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2017年6月26日月曜日

麻雀プロ活動とお金もうけのお話

実はこの一ヶ月間、
Google広告の表示停止をくらってました・・・・
理由は単純で、「自分で何回か広告クリックしたから」
まあ4月に旅行行く時とかホテル調べてた際にやっちゃってたから仕方なし。
無事に昨日から復旧して本当に一安心^^;

そもそもこのブログ書き始めた理由の一つは「中堅麻雀プロはネット広告収入をどれくらい得れるか?」っていう事を試したかった点もあるわけで、
そういう点でも広告停止はちょっと参っていた( ̄▽ ̄;)

ちなみに今のところはとても声高々に他人にお勧めできるレベルではありません^^;

ちょうどそんな時期に麻雀界の一部で騒がれた事があるようで。
「賢者の麻雀」だっけかな?
情報商材関連の新規ビジネスか何かが出たが、数日で削除に至ったみたいで。

先に書いとくと僕は詳細を何一つわかってません。
何かを見ようと思ったらもうネットから全部削除されてたので、誰が関わったとかもほとんど何も知らないし、事業主側の対応とか何が問題視されてるかも全然知らない。
なのでこの件自体については何も思う事はない。



ただ改めて思うのが、
この業界を取り巻く人達って”お金をもうける”って行為に物凄い悲観的な視線を送る風習がある、って事。

ちょっと前にあった某クラウドファンディングでネットが騒がしかった時も見てて違和感があったが(これも詳細を事細かには知りません。間違ってたらごめんなさいw)、
●費用集めの為に色々なコンテンツを提供
●予想以上の反響とリクエストがありコンテンツ追加
●当初予定の目標金額を大きく上回る
⇒それは何に使うんだ?金儲けだ!という声

僕にはいったい何が問題なのかがまるで理解できなかった^^;
「金もうけだとしてなんか問題あるの?」って感じで^^;
目の前に明らかな需要があってビジネスチャンスがある。それで儲けたとして何が問題なのかと・・・・
「プロジェクトの名目はどうなる?」というなら、全てのビジネスには名目があって、でもそこで集めたお金は当然企画側の「利益」ともなるべきだろうし。

言っちゃなんだが麻雀界にはお金がない。
文化財として保護されるような立場になく、将棋や囲碁のように新聞社などの大口スポンサーがいない。
一方で競馬・競艇のように胴元としてお金を取るといった事をしていない為(というか出来ない)、潤った状況にもならない。

まあ「食えなくて当たり前」という考えがあるのはまだいいとして、
「無償労働が当たり前」と思われていた時代も本当にあった。僕が新人の頃とかその考えが根付いていた時代だったし。
最近はかなり考え方が改まってきた方だと思う。

そしてこれは業界の相場設定の問題もある。
早い話が雀荘の場代をもっと跳ね上げるべきという考え方もあるのだ。(特にゲスト来店日)。

昔とある麻雀漫画で
「麻雀プロを食わす為に全雀荘をプロ団体が直営店にし独占化、場代を3倍に跳ね上げる」という内容のものがあった。
法規制の問題もあるらしく非現実的な物ではあるが、実際に雀荘や業界関係者が健全に生活送るのにはもっと相場をあげないといけないと、暗に示した物だったともいえる。

ちなみにある程度名前が知れたプロには「最低でも時給●●●●円でないと仕事を受けない」という人がいる。
これを聞いたファンが「酷い」と言った例も聞いた事あるらしいが、これは本人希望よりも業界としての相場を守る意味合いがつよい。
トップが何でもかんでも仕事をうけるのは駆け出しの子達の報酬を圧迫する事にもつながる。

まあ何が正解かなんてここで論ずる気はない。
また、麻雀業界の相場を全て3倍にはねあげたら、なんて考えても実現がすぐにはできないし、そもそものスポンサー問題とか論点も多い。

ただ一ついえるのは、
我々だって霞を食べて生きている仙人ではないという事だ。
私は会社員として収入を安定させる道をえらんでいるが、ぶっちゃけ競技麻雀だけで生活できるならそうしたいのが本音である。
それを選択しなかった理由は生活が安定しない=それが競技に不利になるケースがあったから、その一点である。

まず生活ありき、そして出来ればその基盤をこの業界から見出すという行為、あんまりそれをネガティブな方向にとらえてほしくはない。あらためてそう思った次第である^^;

さて、ようやく広告停止期間も終わったし、
これからもコツコツと駄文をアップする予定です。
皆様よろしければご愛読を(*・ω・)