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2019年9月4日水曜日

日本プロ麻雀協会の一年で一番長い週末について 2019 その1

さて毎年恒例、
日本プロ麻雀協会の通期リーグ最後の一日が行われる週末、
それがこの土日である。
・9/7(土) B2、B1、A2リーグ
・9/8(日) A1リーグ

「泣いても笑っても」の最終節、
やる方は胃痛、
見る方は最高に盛り上がるこの日について、
今年で3年目になる展望記事を書いてみましょうか。

ちなみに触れるのはA2, A1だけです。
興味ある方はB2、B1も協会HPで見てください。
http://npm2001.com/jannou/jannou-b1.html  

それではまずA2リーグの展望。(今回は自分の事は後回しで書きたい状況な故・・・
現在のポイントは以下の通り。

・A1への昇級は3名
・B1への降級は5名
そして最終節の卓組は以下の通り。

A卓
1 松本 吉弘 423.9
8 松浦 裕充 33.9
9 菊地 俊介 6.0
16 崎見 百合 -325.9
17 サイコロ太郎 -386.8

B卓 
2 後藤 哲哉 338.7
7 清田 力夫 86.5
10 鈴木 達也 -93.7
15 坪川 義昭 -302.6

C卓
3 角谷 ヨウスケ 289.9
6 千貫 陽祐 125.2
11 近藤 千雄 -106.1
14 木原 浩一 -231.8

D卓
4 吉田 基成 245.8
5 浅井 堂岐 193.5
12 藤田 拓郎 -185.5
13 佐久間 弘行 -199.0
 

例年の事なのだが、
A2リーグは人数の都合上、D卓が特に過酷になる。
実際に去年はD卓にて西村・崎見が最後まで昇級争いをして、西村が勝ち崎見が涙をのんだし、
この卓でポイントを伸ばせなかった矢島学が降級を喫している。

今年は昇級ラインの3位と4位のポイント差がわずかなのもあり去年と同様に過酷な状況、
その中で過去2回の雀竜位を経験している吉田基成が虎視眈々と初のA1リーグを狙いつつ、
対抗となる浅井がそれを争う立場となる。
一方でこの卓の残留争いが藤田と佐久間。
両者ともA1リーグ経験者であり1期から協会にいるベテラン、その生き残りをかけた戦いとなっている。

D卓と劣らない過酷な卓になりやすいC卓、
その中で昇級ラインにいる角谷も立場が非常に微妙。
千貫の追撃を抑えるのが条件だが他卓の事も考えるとある程度ポイントを伸ばさないとダメなケースも十分にある。
昨年に屈辱の降級を喫した元雀王、1期での返り咲きはなるのか?
そしてそれと同卓の同じく元雀王の木原は今年も大苦戦し降級の危機。
2人の元雀王の結末がどのようになるかが注目の卓ともいえるだろう。

一方でA卓、B卓
ここは比較的、立場が固まりつつある人が多い。
残留濃厚な清田・松浦・菊地あたりはある程度大きくたたくのを狙いつつも序盤は念のためにマイナスするのを避ける立ち回りになりそうだし、
大きくポイントを伸ばす必要がある坪川・崎見・サイコロはイチかバチかの勝負に出てくるだろう。

そしてA卓・B卓にて昇級ライン内にいる松本と後藤、
松本は大敗さえしなければOKの状況(序盤で決めてしまいたいだろうな)、
一方で後藤はプラスマイナス0であればほぼ行けそうな状況、
二人とも序盤のデキ次第で後半の立ち回りを考えてくるだろう。

世間から見れば、
Mリーガーの松本吉弘が来期A1への参戦を決めるか、ってのが一番期待されてそうな点だし、
まあ今のところその可能性はかなり高いポジではある。
もっともこういう時、当の本人はそんな楽天的にはなれず緊張しながら最終節を迎えるものだが^^;
 

A2開催場所は飯田橋の東南荘、
日にちは冒頭にもある通り9/7(土) 11時からです。
興味のある方は是非に。

あんまり書く気がしないがA1の展望記事に続く予定。