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2017年6月12日月曜日

6連覇が阻止された日

最高位戦の石井あやが結婚・妊娠発表した

http://blog.goo.ne.jp/ten_aya_2009


僕も昨日まで知らなかった。
まあそれ自体は別にいいのだが(事前報告を受けるほど仲良いかは微妙だしw)、
このブログがネットにあがるちょうどその時、
当の本人を含めたライングループにて、
「巨人の13連敗およびそれでも最下位のままのヤクルトの弱さについて」話をしていた。
そんな中でツイッター見てびっくりして「直接言ってよ!」といった具合だったw

さてそれで、ちょっと石井あやについて改めて思い出した事を書いてみようかと。
※ここから先、全競技選手名を敬称略で記載します

彼女は押しも押されぬ最高位戦の女流トップ選手の一人だが、
やはり「根本佳織の時代(女流5連覇)に終止符を打った」という点が一番の言及されるべきトピックだろう。

まず女流最高位戦はとにかく連覇している人が多いタイトルである。
第1期の渡辺洋香の後、
第2~4は山口まやが3連覇を成し遂げ「女流最高位=山口」と呼ばれ話題を呼んだが、
第5~9にて根本佳織があっさりとそれを上回る5連覇を達成した。
※現女王の大平亜季も3連覇中

ちなみに5連覇というのは他の全タイトル戦含めて根本以外に聞いた事がない前人未到の記録だし、
この頃の決定戦における彼女は実際に神がかった存在だったと言える。
涼崎いづみを大逆転でまくり3連覇を成し遂げた第7期は神がかりとまで噂されたし、
この頃は決勝が始まる前に「誰が根本の伝説に終止符を打つのか?」という点がやはり話題だった。

そんな第10期、
この年に連盟のG1タイトルであるプロクィーンを制覇した石井がその勢いのままに女流最高位決定戦に挑んだわけである。

無論根本に対する対抗馬の筆頭と目されたのは言うまでもない。

二日間の激戦の末ついに石井が勝つわけだが、
最後優勝者が決定した際に、根本の背後の応援団から優勝決定の歓声をかき消す程の大きな溜息が聞こえてきた、というのはちょっとした逸話だ。
後にも先にもそんな話はあまり聞いた事がない^^;
ついに一つの時代に終止符を打たれた瞬間だった。

そしてこの時、
業界では「次の石井が何連覇するか?」というのが大きな話題になったのは言うまでもない。
なんせ山口、根本と連覇が続いていた女流最高位、
プロクィーンとの二冠を達成した新女王に対する世の期待が非常に高かった。

そして翌年(ry

さてちょっと話を変えてw

近年でもG1タイトルの優勝こそないものの、
彼女が最強戦や女流最高位の決勝などで大いに麻雀界を沸かせてくれている女流の一人なのは言うまでもない。

それだけに「結婚・妊娠発表」というのは改めてちょっとおどろいたし、
今年になって多くの女流が結婚や妊娠を発表しているのも含めて改めて「時代も変ったなあ」と思った次第である。

改めておめでとうございます。

まあ彼女の結婚を聞いて改めてそんな数年前の激闘について思い出して日記書いたが、
別に引退するわけでもないだろうし、今後も母親になった彼女が名勝負を見せてくれるのを結構期待している。

あっ、もしも生まれてくるのが娘さんだったら20年後くらいに私の嫁に(ry


ちなみにその決勝の観戦記探してみたら、書いてたのは武中兄だった。
そういや一生懸命やってたなw

興味のある方はご覧ください^^

https://saikouisen.com/1424/
https://saikouisen.com/1429/