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2019年11月2日土曜日

雀王決定戦の時期、そして協会通期リーグの終わる時期(女流最終節)

※全選手敬称略

さて、ちょっと前回・前々回の直感の話はいったんお休みして。
本日、11/2(土)は雀王決定戦の二日目です。
以下URLにてご視聴およびTSを是非に^^

ニコ生
https://live.nicovideo.jp/gate/lv322289400
FreshLive
https://freshlive.tv/threearrows-ch/272797

僕も9、10回戦の解説で出ます。
あまりにも凄い打ち手達の戦いなので意図を拾いきれるか不安ですが^^;


ちなみに初日の結果は以下の通り。
堀慎吾が独走しておりますが、まあまだ序盤ですからね。

順位名前ポイント
1堀 慎吾264.7
2矢島 亨66.2
3渋川 難波-159.6
4金 太賢-173.3

観戦記も協会HPに上がっておりますので是非に。4者の人となり等も解って読めばより決定戦を楽しめる内容かと思います。(A2リーグの浅井 堂岐 著)
http://npm2001.com/jannou/kansenki/18-jannou-1.html


とまあ、
雀王決定戦についてもふれつつ、
今週11/3(日)といえばそう、女流雀王決定戦の最終節なのです。
まあこれすなわち表題にある通り、協会全通年リーグの最終日というわけで、
明日の銀座や九段下は女性たちがバチバチと火花散らしてる事でしょう。

去年も以下記事で展望を描いたのですが、
https://susumutakenaka.blogspot.com/2018/11/blog-post_2.html
今年もちょっと書いてみようかと。


まず去年の記事をちょっと見ていただけるとわかるのですが、
去年のAリーグ最終節は7人の選手が決定戦ボーダーにひしめく超大混戦だっったのですが、今年はその真逆のとてつもなくシンプルな構図w

順位登録名ポイント
1水口 美香373.6
2大島 麻美306.7
3澄川 なゆ270.7
4朝倉 ゆかり183.7
5奥村 知美70.4
6眞崎 雪菜29.1
7福山 理子15.1
8月城 和香菜-55.4
9中月 裕子-159.5
10佐月 麻理子-167.8
11鳥井 ゆう-266.2
12上田 唯-290.4
13多田 ひかり-356

【A卓】
1 水口 美香 373.6
6 眞崎 雪菜 29.1
7 福山 理子 15.1
12 上田 唯 -290.4
13 多田 ひかり -356.0

【B卓】
2 大島 麻美 306.7
5 奥村 知美 70.4
8 月城 和香菜 -55.4
11 鳥井 ゆう -266.2

【C卓】
3 澄川 なゆ 270.7
4 朝倉 ゆかり 183.7
9 中月 裕子 -159.5
10 佐月 麻理子 -167.8

決定戦争いについていえば、
上位4人(水口、大島、澄川、朝倉)以外が進出するにはかなり展開に恵まれる必要があり、実質はもうこの中での争いと言える。(まあ今年の雀王決定戦の渋川のケースがあるが)
水口は3人全員にまくられなければOKだしポイント的にもかなり優位な立場、
大島もまだ安全圏ではないがある程度のキープが出来れば手堅い立場、朝倉・澄川が同卓=両方が大きくプラスすることはまずない、のが大きい。

ただ一方残り2人が配置されたC卓は、
「最終節の見どころがほぼ全て凝縮されている」
という位の修羅場卓になってる気がする^^;

まずその直接対決の二人。
澄川は決定戦およびタイトル戦決勝の経験はないが、雀王戦B1リーグも経験しているキャリアのある中堅、明日にかける静かな闘志は相当なものだろう。
一方の朝倉は女流雀王を歴代最多の4回獲得している立場、歴代最多の5回目に向けてこちらも静かな闘志を燃やしているに違いない。

そしてこの卓の残りの二人は残留ボーダーのギリギリ上にいる佐月と中月、
佐月といえば女流雀王、そして連盟のG1タイトル麻雀マスターズを取っている協会最強女流の一角、
中月といえば協会新人王、μレディースオープン、最高位戦女流名人と三つのタイトルを獲得している協会女流若手の筆頭株、
面子的にも好カードなこの卓を中心最終節の展開は動くと思われる。


一方話変わって、
実は今年は混戦具合などなどについて考えるとAよりむしろBの方が最終節が面白いと思われる年だったりする。

順位登録名ポイント
1望月 夏496.8
2会田 日和355.5
3米崎 奈棋307
4蔵 美里306.4
5ふゆつみ 千明285.6
6259.7
7松嶋 桃236.3
8綾瀬 まり132.7
9豊後 葵40.2
10三添 りん11.6
11冨本 智美-29.2
12有沢 奈央-175.7
13中込 侑希-201.9
14麻生 ゆり-215.4
15愛内 よしえ-217.9
16水崎 ともみ-248.3
17中山 百合子-268.1
18庄司 麗子-298.4
19おくみき-346.5
20華村 実代子-444.4

残留争いも熾烈かつ面子的にも面白いが、
やはり注目は昇級争い。
首位の望月は安泰だが、残り3枠を会田、米崎、蔵、ふゆつみ、命、松嶋の6人が争う大混戦。
まあ実績でいえば、雀王戦A1リーグ経験者の蔵、
知名度で言ったらRTD解説やクイズ番組で有名な松嶋だが、
全員がそれなりのキャリアや知名度をもっている選手たちだし、見る人には面白い勝負が期待できるカードだろう。
※4卓でやるのか5卓でやるのか私知らないので卓組は書きません^^;

ちなみにだが、
この6人で女流Aの経験がないのは松嶋とふゆつみである。悲願達成なるか。


んで気になって調査してみた点を一つ。
松嶋は今期でデビュー以来10回目の女流雀王参戦なのだが、
今期までの過去9回はすべてB残留という実は「女流Bの番人の一人」だったりするのだ。
その点でも悲願達成なるか、結構注目。

あとついでに、
松嶋の10回という数字は歴代3位である。(B以外の経験無し、という選手の中では歴代最多)

歴代2位は会田で11回(ただしAもCも経験もあり)、
上記の通り現在2位であり彼女も松嶋同様に番人からの再脱出、そしてA復帰に燃えるところだろう。

そして栄えある(?)歴代1位は今期で12回目の参戦となっている



ダラララララララララ…



名前は伏せておきます。
ただ本人結構気にしてるかもなので「り●り●のお悩み相談室」で取り上げるのもいいかもしれないですね!w
来期で13回目になる可能性結構高そうだしw

まあそんなこんなの最終節、
興味のある方はぜひ現地でご観戦を。(ファンクラブ入会が必要です)

そして改めて本日の決定戦、必見です。
ご視聴、TS是非に!