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2018年10月16日火曜日

下手なのに強い人、上手なのに弱い人 その1

いつも通りにフリーに行くとそこでばったりと彼に遭遇。
「武中さん」
『あっ。以下の記事で出てきた常連客のキバヤシさんじゃないですか^^』
● 雀荘の女性店員とお客さんのとある光景
● 麻雀とメンタルの関係性

「どうもお久しぶりです。それじゃお先に失礼します。」
『もうご帰宅ですか?』
「はい。どうも今日は調子が悪くて」
『まあそういう事もありますよ。僕もこの間チンチンに負けましたし。』
「今日は特に対面のオバちゃんが凄くて。典型的な”ヘタなのに強いタイプ”でした。もうボコボコにされましたよ。」
『ほう^^;』

「すごい勢いで全ツされまくって、僕の勝負手全部不発になって酷いものでしたよ。。。」
『まあ言いたい事は解らないでもないんですが、そんな人地球上に存在しませんよ。』
「へ?」
上手いと強いは同義です。
よって”下手なのに強い”とか”上手なのに弱い”って人はいません。
”強くて上手い”か”弱くて下手”かのどっちかです。


「で、でも今日のオバちゃん凄かったんですよ。たとえば親リーチにドラを一発で勝負とかしてたし。」
『その勝負が本当に損だったかはその状況を細かく検証しなきゃ解らんですよ。僕だってドラ勝負する事くらいありますよ?その人の手牌も見てないのに何をもって”酷い”なんですかね?
”その人のバランス感覚や判断が本当に利にかなわないレベル”と貴方は全て判断で来てる自信ありますか?
そう考えているとしたらそっちの方がはるかに危険な思想です。』

「・・・でもこの間とその前に同卓した時は、その人凄い負けてたんです!」
『それ以外の時は凄い勝ってる人かもしれないです。
麻雀の結果なんて数千回、数万回レベルの試行回数が必要なんです。
数回、数十回同卓した程度で”強い””弱い”を判断するのは早計でしょう。
”上手い”か”下手”かなんて解るはずもありません。
いや厳密に言えば”弱い=下手”ってのは解っちゃうシーンが結構あります。
ただ上手いと解るシーンはまず起こりえないです。(この理由はいつか別記事で)』


「・・・じゃあ僕の考えはタダの思い込み?」
『はい。
麻雀のゲーム研究がまだまだ進んでいなかった時代ならともかく、
この統計データや研究が出そろったご時世でそんな発言してたら場所によっては嘲笑の対象かと^^;
ただまあ、そんな時代でも”感性で打つ”とか”運の流れを引き寄せる”とかオカルト思考は多くあるので、結局この考えもある種”正しい”と考えている人はいるんですけどね。
ただ僕としては”結局、強いと上手は一緒。それらを分けて考えるのは研究が進んでなかった時代の人達の戯言”と一蹴したいですね。

「・・・・」
『あっ、でも最初に言いました通り。考え方は解ります。
実際に僕としても「”上手なのに弱いと思われがちなタイプの条件」てのは幾つかあると思ってます。』

「へえ、そんなのがあるんですね」
『はい。打ち方の傾向等ですね。
つまりその逆の条件を多く満たしてる人は「”下手なのに強い”って思われがちなタイプ」です。

じゃあ、せっかくなのでそれについてちょっと触れてみましょう。
もしもキバヤシさんがフリーとか打ってて”なんで自分はいつもしっかり打ってるのに、こんなひどい下手な人に負けちゃうんだろう”って思う事があるとしたら、
これから述べるポイントを知れば自分の麻雀を見つめなおす参考になるかもしれないですね。』

続く