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2016年11月9日水曜日

会社員が麻雀プロになるとして①:資格取得目的は全然あり

本記事およびこれに関係した記事は僕のかなり一方的な見解です。、
麻雀プロ全体とか協会の団体としての見解とは、かんなり異なる可能性があります。
あくまで個人の私見と考えてご覧ください。

僕が麻雀プロになったのは2002年の冬でした。
当時はまだ大学4年生で、
その後の1年間は麻雀プロと大学生を、
そしてその後は会社員(サラリーマン)と麻雀プロを兼ねての生活を続けております。

それでですね、ここから数回かけて
会社員(サラリーマン)が麻雀プロになる際に、
心がけておいた方がいい事
気をつけねばならない事
メリット・デメリットとか
ちょっと書いてみようかと思います。

まあ会社員に限らず、「麻雀プロになるとはどういう事か」を興味を持っている方にも、
わかりやすく紹介できればな、と。

※連続投稿ではなく途中に違う記事がちょくちょく入るかと思いますが。

まず麻雀プロのなり方と書いておりますが、
具体的な試験申し込み方法とか、申し込み期間とか、試験内容は割愛します!w
というのも協会の公式HPに書いてありますので。
http://npm2001.com/test.html
 

ざっと言えば
試験は基本的には一年に二回(7月頃と1月頃)
HPの過去問にあるような筆記をして、
面接をして、
二日目に実技(実際に麻雀の対局)
となります。

もしも協会以外の団体をご希望なら、下記サイトをご参照ください。
団体ごとの概要の記載等がある解りやすいサイトかと。
http://majandofu.com/pro-mahjong#003

さて最初に一つ
プロ試験は「滅茶苦茶に難しい試験ではない」という事実です。
よって表題の通り「ライセンス、資格の取得」って考えで受けるのは全然ありだと思います。

協会HPの過去問がある程度解ける程度の知識があること、
実技にて先ヅモなどをせずに発声をしっかりする事、
これでそれなりの確率にて受かるかと。

プロがそんな心構えでいいの?と言う人もいますが、
別にこれは特に珍しい考え方でもないかと。
たとえばキックボクサーだって同様の形式でライセンスがとれる。
取っただけでは収入等にならない点もおなじ。

一方で難易度の話をちょっとしましょう。
これが低い大きな理由は、
麻雀には囲碁や将棋の育成機関や体制が無いからだと思います。


そんな中で現役選手と同等レベルの人を見極める為の試験をしても、99%の人が落ちて終わるだけ。それはもう現実的ではない。
つまり麻雀界のプロテストは「今後の戦力を育てる為の囲い込み」の面があるのです。
位置づけ的には実は将棋の奨励会とか囲碁の院生に近いのかもしれないですね^^;


そして逆に言えば、
プロテストは「受験者に即戦力レベルの高い実力を求めていない」という側面が”ある程度は”あるともいえます。

実際、麻雀の即戦力として実力を期待できるレベルって、
①雀荘でバリバリ働いている若手のメンバーさん
②ネット麻雀で超トップクラスの成績出している様な人
位じゃないでしょうか。

これらに該当しない一般的な打ち手の方で、
入ってすぐに競技選手として「即戦力レベル」って思った打ち手って、
僕は少なくともほぼ見たことがない。
まあどれ位を即戦力と判断するか次第かもですが^^;

「そもそも教育機関を作らなければダメだろ」とか
「だったらプロって名乗るべきじゃない」って話はまたの機会として^^;

大事な事は
「プロテストで求められるのは強さや知識だけではない」という事実です。
 

じゃあ一体プロテストに求められる物は何か?
受かる可能性を高める為に必要な事は何か?
次はこれを書いてみようかと思います。

これを見て興味をもったら受けてみるのも悪くはないと思いますよ。

長いので続く。

あっ、
先にちょっと総論の一つとして書いておきますが
「受かるのはそこまで難しくない」=「プロになった事は自慢にならない」
って事実を考えて、受験を検討してくださいね。

文中で書いてる通り、
雀荘メンバーやネット超高段者以外でプロになった瞬間に麻雀の即戦力として期待できるレベルの人って、
僕は数百人に一人だと思ってます。


「プロになった=自分はまあまあ強い。少なくとも巷の人よりは麻雀をそれなりに知ってるレベル」
って根拠無く考えてる人をよく見るけど、
正直に勘違いかなと。


強さの追求って観点から言えば、
問題はプロになってからどうするか
「麻雀プロ=強くなる為のチャンスを手に入れる事」にすぎません。

そのチャンスを生かすか殺すかは、受かってからの行動次第かと。

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