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2017年8月18日金曜日

麻雀界の故人を偲ぶ その2:飯田正人プロ

いよいよ8/20(日)から最高位戦Classicの決勝が始まるにあたり、
今日はこちらの故・飯田正人プロについて書いてみようかと。

※記事が記事なので全体が敬語調の文章になります。ご承知置き下さい。

飯田先生は最高位を合計10回(14期~17期においては4連覇を達成)獲得し、「ミスター最高位」「永世最高位」と呼ばれたまさに最高位戦史を代表する打ち手、「大魔神」の愛称でも親しまれていました。
無論僕ら世代のプロの多くが憧れ目標とした選手です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E7%94%B0%E6%AD%A3%E4%BA%BA

飯田プロの経歴などは上記のWikipediaをごらん頂ければと思いますので、ここではそれ以外の事を。
飯田プロを語る上で絶対に欠かす事のできない存在は現在でも最高位戦Aリーグにて現役で戦っている金子正輝プロでしょう。

お2人は最高位戦に第6期に入会した後(デビューしたリーグは別)、
ともに最高位戦を代表する選手として戦い続け、数々の死闘を最高位決定戦にて繰り広げる事になります。

※以下記録は2017年6月現在
飯田先生、金子先生の最高位決定戦出場回数は両者とも19回、無論1位の記録、
そしてお2人は決勝にて11回対戦しています。これも同一選手の決定戦対決数にて堂々の1位。
さらに飯田先生の最高位10回が歴代1位なのに対して、金子先生は4回で2位、まさに両者が同団体のトップとして戦い続けた証といえる数々の記録となっております。

しかし直接対決の結果だけを見れば11回中10回飯田先生が最高位を獲得、
一方で金子先生は飯田先生がいる決勝では1回しか勝てなかったという事実があります。(24期)。
そもそも飯田先生が「金子先生がいる決勝では90%以上優勝している」というのも凄い事であり、数字だけをみれば飯田先生の圧勝、まさに金子先生にとって飯田先生が天敵だったといえるでしょう。

ですが世間の打ち手としての人気はどうだったかといえば逆だったかもしれません。
独自のキャラクターと「牌流定石」にて人気だった金子先生に対して、
極めて自然な進行を好んだ寡黙な飯田先生を実績とは逆に”地味”と見るファンもいました。
その点でもまさに対照的だった二人と言えます。

ちなみに僕は生前の飯田先生とお話した事がほとんどなく、お会いしたのは第3回のTwinCupに出場して頂いた時のみでした。
この時生まれて始めて(そして最後の)同卓もさせて頂き感動したのは良く覚えてます。

さてそんな飯田先生について僕がよく覚えているのはやはり最高位決定戦についてです。


まず第33期、
この年飯田先生は5年ぶり9回目の最高位を獲得するのですが、
その時に最後まで優勝を争ったのもやはり金子先生でした。
3日目までは金子先生が首位を独走する中で飯田先生が猛烈な追い上げを見せデッドヒートの末勝利、歴代トップの2人の争いに多くのギャラリーが酔いしれた名勝負です。

そして第35期、飯田先生最後の決勝がこの年でした。
始まる前から「これが最後」と先生が言っていた為、当日の決勝会場には他団体の選手もおおく駆けつけた中で行われました。
飯田先生は準優勝に終わりましたが、会場のほとんどがその最後の勇姿に対してあつい応援を送った一日
・・・というか村上さんがあんなに応援されていない状況は後にも先にも見たことがないです。僕の思い込みかもですがw

この年は対局後の各人のスピーチも本当に心打たれる物がおおかったです。
佐藤崇さんが自分の不運に嘆きながらも
「少なくとも今の僕には勝ちを見出せる展開はこなかった。未熟でした。」
と語った事、

村上さんがそんな佐藤さんを
「自分には無い強さを持っている」と称し、実際に村上さんだからこその強さで初の最高位を勝ち取った事、



でも何より飯田さんが
「今年を最後と思っていたけど戦い終えて改めてまた頑張りたくなった」と言ったのを聞いて、
その場に居た多くの人が拍手を送っていたのを記憶しております。

それだけに2012年の復帰予定前の死去のニュースは本当に残念でした。多くの人が涙を流していた姿も覚えています。

そしてその生前の功績をたたえられて「最高位戦Classic」は「飯田正人杯 最高位戦Classic」と名称変更されることになるわけです。
この事が決定したとき、生前飯田先生にお世話になった多くの選手が
「もしも本人がこれを聞いたら”ガラじゃないからやめてくれ”と苦笑いするだろう」
と言ったのも、先生の人となりを示す有名なエピソードだと思われます。


さて今年の決勝がいよいよ8/20(日)に始まります。
先生も天国で見守っていると思われるこの戦い、私も放送見ながら楽しませて頂きたいかと思います。
選手の皆さんがんばって下さい。
僕の注目は協会の堀慎吾。
世間の知名度はそこまで高くないかもですが、その実力の高さは多くの選手が認めている名手です。



最後に、
すみません先ほどの第35期最高位戦のコメントについて、
水巻さんだけ何を喋ってたか思いだせませんでした。
どなたか覚えている人がいたら僕にこっそり教えてくださいm(_ _)m
水巻さんオチに使わせて頂いて申し訳ありません^^;
色々と尊敬してます!キリッ


決勝一日目放送URL
ニコ生 ⇒ http://live.nicovideo.jp/watch/lv304759940
Fresh! ⇒ https://freshlive.tv/threearrows-ch/144186

2017年8月16日水曜日

スリアロ33時間生放送について書いてみる

「シュレディンガーの猫」という有名な思考実験がある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%8C%AB

まあ本実験と主旨を簡単に説明すると

①とある密室に青酸ガス発生装置をおく
②猫を中におく
③一時間以内に装置が作動する可能性は50%

●一時間後に観測者は「猫が死んでいる」「猫が生きている」のどちらかを観測する事になる
 ↓
●箱を開けるまでの状態は科学的に「両者が重なりあった状態」と呼べる。
●つまり箱を開けた段階から、”観測者にとっては”状況が劇的に変化する事になる。

という点にある。
このように「とある一つの行動がされた前と後で状況が大きく変わる」というのが、選択型ゲームでは多々ある。
※シュレディンガーが一番主張したい点はちょっと違う点なので、興味ある方はリンク先見てね。

たとえば麻雀
二三四②③2346799白白 ドラ白

ここから6切るか9切るかというのは一長一短である。 
そして打ち手は「どちらを切るのが有利か」を確率的に考える。 
状況次第で「9切りが100なら、6切りは80」といったように数値的にも直感的にも比較する。
ところが一旦どちらかを切ると、その前に考えていた数値比較には意味がなくなる。
あとは下した結論とそれによる状況が残るだけなのだ。

ここらへんの事象は選択型ゲームでは日常茶飯事であり、
「逆転劇」というのはこういった性質からおこる物である。

目の前に幾つかの想定ルートがあり、
 基本的に「リードしている人」とは大体のルートにおいて有利性を保てる立場にある人をさす。
ところがその中から偶然的かつ人為的に最悪ルートが選ばれると、それまでの状況に関係なく状況が激変する。これは相手方の好手や自分の悪手が重なり合って起こる。
これが「逆転」なのである。
そしてこの後にまた似たような逆転が起きると、いわば「熱戦」といわれる様な勝負になるわけだ。



さて改めて、スリアロ33時間生放送、 やはり一番書きたいのは人狼放送の一戦目!
伝説のケルヴィンゲームである。


・初日 狼で霊媒騙るも吊られる。(この時点では狼不利)
・二日目 村が霊ローラー完遂して。(これでちょっと不利くらい)
・三日目 狂人のケルヴィンが狩野に黒出しして吊り。しかも村はケルヴィンを信じている(狼結構有利に)
・四日目 狂人のケルヴィンが五反地を白確定にした事もあり、狼の谷が吊られる(狼がちょっと不利に。狂人なにしてくれとんねん!)
・五日目 狂人ケルヴィンの大活躍で村勝利!

ケルヴィンの好プレイにより一気に狼有利になったのが、 
ケルヴィンのスーパープレイで大逆転を食らう。

まさに上記に書いた「選択ゲームの性質とそれがもたらす逆転」 というヤツを絵に描いた名ゲームだった。
負けた側としては複雑な心境だったが「狼が勝つであろう凡試合がケルヴィンのスーパープレイで伝説の試合になった」とはなうさが称したこのゲーム、是非ともご覧ください!w

 そのほかにも 五十嵐代表断髪式、
今回の企画のために体を張り茶番にもつきあってくれた代表、
断髪後、髪の毛がかなり服に混入していて本気で申し訳ない気分になりました。。。
改めて今後ともよろしくおねがいいたします!


そしてゲス飲み 今年はちょっと去年を反省して比較的セーブ気味に・・・・ もしも期待している人がいたなら来年は頑張りますw
古屋に襲い掛かる大浜の図

その他含めてご視聴ありがとうございました! スタッフの皆様お疲れ様でした!
TSも是非に!!
 ニコ生 → http://live.nicovideo.jp/watch/lv303565152
FRESH!
→ https://freshlive.tv/threearrows-ch/138981

2017年8月14日月曜日

夏の恒例行事 スリアロ33時間生放送

8/14(月)12時より、
麻雀界夏の風物詩ともなりつつある、スリアロチャンネルの33時間生放送が行われます。
今年も運営のとよぴーが死にそうな顔しながら仕事している姿が目に浮かぶ。

ニコ生 → http://live.nicovideo.jp/watch/lv303565152
FRESH! → https://freshlive.tv/threearrows-ch/138981

さて大まかなタイムスケジュールは以下の通りです。
ちょっと前後する可能性はありますが。
私の出演は主に21時からの断髪式と、22時からのスリアロ村の予定。
その後のゲス飲みもちょっと出る、かも!

【プログラム】
12:00~ 京都グリーン杯 灼熱の下剋上祭り
21:00頃 日本プロ麻雀協会代表・五十嵐毅 断髪式
22:00頃 人狼スリアロ村 出張版
4:00頃 命のゲス飲み6:00頃 ラジオ体操
7:00頃 麻雀界ニュースNOW
9:00頃 クイズ! スリアログランプリ
12:00頃 スリアロポーカープレイヤーズ
14:00頃 麻雀の鉄人 挑戦者池谷直樹

・・・・
思えば数週間前、
私AbemaTVの「麻雀駅伝」について以下のような記事を書いたのです。
改めてわが団体の代表「五十嵐毅」が「アマチュア連合に負けたら坊主になる」と明言していたこの大会、アマチュア連合の優勝により、その断髪が決定したわけですが、

その断髪が当番組内で結構されるのが決定し、
その断髪権(?)を得た当団体所属の女流「命(みこと)」のアシスタント的な立ち回りで、私ちょっと出てまいります。
大会の結果辞退は協会員としてかなり屈辱的なのは事実ですが、
せっかく代表が体を張る今回のこの企画、全力でもりあげてきます!

http://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/07/2017-or.html

考えてみると、
他人の頭を刈る瞬間に立ち会うとか人生でも初の事なので、どう進行したらいいのか良くわからんのですよね・・・
どうせ坊主にしちゃうなら、
その前に金髪にしたり弁髪にしたりチョンマゲにしたり、いろいろやってみたいけど、
あまりやりすぎると団体を除名される可能性があるので、
ほどほどにしますかね(^^;)

そしてその後の人狼はいつもどおり、
今回は麻雀界のトッププロ「鈴木たろう」「多井隆晴」「石橋伸洋」が出演。
スリアロ村民達は「普段麻雀では勝てないけどこっちならボコれる」とか意気揚々らしい。

それが終わった後はゲス飲み。





ちょうど一年前でした。
今年のプログラムと同じように、人狼のあとゲス飲みに参加し、
僕は気付いた時には家の床にて浴衣姿のまま寝ていました。
放送の記憶も家に帰る帰路の記憶も一切なく、

とりあえず自分が出演したゲス飲みのパートを見て、
自分がただの酔っ払いオヤジになっているのを確認した結果、
「生放送での禁酒」を決意して、ツイッターのアイコンを変えたのであります。
そんな私がついに、禁酒解禁!するかも!








まあ他の番組も含めて盛り沢山の33時間。
皆さん是非ご視聴ください!