それを色々と思い出して、
来年も3/16という狭い門を通過しなきゃいけない事を考えると、
改めて「今年まだ終わってないのに何やってんだ」って思うようになったわけである。
これだけは本当によく覚えている。

そして見たくもなかった2日目の放送を見て、
「心折れてたなあ。もっと斎藤苦しめなきゃならんかった。。。」と反省しっぱなしだった。

決勝が終わった後に「勝因」を何回か聞かれて、大体「バカヅキ」って答えてたけど、
大きく離れた2番目の勝因として「決勝最終日まで2週間の空白期間があった事」、って答えた事もある。
割合で言えばツキ99.999999999999%だが。

でもまあ緑一色あがった時とか
「なんつー無駄役満だ(ーー;)
昨夜のフリー雀荘であがりたかったわ(ーー;)
まあでもこれで閲覧チケット買ってくれる人ちょっとは増えるかな・・・」
位しか思わなかったが、
数時間後には人生で一番思い出深い和了になるんだから麻雀解らんね。



さて、
いよいよB級が始まる。
うーん、まあ上記の通り大体はここで敗退するわけで、そこまで気負っても無意味なのはわかってるけど、
それでもやっぱり勝ちたいね。
そう思うわけだ。

冷静・丁寧・正確に
そしてできればバカづきますように。
やったりますか。

そういえばですが、
第13期の最終日、観戦記の執筆は武中兄でした。
前日に会った時、「こんな書くネタない最終日、引き受けるんじゃなかった・・・・」とか愚痴
言ってやがったのも今となっては良い思い出w


http://npm2001.com/janryu/13-janryu/13janryu_2.html

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2017年12月13日水曜日

最強戦とか姫ロン杯見て改めて思うが、アガ連ってそんなに皆嫌い?(・・;)


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先日の最強戦を見てて思った事をもう一つ書いてみる。

各卓の激戦は非常に見ごたえのある熱戦となった一方で、
放送時間が当初予定よりも大きく押して夜中の12時を回ったという点があった。

麻雀には基本的に時間制限がない。(だからこそ時間打ち切り制限設けてる場合はあるが)
そして親の連荘という規則がある以上、時間が当初予定よりも大きく押すのは仕方がない点でもある。

ただ一方で、「もうちょっとシステムを考えられればなあ・・・」と思う点があるのも事実である。
先に言えば、システムというのは結局は主催者側が考える事であり、選手が考える事ではない。
特に今回のような放送対局の場合、主催側が「この方が面白い」として提示しているのだから、
参加者はそれに従うだけである。
でも今まで競技麻雀に携わってきた中で、感じる部分はやはりあるわけで^^;

1つ個人的な願望として、
やはり「テンパイ連荘ではなくアガリ連荘にする」って点、
これは競技生活3年目位から思っている。
というか「いっそ連荘をなくしてほしい」とも思っている。詳細は下記記事を参照。
ちなみに、どっちも賛同者はあんまりいないw

http://susumutakenaka.blogspot.jp/2016/11/1_23.html

「時間短縮」
「ラス親有利性の削減」
この2点から結構有意義だと思うわけだ。

そもそもタイトル戦の決勝の観戦、
今でこそ自宅でお酒片手にネットで見れる良い時代になったが、
数年前までは対局会場でしか見れなかった。
そして会場は着席できない場合も多い中、
決勝最終盤ともなると全員が優勝を目指すが故の長時間戦になる、
「見てる人には優しくないし、面白くないと感じる人もいるかもなあ、、」と思った事は一度ではない。

そして「ラス親有利性の削減」って点について、
トップだけが勝ち上がりの競技システムにおいて、ラス親の優位性というのは尋常ではない。
なんせ目無の人はもう何も手出しをしてこない状況になる中で、
これを引いただけでも勝率が何パーセントあがるかわかったもんじゃない、というレベルである。
今回の最強戦でもそれが如実に出たシーンはあったわけだ。

まあそれでも「それが競技麻雀」と言われればそれまでの部分もある。
「麻雀がそもそも競技には向いてない」
これは昔から提唱されている事であり、事実の側面もある。
でもまあ、この点については今回は言及しないがw

個人的に意外なのは、
卓上のたった一人が勝ち上がりとなるゲームの場合、
オーラスはもう役満あがらなきゃ無意味の人が卓に二人とか生まれる事が普通であり、
となると発生しそうなのが
・オーラス北家が役満条件 → 北家が役満だけ目指した結果、ラス親が鳴ける牌の恩恵をうけて大逆転
・オーラス、ダブル役満条件とかの人が親リーにゴリ押しして大逆転、
なんて感じの通常のフリーとかでは考えられないような押し引き=全員でのドロドロの殴り合い、
(実際の大会だとよくある普通の光景だ)

なのだが、放送にてそういったケースが出たのをあまり聞いたことが無い点である。
特に定期的に開催されてる姫ロン杯とかだと頻発しそうなのだがあまり聞かない。(システム細かくは知らないけどw)

いや、僕が知らないだけで既に何回も出ているのかもだが。
結構行儀よく諦めモードになってる人もいるのかな?とか思ったりもする。
そう考えると現状のシステムも悪くないのだろうか。


ついでに言うなら「親の押さえつけの為だけの先制・愚形リーチ」とかが減る面でも、
見てる人に面白くなるので結構いいと思うんですけどね、アガリ連荘。

でもまあ協会だと五十嵐代表くらいしかあんま賛同してくれないのです。
昔、「代表権限使って協会ルールを変えましょう」って言ったら、苦笑いされたっけ。

そもそも最高位戦クラッシックルールはアガリ連荘であってそれに戻すだけだし、
「できる限り巷の人達になじみやすい物にすべき」って考えるなら赤牌とか入れりゃいいのにとかもおもったりする。
中途半端な押し引きではなくキッチリとしたオリ選択が有利になる局面が増える点で、
競技性って意味でもアガリ連荘が個人的には好きだ。
とそんな昔からの競技者目線で色々と思うところを、
改めて思い出させてくれた最強戦でもありました。

おしまい

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2017年12月11日月曜日

強くなればなるほど負けた時くやしくなります(麻雀最強戦2017 を見て)


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「強くなればなるほど負けた時くやしくなります
むしろかけた時間の分だけ負けるとくやしいので進めば進むほどくやしくなります」

漫画「三月のライオン」で主人公の将棋プロ 桐山零が将棋についてこんな風に語るシーンがある。
直後に「将棋楽しいのか?」
って質問を受けた彼がフリーズに陥る、
コミカルな描写ながらも勝負に人生をかけている人間の矛盾を描いた、個人的には結構印象に残る場面だ。

僕ごときですらこの心境は共感できる部分があるし、
「村上さんとかたろうさんとかは負けた時にどれ位の暴風雨が心の中で吹き荒れてんのかね、、、」
とか思ったりもする。

麻雀は基本が運ゲーである。
でも、だからこそ負けた時、特にひどく納得のいかない負け方をした時、
自分の技術は勿論かけてきた時間、そして目的や意味その物を否定されたような気分になる、
この気持ちは競技選手なら一度は味わったことがあるのではなかろうか。

さて昨日、
2017年度の麻雀最強戦決勝が行われた。

優勝は当協会の金太賢、
先日の雀王獲得に続く快挙、
同じ団体のそして同じくらいの世代の男がやってくれた事についてはうれしい限りだ。

ただやっぱり負けた人たちの姿を見て、「悔しいだろうなあ・・・」と思ったりもする。


特に最後の最後まで優勝を争った連盟の猿川さんについて。
以前にこんな日記も書いた。
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2016/10/blog-post_11.html


タイトル戦というのは究極のマゾゲーである。
 勝ち進めば勝ち進むほど次を勝ち抜く難易度は上がっていくし、
 勝ち進めば勝ち進むほど負けた時の悔しさというのは高まっていく。

既に多くの実績を上げており実力的にも日本最高峰の男が、
日本最高峰の舞台にて最後の最後で惜敗する、
想像しただけで吐きそうな位に悔しいだろうし、心の中はアイバンとかカトリーナ級のハリケーン状態になりそうだ、とか見てて思ったわけで。

そしてRMUの多井さん、
普段はのらりくらりとした風貌としゃべりだが、麻雀にかけるプライドも情熱も人1倍、いや人10倍以上だろう。
昨日にかける思いは要所要所でうかがえた。

特に印象的なのは準決勝の東場にて、
影山さんのリーチと藤崎さんの索子ホンイツに対して、
真っ向勝負で索子6sを切り出して満貫をあがり切った場面、

「俺には見えてない安全理論があるのか?」とか疑うよりも、
今日という勝負にかける多井さんの並々ならぬ決意が伝わった局だった。

金に大逆転をくらった浅井や、
猿川さんをあと一歩まで追い詰めつつも敗れた水口、
みんなみんな「悔しいだろうねえ」と思わずにはいられない。

そういえば準決勝D卓ではアマチュアの影山さんがオーラスにピンフドラ1をリーチして、
裏ドラ1枚で逆転の手を和了せずツモにかけて敗退していたが、
僕がプロになった一年目の最強戦(鈴木たろうが優勝した年)も、
準決勝にて当時連盟のクラッシャー海老海さん(記憶曖昧なので間違ってたらすみません)が、
まったく同じようなスルーをしていたのを思い出した。
損か得かじゃなくて、そこに座った本人の意思、いいんじゃないでしょうか。
見逃して負けて一日たって今となって本人はすごい後悔している可能性もある、
でもそういう想像も含めてこういうドラマは見ていて嫌いじゃない。

そしてそういった人達の思い=くやしさがあるから
優勝者は輝くわけで。



改めて金、強かった。

そして選手の皆さん、
今年も素晴らしい大会をありがとうございました!

自宅でやらなきゃいけない仕事を完全放置して見入ってしまったために、
今週は色々と激務になりそうな月曜に書いてやった日記でありました・・・・

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2017年12月8日金曜日

競技麻雀を勉強した人がハマる勘違い その1


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競技麻雀を多少勉強した人がハマる勘違いの代表例に、
「ヤマ読み(≒相手の手牌読み)を重視しすぎる」というのがある。

最初に言えば、これらの要素が麻雀を勝つ上で大事なファクターなのは事実である。
出来る限りヤマに多く残っている牌で待つほうがあがれる確率は高いし、
麻雀が強い人はこの能力が非常に高いのはいうまでもない。

実際に、元最高位で現フリープロの古久根英孝さんなんかは、その卓越したヤマ読み能力で知られている強者である。
RMUの多井さんも著名な存在だし、
彼らや彼らの弟子に麻雀の教えをこう人は多くいる。

ところが、
麻雀、特に競技麻雀には「条件」というヤツがある。
その条件をみたさなければ例え役満でも意味が無い。
正直に「条件を満たす事が出来なければヤマ読みもクソもない」のである。



最終局について言えば、
条件を満たしているが場に既に3枚見えていて残っていなさそうなカンチャン聴牌の方が、
条件を満たせないが場に絶好の両面聴牌、
こちらよりはるかに価値が高い。
前者は奇跡的にその一枚がいたときに勝てるが、後者は何枚ヤマにいようが負けだからだ。

そして最終局についてはその区分けを出来ても、
南場や終盤のギリギリまでヤマ読みばかりを重視して打点を軽視する進行をする人は結構見かける。
これは非効率的な悪手であるケースが多い。


上述の通り、
「条件を満たす手」「条件を一気に緩和できる手」というのはあがれた時の状況変化、いわば数値的なアドバンテージがある。
一方で
「ヤマにいそう」「あがれそう」というのは、
そもそもその精度自体に曖昧さがどうしても残る上、たとえあがれても条件的に意味が薄い。
つまり前者に劣る点がやはり多いのだ。

結局は両者のバランスを考慮して打てるのが真の強者なのだが、
そもそもの絶対的な前提をクリアする方法について強化をせずに、
その後の部分についての強化を考えるのはナンセンス、という点をここに明記しておく。

「点数計算、条件計算の出来ない強者」これは絶対に存在しないが、
「ヤマ読みの出来ない強者」これは存在する。
※無論どの程度を強者と呼ぶかにはよるがw

ちなみに過去に、麻雀における「条件」の過酷さを書いた、
「麻雀プロも投了したい」という記事を書いた事もあるので宜しければ参考に^^
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2016/11/1_23.html
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2016/12/2.html
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/09/3.html

さて最後に、
ちょっとこれらに関係した雑記を。

先日ネットを見ていたら、こんな漫画を目にした
「あの娘を落とす間取り」

http://konomanga.jp/manga/madori


「女の子を部屋に連れ込んだ時に間取り次第で抱けるか否かが決まる!」という題材で書かれた漫画である。
読んでみるとまあ確かに面白いといえば面白い内容だった。
我が家もフローリングからカーペットにするかを検討(ry


・・・・が、そもそも
意中の女子が部屋に来て2人っきりで長時間いっしょにいてくれるとか、
つきあってない女の子がいきなり自分の部屋でシャワー浴びるとか、
そういう状況をどうやって頻繁に作りだすかをまず色々と教えて欲しい
とか思うのが男心でありました。

これぞまさに
「ヤマ読みとかの細かい技術よりも前提条件をキッチリクリアする為の手作り技術を教えて欲しい」
というヤツですね。

でもなあ、
「ヤマ読み」が麻雀ファンの多くの心をくすぐる題材であるかのように、
こういう細かい理論にほど人は引かれやすいのかなあ。
実際もうちょい読んでみたくなったし。

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2017年12月6日水曜日

将棋界の巨星がまた一つの偉業を成し遂げた瞬間


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昨日からやはり日本ではこの件が大きな話題になっている。

羽生善治氏が永世七冠を達成
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171205-00000123-jij-soci

まあ永世システムについて説明すると長くなるので、
今回これは説明を省きつつも羽生の凄さについて極めて簡単に説明すると。

将棋界には過去25年において7大タイトルと呼ばれる棋戦が存在している。(今年から8大タイトルに変更)
つまり過去25年において、25×7=175人のタイトルホルダーがいるわけだが、
この内の約90人が羽生である。
※無論分身の術などを会得しているわけではない。

僕は結構色々なスポーツ系も文科系も色々なジャンルが好きでみているが、
リアルタイムで見てきた日本人について言えば、
競馬の武豊、
野球のイチロー
そして羽生、
多分この三人はぶち抜けた天才だと思う。

まあこの数字だけでも羽生の凄さが良く解るが、
彼は将棋に取り組み姿勢も他の選手とは一線を画しているといわれている。

長年のライバルである森内俊之は、
「彼の凄さは、周りのレベルも上げつつ、自分のレベルも上げるところにある。勝負の世界にいながら、周りとの差を広げることだけにこだわっていない」と語っており、
実際に感想戦で対戦相手や周りに自分が考える手順を常にすべて明らかにする事で有名である。

彼の中には常に「自分が相手に与えることで、自分も相手から何かしらのものを与えてもらえる」という考え、「そして相手への敬意」ってヤツが常にうかがえる。
上記のニュース記事にある永世七冠後の会見でも
「若くて研究熱心な棋士の棋譜を勉強しないといけない。伝統的な世界だが、盤上はテクノロジーの世界として日進月歩で進んでいる。常にそういう最先端を探求する気持ちでいる」と語っているように若手の研究について深い理解と敬意を示し、それを自分に取込事を命題として課しているわけだ。

この生ける伝説が、こんな謙虚な姿勢を保ててる事、

麻雀プロもガチで見習うべきだと思うw


実際麻雀界もここ10年くらいで劇的な変化を遂げているし、
ネットやデータを利用した戦術研究により多くの新しい考え方が業界に波及してきている。
が、多くのベテランが羽生のような考えを持ってそれを受け入れて謙虚に研究をしているかといえば、正直に僕の目にはそう見えてない。
むしろ否定と拒絶が繰り返されているようにすら見える時がある。

「ただ麻雀を研究していきたいだけし、そのために肩を並べて話しがしだけなのに、若手というだけで取り付く島も無い」
昔とある人がこの業界についてこんな愚痴を言ってたことがあった。
全ての先輩がそうとは思ってないが、僕も似たような経験は何回もした。

今もそしてこれからも、
特に自分世代がベテランとして業界に居るときに、
個人レベルで言えば、
羽生みたいな姿勢で常に若手に教えそして教わり、最善手を目指す姿勢、これを持ってもっと高いレベルの打ち手を目指せる姿でありたいし、
団体レベルで考えれば

若手が意見をぶつけやすくて自分も意見を言いやすい、そういう土壌を作って保つのが僕らがベテランになってきた時に課せられる命題の一つなんだろう。

彼が無しとげた大偉業を見て、改めてそう思うのであった。

まあその前に、
まずは後輩に教えられるようにもっと自分が知識つけなきゃなんだけどねw
それに知識ってヤツはギブアンドテイクの面があって、
「コイツは知識を持っている」と相手が理解すると、相手ももっと色々と出してくれる、そういう面を考えてもやっぱ大事なんですよね。
※この本質はちょっといつか別記事でも書こう。


改めて羽生先生、本当におめでとうございます!

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2017年12月4日月曜日

年の瀬の思い出横丁にて


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先日
仕事が早めに終わったので思い出横丁の「カブト」にてウナギの串焼きを楽しみながら焼酎を一杯飲んでいた。
「今日が最後の夕食だとしたら何を食べるか?」という質問をされたら、
自分の中でウナギは間違いなく候補に挙がる。それくらいの好物である。


さて、
肌寒い時期になってきたせいかこの日は珍しく店がすいていた。
いつもだったら見かける外人の客もおらず常連らしきお年寄りばかりの中、酒を飲みながらウナギを食べる、
そんな中で目にうつったのが画像左奥側、瓶ビールのとなりにある「梅シロップ」だった。

焼酎を飲む時に使う味付け用の物だが、まあ僕は基本的に酒は辛党なので今まで興味は特になかった。
が、ほかの人が使っているのを見てたらおかみさんに勧められたのでちょっとトライをしてみる。

おかみさん「どう?」
私「・・・梅の味がしますね」

まあ特に感激したとかはないw

おかみさん「実は何十年前とは味が微妙に変ってるの。ずっと使ってきたメーカーがつぶれちゃってね。できる限り近いのを探して今のをみつけたんだけど、古くからの常連さんには”違う”って言われたりもするのね。」

時代を感じさせる話だった。
戦後の闇市をルーツとして今でも昭和のにおいを残している思い出横丁、
その中でも特に古くからの老舗とあれば数々の歴史があるのだろう。


色々と考えながら店の中や外をちょっと見渡してみる。
古ぼけて汚れた店内、昔からの設備や写真があって長い時代を感じさせる。
※女の子との初デートにここを選んだら間違いなくドン引きされるだろうw

でも数年前の火災で多くの店が焼け落ちたと聞くし、
近年は外国人観光客が道にも店にも多くいる。(多分観光スポットとして外国のガイドブックにも載っているのだろう)
この老舗でも外国人向けの英語メニューがあるし、おかみさんの対応も慣れたものだ。

「変ってない様で変ってるんですよね」
そんな談笑をしながら時間をすごした。

そんな話をした数日後、12/3(日)は日本プロ麻雀協会の総会だった。
会場は10年ぶりくらいに飯田橋の会議室、久々に使われる会場を見て「変ってないな」と思った。
だがそのあとに参加している面々を見てみる。

目の前に鎮座している昔からの理事・執行部等の人々はいるが、
会場のところどころには僕の知らない新人さんも多くいる。
同じ会場でもやはり10年前とは違う。

変ってない様で今年も色々と変わっている。
・・・いや、今年と来年についていえば多分変ったことだらけだろうがw

今年も終わって来年はどんな年になるか、
そしてそれを10年後、20年後にどんなふうにおもっているだろうか、

どうか家族が健康でいられますように。
仕事がうまくいきますように
競技麻雀で勝てますように
ブログにたくさんアクセスが来ますように
つまり、よいことが起きますように^^

そんなことを考えた年の瀬であった。


おまけ

参考までに「カブト」についてちょっと書こう。
ここに行く際は「一通り」という、セットを頼むのが定番であり、以下の物が出てくる。

・ えり 2本: 
ウナギの頭。小骨が多くて食べづらいがうまい。
最初にこれが出てくるから面食らう人もいるかもだが、まあ落ち着いてゆっくりとどうぞ。

・ レバー 1本:
なんとも言えない風味と希少さから人気が高い。
夕方前にはいかないと大体品切れする。(その場合はえりが2本から3本に)

・ ひれ 2本:
背びれを串に巻いたもの。
独特の食感と脂ののり、個人的には一番好きな部分。

・ きも 1本:
レバー以外の内臓を串焼きにしたもの。
苦みと風味が酒にピッタリ。

・ かば 1本:
ご存じウナギのかば焼き

占めて1,780円。
興味のある人は是非に^^

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2017年12月1日金曜日

12月といえば協会の女流最強を決める戦い


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第16期女流雀王決定戦がいよいよ明日から始まる。
放送URLは以下の通りです。

ニコ生
http://live.nicovideo.jp/watch/lv308960854

Fresh!
https://freshlive.tv/threearrows-ch/172566


挑戦者含めて4者4様なのだが、
それぞれをちょっとした独自視点で紹介しようかと

①朝倉ゆかり
現女流雀王。
過去3回の獲得は大崎初音と並んで歴代最多タイ。今回取れば無論単独1位。
ちなみに協会に入会した時のガングロギャルだった姿を記憶している協会員はもうほとんどいない。

②佐月麻理子
連盟のG1タイトル「麻雀マスターズ」を今年獲得、
男女混合G1タイトルを女性が取ったのは連盟の清水さん、二階堂姉さん依頼の快挙、これは本当にすごい。決定戦も3年連続であり既に協会女流のトップの1人である。
ちなみに色々な意味で親しみやすい彼女の空気感のせいか、「オーラがある」ってタイプではないw
この辺は威圧感バリバリの大崎先生あたりとは対照的。

③水崎ともみ
獲得回数0回での決定戦進出3回は愛内よしえ・櫻井はるかと並んでの協会記録。(多分)
それゆえに勝ちたい気持ちは今回の4人の中でも抜けて強いだろう。
ちなみに色気だったらおそらく今回の面子の中でもぶち抜けて1位。というか他3人が(ry

④竹居みつき
最終節の大爆発で1位通過をした彼女、
チャンピオンロードの優勝経験こそある物の、公式対局の決勝も決勝放送対局も初経験。(のはず)
経験という意味では一歩劣るが、それゆえに失うものがない立場からの勢いのある攻めは結構期待してる。

さて、決勝の展開予想は、、、、、解りません。
というかスポーツと違って麻雀の初日予想なんてできる人がいるわけがないw
そもそも4人の中でここ数年にて麻雀を何回か見たのといえば同じBリーグ会場にいる佐月くらいの物。マスターズ決勝でも見たし。
他は最近のデータが乏しい。

個人的に誰応援してるとかも特にないんですが、
竹居が初日にプラスして場を伸び伸びと引っ張る展開になると、勝負全体が面白くなりそうなので、
初日については竹居応援です。
まあもっとも、
明日僕は珍しく人狼イベントのゲストなのでリアルタイム視聴しませんがw

そして最終日、今年は12/24(日)にやるみたいですね。
去年と同じく一人の幸福な勝者と3人のサンタさんの絵か、、、
あっ!ちなみに私この日マジで暇です!一緒に観戦してくれる人を(ry



しかしねー、
女流雀王も第16期か、、、、
思えば僕が協会に入る直前の1期目、
現連盟の手塚紗掬さんが取って麻雀界のニューフェイスとして一躍有名になったっけ。
2期目の奥村さんが勝った年の超打撃戦とか、
3期目の奥村さん・崎見さんの壮絶なデッドヒートとか、
4期目といえば眞崎さんの協会史に残る大逆転勝利とか

もう10年以上前な訳ですねえ。(しみじみ)

2017年ももうそろそろ終わる。
2018年はどうなりますかね、協会。
まあその前に今月に行われる雀竜位B級がありますが(僕にとって今年最後の対局)。

皆さん、
今年もあと一か月、
健康に気を付けて麻雀楽しみましょう。なんかインフルエンザも流行し始めたみたいですし。

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