ちょっとツイッターでも話題になってるこのつぶやきに対して
https://twitter.com/takeyou5_10/status/1003988963206488065
まあ言いたいことはもっともで、
確かに麻雀なんて人生と比較するほど大げさなゲームじゃないと思うのですよね。
所詮はただの絵合わせといわれりゃそれまでなのです。
ただ一方で根本的な部分は世の多くの事象に共通するところがあるのも事実で。
早い話、「根本的な部分はある程度数値基準で判断できるが結局はベクトルの違う情報をアナログで判断する事が必要」という根幹部分、
これは世の様々な事象とか仕事とかに共通して言える部分じゃないのだろうか
参考記事
https://susumutakenaka.blogspot.com/2016/12/blog-post_28.html
まあでもね、やっぱり一番「人生の縮図」って言いたい点は、「理由なき平等な理不尽さ」ですよ。
この人も他ツイートで書いているんですが、
麻雀の一番いい所って誰に対しても平等に理不尽な点なんです。麻雀はこれ結構絶妙なバランス感がある。
いやポーカーとか他ゲームはこれがどうか知らんけど、世の中には「始まる瞬間にある程度の優位性が人によって決まってる」ってゲームが結構あるし。
ぶっちゃけ人狼とかあからさまに存在してると僕は思ってたりするし。
この平等な理不尽さ、競技やると思い知るシーンが特に多くて^^;
例えばリーグ戦とかで「ここでトップとれば昇級」って時に、
ライバルの人が凄い猛烈な勢いであがり続けるのを見るときとか、
「自分が心の底から熱望する物が特に理由なく目の前の人に与えられてる」
って感覚ね。
競技選手長くやってると何回も味わうこの絶望感ですよ。
泣きわめきたいけど泣きわめいたところでしょうがなし、
人間が生まれた時からお金とか容姿とかで色々なハンデを背負ってて、
目の間には自分が欲しい物を当たり前のように手にしてる人がいて、
頑張ってそれを挽回する努力をしても不遇のまま敗れ去る事が大半、
大体は現実と妥協する。
まあそんな理不尽さを「縮図」と言うなら間違ってないんじゃないでしょうか。
と長くやってると思うわけです。
でも多くの人が同じこと思ってるだろうし、「俺ばっかり」は誤りかもしれない、
うんこの点も人生の縮図。
さてちょっと話変わって
個人的に競技麻雀やっててこの「理不尽さ」に心へし折れたシーン第1位は7年位前のB2リーグ最終節ね。
つなんだーこと綱川とB1への昇級最後の一枚争ってた中で、
オーラスまで1万5千点位リード、
そしてそのオーラスで親の綱川の12000(1副露)に5巡目で放銃、
まあ打った瞬間に崩れ落ちそうになったけど、
「結局はここまでの積み重ねもあっての結果、諦めねば・・・・(T_T)」
と思って終わった後皆で酒を飲んでた。
んで、そこにふと訪れたとある他団体の後輩の女の子
女の子「武中さん。リーグ戦お疲れまでした。結果どうだったんですか?」
ワシ「6位だった・・・」
女の子「え!?20人以上いて6位ですか!凄いですね!」
ワシ「昇級5位までだけどね・・・」
女の子「じゃあもうちょっとで昇級だったんですね!凄いじゃないですか!!」
※ちなみにこの会話の後、その場にいた彼氏とキャッキャし始める。
この子の悪意無き煽りを含めて、
「競技麻雀は人生の縮図だ・・・・」
とか思ったのでありました。
まあでも冒頭の彼のツイートの様に「大げさすぎるだろその表現」と思う人の気持ちは良く解る。
麻雀プロとか関係無しにこれは普通の感覚。
なので、特にこのツイートに僕は苦言とかないのです。
ただ一方、
前から彼に一つ苦言を言いたい点はあるのでこの際だから。
「たけなか」って名前が武中兄弟以外にいるとなんかややこしいので、
大先輩に気をつかって改名の検討を前向きにお願いしたい次第です。キリッ
以前朱雀リーグの連絡ラインにて「たけなか違い」に気づかず僕が返答しまくってまわりに注意されたのは恥ずかしかった。。。。
ちなみに麻雀界には「根本」って本名を、根本佳織に気をつかって改名した心優しい人もいます!w
と、どうでもいいオチで締めます。