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2019年12月25日水曜日

2019年クリスマスの雀荘にて感じた時代の移り変わり

私は普段新宿の行きつけの雀荘以外にはいかない。
面倒くさいのとタバコの煙があまり好きではないから。
そもそも雀荘なんて黙々と麻雀打つだけの場所なので、一つガードレールを超えた先にある店にすらいかない。家に近いに越したことはない。


さてそんな私だが、
先日、知り合いに所用があり、滅茶苦茶久しぶりに違う店でフリーを打った。
そしてどうもその日は
女性のゲストがきらびやかなサンタの恰好で接客してくれる日だったらしい。
普段行く店には基本的に怪しい笑顔の男達ばかりなので(いや、女性もちょくちょくいるが)、
こんな経験はちょっと久しぶりだった。

が、店に入ってふと目に入った注意書にちょっと興味をひかれる。
「ゲスト入りの卓は1時間で打ち切りとなります」
(へえ、こんな注意書、前来たときは無かったな・・・)
ただまあ、店としてこの施策を考え出した理由は大体想像できた。
要するにゲストと同卓した際に会話に夢中になってしまいやたらめったら時間をかけてしまうお客さんがたまにいた為、店として考えて作った対策なのだろう。
(ちなみに、”凄いお客さんとかになると自然な和了を見送って同卓を引き延ばしたりとかもあったりするのかなあ・・・・”、とか思ったりもした。)

そういった問題に対して時間制限を付ける事で
・卓の回転を速くして売り上げを得る
・他のお客さんにも同卓機会を増やす
・ゲストの負担を減らす
と、なかなかいいこと尽くしな気がした。
アルティマ卓は配牌を取る手間もないので1時間は結構長い設定である。
実際にゲストの方と同卓した半荘はとにかく親が連荘をする長い展開だったのだが、それでもオーラスまでキッチリ打ち切れた。
ついでに「最近は他の雀荘でもこの制度があるのかなあ」、とかちょっと気になったりもしたり。


そういえばフリー雀荘での時間制限、
16,7年前に下北沢の雀鬼流道場「牌の音」で経験した事がある。
この時の時間制限は20分とかだった。しかも自動配牌ではない。

雀鬼流はとにかく早く打つことが強制されるルールゆえ、
1半荘が15分とかで終わったりもするのだが、
半荘が長いと立会人が打ち切りを宣言するのである。(今の町田道場でもこの風習があるかは知らないが)
ちなみにこのルール故に一か月で1000半荘とか2000半荘とか普通のフリーじゃ考えられない数字をたたき出す人がいたりした。
つまり2019年になりこの時とは全く異なる理由で人生二度目のフリー時間制限を私は経験したのであった。

フリー雀荘だって時の流れとともに色々な営業体制や施策が打ち出されている。
店員に女性を積極的に採用する店、
全自動で配牌が出る卓、
禁煙の店、
いずれも20,30年前だとまだまだ考えられなかった事である。
10年後にはどんな新しい施策が出てるのかなあ、とか思ったりもする。


そんな中でクリスマスゲストのポスターを見ながら、
知り合いの女性従業員が10年ほど前に「クリスマスは見栄をはって早く帰るお客さんが多い」、と
言ってた事をふと思い出す。

今はどうなのだろう。
そういえば日本人のクリスマスに対する特別感覚は年々薄れているとか言われてたりする(ケーキ屋の売り上げ低下も結構顕著らしい)。
でも男の見栄は時代が変わってもあまり変わらない気もするが。

ただ、そんな事を考えていた横で待ち席にいたお父さん、僕と同じポスターをみて一言。
「なんだクリスマスイブは●●ちゃんがゲストで、クリスマスは■■ちゃんか。こりゃ5日連続来なくちゃな!」
、、、中々に豪快な人だった。こういう人好きかもwそして10年前からこういう人がいた気がしないでもない。
僕もイブだろうがクリスマスだろうが麻雀は打つことが多いし。

とそんな事を思った12月末。
皆さん、素敵なクリスマスを^^