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2020年4月28日火曜日

麻雀プロのカップルが同卓するとどうなるか(思い出話)

今日麻雀界をにぎわせた話題と言えばこれ。
「雀士グラドル岡田紗佳、イケメン雀士と「結婚リーチ」同棲撮」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200428-00010001-flash-ent
白鳥さんとも2,3回お会いした程度だし、岡田さんについてはあった事ないので書ける事ないですけど、
こんな風に麻雀プロの熱愛がすっぱ抜かれる時代が来たんだなあ、、、
とちょっとしみじみ。
そしてこの事実を当人たちはtwitterではっきりと”肯定”

https://twitter.com/sayaka_okada219/status/1255037361651474432
https://twitter.com/s_Shochan0827/status/1255035153488900097

色々と時代の変化を感じる、、、、

で二人ともが
「対局で同卓する時は私情を挟まない」って旨を明記してるんですよね。
まあ確かにこれを書かないと(というか書いても)色々と勝手な事言う人いるのかなあ、、、
とか思うわけで。

僕は長年の競技生活で、自分の彼女と同卓した事はありません(爆)
いやでも別に羨ましとは思わないですけどね。
だってもし同卓してボコスカにして後でギスギスしたら困るし。

、、、いや冗談です。
競技やる人間がいちいち卓内での出来事を卓外で引きずる訳もないと思ってるので。

一方で「付き合ってるカップル+僕+もう一人」で競技で同卓、
って経験は数回ありますけど、別にそれも特に感じるもの等はないです。

そもそも麻雀のゲームの性質をしっかり知ってる人からすれば、
麻雀は自分以外の誰かを有利にする打牌ってのはまず出来ない、
ってのは当たり前に知ってる事でしょう。
正確に言えば「誰かを優位にしつつ、自分も有利にする打牌は出来ない」ですが。

その前提がある以上、カップル内で歪んだ打牌なんて出来る訳ないのくらいわかる。
麻雀って世間の人が考えている以上に結構4人が独立してる、孤独なゲームなのです。
※どうも漫画とかの影響でこれが誤解されてるけど。

むしろ僕が今までの競技経験上
「勘弁して欲しいかも」とちょっとだけ思ったのは、
とある別れた直後のカップル+僕+もう一人、で競技にて同卓した時の事でした。

なんというか
「カップルが卓の中にはプライベートは持ち込まず、きっちりとバチバチやりあう」というのは何回か同卓したし、それはまあ別に良かったけど、
「元カップルが卓の中にプライベートを持ち込み、それをプラスした超バチバチを展開させる」というのは本当に長年の競技生活でも指折りの恐怖の体験だった。

東1局に男が2000,4000をツモった時、
そして女が男からオーラスに直撃をとってラスに突き落とした時、
2人から放たれていた鬼気迫る空気を僕は忘れない。。。

麻雀プロのカップルの方々、もしも仮に二人が別れた日が来たとしても、卓の上再会した時は清らかにバチバチして頂けると幸いです。キリッ

最後に、
冒頭のような麻雀界カップルの話が出ると「麻雀プロってカップル多いな」って言う人がいるんですが、そりゃ勘違いってもんです。
以前にこれで書いたように、
そりゃ女性の方は業界内で付き合ったり結婚したりが多いかもですが、
男女構成比の問題で大多数の男は女流に見向きなんかされません。
されないのです!
大事な事なので2回言いました・・・・

おしまい

2020年4月20日月曜日

自分の子供に麻雀を教えたいか?(あくまで僕の私見です。私見。)

我が団体の雀王である堀慎吾が先日twitterにてこんな事をつぶやいていた。
https://twitter.com/elis0323/status/1249990071907844096

今年三歳になる息子が「麻雀プロになりたい」と言ってるのに対して、それを必死で阻止する親の絵である(?)。

改めて思うんですよ。
麻雀プロに「自分の子供に麻雀を教えたいか?」と聞いたとき、なんて答えが多いだろうか、と。
これはあくまで僕の予想なんですが、男性プロのマジョリティー回答は「あまり教えたくない」じゃなかろうかと。

僕自身の回答も「あまり教えたくない。まあ20代後半位に趣味として覚えてくれればいいけど、10代とかからのめり込むのはね、、、、」
です。つまり程々にしてほしい、自分のようにのめりこんでは欲しくない、ってとこでしょうか。

理由は主に二つあって
まず麻雀業界ってのは現時点では食いつなぐのも難しい=麻雀にのめり込んでも色々と夢がない点。
そしてもう一つが、自分の人生を振り返った時の事を考えてです。
ざっと言ってしまえば麻雀に多くの時間を費やした20代の事を振り返ると、自分の子供にあまり同じ経験をさせたくないのです。

麻雀界の環境や世間のイメージって僕が20歳頃の時代は今よりかなり悪くて、麻雀にのめり込む行為自体が「根暗で内向的」「アングラ」ってイメージがあった。
僕自身もそういった世界にのめりこんで20代の時間を結構費やして、まあそれは今の人生では多少なりとも大事な経験になってる部分はありつつも、「もっと貴重な時間をその時しかできない有意義な事に費やしたかった」って思いは少なからずあったりする。
片山先生の名作「スーパーヅカン」の後書きより。
麻雀に深くのめり込んだ人間には共感する部分があるのかもしれない内容ですね。



とまあ自虐も含めてネガティブ要素を書いたのですが、
そんな話をした際の我が家の相方との会話
「じゃあ自分の子供に自分の対局とかは見せたくないのね?」

、、、それは嫌だ。
麻雀のルールとか覚えなくてもいいけど放送対局見て「パパ頑張って」と言ってほしい、そう多くの打ち手は思うはずである。
μの石原さんが以前にこんなツイートをしていたい。
https://twitter.com/i/status/954335257523884032

僕はこれを見た時に感動してマジで涙でそうになった。
いつか僕も死ぬまでにこんな経験してみたい・・・

というわけで
「麻雀覚えるなら20代後半くらいからにしてほしい」
「でも対局とか競技について”パパ頑張って”と言ってほしい」
多くの麻雀プロの親はそう思うんじゃないだろうか、
という勝手な意見を書いてみたわけです。


まあしかし、改めてこの年になると「子育てって難しいよなあ」、と思うのです。
ちょっと僕の経験を一つ。
僕の母は結構教育系だったのです。
そして母が特に僕に勉強を強要したのが「英語」だったんですね。
中学入った頃から英語の塾に通わされて、成績も英語を特に重点的にチェックされ、「英語は一番大事だから勉強しろ」と耳にタコが出来るくらいに言われたのです。

で、どうなったかというと、僕は英語が大っ嫌いになり、高校入るあたりから苦手教科の一つになったのです。
社会人になると苦手意識とかも消えたし、海外の人と英語で仕事する事もあった。
そしてこの年になると「英語が大事だという母親の意見自体は正しかった。」と思うのです。
ぶっちゃければ僕も「自分の子供に何を一番勉強してほしいか?」と聞かれれば、「英語もしくは中国語」になります。
ただ同時に「でも母の子供への英語の勧め方は最悪だった」とも思っているわけでして。

その自分の経験上、「子供が自発的に興味をもって勉強してくれる方向に導けなきゃ意味が無い」って思う一方で、その方法は本当にわからない。
母のやり方が最悪だったと考えつつも、「じゃあどうすればいいのか」って正解については正直に全くわからんのですね^^;

「子育て」って人類が長い間ぶち当たってきた正解のない難題の一つなんでしょうね多分。
僕はもし自分の子供が「麻雀やりたい」って言ってきたら、その子供の好奇心を摘み取らずある程度は教えてあげつつ、一方でその心をもっと有効な物に誘導してあげたい、そんな事を思うのでありました。

そんな未来が来るかどうかがそもそも不明ですがw

2020年4月18日土曜日

”良い麻雀”って何でしょう? その2

さて前回の続き
https://susumutakenaka.blogspot.com/2020/03/blog-post_31.html

『、、、なんでしたっけ?』
「"良い麻雀"っていうのは全体がうまくまとまってる麻雀の事を指してて、そんな麻雀を打てるようになるための効率的な勉強法が何か、って話です。」
『ああ、そうでしたね。まあ答えから言えば対局番組を観戦する事ですね。』
「、、、へ?単純にそれだけですか?」
『はい。とりあえず対局番組を見まくる事です。そしてただ見るだけじゃなくて打ち手の思考をトレースすることを試みる事ですね。』
「思考のトレースですか。」


『はい。打ってる人になりきったつもりで、その人の見えてた情報や考えてた意図をトレースしてみるんです。結果(何を切ったか、鳴いたか 等)は既に出ているので、そこに向かうまでのロジック、それに行き着く為の要素、これを考えてみるんです。そういった打ち手の思考を知り「対局観」を磨くには観戦はこれにうってつけなんです。』
「その人の立場に立って、その人になったつもりで考える、それを繰り返す。ってことですねかね?」
『そうですね。ただ見るだけじゃなくてとにかくトレースをしてみてください。そうすると打ち手がその中で構築してるルールが見えてきますので。解説が優秀な人だとその”ルール”を説明してくれるケースが多いのでさらに勉強材料としていいです。
そうやって思考トレースを繰り返すと”良い麻雀”というのはなんとなく当たり前に見えて、実はかなり計算されている事を知れると思います。それぞれの打ち手の目指してる終着点を解説と結果で勉強しつつ打ち手の思考を模索しましょう。』

「なるほど。あっ、でもプロでもミスしたりしますよね?そいういう”見ない方がいい対局”だってありますよね?」
『そうですね。それは当然あります。』
「そういった悪い見本と良い見本を見分けるのってどうすればいいですか?」
『それは無理です。』
「・・・・あっさりと。」
『キバヤシサンのおっしゃる通り”打ち手のミス”がひどい対局ってのは確かにあります。それにプラスして”解説が平然と不正解を唱えてるケース”、というか主張がひどく偏ってるケースもあります。
でもそれが見分けられる人は観戦での勉強の一つ上のステージに行ってる人ですから。世間の評判とか色々なものは参考にすべきですが、最終的には観戦の勉強は質より量を重視した方がいいと僕としては思います。』

「量、、それが一番苦手なんですけど、、」
『まあそれでも世間でいう、各団体のトップの対局っていうのはそんなにはずれは無いと思います。
それらは
①結果(正解らしき物)が提示されている
②そのルールのヒントを解説が教えてくれる
という中々に優秀な勉強材料なのでどんどん見て、思考トレースする事ですね。もちろん元からの引き出しや細かい技術を磨くには書籍読んだり実際に打つ方が効果的です。要するに観戦以外もバランス考えて勉強するべきかと。』


「なんか麻雀って勉強する事案外多いんですね。」
『まあ強くなろうと考えるとそうなりますね。だから僕自身は”麻雀なんて強くなろうとしなくていい”って結構人に言ってますけど^^;』
「何切るとか戦術本だけで済ませちゃダメなんですかね?」
『技術や知識は間違いなくあがりますよ。でもそういった武器を対局観をもって正しく使わないとかえって全体の進行が曖昧になって悪い麻雀になるんですよ。ほら、案外知識が少なかった時期の方が麻雀勝てたりする事ってあるでしょ?あれは武器が少ないゆえに視点や進行が割り切れてて明確ゆえなんですよ。知識だけ身に着けるのは全くお勧めしません。それならいっそ勉強しない方がマシです。』
「先は長いって事は今回のお話で理解出来ました(T_T)」

いや、まあ競技やる以上は一生勉強ですけどね。
おしまい