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2019年10月16日水曜日

麻雀のルールについて思う事 その5 ルールをちょくちょく変えてる伝統的スポーツやゲーム

ちょっと前にテレビで「柔道」を見ていていろいろと衝撃を受けた。
何に受けたかって”僕が知ってるルールと全然違う”という点である。

さて現代を生きるアラサー・アラフォー世代が”柔道”と聞くと、
この名作を思い出す人が結構いると思われる。

かの名曲「ミラクル・ガール」を探したけどなかった・・・・

改めて”YAWARA”
浦沢直樹の初期代表作の一つ。
天才柔道少女”猪熊柔”が主人公のスポーツ漫画であり、
かの金メダリスト田村亮子のニックネームもここからきている。


さてこの漫画の中での柔道といったら、
・一本、技あり、有効、効果
・抑込みは25秒で技あり、30秒で一本
だった。

が、現在の国際公式ルールでは
・一本と技ありのみ
・抑込みは20秒で一本、10秒で技あり

となっているらしい。
さらに言えば、すくい投、肩車、双手刈、朽木倒、あたりの技には制限(連続技として出す以外は禁止)があるとのこと。
これは正直に面くらった。
テレシコワなんか裏投げ以外の得意技大体NGじゃん!(解る人には解るネタ)

ちなみにこれには柔道がもはや日本の文化というより世界的なスポーツになっている中で、従来の”伝統”という根拠なき風習にあまり外人が拘らない事が、ドラスティックな変更を生んでいるらしい。
日本人が中心にしきってたら多分カラー道着すらOKにならなかっただろう。

あと他の例を言えば囲碁である。
かの有名な「ヒカルの碁」では先手・後手のハンデにあたる”コミ”が5目半だったが、
2019年現在は6目半だったりする。
人狼関係で知り合った囲碁棋士の方々にこれを聞いたときは驚いたw
囲碁のコミはこの数十年の間でもちょくちょく見直しがはいっているらしい。



なんかこういった話を聞いていると、
無駄に複雑な部分が多くて、
無駄に細かくて、
不整合も多い”ゴミ屋敷”のような日本麻雀のルール、

今後のことを考えて、
まずは統一をして、
もっとシンプルな物にしていく、
この動きを業界全体がもっとしなきゃならないんだろうなあ・・・
とか考える部分がある。

ただまあ各人・各団体のこだわりとか、
色々と障壁多いのは事実なんだよなあ。
この考え方こそが古くて甘えた考えかもしれないが。
もう少々先にもっと業界に大きなスポンサーが増えて、
全団体が一つの方向に走ることを義務付けられたとき、
業界の一人として先入観ないルール整備に協力したい、とは思ったりするけどね。

麻雀のルールについて思う事 まとめ