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2018年7月19日木曜日

Mリーグから思う事をもうちょっとだけ書いてみる

ちょっとMリーグに関係してもう一つ記事を書こうかと

実は今回の件についてプレス発表前にちょっとだけ説明等を聞く機会を頂いたのだが、
その中で藤田社長が特に目の当たりにして苦労したとおっしゃってたのが、「麻雀に対する世間のイメージの悪さ」だったらしい。

最近の健康麻雀ブームやAbemaTVの影響で、世間には麻雀について良いイメージを持つ人が増えたというのは事実かもしれない。
が、企業ともなるとコンプライアンス遵守の問題で、「麻雀=賭博=刑法違反」という可能性からスポンサーになるのは問題がある、と考えを持つところが多かったとの事だった。
その中で社長の思いと説得が今回実を結んでのMリーグ実現、相当な時間と労力があったのは間違いないだろう。

改めて、僕が思う事は以前に連盟がイオングループと提携して麻雀教室を始めた時に書いた以下記事とほとんど一緒である。
https://susumutakenaka.blogspot.com/2017/11/blog-post_85.html

やっぱ一般社会での麻雀のイメージ向上に向けて今回の件が物凄い大きな種まきになってくれる事に期待してしまう。
かの黒人初のMLB選手ジャッキー・ロビンソン、彼の活躍が多くの白人の子供、そして更にその次世代の子達から人種差別という意識を無くしていったように、
Mリーグが多くの若者や子供の目に触れて麻雀を明るい物として理解させて欲しいところである。

そういえば昨年にこんなツイートが麻雀界で話題になったりした。

https://twitter.com/signbonbon/status/897424215220998146?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E897424215220998146&ref_url=http%3A%2F%2Fwww.scienceplus2ch.com%2Farchives%2F5425499.html



僕自身、
中学校の修学旅行にて友達と遊ぶためにカード麻雀を持って行って、先生がそれ見て凄い怒った事はよく覚えている。別にお金なんかかけてないし「隣でやってるポーカーと一体何が違うんだ・・・」と違和感を覚えた物だった。

そういえば去年に会社の後輩の女の子と麻雀の話題になって、セットをやったのだが、
その時彼女が「高校の時に”麻雀面白い”って言ったら親に”あんまり言わないほうが良い”って言われて、それ以来どうも言いづらかった」と打ち明けられたりもした。
この一年だけでもその手の話はちょくちょく見ている。

やっぱり「理由なき差別」を無くすためにこの業界は今が正念場、と思うわけで。


そりゃまあね、色々な思いもありますよ。
大企業が出す大量のスポンサー料に見合うだけのショーを見せれるか、という不安がある。
初の事例だし、これはおそらく今回のドラフトで選ばれるであろう人達が一番感じてるんじゃないだろうかと。

今のこの業界に対する思いもある。
どんな形であれ麻雀を愛していて、麻雀で生活している人やしてきた人が多くいるわけで、そういった人達も含めて今後麻雀界全体がより明るくなる道が出来れば理想的なんだがなあ、とか。

でもやっぱりまずはMリーグ、
競技麻雀を愛する人が一丸となって盛り上げなきゃいけない、
これだけは間違いない、と思うわけでありました。

2018年7月17日火曜日

2018年7月17日 Mリーグ発足

「スポーツ」という単語の定義は実は凄い曖昧である。
日本国内では「身体運動を伴う競技以外はスポーツと認めない」という考え方が強い一方で、
そもそもの意味合いは「一定のルールに則って勝敗を競ったり、楽しみを求めたりすること」という物であり、
海外では競技性があれば狩猟や競馬はもちろん、演奏やパズルもスポーツと称されるらしい。

そしておとなり韓国では「eスポーツ」という物が非常に盛んである。
コンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ・競技として捉える際の名称であり、
企業が認めたプロプレイヤーには年収億の人もいるらしい。

さて本日2018年7月17日が麻雀界にとって記念すべき日になった事は間違いない。
https://twitter.com/m_league_
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180717-00270973-nksports-spo

「Mリーグ」
参入企業7社がスポンサーになりプロ契約を結んだプレイヤーによるチーム戦を行う新しいリーグの発足、
システムの要点をあげれば
・各スポンサーがドラフト会議にて選んだ3名と年俸制の専属契約を結び、チーム戦に参加
・リーグ戦形式にて各チーム対抗戦を行う
とシステム自体は今までMONDO等でもあった団体対抗戦にも似たものとなる。
しかしこのスポンサーに名乗りを上げた7社が博報堂、電通、テレ朝、コナミ、セガサミー、U-NEXT、サイバーエージェントと超有名会社ばかり、その年俸金額も含めて麻雀界においてこんな規模の企業参入イベントは無論過去にない。あまりにも規模がバカでかすぎて比較対象すら見当たらない。
今回の企画を実現するためにおそらく我々の想定をはるかに超えるご尽力をしていただいた藤田社長の努力と情熱にただひたすら頭が下がる思いである。

そしてMリーグのコンセプトに見受けられるのはやはり「麻雀のeスポーツ化」という点である。
正直に僕は「eスポーツ」って物がどのような物か良く解らない。
麻雀というゲームは実力と結果が一致するとは限らない点が面白さでもある一方で、
「スポーツとしての面白さを実現できるか?」と言われると凄い難しい点もあると思う。
でも今回の企画に求められているのはそれになる。
つまり麻雀の持つ魅力や可能性について、選ばれた選手は勿論だけどそれ以外の人も含めて、業界の力を総動員して全力で伝えなきゃいけない物になるだろう。


8/7がドラフト会議との事。
僕もドラフト会場にはいく、かもです^^;
選ばれる可能性なんて低すぎるのでガヤとしてだけど・・・^^;
まあ今回については僕自身よりもやっぱり「協会から出来る限り多く選ばれてほしい」って点が希望するとこかな。
だけど連盟とか最高位さんには押されるだろうなあ・・・と思ったりもする。

ただ来年以降にMリーグがもっと大きい物になった時、
出来る限り多くの人数が協会からさらに選ばれるように、
協会のブランド価値向上の為に一人一人が麻雀の質は勿論それ以外の点も含めた研磨をしていかなきゃなあ、と思う次第。


そして数年後にもっと大きな規模になった時、
その中の一人に自分がいる事をちょっと本気で目指したいし、
その為に業界関係者としてMリーグに盛り上がってほしいし盛り上げたい、と思う次第であります。
個人的には今年のリーグ戦頑張って昇級して、自分が選ばれる理由を一つでも作り上げたいかな。。。いや、可能性は低くても夢は大きくね。(その意識は全麻雀プロが持つべきかと思うし)

改めてMリーグ、本当に楽しみ。

2018年7月13日金曜日

「子育て」ってやつの難しさ

ちょっと前にツイッターでこんな記事を見かけた。
なんというか、まっすぐな子供心が胸にささってちょっと切ない文章だった。
https://twitter.com/joker_masiro/status/1012684573270990849


今37歳になって改めて振り返ると、
自分の両親が自分にしっかり愛情を与えてくれた事は結構解る。
しっかりした家庭で自分を何不自由なく育ててくれた事に感謝も尽きない。

だがそれでも敢えて言えば、
自分たちの両親(特に母)は子育てについて色々と稚拙だったんじゃないかなあ、と思う点もあったりする。

別にこれは僕だけが感じる事じゃないのかもしれない。
だって子育てなんて90%以上の親がほぼ初めての経験、子供を「人生の初心者」とでもいうなら親も「子育ての初心者」という中であれやこれやと努力をする訳だ。
そしてその子育ての方法が正しかったか否かが解るのは子供が大きくなったときであり、PDCAなんて物を回すこともできない。
結果が見えてきたときには既に一人の人間という物が形成されており、失敗の挽回が出来ない点が多々ある、
そう考えると子育てとは恐ろしい。

僕が敬愛する数少ない人間の一人に水谷修さんという教育者の方がいる。
この方は非行に走る未成年の更生等に特に尽力している先生なのだが、
いくつかの講演にて「子育てで一番大事な心構え」を以下の様に述べている

子供を「叱った回数」「ほめた回数」どっちが多いか?
こう聞くとほぼすべての親が「叱った回数」と答えます
確かに叱るという行為も必要でしょう。
でも叱るという行為は実は子育てを簡略化する、つまり「親が楽をする為の手段」として用いられる事が多いのです。
一方でほめるという行為は「ほめるべき部分」を見つける等の労力が必要だし、親としても非常に手間がかかります。
でも子供をほめずに叱る行為を中心にして育てると、子供は「叱られないようにしなきゃ」と減点を恐れるようになります。そして、その子の創造性や人間性はどんどん殺されていくのです。何よりも子供自身が親の愛情のすばらしさを理解できずに育ちます。
言うなら「しっかり子供をほめる事」、つまり「手間と愛情を与えてあげる事」、これは塾に通わせる事なんかよりも子供の才能を遥かに伸ばすことになります。そして優しさや社会性もはぐくむのです。



さて改めて、
子供を叱る親の行為、
これ自体は完全悪ではないが、それでもやはり1回叱るなら1回ほめる、という精神をもつべきと個人的には考える。
これは先述の水谷先生の言う通り、叱るだけの教育がその子の人間性や創造性を削る=親が望むような優秀な子にならない、という点もあるが、
僕としては「子供が大きくなった時、親に好意や敬意を持たなくなる」という危険性を主張しときたい。
何故ならば叱る=減点法をメインとして育てられた子供は、
その子自身も基本的には減点法で他人を評価する人間になる、
そうなると自分をひたすら叱ってきた親を大量の「叱られた」という減点をもとに評価する可能性が高い、と思うからである

僕自身のぶっちゃけ話をすれば、
教育熱心な母親にただひたすら叱られた子供時代を過ごした中、
20代の頃はものすごい険悪な関係を経て、
今父親の色々な介護をしている母の姿を見たり色々と経てようやくちょっと見直してきた、
ってのが偽らざる本音です。薄情なのかもしれないけど。
でも
「生んでくれた恩知らず」
「育てくれた恩知らず」
それを”恩”と感じるかも含めて子育てって難しいんじゃなかろうか、とおもうわけで

でも「じゃあ具体的にどうすりゃいいんだ」なんて僕がこたえられるわけもないw
というか上述の通り、その答えが見えてる人は既に子育てを終えてる人であるケースが多い訳で、、、、
やっぱ人生でこれ以上に「やり直しがきかない」って事象も珍しい。恐ろしい、子育て・・・・


さて今回はそんな子育ての話題から、
「麻雀の教え方」についての話につなげたかったのだが、
長くなったので一旦切る。

続く