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2019年11月29日金曜日

週末に第18期女流雀王決定戦が始まるにあたりちょっと気になって調べ物を

先日堀慎吾が雀王を獲得したにあたって、
ちょっと気になって調べた事があった。
以下がその調査内容「歴代雀王のデビュー期いつか?」である。

雀王獲得期名前デビュー
1土井泰昭第1期(移籍組)
2,6,8,10鈴木達也1期(移籍組)
3尾崎嘉紀1期(移籍組)
4鍛冶田良一1期(移籍組)
5須田良規1期後
7小倉孝3期後
9,11,12,13鈴木たろう5期前(移籍)
14木原浩一1期後
15角谷ヨウスケ3期後
16,17金太賢4期前
18堀慎吾9期前
※(移籍組)とあるのは協会創設時に他団体から移籍した方々
※鈴木たろうは5期ではあるが、その前に他団体で活躍し現B1からの編入

堀がとるまでは歴代で一番加入年度が遅い金でさえ4期だった中、
9期という数字がそれを一気に更新したのがわかる。
更に見てみると、1期以外の人間がとったのは小倉孝が初、
この数字だけをみても雀王を獲るのにいかに長いキャリアが必要かは解るし、
現在は数年前よりリーグ階層が更に深くなっている点を考えても、
ここに15,16期あたりの数字が出てくるのは一体何年後だろう、と思えてくる。
※ちなみに来期A1の中で一番デビューが遅いのは松本吉弘の12期後


さて一方では女流雀王はどうだろう?
と思って調べた結果がこちら。

女流獲得期名前デビュー
1手塚紗掬1期前
2奥村知美1期後
3,6崎見百合1期(移籍組)
4,5眞崎雪菜2期後
7,8,15,16朝倉ゆかり3期前
9,10,12大崎初音8期前
11冨本智美8期前
13豊後葵7期後
14佐月麻理子11期前
17逢川恵夢10期前

さすがにリーグ階層の深さが違うため、10期より後での獲得者もいる。
ただ女流のシステムはここ数年で色々と変化があり、今後Aに到達するハードルは間違いなく上がっている事を考えると、
佐月の11期という数字が更新されるのは結構むずかしいのかも・・・・
とかと思ったりもする。
が、、、、


さて、ここからはいよいよ今週末に始まる決定戦の面子についてふれよう。
その前に各自の意気込み動画もどうぞ。

改めて今回の決勝メンツを見てみると、
上述の佐月の記録を大きく更新しそうな挑戦者がいる。
今期1位通過で女流雀王への挑戦権を獲得している大島麻美(14期前)である。

https://twitter.com/asami_npm

関西に拠点を置いている人なので、東京を拠点にしてる僕はあまり接点もないのだが、
第2回女流モンド新人王戦優勝で突如としてモンドの舞台にデビューし、
その勢いのままに第16回女流モンド杯を制覇している、
知名度と勢いでいえば新女王への資格は十分の存在である。

そういえば今年の日本オープンの時に初めてまともに話してお酒飲んだけど、
とにかくよく喋るし笑いを誘う、典型的な関西の女の子という感じの人だった。
いや、関西人の女性にそんなに知り合いなんていないので僕のただの偏見かもだがw

さて残り二人の挑戦者についても。

2位通過の水口美香

https://twitter.com/mikamizuguchi

現在の関東協会女流で人気・注目度ともに一番高い女流の一人と思われる彼女、
昨年の夕刊フジ優勝で悲願のタイトルも獲得、
女流雀王戦でもAに復帰した今年に念願の決定戦に進出となった。
その実力についても結構内部評価は高かったりする。
新女王になる資格は十分だろう。

そして3位通過の朝倉ゆかり

https://twitter.com/licaly

こちらは「新女王になる資格」とか言う以前に、歴代最多4度の女流雀王を獲得しているお方である。更に昨年は協会のオータムCSやRMUクラウンと男女混合タイトルを2週間で2つ獲得するとかいうトンでもな事もやってたりと、実績は頭二つ以上抜けた存在ではないだろうか。
狙うはもちろん歴代最多を更新する5回目の女流雀王。
ちなみに関係ない話だが、娘のさくらちゃんが中々にかわいらしい。


と、
こんな挑戦者3名を迎え撃つのは、現女流雀王の逢川恵夢である。
彼女の人となりを知っていただくに、彼女のツイッターのプロフィールを改めて紹介したい。

これ読んだ瞬間に飲んでたお茶吹き出しましたよ僕は・・・・w
昔からこんなマイペースなイメージの彼女なんだが、麻雀については結構執念むき出しの攻撃型というイメージがある。
実際に去年の優勝は彼女のそのスタイルがもぎ取ったタイトル、というようにも見えた。
今年になって最強戦等でも活躍の場を広げ始めた新女流雀王、
無論まだまだここで終わる気はないだろう。

さて、
今年も非常に面白い面子になったと思われる女流雀王決定戦、
いよいよ明日11/30(土)11:00から放送となります。
TS・ご視聴是非に。

ニコ生
http://live.nicovideo.jp/gate/lv322893437
Fresh!
https://freshlive.tv/threearrows-ch/274003

協会員の手前味噌かもですが、
去年の決定戦、
本当に素晴らしい内容だったと思うんですよね。
優勝した逢川の信念の打ち筋は勿論、
それを追いかけた水瀬姉・中月・朝倉の信念と技術も本当に見事で、業界内の評価もすごい高い内容でした。
今年もそんな勝負が見れるんじゃないかと僕も期待しとります。ハイ。

2019年11月27日水曜日

タイトル戦やリーグ戦の価値は10年前より下がっている?の追記的な物

さて前回の続き
https://susumutakenaka.blogspot.com/2019/11/10.html
、、、と思っていたのですが、
正直この記事を凄いポジティブな方向でまとめきれず、建設的な意見を作れるわけでもないので、やめにしますw

ただ何かしらは書いときたい気もするので、
ここからはいつも以上に個人の所感の書きなぐりだけです。
特に、「広がりすぎた団体の再統一」って観点の話は今回しません^^;
興味のある奇特な方だけどうぞ。


さてまあなんというか、
ここ1,2年で業界に入った人とか、あと2年位この業界を体験すると、
「凄い不公平なんじゃ」って感じる事が今後多数あると思うんですよ。(いや既に感じてるかもなんですが)
僕ら世代ですら”もうちょっと早く生まれてればこの業界で実績を上げやすかったのに”って思った人は多くいて、
結局どの業界も早くに参入し始めた人、特に第一人者が後に比べて圧倒的に得をするって市場原理、”ファーストペンギンの理論”ってのがあるわけですね。
麻雀界だってまだまだ市場として小さい故にこれと近い部分があるわけで、後から参入した人ほど、どんどん取れる旨味は減ってくる。
大体は先頭集団やそれに近しい人に取られて終わっちゃうわけですね。
まあセカンドペンギンにはまた別のメリットがあるしそれなりにエサは食べれると言われてますが(Googleなんかはセカンドペンギンの代表として有名)、それよりも後の三番手以降あたりになるともうほとんど似たような物、
たとえば麻雀プロでも中間層とかそこよりちょっと上の人達も、新規参入の人と得られるエサの量って実はそこまで大差ない部分もあったりするわけです。


んで、
「じゃあ結局今から入った人は、一生エサを食べれないんでしょうか」
って聞かれると、
まあ余程の幸運に恵まれないと厳しい点もあるだろうな、と思うわけです。
少なくとも普通に今までの選手と同様に競技続けてるだけで、それに出会う可能性はさらに少なくなっていくだろう、と。
ただ早い話が業界のファーストペンギンになるのは無理でも、「何かしらの形でのファーストペンギン」になるって手はあって、近年だってそういう人たちが少なからずいるんです。

代表例で言えば、アサピンこと朝倉康心さんでしょう。
ネット麻雀「天鳳」の初代天鳳位としてプロになる前から麻雀界で多くの名声を得たこの方、
間違いなく成熟したこの業界で新しいアプローチで成功したファーストペンギンでしょう。

松嶋桃なんかも、
クイズ方面に手を伸ばしつつ実況としてのジャンルにも力を入れて、
この時代の新しい麻雀プロ活動から知名度を上げたファーストペンギンじゃないでしょうか。

結局どんどん規模が拡大しているこの業界、
今後しばらくは多分選手としての興行的成功って点について言えば”ファーストペンギンにどうやってなるか”ってのが一つのテーマかもしれない、と思うわけで。
業界全体の資金はMリーグの関係もあって、数年前よりも増えている点を考えると”当たればデカい”って点では確かに多少なりともの夢も出てきたわけだし。

ただ既述の通り三番手以降あたりはもう旨味を得るのは難しい、一度作り上げられたヒエラルキーは簡単に崩せない、この性質と麻雀界の規模の小ささを考えれば、今既に麻雀界で知られている何かしらのコンテンツに後追い参加しても、興行的には既に遅い感はあるかもですね。


新しい事ってなんでしょうね。
僕も正直にその点については良い考えが出ません。
だからいまだに中堅だし、この記事もただの書きなぐりになってしまうわけで^^;

ただまあ既述の通り、麻雀プロの”実績”って奴がどんどんデフレを起こしてるだけに厳しい時代になるかもな、としか。

本当は、
選手として真面目にコツコツ勉強して磨かれた技術と積んだ実績がある程度はそのままお金とかに直結する、将棋とか囲碁みたいなそんな業界が理想ではあるんですけどね^^;

と悲観的な事を色々と言ったところで、ここらへんでこの記事も締めましょう。

ただ最後にもう一つ、
ここで書いたのはあくまで「興行的に成功する」って観点に絞った話です。
別にそれ以外の目的が業界の中であってもいいし、
少なくとも業界の内部の人は各価値観をもっていて、「確かな技術」や「実績」ってのはその中では軽く見られているわけではない。
僕自身「多少なりとも勉強してきた部分があるから今でも楽しく麻雀プロできてる」って思うふしは多々ある。
傍から見て、たとえ興行的に成功してなくても高い技術や実績を持った人の周りには多くの”信頼”とか”仲間”って奴は集まってる、事実の一つではありますね。
それがこの先”何か”につながるケースは幾らでもあるし、結局選手の頑張りって100%無意味ではない、って面もある、とだけ。

おしまい
※再度言いますがこのブログはあくまで自分の中での「なんとなく」の感覚なので苦情等は受け付けません!w

2019年11月25日月曜日

タイトル戦やリーグ戦の価値は10年前より下がっている?

来月頭は雀竜位B級、僕はここから出るのですが、
雀竜位って今年からE級予選まであるのですね。
となるとE予・E・D・C・B・Aと6段階リーグ構成になっている。
ちなみに僕が協会入った時はC予からだったので、2つ増えている。
といえば「それ位か」と思うかもですが、
予選の通過率とか凄い緩い時代もあったし、
各ブロックの通過率も設立当初に比べれば若干辛くなってるし、
Aとか決勝行くのが年々難易度あがってるなあ、と思うわけです。

これって別に雀竜位だけではなく、
色々な大会って10数年前から参加者が年々増えてるし、
特にここ2,3年はその傾向が大きく加速、通過率もどんどん辛くなってるわけです。

ちなみに僕は22歳の時に發王位の一般予選に出たのですが(この当時はプロも一般予選参加OKだった)、この時の通過率は1/2でした。
これ、現在の一般予選の参加者の方からしたら考えられない数字だと思います。
リーグ戦についても、人数の急増でどんどん階層が深くなってて、BリーグとかAの難易度もどんどん上がっている。


さてそんな風に通過率とかが年々辛くなる一方で、
「一つ一つのタイトル戦の価値」ってのは年々下がってる気が正直にします。

今の麻雀界は早い話20年前と比べて、
団体は増えたし、
各団体のタイトル戦も増えている。
こんな風にタイトルが増えればそりゃ一個一個の印象とか価値は減るし、
その他環境変化(特にネット麻雀の価値向上)も含めて、
もはやAリーグだのタイトルだのが昔の様に絶対的な価値を持っている時代ではなくなったのではないか?
僕が最近抱いていた感覚なわけです。

実際に現在行われているMリーグの選手の面々が、
各団体におけるリーグ戦、タイトル戦でトップと完全イコールになっていない点を見ても、
そういった価値が業界内外で評価されていない点を象徴している、という見方もできる。

ちなみに似た状況が作られているのはボクシング業界です。
現在業界は30年前と比べて「世界王者の乱立」が問題視されています。
世界規模団体がWBC、WBA、IBF、WBOと今や4つになり、
階級は制度発足当初の5から17に細分化、
そして最大の問題が各団体にて世紀王者以外にも暫定王者だのスーパー王者だのを乱立させている点(タイトル戦が増えた方が団体がもうかりやすい背景等が原因)、

これにより
「誰が最強か解らない」という事態が出来ているし、
●田兄弟のような階級のスキマを狙った世界王者の誕生も話題になり、
今や「世界王者」という肩書きや、防衛数等の記録がそのままボクサーの価値に直結しない、
そんな状態だそうです。


麻雀業界に話を戻すと、
こういった形で「競技プロの実績」の価値が薄くなっている一方で、
冒頭にある通り「競技で実績をあげる事の難易度」は10年前より思いっきり上がっている、
なんというかデフレみたいな状態がおきてるような気がしないでもないわけですよ。

「今の業界には夢が無い。実力って物が評価材料にまったくなってない。」
ってセリフを他業界のテレビ特集で数年間に聞いたけど、背景は違えど今の麻雀業界も似たような状態なのかもしれない。

いや、これには運の要素も多大にあるんですがね。
実力・実績よりもタレント性とかが求めらるのは別にこの業界だけの話ではないけれど、
近年は「麻雀プロって何だろう」って考える事がますます多くなった気もするのです。

Mリーグで多くのスポンサーが来てくれたとはいえ、
この業界はまだ至るところで資金が足りていない。
”麻雀勝って認められたい”ってストイックな考え方だけじゃ認められないどころか、
近年そのMリーグ等により企業と麻雀界が結びついてきた中で、ますます”実力だけじゃダメ”って意識が求められてるような気がする訳です。

結局我々にとって”実績”とか”勝つ”って事はどの程度意味があるのか?
そんな風に考える訳ですね。

続く

あっ、といいつつも先に結論の一つだけを書いとくと、
そんな中でも「勝った」「負けた」という明確な結果があるだけ、競技ってのはある程度健全だよな、とも思うんです。
世の中”評価基準なんてあってなきが如しで、業界の第一人者の気分で全てが決まる世界”なんてゴロゴロあるし、結果ってのは多少は無視できない物の一つですから。

2019年11月23日土曜日

麻雀界初の双子プロ「武中兄弟」についてちょっとだけ

遠い昔に記事でちらっと書いたが、
武中進は大学を一年留年している。
https://susumutakenaka.blogspot.com/2016/10/blog-post_6.html

必修の単位が1単位だけたりないというギャグみたいな話だったのだが、留年した一年は家にいるのが本当に気まずかった。
なんせ同じ家に住んでいる同じ年で同じ顔の双子の兄は、きっちり卒業してきっちり就職をして毎朝きっちりしたスーツをきて毎朝会社に行くわけである、
自分に注がれる両親からの「コイツ・・・・」という感じの視線を僕は今でもよく覚えている。

さて、
そんな僕だが必修は落とした一方 総単位数はそこまで切羽詰まっていたわけでは無かったので、その一年正直に時間に余裕があった。
そこで時間を有効活用しよう大学4年目の秋あたりから既に色々とやったのである。
その一つがまず就活インターン、これを3社ほど受け内一社に早目に内定をもらいそのまま就職した。よって就活はほとんど苦労をした記憶はない。

そしてもう一つが麻雀プロである。
以前からちょっとだけ興味のあったこの業界、奇しくもちょうど当時新設の団体=日本プロ麻雀協会が出来ていた中で、大学4年目の冬に受験をしたわけである。

プロテストがあったのは2002年1月、
就活が始まるよりも前のこの時期、アルバイトの面接と同様に履歴書を書き上げ送付する時だった。
「・・・あっ、写真張らなきゃ」
しかし手元には身分証明の写真なんて当然ない。駅前の証明書写真撮る機械のとこ行くか、と思いつつもふと思いつく。

隣の部屋にいる双子の兄、ヤツは今年度に就活をやった中で身分証明写真を撮っている。そのなかで余ったのがあるはずだ、、、、
というわけで部屋をたずねる。

『おい、兄。就活の時の写真あまってるならくれ。』
「はいよ。」
というわけで日本プロ麻雀協会の履歴書にこの写真が使われたのだった。



正直にばれるばれないとかいう心配は特になかった。
長年双子をやってるから知っている。ばれるわけがないのである。
実際にそのあとの面談なども特に何も言われず、筆記・面談・実技と通過して2002年に武中進は麻雀プロになったのであった。
※ちなみにそのあとの就活でもその写真を使いまくったが一回たりとも問題は起きず


さてこの写真の存在がクローズアップされたのは約3年後である。
僕はその時中国に約2週間出張をしていた。
そして日本に戻ると携帯電話に麻雀業界の知りあり複数人から不在着信が来ていた(当時は海外で日本の携帯使うのが結構面倒だったので他機をレンタルしていた)。

その人達に電話をかけると皆一様に「お前最高位戦に移籍するの?」との質問をしてくる。(兄は2019年現在は協会所属だが、デビューは最高位戦)
まあ聞いた瞬間に「ああ、受けたのかアイツ」と思ったわけだ。
元々麻雀が好きで、競技に興味もありそうだったし、「まあ受けるだろうなその内」と思っていたので別に驚きはしなかったが。
ただ協会事務局とかからも質問が来たのはちょっと面倒だったが。

こうして麻雀界の畠山兄弟、工藤兄弟、とでも言うべき(?)双子プロが誕生したわけである。
この時点で初めて「あー、すみません。そういえば事務局にある僕の写真も実は兄です。」という告白がされたのであった。

既に兄がプロになってからももう10年以上経つわけで、
色々とあったなあ、とか思うわけである。
まあそれは書くと長くなりすぎるのでまた別の機会に。


そしてそんな双子兄、
来年の初旬でいよいよ父親になる予定となっている。(先日の人狼放送でカミングアウト)

まあなんだろう。
子育てって大変だけど、まあアイツ結構子供好きだし(知り合いの子供に片っ端からチューしてるような男)、頑張るんじゃん?とか思うわけだ。

ちなみに僕は兄に、
結婚祝いもあげてないし、
妊娠祝いもあげてないし、
出産祝いもあげる予定はない、
だってあっちが何もくれないんだもんw

武中兄弟はお互い特に干渉等はしないマイペースな双子です。
でも改めて彼が父親になることについては嬉しいし感慨深い点がある。
改めておめでとう。
今まで赤ちゃんがオムツ変えるタイミング(特に大)になるといきなり逃げ出してたけど、
自分の子供のは頑張って変えてな!

2019年11月14日木曜日

直感のススメ その3 人間だからね

さて前回の続き
https://susumutakenaka.blogspot.com/2019/10/2.html

『決定戦シーズンの関係でこの記事書くのも久々になってしまった、、、、
えっと改めて何でしたっけ?』
「右脳の直感が左脳に比べてすごい高速の処理をしてくれる事は解りました。でも結局それって”速いだけ”じゃないんですか?麻雀勝つうえで必要ですか?って話です。」
『ああ、そうでしたね。じゃあその理由について述べましょう。大きく2つです。』
「お願いします。」

『まず一つ目は、体力の有効活用ができる、それにより視野が広くなるという点です。』
「体力ですか。。。」
『脳だって結局は体の一部で酷使するほど疲れるんですよ。』
「つまりそれを直感を使う事で楽にできると。」
『はい。そしてそれによりまず本当に体力を使うべき場面でじっくり使う事ができます。
将棋の棋士とか、結構多くの局面は淡々と進めて、本当に考えるべきところで1時間とか考えるでしょう?それに近い物がありますね。たかが麻雀でも脳は結構疲労するんです。』
「より正確な判断を全体的にできるって事ですね。」
『そして各局面で視野に余裕をもつこともできます。右脳で処理できる部分は右脳に任せて、左脳でキッチリ考えるべき部分は左脳を使う。脳のリソースを100%効率的に動かすためには直感が必要なんです。』


「なるほど。それでもう一つは?」
『これは一つ目と逆の理由になってきますが。”人間は直感に従ってしまう生き物だから”です。』
「・・・・?」
『例えばそうだな、、、
”頭で解ってはずなのにミスした”
”あとで考えたらあり得ない酷いミスだった”
こんなことを思った経験ってないですかね?』
「それは凄い山ほどあります。」
『この理由の一つが”直感”です。(厳密には他の理由もありますが)
ようするに左脳でじっくり考えればわかる事だけど、右脳が瞬間的に処理してしまったがゆえに間違えた、ってケースですね。人間は結局生き物である以上こういう本能的な行動をしてしまうわけですね。』
「なるほど、直感が鍛えられてない=ミスが多くなる、というわけですね。」
『まあそうですね。だからこそ普段から直感を鍛えることを意識するのは大事です。』


「それってどうすればいいですか?」
『うーん、、、、むずかしいですけど、一つは”練習の時はあまり考えないようにする”っていうのがありますね。将棋の早指し、囲碁の早碁ってのはまさにこれにあたるトレーニングで、麻雀も普段は敢えて早打ちする、ってのはひとつの方法です。』
「なるほど。」

『そしてもう一つ、これは逆のアプローチで、本番では常に一呼吸置く事を敢えて意識する、ですかね。つまり直感に意識的なブレーキをかけるわけです。』
「そういえば麻雀プロの対局って結構長く考える人が多いですよね。”何考えてるんだろ?”って局面よく見ます。」
『そうですね。あれは考えているケースもあれば、あえてじっくり直感をセーブするためにやってる場合もあります。
直感を鍛えつつ、ある程度直感をセーブする事の大事さと、そしてその方法を知る。
結論としてはこれですかね。』

「直感のセーブですが、、、なんか難しそうですね。」
『これは打ち手の永遠のテーマの一つかもしれないです。正直に有効な方法も人それぞれでしょう。
ただそういったメンタルコントロールの術も世の中にはあふれているので、色々とググってみるといいかもです。本シリーズ記事はそれについては特に記載しません。長くなりすぎるので。』

というわけでおしまい。
気が向いた時にまた続き(メンタルコントロールの具体例)は書くかもですが一旦はおしまい。

2019年11月10日日曜日

では一方、天才堀慎吾は努力をして来なかったのだろうか?

第十八期雀王決定戦は堀慎吾の優勝で幕を閉じた。

決勝が始まる前にこちらの記事で書いたが、
僕が”緻密流”とか”彫刻刀”とか呼んでいる彼の繊細かつ緻密な打ち筋が随所に垣間見える堂々たる内容での勝利、
特に3日目、4日目に他3人の厳しいマークにあいながらも冷静な対応をし続けたその戦いっぷりは改めて彼の実力を感じさせる物だったと思う。


さて、ちょっと思った事がある。
先日最高位となった坂本大志、
そして今日勝った堀慎吾、
二人は10数年前から麻雀界に身を置いている点、そして今年自団体の最高峰タイトルを初めて獲得した点では同じだが、
二人の業界内の人たちが持っているイメージは正反対ではないだろうか、
という点だ。

坂本は前回日記で書いたように「努力の人」というイメージを麻雀プロの間で持たれる事が多い男だったが、
一方の堀は「天才肌」というイメージを持たれることが非常に多い男である。

堀が数年前に最高位戦Classicを取った時の記事でも書いたのだが、
彼はプロになった時期こそ第九期とそこまでの古株ではないが、
そのかなり前からすでに都内の雀荘関係者や麻雀プロにその名を知られた男だった。
協会に入る際に、かの鈴木たろうが「今度強いやつが来る」と言っていたのもあり、まさに鳴り物入りでこの業界に来た男でもある。

実際にストレート昇級というわけではなかったが順調にリーグを上げる姿、
そして勉強会等を通してその圧倒的な知識と技術を知った人たちの評価もあり、
彼は協会内でその存在を知られていく。

何より彼は競技麻雀に対して非常にクールで、常に勝負を楽しむ姿勢を崩さない男である。
「タイトル戦の決勝なんて相手ができる限り強い方がいい。そうじゃなきゃ楽しくない。」
100%の本音でこの言葉を話すあたりが彼の器量のでかさだろう。
そりゃ確かにそうだけど僕のような小物は多少なりとも勝ちやすい相手を(ry

ちなみにとあるタイトル戦では「楽しみたいから」という理由で本選シードを蹴って予選から出場した事もあったりする。これ協会で唯一の事例なのではなかろうか。

そういった競技に対する飄々とした態度、
そして実績の積み重ね、
これらが彼の”天才肌”というイメージを固めていった。
実際に今回の決勝でも彼らしいこんなつぶやきをしていた。


「相変わらず天才の考えてる事はわからんなあ・・・」と思ったのは僕だけじゃないかもしれない。

実際に彼は初日に大量のリードをし、
二日目以降は常に厳しいマークにあい続ける展開だったが、
そんな中でもいつも通りに飄々と余裕をもって楽しんでいるようにさえ見えた。


が最終日の死闘の中では、
「彼もやはり人の子」と思わずにはいられない、
そんな事を感じたシーンが多々あったのも事実である。

やはりそれが強く出たのは19回戦と20回戦。
特にこの瞬間、
さすがに彼の表情が曇ったように見えた。

優勝を追いかける矢島が19回戦に技術と執念で作り上げた奇跡の四暗刻。
これによりほぼ決まっていた勝負が振り出し近くまで戻される。
「そこまでは苦しくても楽しさが勝っていたが、この時ばかりは苦しさが上回った」
と本人も言っていたシーン。

が、それでも彼は飄々と打ち続け、そして勝利を手にする。
そして優勝した瞬間彼からこぼれ出た笑顔。
競技で勝ってこんなうれしそうな顔をする彼を初めて見た気がした。
そうだな。
嬉しいに決まっているか。


さて表題の問いに戻る。
堀は長く天才肌として知られていた男である。
だが本当はどうだろう。
実はメンバーを始めた当初、キャリアの浅い時期に努力が必要だった時期が長くあったのかもしれない。
その逆に最初から凡人よりもはるかに高いセンスで要領よく麻雀というゲームをこなしていたのかもしれない。
それについては今となっては知る由がない。

だがたとえいずれにしても、
彼の”今の麻雀”が、けして才能だけで成り立っているわけでは無い事は間違いないだろう。
ひょっとしたら本人は麻雀で努力した覚えなんてないのかもしれないが、
その緻密さ、精度の高さは、坂本大志と同様に高いセンスを土台に気が遠くなるほどの鍛錬が積まれた事がバックボーンにあるのは見ていれば明らかと感じる。
才能だけで勝てるわけでもない。

坂本大志に堀慎吾、
イメージは正反対、
タイプも違うだろう、
でも二人とも十数年前からこの業界で生き、長い間自分の麻雀を磨いてきた紛れもない強者である。
その二人がついに自団体の最高峰タイトルを手にしたこと、同じ世代を生きてる身として嬉しいし、うらやましい、そしてちょっと疎ましい(正直に勝てる気があんましないっからw)、
そう思うのであった。

12月には最強戦がある。
この二人が最高峰の舞台で戦うかもしれない。
ちょっと見てみたい絵だ。


最後に、
雀王決定戦を戦った4人の選手の方々、
改めて今年も素晴らしい勝負をありがとうございました。
そして堀大先生、改めておめでとうございます!

2019年11月5日火曜日

改めて考えてみると坂本大志には麻雀のセンスがあったのだろう

そうでなきゃ最高位なんてとれるわけがない。

「努力すれば必ず上手くなれる」という言葉を麻雀でも聞く。
その考え方は大事だし、的を得ている部分も多分にある。
どんな人だって努力すれば必ず上達するのだ。

が、
「努力をすれば必ずトッププロになれる」といわれると、
正直にこれは違和感しかない。

所詮人間には「才能」って壁がある。
どんなに努力したって誰もがNo1になれるわけではないし、
No1に近い距離にすら行けない人が大多数だろう。


この世には、努力の量ってのが結果と直結しない物なんて山ほどある。
いや、大半がそうである。
麻雀だって僕の見てきた限り、努力の量と実力なんて比例するのは”最初のある程度まで”なわけだ。

例えばこの業界で活躍している麻雀プロ100人とかにもしも「強くなるために必要な物は何か?」というアンケートを取ったら、
ぶっちぎりの一位は「センス」になるのではなかろうか。
実際に麻雀プロを10数年やってもデビュー1,2年の新人と大差のない技術の人なんて業界にはゴロゴロいるし、そういった人に足りないのは勉強量よりもセンスのケースが多々ある。
強い人はほっといても勝手に強くなるし、この業界の頂点近辺にいる方々は涼しい顔しておいて多大なるセンスと努力の両方で成り立っている方々なわけだ。

結局センス無くしてNo1になんてなれない、これが健全、
プラスすれば麻雀だから運だって必要である。

だからこそ、
「坂本大志には結局は運もセンスもあった」
これである意味正解だと思う。
誰もが彼のように努力すれば報われるわけでもない。


が、
それでも彼が”この10数年麻雀界で一番努力をした人間の一人”という点は僕を含めて多くの人間が認めるべきところだろう。

そして彼は必ずしも麻雀プロになった当初からセンスや実力を感じされるタイプの男ではなかった。
つまり彼の実力の大部分を占めているバックボーンは、センスの土台の上に積まれた膨大なまでの練習量である点、これも疑う余地はないだろう。

なんというか、
彼の麻雀、特に競技麻雀にかける情熱は「狂気の域」とすら思う事さえあった気がする。

10数年前の第31期前期に最高位戦に入会し、
勤務先の雀荘でも当初中々に結果が出ずに同僚に心配された日々もあった彼だが、
その頃から「業界一の麻雀馬鹿」ともっぱらの噂の男だった。

坂本の逸話①
そのころの彼は渋谷道玄坂の雀荘で働いていたのだが、
長時間勤務を終えた後、渋谷の反対にある宮益坂の雀荘に客打ちに行き、ちょっと休んでまた道玄坂で仕事をする、
”コイツ正気か・・・”と回りが疑うほどの鬼畜ライフスタイルを貫いていた。

坂本の逸話②
「誕生日に
① 自分が尊敬する麻雀プロ3人とセットができる
② 自分の好きな子とデートが出来る
どっちを選ぶ?」
という2択にて、
「尊敬する麻雀プロ3人のセットに、自分の好きな子を連れて行く」という答えを出し異端の感性を披露。

坂本の逸話③
勤めていた雀荘での社員雇用の話も”競技に差し支える”といって突っぱねる。
(一時だけ社員やってたっけ?)

他にも数え上げればキリがない、
思い返せば返すほどの麻雀狂いで競技麻雀狂い。
それが彼だ。


でも逆にそれは”恐怖との戦い”だったとも思うのだ。

将棋の羽生善治がこんな言葉を残している。
「何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。
報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって
継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。」

この言葉は逆に言えば、
「努力したとしても報われない事が多々ある」、
そんな怖さも語っているわけだ。

センスないゆえに努力が報われない人は多々いる。
運がないゆえに努力が報われない人も多々いる。
報われるにはそれらがある程度必要だ。
でも報われるかどうかなんて努力している最中には解るはずもない。

つまり努力とは恐怖との戦いなのである。
狂えば狂うほど怖い。
それが努力の一種の正体。

でも戦い続け、狂い続けた。
僕の多くの知人の中でも、
多分誰よりもその恐怖と戦い続けてきた男、
そんな彼が昨日大きな勲章を手にした。

第44期最高位
坂本大志

改めておめでとう。
同じ時代を選手として過ごしてきた一人として本当に僕もうれしい。
そんな日でした。

2019年11月2日土曜日

雀王決定戦の時期、そして協会通期リーグの終わる時期(女流最終節)

※全選手敬称略

さて、ちょっと前回・前々回の直感の話はいったんお休みして。
本日、11/2(土)は雀王決定戦の二日目です。
以下URLにてご視聴およびTSを是非に^^

ニコ生
https://live.nicovideo.jp/gate/lv322289400
FreshLive
https://freshlive.tv/threearrows-ch/272797

僕も9、10回戦の解説で出ます。
あまりにも凄い打ち手達の戦いなので意図を拾いきれるか不安ですが^^;


ちなみに初日の結果は以下の通り。
堀慎吾が独走しておりますが、まあまだ序盤ですからね。

順位名前ポイント
1堀 慎吾264.7
2矢島 亨66.2
3渋川 難波-159.6
4金 太賢-173.3

観戦記も協会HPに上がっておりますので是非に。4者の人となり等も解って読めばより決定戦を楽しめる内容かと思います。(A2リーグの浅井 堂岐 著)
http://npm2001.com/jannou/kansenki/18-jannou-1.html


とまあ、
雀王決定戦についてもふれつつ、
今週11/3(日)といえばそう、女流雀王決定戦の最終節なのです。
まあこれすなわち表題にある通り、協会全通年リーグの最終日というわけで、
明日の銀座や九段下は女性たちがバチバチと火花散らしてる事でしょう。

去年も以下記事で展望を描いたのですが、
https://susumutakenaka.blogspot.com/2018/11/blog-post_2.html
今年もちょっと書いてみようかと。


まず去年の記事をちょっと見ていただけるとわかるのですが、
去年のAリーグ最終節は7人の選手が決定戦ボーダーにひしめく超大混戦だっったのですが、今年はその真逆のとてつもなくシンプルな構図w

順位登録名ポイント
1水口 美香373.6
2大島 麻美306.7
3澄川 なゆ270.7
4朝倉 ゆかり183.7
5奥村 知美70.4
6眞崎 雪菜29.1
7福山 理子15.1
8月城 和香菜-55.4
9中月 裕子-159.5
10佐月 麻理子-167.8
11鳥井 ゆう-266.2
12上田 唯-290.4
13多田 ひかり-356

【A卓】
1 水口 美香 373.6
6 眞崎 雪菜 29.1
7 福山 理子 15.1
12 上田 唯 -290.4
13 多田 ひかり -356.0

【B卓】
2 大島 麻美 306.7
5 奥村 知美 70.4
8 月城 和香菜 -55.4
11 鳥井 ゆう -266.2

【C卓】
3 澄川 なゆ 270.7
4 朝倉 ゆかり 183.7
9 中月 裕子 -159.5
10 佐月 麻理子 -167.8

決定戦争いについていえば、
上位4人(水口、大島、澄川、朝倉)以外が進出するにはかなり展開に恵まれる必要があり、実質はもうこの中での争いと言える。(まあ今年の雀王決定戦の渋川のケースがあるが)
水口は3人全員にまくられなければOKだしポイント的にもかなり優位な立場、
大島もまだ安全圏ではないがある程度のキープが出来れば手堅い立場、朝倉・澄川が同卓=両方が大きくプラスすることはまずない、のが大きい。

ただ一方残り2人が配置されたC卓は、
「最終節の見どころがほぼ全て凝縮されている」
という位の修羅場卓になってる気がする^^;

まずその直接対決の二人。
澄川は決定戦およびタイトル戦決勝の経験はないが、雀王戦B1リーグも経験しているキャリアのある中堅、明日にかける静かな闘志は相当なものだろう。
一方の朝倉は女流雀王を歴代最多の4回獲得している立場、歴代最多の5回目に向けてこちらも静かな闘志を燃やしているに違いない。

そしてこの卓の残りの二人は残留ボーダーのギリギリ上にいる佐月と中月、
佐月といえば女流雀王、そして連盟のG1タイトル麻雀マスターズを取っている協会最強女流の一角、
中月といえば協会新人王、μレディースオープン、最高位戦女流名人と三つのタイトルを獲得している協会女流若手の筆頭株、
面子的にも好カードなこの卓を中心最終節の展開は動くと思われる。


一方話変わって、
実は今年は混戦具合などなどについて考えるとAよりむしろBの方が最終節が面白いと思われる年だったりする。

順位登録名ポイント
1望月 夏496.8
2会田 日和355.5
3米崎 奈棋307
4蔵 美里306.4
5ふゆつみ 千明285.6
6259.7
7松嶋 桃236.3
8綾瀬 まり132.7
9豊後 葵40.2
10三添 りん11.6
11冨本 智美-29.2
12有沢 奈央-175.7
13中込 侑希-201.9
14麻生 ゆり-215.4
15愛内 よしえ-217.9
16水崎 ともみ-248.3
17中山 百合子-268.1
18庄司 麗子-298.4
19おくみき-346.5
20華村 実代子-444.4

残留争いも熾烈かつ面子的にも面白いが、
やはり注目は昇級争い。
首位の望月は安泰だが、残り3枠を会田、米崎、蔵、ふゆつみ、命、松嶋の6人が争う大混戦。
まあ実績でいえば、雀王戦A1リーグ経験者の蔵、
知名度で言ったらRTD解説やクイズ番組で有名な松嶋だが、
全員がそれなりのキャリアや知名度をもっている選手たちだし、見る人には面白い勝負が期待できるカードだろう。
※4卓でやるのか5卓でやるのか私知らないので卓組は書きません^^;

ちなみにだが、
この6人で女流Aの経験がないのは松嶋とふゆつみである。悲願達成なるか。


んで気になって調査してみた点を一つ。
松嶋は今期でデビュー以来10回目の女流雀王参戦なのだが、
今期までの過去9回はすべてB残留という実は「女流Bの番人の一人」だったりするのだ。
その点でも悲願達成なるか、結構注目。

あとついでに、
松嶋の10回という数字は歴代3位である。(B以外の経験無し、という選手の中では歴代最多)

歴代2位は会田で11回(ただしAもCも経験もあり)、
上記の通り現在2位であり彼女も松嶋同様に番人からの再脱出、そしてA復帰に燃えるところだろう。

そして栄えある(?)歴代1位は今期で12回目の参戦となっている



ダラララララララララ…



名前は伏せておきます。
ただ本人結構気にしてるかもなので「り●り●のお悩み相談室」で取り上げるのもいいかもしれないですね!w
来期で13回目になる可能性結構高そうだしw

まあそんなこんなの最終節、
興味のある方はぜひ現地でご観戦を。(ファンクラブ入会が必要です)

そして改めて本日の決定戦、必見です。
ご視聴、TS是非に!