今年の締め日記を軽く書いとこうかと思う。
・・・特に書くネタが思い浮かばないのだが。
そういえば昨日、
ずっと見たくても見れなかったボヘミアンラプソディーをamazonでようやく見たんですよ。まあ面白かったんです。個人的に一番好きな「Don't stop me now」がエンドロールでちゃんと使われてたし。
ただ、できればやっぱ映画館で見たかったとも思い^^;
ちなみに、
映画にあったライブ・エイドの後もフレディーは音楽活動を続けながら、エイズの合併症で1991年に死去するのですが、そのあとについてちょっとだけ豆知識を。
映画にも出てきた彼の最後の恋人「ジム・ハットン」、
ジムはその後もフレディーを献身的に世話し続けるのですが、実はこの時すでにフレディー経由で彼自身もHIVに感染しています。ただその事は最後までフレディーには告げず、その後2010年に癌で死去してます。(エイズの合併症でなかった点は医療技術の進歩があったのかも)
その一方でフレディーの死後、
ジムは映画の中心人物でもあったフレディーの元恋人かつ友人のメアリー・オースティンと、遺産分与についてかなり争ったそうです。
結果はほぼメアリーの全面勝利で、現在でもフレディーの家は彼女の物でありフレディーの遺骨も彼女が埋葬しています。
現実は映画や小説よりも色々と複雑なのでしょうね。
※「フレディーが居なくなって、メアリーからすれば自分と仲良いポーズをする必要はなくなったのだろう」というのがジムの見解。メアリー側は基本的にフレディーの死後にコメントを残していない。
さてそんなこんなで2019年もいよいよ終わり。
個人的にこの一年を振り返ると、
まあ去年からの延長で引き続き色々と忙しくて、気づいたら終わってた一年な気がしますね^^;
仕事も麻雀も家庭もまあそれなりに忙しく、でもまあどれもそれなりには順調で。
仕事はまあここでは特に書かないですが、
家庭については昨年に引き続き忙しい日々ですが、今年については家を買ったのが大きなニュースではありますかね。これについては思う事とか色々とあるのでちょっと別記事でもその内あげますか。
麻雀についてはまあ無事A1残留できたのがやっぱ一番のニュースでしょうか。
そして年が明ければ雀竜位A級、こっちも楽しみ。
と、まあ、グダグダ書きつつも、
2019年も改めて皆様お世話になりました。
2020年もよろしくお願いいたします!
・・・・・いよいよ40代か(ーー;)人生って早い。
獲得タイトル:第13期雀竜位
趣味:競技麻雀、人狼ゲーム
活動範囲:各競技麻雀大会およびニコニコ生放送(スリアロチャンネル 等)
主に今までの経験や今後についての雑記です。
今まで書いた主な記事のまとめはこちら
麻雀プロ対局動画のまとめはこちら
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2019年12月25日水曜日
2019年クリスマスの雀荘にて感じた時代の移り変わり
ラベル:
フリー麻雀での出来事
私は普段新宿の行きつけの雀荘以外にはいかない。
面倒くさいのとタバコの煙があまり好きではないから。
そもそも雀荘なんて黙々と麻雀打つだけの場所なので、一つガードレールを超えた先にある店にすらいかない。家に近いに越したことはない。
さてそんな私だが、
先日、知り合いに所用があり、滅茶苦茶久しぶりに違う店でフリーを打った。
そしてどうもその日は
女性のゲストがきらびやかなサンタの恰好で接客してくれる日だったらしい。
普段行く店には基本的に怪しい笑顔の男達ばかりなので(いや、女性もちょくちょくいるが)、
こんな経験はちょっと久しぶりだった。
が、店に入ってふと目に入った注意書にちょっと興味をひかれる。
「ゲスト入りの卓は1時間で打ち切りとなります」
(へえ、こんな注意書、前来たときは無かったな・・・)
ただまあ、店としてこの施策を考え出した理由は大体想像できた。
要するにゲストと同卓した際に会話に夢中になってしまいやたらめったら時間をかけてしまうお客さんがたまにいた為、店として考えて作った対策なのだろう。
(ちなみに、”凄いお客さんとかになると自然な和了を見送って同卓を引き延ばしたりとかもあったりするのかなあ・・・・”、とか思ったりもした。)
そういった問題に対して時間制限を付ける事で
・卓の回転を速くして売り上げを得る
・他のお客さんにも同卓機会を増やす
・ゲストの負担を減らす
と、なかなかいいこと尽くしな気がした。
アルティマ卓は配牌を取る手間もないので1時間は結構長い設定である。
実際にゲストの方と同卓した半荘はとにかく親が連荘をする長い展開だったのだが、それでもオーラスまでキッチリ打ち切れた。
ついでに「最近は他の雀荘でもこの制度があるのかなあ」、とかちょっと気になったりもしたり。
そういえばフリー雀荘での時間制限、
16,7年前に下北沢の雀鬼流道場「牌の音」で経験した事がある。
この時の時間制限は20分とかだった。しかも自動配牌ではない。
雀鬼流はとにかく早く打つことが強制されるルールゆえ、
1半荘が15分とかで終わったりもするのだが、
半荘が長いと立会人が打ち切りを宣言するのである。(今の町田道場でもこの風習があるかは知らないが)
ちなみにこのルール故に一か月で1000半荘とか2000半荘とか普通のフリーじゃ考えられない数字をたたき出す人がいたりした。
つまり2019年になりこの時とは全く異なる理由で人生二度目のフリー時間制限を私は経験したのであった。
フリー雀荘だって時の流れとともに色々な営業体制や施策が打ち出されている。
店員に女性を積極的に採用する店、
全自動で配牌が出る卓、
禁煙の店、
いずれも20,30年前だとまだまだ考えられなかった事である。
10年後にはどんな新しい施策が出てるのかなあ、とか思ったりもする。
そんな中でクリスマスゲストのポスターを見ながら、
知り合いの女性従業員が10年ほど前に「クリスマスは見栄をはって早く帰るお客さんが多い」、と
言ってた事をふと思い出す。
今はどうなのだろう。
そういえば日本人のクリスマスに対する特別感覚は年々薄れているとか言われてたりする(ケーキ屋の売り上げ低下も結構顕著らしい)。
でも男の見栄は時代が変わってもあまり変わらない気もするが。
ただ、そんな事を考えていた横で待ち席にいたお父さん、僕と同じポスターをみて一言。
「なんだクリスマスイブは●●ちゃんがゲストで、クリスマスは■■ちゃんか。こりゃ5日連続来なくちゃな!」
、、、中々に豪快な人だった。こういう人好きかもwそして10年前からこういう人がいた気がしないでもない。
僕もイブだろうがクリスマスだろうが麻雀は打つことが多いし。
とそんな事を思った12月末。
皆さん、素敵なクリスマスを^^
面倒くさいのとタバコの煙があまり好きではないから。
そもそも雀荘なんて黙々と麻雀打つだけの場所なので、一つガードレールを超えた先にある店にすらいかない。家に近いに越したことはない。
さてそんな私だが、
先日、知り合いに所用があり、滅茶苦茶久しぶりに違う店でフリーを打った。
そしてどうもその日は
女性のゲストがきらびやかなサンタの恰好で接客してくれる日だったらしい。
普段行く店には基本的に怪しい笑顔の男達ばかりなので(いや、女性もちょくちょくいるが)、
こんな経験はちょっと久しぶりだった。
が、店に入ってふと目に入った注意書にちょっと興味をひかれる。
「ゲスト入りの卓は1時間で打ち切りとなります」
(へえ、こんな注意書、前来たときは無かったな・・・)
ただまあ、店としてこの施策を考え出した理由は大体想像できた。
要するにゲストと同卓した際に会話に夢中になってしまいやたらめったら時間をかけてしまうお客さんがたまにいた為、店として考えて作った対策なのだろう。
(ちなみに、”凄いお客さんとかになると自然な和了を見送って同卓を引き延ばしたりとかもあったりするのかなあ・・・・”、とか思ったりもした。)
そういった問題に対して時間制限を付ける事で
・卓の回転を速くして売り上げを得る
・他のお客さんにも同卓機会を増やす
・ゲストの負担を減らす
と、なかなかいいこと尽くしな気がした。
アルティマ卓は配牌を取る手間もないので1時間は結構長い設定である。
実際にゲストの方と同卓した半荘はとにかく親が連荘をする長い展開だったのだが、それでもオーラスまでキッチリ打ち切れた。
ついでに「最近は他の雀荘でもこの制度があるのかなあ」、とかちょっと気になったりもしたり。
そういえばフリー雀荘での時間制限、
16,7年前に下北沢の雀鬼流道場「牌の音」で経験した事がある。
この時の時間制限は20分とかだった。しかも自動配牌ではない。
雀鬼流はとにかく早く打つことが強制されるルールゆえ、
1半荘が15分とかで終わったりもするのだが、
半荘が長いと立会人が打ち切りを宣言するのである。(今の町田道場でもこの風習があるかは知らないが)
ちなみにこのルール故に一か月で1000半荘とか2000半荘とか普通のフリーじゃ考えられない数字をたたき出す人がいたりした。
つまり2019年になりこの時とは全く異なる理由で人生二度目のフリー時間制限を私は経験したのであった。
フリー雀荘だって時の流れとともに色々な営業体制や施策が打ち出されている。
店員に女性を積極的に採用する店、
全自動で配牌が出る卓、
禁煙の店、
いずれも20,30年前だとまだまだ考えられなかった事である。
10年後にはどんな新しい施策が出てるのかなあ、とか思ったりもする。
そんな中でクリスマスゲストのポスターを見ながら、
知り合いの女性従業員が10年ほど前に「クリスマスは見栄をはって早く帰るお客さんが多い」、と
言ってた事をふと思い出す。
今はどうなのだろう。
そういえば日本人のクリスマスに対する特別感覚は年々薄れているとか言われてたりする(ケーキ屋の売り上げ低下も結構顕著らしい)。
でも男の見栄は時代が変わってもあまり変わらない気もするが。
ただ、そんな事を考えていた横で待ち席にいたお父さん、僕と同じポスターをみて一言。
「なんだクリスマスイブは●●ちゃんがゲストで、クリスマスは■■ちゃんか。こりゃ5日連続来なくちゃな!」
、、、中々に豪快な人だった。こういう人好きかもwそして10年前からこういう人がいた気がしないでもない。
僕もイブだろうがクリスマスだろうが麻雀は打つことが多いし。
とそんな事を思った12月末。
皆さん、素敵なクリスマスを^^
2019年12月23日月曜日
頭脳競技の史上最年少プロ入り記録について(あと第18期女流雀王についてちょっとだけ)
ラベル:
競技麻雀関係
※記事内敬称略
まず今日は最初にこの人物についての話から入りたい。
藤井聡太。
約3年前に14歳2か月という史上最年少での四段昇段=プロ将棋棋士への仲間入りを果たした人物、
将棋の事は知らなくても彼の事は知っているという人も数多くいるのではないだろうか。
そして彼の最年少記録について語られる時、よく出るフレーズは「中学生棋士」という物である。
将棋界には中学生のうちにプロになった人間が藤井を含めて過去5人いる。
・加藤一二三
・谷川浩司
・羽生善治
・渡辺明
将棋史上最強と呼ばれる羽生は勿論、他3人も将棋界にその名を残す大棋士、
物凄く解りやすく説明するなら、谷川は羽生が現れる直前までの最強棋士、渡辺は現在の最強棋士、と言った所だろうか。
中学生棋士である藤井にしても世間は「どうせそのうちタイトル何個かとるだろ」位に見えていると思われる。(本人からすりゃ迷惑かもだが)
さて次にちょっと囲碁の話をしよう。
今年、とある女性の日本棋院入り=プロ入りが話題になった。
仲邑菫。
史上最年少の10歳0か月でのプロ棋士誕生としてマスコミでも大きく取り上げられた。
ちなみに仲邑を除いた場合でも
その前の最年少記録は藤沢里菜の11歳6か月、
男子としては趙治勲の11歳9ヶ月、
と小学生棋士の例は過去にもあり、囲碁は将棋よりも大分プロ入りの平均年齢は若い。
この理由はおそらくだが、
将棋と囲碁で組織体制やそもそも根本的な採用基準が違う点が大きいと思われる。
囲碁はそもそも関東・関西で別組織が採用を実施するし、
特に将棋と異なり幾つかの特別採用枠があったりする。
史上最年少の仲邑については、日本棋院が今年から新設した小学生以下への特別採用枠「英才特別採用推薦棋士」が大きな要因となっているし、
それまでの最年少だった藤沢里菜は女流特別採用推薦棋士である。
将棋・囲碁のプロ入り平均年齢にもある程度差があると思われるが、
あくまでそれは体制の違いを表してるだけ、なのかもしれない。
んで改めてちょっと麻雀プロについて触れてみたい。
まず麻雀プロにおいて、小学生だの中学生だの高校生だのでなった人は過去いない。
理由は単純に「18歳未満および高校生は受験できないから」である。
これは風営法による点が大きい。
プロ団体自体は別に年齢規制を敷く必要はないのだが、大半の対局をやっている雀荘という空間は別である。そこに年齢制限がある以上、どうしてもかかってしまうわけだ。
まあトップリーグの人とかになれば対局の多くがスタジオになるし、高校生大会とかは雀荘以外で1日限定とかで開かれているが、
プロ自体のこの基準は今後もまず撤廃はされないと思われる。
「じゃあそんな中での最年少は?」
と聞かれても正直に解らないw
いちいちそんな記録は残してないし。
ただ協会について言えば僕が覚えている限り、
坪川義昭
愛内よしえ
この2人は10代で麻雀プロになっている。(10代でなる人というのは相当にレアだしやはり目立つ)
多分「史上最年少の入会者」はどちらかではないだろうか。
まあ記録については置いといて、
今日一番言いたかった点はつまり、
女流雀王こと逢川恵夢の”令和生まれ”はさすがに無理がある。という点である。
去年まで彼女が自称していた22だの23だの24だのは良いが、
令和となるとさすがに風営法にひっかかる。
協会が行政指導食らってしまうのではないだろうか。
、
、
、
、
、
とまあネタはこれ位にして、
改めて昨日最終日が行われた第18期女流雀王決定戦、
逢川恵夢が眞崎・朝倉・大崎と並ぶ史上4人目の連覇を果たした。
https://twitter.com/ClubNPM/status/1208736016942555136
とりあえず逢川の人となりと詐称の歴史についてはこのブログでも以前のせたとある写真をこの記事の最後に置いとくのでそちらを参照して頂くとして、
去年も今年も彼女の麻雀を一言で例えるなら、やはり「素直で外連味が無い」というのが一番しっくりする気がする。
年齢は詐称するが、勝ちに向けた戦術や気合いは詐称せず、
手数を重んじて勝つために素直にストレートに打つのが逢川スタイル、
攻撃型である事には間違いないが、大崎・佐月あたりともまた違って面白いタイプである。
故に最終日、ちょっとヒヤヒヤした展開も作りつつ、ぶれずにキッチリ勝ち切った、と見ていて感じた。
来年勝って3連覇となれば史上初、僕も協会員としてそれはちょっと見てみたい気がする。
その舞台でみせる逢川の麻雀がどのような物であるか、来年も期待したい。
改めて、選手の皆様お疲れさまでした。今年も素晴らしい決勝をありがとうごいました。
そして逢川さん、おめでとうございます。
最終日は以下URLにて見れますので、まだご視聴でない方は是非。
そしてその下に逢川の歴史も張りましたの興味のある人はどうぞ。
最終日放送URL
https://freshlive.tv/threearrows-ch/274300
※半分ネタ日記なので苦情は特に受け付けません。
まず今日は最初にこの人物についての話から入りたい。
藤井聡太。
約3年前に14歳2か月という史上最年少での四段昇段=プロ将棋棋士への仲間入りを果たした人物、
将棋の事は知らなくても彼の事は知っているという人も数多くいるのではないだろうか。
そして彼の最年少記録について語られる時、よく出るフレーズは「中学生棋士」という物である。
将棋界には中学生のうちにプロになった人間が藤井を含めて過去5人いる。
・加藤一二三
・谷川浩司
・羽生善治
・渡辺明
将棋史上最強と呼ばれる羽生は勿論、他3人も将棋界にその名を残す大棋士、
物凄く解りやすく説明するなら、谷川は羽生が現れる直前までの最強棋士、渡辺は現在の最強棋士、と言った所だろうか。
中学生棋士である藤井にしても世間は「どうせそのうちタイトル何個かとるだろ」位に見えていると思われる。(本人からすりゃ迷惑かもだが)
さて次にちょっと囲碁の話をしよう。
今年、とある女性の日本棋院入り=プロ入りが話題になった。
仲邑菫。
史上最年少の10歳0か月でのプロ棋士誕生としてマスコミでも大きく取り上げられた。
ちなみに仲邑を除いた場合でも
その前の最年少記録は藤沢里菜の11歳6か月、
男子としては趙治勲の11歳9ヶ月、
と小学生棋士の例は過去にもあり、囲碁は将棋よりも大分プロ入りの平均年齢は若い。
この理由はおそらくだが、
将棋と囲碁で組織体制やそもそも根本的な採用基準が違う点が大きいと思われる。
囲碁はそもそも関東・関西で別組織が採用を実施するし、
特に将棋と異なり幾つかの特別採用枠があったりする。
史上最年少の仲邑については、日本棋院が今年から新設した小学生以下への特別採用枠「英才特別採用推薦棋士」が大きな要因となっているし、
それまでの最年少だった藤沢里菜は女流特別採用推薦棋士である。
将棋・囲碁のプロ入り平均年齢にもある程度差があると思われるが、
あくまでそれは体制の違いを表してるだけ、なのかもしれない。
んで改めてちょっと麻雀プロについて触れてみたい。
まず麻雀プロにおいて、小学生だの中学生だの高校生だのでなった人は過去いない。
理由は単純に「18歳未満および高校生は受験できないから」である。
これは風営法による点が大きい。
プロ団体自体は別に年齢規制を敷く必要はないのだが、大半の対局をやっている雀荘という空間は別である。そこに年齢制限がある以上、どうしてもかかってしまうわけだ。
まあトップリーグの人とかになれば対局の多くがスタジオになるし、高校生大会とかは雀荘以外で1日限定とかで開かれているが、
プロ自体のこの基準は今後もまず撤廃はされないと思われる。
「じゃあそんな中での最年少は?」
と聞かれても正直に解らないw
いちいちそんな記録は残してないし。
ただ協会について言えば僕が覚えている限り、
坪川義昭
愛内よしえ
この2人は10代で麻雀プロになっている。(10代でなる人というのは相当にレアだしやはり目立つ)
多分「史上最年少の入会者」はどちらかではないだろうか。
まあ記録については置いといて、
今日一番言いたかった点はつまり、
女流雀王こと逢川恵夢の”令和生まれ”はさすがに無理がある。という点である。
去年まで彼女が自称していた22だの23だの24だのは良いが、
令和となるとさすがに風営法にひっかかる。
協会が行政指導食らってしまうのではないだろうか。
、
、
、
、
、
とまあネタはこれ位にして、
改めて昨日最終日が行われた第18期女流雀王決定戦、
逢川恵夢が眞崎・朝倉・大崎と並ぶ史上4人目の連覇を果たした。
https://twitter.com/ClubNPM/status/1208736016942555136
とりあえず逢川の人となりと詐称の歴史についてはこのブログでも以前のせたとある写真をこの記事の最後に置いとくのでそちらを参照して頂くとして、
去年も今年も彼女の麻雀を一言で例えるなら、やはり「素直で外連味が無い」というのが一番しっくりする気がする。
年齢は詐称するが、勝ちに向けた戦術や気合いは詐称せず、
手数を重んじて勝つために素直にストレートに打つのが逢川スタイル、
攻撃型である事には間違いないが、大崎・佐月あたりともまた違って面白いタイプである。
故に最終日、ちょっとヒヤヒヤした展開も作りつつ、ぶれずにキッチリ勝ち切った、と見ていて感じた。
来年勝って3連覇となれば史上初、僕も協会員としてそれはちょっと見てみたい気がする。
その舞台でみせる逢川の麻雀がどのような物であるか、来年も期待したい。
改めて、選手の皆様お疲れさまでした。今年も素晴らしい決勝をありがとうごいました。
そして逢川さん、おめでとうございます。
最終日は以下URLにて見れますので、まだご視聴でない方は是非。
そしてその下に逢川の歴史も張りましたの興味のある人はどうぞ。
最終日放送URL
https://freshlive.tv/threearrows-ch/274300
※半分ネタ日記なので苦情は特に受け付けません。
2019年12月13日金曜日
極めてどうでもいいご報告
ラベル:
会社員が麻雀プロになるとして
会社員麻雀プロという立場において、
たまに話題に出てくる事の一つに「麻雀プロって副業なのか?」という点がある。
日本の企業には「副業禁止」という規定があるケースが結構多い。
近年副業をOKとする会社も増えてきてはいるがそれでもまだ「禁止」の会社も多いのではなかろうか。
ただ「麻雀プロ」を「副業」と言われると、
① その肩書だけで収入は発生しない
② というかまとまった収入を発生させる事自体が至難の業
③ 雇用契約とかを団体と結んでいるわけではない
という点で「法律的には違うんじゃね?」思ってきた。いや専門家じゃないので解らんが。
が雇用主側からすれば、
例えば従業員がモンドとかにデカデカと顔を出しているのを見たら、
「どう見たって副業だろ。収入が発生してるかとかどうでもいい」
と言ってくる可能性はある。
ただ近年になりYouTubeやニコ生とか放送媒体の増加で一般人だってネットに顔出しする機会は幾らでもあるし、ここら辺の線引きはますます曖昧である。
そしてそもそも副業禁止というのは会社の言い分であって、
例えば
・土日だけ麻雀プロやってる
・他と雇用契約はしておらず事業所得等は0
といった感じの麻雀プロが会社に文句を言われたとしても、
「本業に支障をきたしていないのに何故ダメなんだ」と訴訟を起こしたら、過去の判例とかからして100%クラスで雇用主側が負けるだろう。
ただ結局このあたりのもめ事はそれぞれの主観がある。
たとえ訴訟で勝ったとしてもその後に会社と良好な関係が築けない可能性もある。会社との関係が問題になり色々と気まずくて結局麻雀プロを辞めた人、こういうケースも過去には見てきた。
僕自身は麻雀プロを「資格」とは考えつつも「副業」と考えた事は無かったし、
会社のある程度の人には知られていたし、
いざとなりゃ色々と自分の身を守る材料は持っていたが、
それでも「人事部とかの方針が変わって会社が本気で”辞めろ”と言って来たらどうしよう」、とか考えた事はちょくちょくあったりした。
さてそんな僕にとってちょっとした転機が先月あった。
会社が大々的に「副業OK」の施策を打ち出したのである。
これも時代の流れだなあ、とか感じる出来事だった。
その社内通達を聞いて、
真っ先に会社に上長面談を申し入れ(社内第一号だったっぽい)、
色々と前例が無いので上司も判断基準が良く解らなそうな中、
活動内容について説明した結果、
人事部から12/1より副業OKとの連絡が数日後に来た。
というわけで、
武中進は会社員兼麻雀プロとして、今後も活動をしていきたいと思います。
いや、なにも特にはかわらないけどねw
元々麻雀プロなんて収入面では雑収入にすら満たないし、
副業という感覚は0なんだけど、
いざという時に会社と揉めたくなかったのでそこに筋はキッチリ通せたのは嬉しかったりする。
今までボランティアの形式でやってた仕事とかも領収書切って雑収入や事業所得にて処理出来るのも、有難いと言えば有難いかな。
改めて2019年および2020年以降も皆さまよろしくお願いいたします。
Mリーグも増えて会社員麻雀プロの人もどんどん増えているかと思うのですが、
会社員の皆さん、
もしも会社が副業禁止ならいざという時にどうやって会社と話し合うかの材料準備とか、
会社が副業OKでも確定申告の方法とかはしっかりと知っておいた方がいいかと思われます。
あっ、ここで文章にはしませんが、僕も経験談位なら語れるので、興味のある会社員麻雀プロの方は機会があれば。
結局はケースバイケースだし、会社側の言い分とかの世界だから、何とも言えない部分が多い問題ではあるんだけどねw
たまに話題に出てくる事の一つに「麻雀プロって副業なのか?」という点がある。
日本の企業には「副業禁止」という規定があるケースが結構多い。
近年副業をOKとする会社も増えてきてはいるがそれでもまだ「禁止」の会社も多いのではなかろうか。
ただ「麻雀プロ」を「副業」と言われると、
① その肩書だけで収入は発生しない
② というかまとまった収入を発生させる事自体が至難の業
③ 雇用契約とかを団体と結んでいるわけではない
という点で「法律的には違うんじゃね?」思ってきた。いや専門家じゃないので解らんが。
が雇用主側からすれば、
例えば従業員がモンドとかにデカデカと顔を出しているのを見たら、
「どう見たって副業だろ。収入が発生してるかとかどうでもいい」
と言ってくる可能性はある。
ただ近年になりYouTubeやニコ生とか放送媒体の増加で一般人だってネットに顔出しする機会は幾らでもあるし、ここら辺の線引きはますます曖昧である。
そしてそもそも副業禁止というのは会社の言い分であって、
例えば
・土日だけ麻雀プロやってる
・他と雇用契約はしておらず事業所得等は0
といった感じの麻雀プロが会社に文句を言われたとしても、
「本業に支障をきたしていないのに何故ダメなんだ」と訴訟を起こしたら、過去の判例とかからして100%クラスで雇用主側が負けるだろう。
ただ結局このあたりのもめ事はそれぞれの主観がある。
たとえ訴訟で勝ったとしてもその後に会社と良好な関係が築けない可能性もある。会社との関係が問題になり色々と気まずくて結局麻雀プロを辞めた人、こういうケースも過去には見てきた。
僕自身は麻雀プロを「資格」とは考えつつも「副業」と考えた事は無かったし、
会社のある程度の人には知られていたし、
いざとなりゃ色々と自分の身を守る材料は持っていたが、
それでも「人事部とかの方針が変わって会社が本気で”辞めろ”と言って来たらどうしよう」、とか考えた事はちょくちょくあったりした。
さてそんな僕にとってちょっとした転機が先月あった。
会社が大々的に「副業OK」の施策を打ち出したのである。
これも時代の流れだなあ、とか感じる出来事だった。
その社内通達を聞いて、
真っ先に会社に上長面談を申し入れ(社内第一号だったっぽい)、
色々と前例が無いので上司も判断基準が良く解らなそうな中、
活動内容について説明した結果、
人事部から12/1より副業OKとの連絡が数日後に来た。
というわけで、
武中進は会社員兼麻雀プロとして、今後も活動をしていきたいと思います。
いや、なにも特にはかわらないけどねw
元々麻雀プロなんて収入面では雑収入にすら満たないし、
副業という感覚は0なんだけど、
いざという時に会社と揉めたくなかったのでそこに筋はキッチリ通せたのは嬉しかったりする。
今までボランティアの形式でやってた仕事とかも領収書切って雑収入や事業所得にて処理出来るのも、有難いと言えば有難いかな。
改めて2019年および2020年以降も皆さまよろしくお願いいたします。
Mリーグも増えて会社員麻雀プロの人もどんどん増えているかと思うのですが、
会社員の皆さん、
もしも会社が副業禁止ならいざという時にどうやって会社と話し合うかの材料準備とか、
会社が副業OKでも確定申告の方法とかはしっかりと知っておいた方がいいかと思われます。
あっ、ここで文章にはしませんが、僕も経験談位なら語れるので、興味のある会社員麻雀プロの方は機会があれば。
結局はケースバイケースだし、会社側の言い分とかの世界だから、何とも言えない部分が多い問題ではあるんだけどねw
2019年12月9日月曜日
個人的な12月の恒例行事(大腸カメラ検査と雀竜位B級について)
ラベル:
競技麻雀関係
12月、ここ3年で自分の中で恒例になっているとある苦行がある。
ズバリ「大腸カメラ検査」。
巷で知られる口からカメラを突っ込んで検査する部位は胃であり、
大腸の場合はお尻からカメラを突っ込んで検査する。
まあちなみに俺の行くクリニックでは、口からだろうがお尻からだろうが検査自体は麻酔で寝てる間にやってくれるので、特に痛かったりはしない。
問題は当日検査前に行う下剤処理である。
当たり前の話だが、カメラを体に突っ込んで検査をする以上、検査媒体である胃や大腸はきれいな状態でないと検査できない。
胃は比較的食べ物がスムーズに通る場所であり、前日の夜20時以降とかに物を食べなければ特に問題はない。
しかし大腸は排出物を体内へ蓄積する役割があるため、これをきれいにするのは本当に大変なのである。
そのための準備が以下
・前日朝から食事内容は制限
・当日朝5:30~7:30にて下剤と水を合計3リットル飲み干す
・トイレでとにかく出しまくる
、、、、数年後には医療技術が発達してもうちょっとスムーズに受けれることを願いたい。
そしてなぜここ3年はこの時期の恒例行事になっているかというと、雀竜位B級があるから、そしてここ3年はたまたまB級からの参戦だったためである。
雀竜B級は土日2日間でみっちり麻雀打つ中、ならばいっそ翌日は仕事ではなく検査にしようと思い、この日程においているわけだ。
ちなみに昨年の日記でちょっと書いたが、今年でB級参戦は13回目、協会記録の気がするw
https://susumutakenaka.blogspot.com/2018/12/b2b.html
さてすでに結果は出ているのだが、
無事にA級に昇級となりました。
結構ミスもしたけど、二日間とも重要な局面の展開に恵まれましたねハイ。最終戦はもうほぼ余裕の通過だったし。
まあ純粋にやっぱA級で戦えるのは嬉しいですね。こうなると決定戦もちょっとだけ現実味が出てくるし。
https://twitter.com/ClubNPM/status/1203606199905611782/photo/1
A級は1/11,12,25の三日間。
年明けに楽しみな対局があるってのはいい事だ。
A級の展望とか、
僕自身の意気込みとか、
別日記を後日あげたいかと思いますが、
先に一つだけ、
特にAからBに勝ち上がった僕以外の7人に、これを見てたら警告しておきたい大事な点。
雀竜B級で1人だった武中は、
雀竜A級になると2人になります。
ちなみに今年のオータムCSにてベスト32で武中兄を倒し、ベスト16で武中弟と戦った被害者の方のつぶやき
https://twitter.com/yoshihiro_npm/status/1172838959233134592
まあ3人にはなりません。あしからず。
そしてなぜここ3年はこの時期の恒例行事になっているかというと、雀竜位B級があるから、そしてここ3年はたまたまB級からの参戦だったためである。
雀竜B級は土日2日間でみっちり麻雀打つ中、ならばいっそ翌日は仕事ではなく検査にしようと思い、この日程においているわけだ。
ちなみに昨年の日記でちょっと書いたが、今年でB級参戦は13回目、協会記録の気がするw
https://susumutakenaka.blogspot.com/2018/12/b2b.html
さてすでに結果は出ているのだが、
無事にA級に昇級となりました。
結構ミスもしたけど、二日間とも重要な局面の展開に恵まれましたねハイ。最終戦はもうほぼ余裕の通過だったし。
まあ純粋にやっぱA級で戦えるのは嬉しいですね。こうなると決定戦もちょっとだけ現実味が出てくるし。
https://twitter.com/ClubNPM/status/1203606199905611782/photo/1
A級は1/11,12,25の三日間。
年明けに楽しみな対局があるってのはいい事だ。
A級の展望とか、
僕自身の意気込みとか、
別日記を後日あげたいかと思いますが、
先に一つだけ、
特にAからBに勝ち上がった僕以外の7人に、これを見てたら警告しておきたい大事な点。
雀竜B級で1人だった武中は、
雀竜A級になると2人になります。
ちなみに今年のオータムCSにてベスト32で武中兄を倒し、ベスト16で武中弟と戦った被害者の方のつぶやき
https://twitter.com/yoshihiro_npm/status/1172838959233134592
まあ3人にはなりません。あしからず。
2019年12月1日日曜日
麻雀も人狼も関係ない雑学話 その18:「PayPayなら使える」という店がやたら増えてる件について考えてみた
ラベル:
無駄雑学
僕は生粋のキャッシュレス派で、現金は基本使わない。
というかこれだけ色々なポイント制度が乱立している現代、
現金を生活の主に置き続ける理由があるとしたら、
「周りにキャッシュレス対応店舗がない」
「自己管理の為(現金じゃないと無駄遣いしそう)」
位しかなく、
”なんとなく”で現金使い続けてる人たちは思いっきり損してるわけで。
さて、
そんな現代において話題になっている物の一つが「QR決済」でしょう。
クレジットカード、電子マネーに続く第3デバイスとして近年多くの会社が参入しており、
PayPay、楽天Pay、LinePay等、もはや使う側からすると「なんでこんなに乱立してるんだ」と言いたくなる状況下になってます。
各会社がシェア1位をめざしてポイント還元もやりまくってるので、
これらを多数使って恩恵受けてるちゃっかりした人もいるのではないでしょうか。
ちなみに僕の意見を先に書いておくと、
生活の中で既にクレジットカードをバリバリに使ってるキャッシュレス派の人は、
今更QR決済に手を出す必要性はあまりないと考えます。
消費者側としてはこれらはそこまで大きな差はないし、上記の還元施策も徐々に落ち着きつつあるので。
まあ生活で一円でも得したい人は、これらの特性やキャンペーンを全部抑える事ができればベストではありますが。
んで、
ここからはちょっと消費者側とは違う目線の記事になるのでその前にその点についての僕の持論書いとくと
「PayPay」と「楽天Pay」だけはクレジットカード派でも入れといて損ないと思います。
理由として
・「基本現金だがPayPayだけOK」という店は結構出てるし今後も増えると思う(こういう店でクレカを使えるようになる)
・楽天Payは数あるQR決済の中で一番節約につなげられるポイントが多い
さて改めて、
今回はPayPayについて”面白いな”と思った点、
なぜ「PayPayだけは使える」という店が増えているのか?
という点について書きたいかと。
※「楽天PAYを使った節約方法」は今回は書きません。後日気が向いたときに、、、w
皆さん、
こんなのを最近飲食店でよく見たことありませんかね?
これはPayPayの決済用QRです。これが張ってあるor置いてある店はPayPayで決済ができます。
注目すべきはこれを出してる多くの店で「クレカも電子マネーもダメ。楽天PayもLinePayもダメ。だけどPayPayならOK」という事になっている点、その理由です。
ちなみに僕は
・PayPayだけ使える
・各会社のQR決済何でも使える
という店は何件も見てきましたが、
・PayPayは使えないけど楽天Payは使える or LinePayは使える
というお店は見たことが無いです^^;
実はこれには、
PayPayはシステムをあえて不完全な形にすることで、
店への導入をすごい簡単にできるようにしている、
というIT技術視点での工夫があるため、と僕に見えてます。
さてそれを説明するにあたり、
QR決済の手順を簡単に説明しましょう。
QR決済はスマホアプリで行いますが、その際に
①店がリーダーでスマホに表示されたQRを読み込む
②店が表示したQRをスマホで読み込み
の2種類の方法で決済がされます。
①についてはほぼすべてのアプリが同じです。差はありません。
問題は②のアプリでの読み込み、
これがPayPayだけは以下の通り他と明確に違いがあります。
御覧のようにPayPayは利用時に金額の入力が必要です。
つまり一手間かかるんですね。
がこの一手間を加えることで、
”店側に会計ごとにQRを表示される機械が不要=店用の固定QRだけ張り出しとけばOK"、
という形を実現してるわけです。
つまり表示用の機械もバーコード読込機も必要ありません。
だからこそ店側の費用や手間で差をつけることが出来き、多くの店に急速普及ができてるわけですね。
※実際にPayPay導入の店側手数料は完全無料がうたわれている。
この仕様差が意図したものなのか、たまたまなのかは正直にわかりません。
実際「PayPayはセキュリティとか人的ミスのリスクが高い」とも取れますし。
ただ個人的には「うまい事考えたなあ」と。
そもそも、
冒頭で書いた通りQR決済は消費者側にとってはクレカと大差はなく、
これのウリは「店舗側がクレカや電子マネーと比べて低コストで導入できる」って点、消費者より店舗に対する物が大きくあるわけです。
その中で「金額入力くらい手で人間がやればよくね?そうすればコスト思いっきり下げられるし」って考えてシステムのバランスを構成し
そのおかげで現状を見るにQR決済市場でのスタートダッシュって意味では大いに成功しているのではないかなと、と見えるわけですね。
システム開発すると全体バランスって大きなテーマの一つです。
自分も開発やってて「これくらい手でやればよくね?そうすればコスト大きく削れるのに」って思った経験は多々ある。
その経験からも、もしもPayPayがこのままシェアのトップを走り続けて10年後くらいに独占市場を作ったら、
システム導入の成功例として大学の授業とかで取り扱われる題材になるかもな、
と思ったのでありました。
以上、システム屋が幾つかのQR決済を使って、
現状PayPayだけ使えるお店がやたら増えてる背景について考えた雑記。
最後に参考までに、
最初の方で書いた通り、僕も「クレカを使えない店でクレカ決済をする為」にPayPayは使ってます。クレカ派ゆえにQR決済を不要と考えてる人は入れてもいいと思います。
まあYahooTポイントカードだともっと得するんですが僕はANAマイル派なのでそれはやってません^^;
というかこれだけ色々なポイント制度が乱立している現代、
現金を生活の主に置き続ける理由があるとしたら、
「周りにキャッシュレス対応店舗がない」
「自己管理の為(現金じゃないと無駄遣いしそう)」
位しかなく、
”なんとなく”で現金使い続けてる人たちは思いっきり損してるわけで。
さて、
そんな現代において話題になっている物の一つが「QR決済」でしょう。
クレジットカード、電子マネーに続く第3デバイスとして近年多くの会社が参入しており、
PayPay、楽天Pay、LinePay等、もはや使う側からすると「なんでこんなに乱立してるんだ」と言いたくなる状況下になってます。
各会社がシェア1位をめざしてポイント還元もやりまくってるので、
これらを多数使って恩恵受けてるちゃっかりした人もいるのではないでしょうか。
ちなみに僕の意見を先に書いておくと、
生活の中で既にクレジットカードをバリバリに使ってるキャッシュレス派の人は、
今更QR決済に手を出す必要性はあまりないと考えます。
消費者側としてはこれらはそこまで大きな差はないし、上記の還元施策も徐々に落ち着きつつあるので。
まあ生活で一円でも得したい人は、これらの特性やキャンペーンを全部抑える事ができればベストではありますが。
んで、
ここからはちょっと消費者側とは違う目線の記事になるのでその前にその点についての僕の持論書いとくと
「PayPay」と「楽天Pay」だけはクレジットカード派でも入れといて損ないと思います。
理由として
・「基本現金だがPayPayだけOK」という店は結構出てるし今後も増えると思う(こういう店でクレカを使えるようになる)
・楽天Payは数あるQR決済の中で一番節約につなげられるポイントが多い
さて改めて、
今回はPayPayについて”面白いな”と思った点、
なぜ「PayPayだけは使える」という店が増えているのか?
という点について書きたいかと。
※「楽天PAYを使った節約方法」は今回は書きません。後日気が向いたときに、、、w
皆さん、
こんなのを最近飲食店でよく見たことありませんかね?
これはPayPayの決済用QRです。これが張ってあるor置いてある店はPayPayで決済ができます。
注目すべきはこれを出してる多くの店で「クレカも電子マネーもダメ。楽天PayもLinePayもダメ。だけどPayPayならOK」という事になっている点、その理由です。
ちなみに僕は
・PayPayだけ使える
・各会社のQR決済何でも使える
という店は何件も見てきましたが、
・PayPayは使えないけど楽天Payは使える or LinePayは使える
というお店は見たことが無いです^^;
実はこれには、
PayPayはシステムをあえて不完全な形にすることで、
店への導入をすごい簡単にできるようにしている、
というIT技術視点での工夫があるため、と僕に見えてます。
さてそれを説明するにあたり、
QR決済の手順を簡単に説明しましょう。
QR決済はスマホアプリで行いますが、その際に
①店がリーダーでスマホに表示されたQRを読み込む
②店が表示したQRをスマホで読み込み
の2種類の方法で決済がされます。
①についてはほぼすべてのアプリが同じです。差はありません。
問題は②のアプリでの読み込み、
これがPayPayだけは以下の通り他と明確に違いがあります。
手順 | PayPay | 他社 | |
1 | 店側のQR表示 | 店頭に店別QRを置く (店情報のみ) | 各会計毎に機械がQRを作成して表示 (店情報、会計金額) |
2 | スマホの読み込み | 携帯で読み込む | 携帯で読み込む |
3 | 金額入力 | 手で金額入力 | 無し (QRに設定済みの為) |
4 | 決済完了 | 通信 | 通信 |
御覧のようにPayPayは利用時に金額の入力が必要です。
つまり一手間かかるんですね。
がこの一手間を加えることで、
”店側に会計ごとにQRを表示される機械が不要=店用の固定QRだけ張り出しとけばOK"、
という形を実現してるわけです。
つまり表示用の機械もバーコード読込機も必要ありません。
だからこそ店側の費用や手間で差をつけることが出来き、多くの店に急速普及ができてるわけですね。
※実際にPayPay導入の店側手数料は完全無料がうたわれている。
この仕様差が意図したものなのか、たまたまなのかは正直にわかりません。
実際「PayPayはセキュリティとか人的ミスのリスクが高い」とも取れますし。
ただ個人的には「うまい事考えたなあ」と。
そもそも、
冒頭で書いた通りQR決済は消費者側にとってはクレカと大差はなく、
これのウリは「店舗側がクレカや電子マネーと比べて低コストで導入できる」って点、消費者より店舗に対する物が大きくあるわけです。
その中で「金額入力くらい手で人間がやればよくね?そうすればコスト思いっきり下げられるし」って考えてシステムのバランスを構成し
そのおかげで現状を見るにQR決済市場でのスタートダッシュって意味では大いに成功しているのではないかなと、と見えるわけですね。
システム開発すると全体バランスって大きなテーマの一つです。
自分も開発やってて「これくらい手でやればよくね?そうすればコスト大きく削れるのに」って思った経験は多々ある。
その経験からも、もしもPayPayがこのままシェアのトップを走り続けて10年後くらいに独占市場を作ったら、
システム導入の成功例として大学の授業とかで取り扱われる題材になるかもな、
と思ったのでありました。
以上、システム屋が幾つかのQR決済を使って、
現状PayPayだけ使えるお店がやたら増えてる背景について考えた雑記。
最後に参考までに、
最初の方で書いた通り、僕も「クレカを使えない店でクレカ決済をする為」にPayPayは使ってます。クレカ派ゆえにQR決済を不要と考えてる人は入れてもいいと思います。
まあYahooTポイントカードだともっと得するんですが僕はANAマイル派なのでそれはやってません^^;
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