日本プロ麻雀協会の創立初期
一部で「若手三羽烏」と呼ばれ注目されていた3人の打ち手がいた。
鎌田勝彦・伊達直樹・吉田光太
3名はその後も競技麻雀で結果を出し続け、
MONDO出演やタイトル獲得・Aリーグ昇級等をはたしている。(現在、鎌田は既に引退、吉田は最高位戦に移籍)
5期前期には3人娘と呼ばれる子達もいる。
成瀬朱美・蔵美里・綾瀬まり
夕刊フジ杯やMONDO等のメディア出演、
蔵に至っては女性として協会史上3人目のAリーグ昇級(Cリーグデビューからでは初)、
協会の今を作り上げた力の一つだ。
そういえば14期前期には同じく3人娘と呼ばれている、
都美・中山百合子・日當ひな、がいる。
個人的には5前の3人娘のように、今後の協会を引っ張ってくれると楽しむだったり。
さてそんな中、
3期後期には「3バカ」と呼ばれた男たちがいる。
この期に入ってきた当時20歳の以下3名。
宮崎和樹
大浜岳
橘哲也
中心として一番目立っていたのはやはり宮崎だった。
入会して僅か数か月で連盟のG1タイトル王位戦を獲得(史上最年少王位)、
その後もタイトル戦や新人王戦で活躍を続ける姿、
その一方でのエキセントリックな雀風と言動で「歩く危険物」として協会をハラハラさせていた。
※2018年現在、すっかり雀風も言動も大人になった彼を見ると、「人って変わるんだなあ」とか思ったり。
大浜岳は当時からすでに研究熱心な若手として知られる一方で、
飲み会での酒豪っぷりや麻雀に対する歯に衣着せぬ言動で協会で良く知られていた。
とにかく麻雀バカ、ひたすらに麻雀バカ、そんな印象の男だった。
※2018年現在彼が人狼ゲームのプロ(?)になるなんて考えもしてなかった。
そして橘哲也
たまたま他2名と凄く仲が良かったためにひとくくりに「3バカ」された感もある、比較的真人間色のある男だった。
それだけにキャラとして地味な印象もあった。
でも断っておくと彼のキャラクターがひたすらに「真人間」だったわけではない。
麻雀でもプライベートでもいつもすぐにキレる事には定評がある男で、
雀壮メンバーの仕事中、
タコ負けしてる彼に同僚が「たっちゃん、キレちゃだめ!」と言ったら
「大丈夫!もうキレてる!」と返したこともあるとか。
個人的には、
新宿で酔っ払った彼が道のガードレールに八つ当たりをはじめ
「酔っぱらいすぎだ!」と怒ったら
「酔ってないよ全く!」と言いながら八つ当たりを続け、
(酔ってガードレールに攻撃する男とシラフで攻撃する男、どっちが危険なんだろう・・・・)
とか思って困った事もある。
さて麻雀プロとしての彼も上記2名に比べてデビュー当初地味な印象もあった。
宮崎のような実績もなければ、大浜のような過激な言動もない。
MJでは「デジタルバスター」という通り名を掲げている彼だが、別にオカルトでもなんでもない。
むしろ競技十数年を共にしてきて、その打ち方も取り組み方も謹厳実直といった印象が強い。
だが実直な積み重ねたその雀力は確かな物だった。
その結果として彼はデビュー当初リーグ戦でも同期出世頭だった宮崎和樹を途中で追い越してのAリーグ入りをはたしている。
番組での解説を聞いていてもそのスキルの高さと視野の広さは良く解るし、協会の後輩がお手本にすべき打ち手の一人である事は間違いない。
そして事務局員としても協会を引っ張て来た存在でもあり、まさに協会を初期から現在を支える一人である。
そんな彼がこの度結婚を発表した。
相手は同じく麻雀プロ、最高位戦の浅見真紀である。
https://ameblo.jp/makimakinncho/entry-12348783134.html
まあ結婚自体はちょっと前に聞いていた。
浅見とも橘ほどではないが親交もあり、二人が結婚というのは色々と感慨深い。
嫁の方の記事もいつか書くか。
一緒にももクロ踊ったり、とかのネタあるし。
改めて結婚おめでとう。
最近もう麻雀界、結婚だの出産だの多すぎて、おめでとうって言い飽きてる気がするが。
でもやっぱりおめでとう。
古いよしみ同士の結婚って特に感慨深い。
昔、
「結婚式の友人スピーチは大浜か宮崎あたりにやらせたい。武中は出番ない。」
と橘が言ってたけど、どうなるんだろ。
そもそも式やるか知らんが。
2018年、今年も色々と楽しみだ。
そんな事を思った1月最後の日でした。
つまり明日からもう2月。
はやっw
獲得タイトル:第13期雀竜位
趣味:競技麻雀、人狼ゲーム
活動範囲:各競技麻雀大会およびニコニコ生放送(スリアロチャンネル 等)
主に今までの経験や今後についての雑記です。
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2018年1月31日水曜日
2018年1月29日月曜日
人間関係とは普段の積み重ねである
ラベル:
フリー麻雀での出来事
焦っていた。
只ひたすらに焦っていた。
その日はいつもの通り、行きつけの新宿某店にてフリーを打っていた。
この店では特定の時間になると「3勝戦」というイベントがある。
スタート時間から店内で最初にトップを3回とった人間は店のポイントを5000Pもらえる。
これはそのままゲーム券につかえたり、楽天とかの買い物OKだったり、とかなりお得なポイントである。
※ちなみに2,3番目も2000Pもらえる。結構おいしい。
そしてこの日は開始から即2半荘連続トップであと1勝、
しかもたまたま客も少ない=ライバルが少ない日であり絶好のチャンスだった。
しかし次半荘、そしてその次の半荘と同卓の従業員に連続でトップを奪われる展開、
さらに両方とも自分のポカもあり数百点差にて差し切られての2着というアツい内容だった。
そしてそのジリジリした展開にも焦りはあったが、それ以上にもう一つの懸念があった。
我が家に同居している相方の存在である。
相方は麻雀についての知識がほとんど無い。
僕が麻雀プロという事は無論しってるし、こうやって麻雀を打ちに行くことも理解はしている。
が、それでも僕がフリーで麻雀を打つ事で自分が長時間放置されることにはあまりいい顔はしない。
そしてこの日も「●●時までには帰って来い」という門限を指定されていたが、それもそろそろ過ぎそうな時間になっていた。
5000Pは大きい、
ただ事情を後で相方に説明してあやまるにしても、
2時間だの3時間だのオーバーするのはさすがに気まずい。
そう考えるとチャンスはあと1回か、、、、
そんな事を考えながら、
自分のトップを2回連続ギリギリで阻んでいるメンバーにちょっと皮肉を言ってやった。
僕「メンバー君、僕は今非常に焦っている。なぜか解るかね?」
柏野(仮)「3勝戦ですね?」
僕「その通り。あと1勝となるとここは是非取りたい。がここから数戦となると約束した門限を大きく上回り我が家の関係が崩壊する事になりかねない。もしそうなったら君に責任が取れるのかね?」
八つ当たりもいい所であるw
が彼はいつも通りに微笑んでこう答えた。
柏野(仮)「武中さん、それは違います。」
僕「?」
柏野(仮)「人間関係は普段の積み重ねが大事なんです。普段からのさりげない相手への気遣いや思いやり、そしてコミュニケーション、それらがあれば今日の事なんて何の問題も無いんじゃないでしょうか?」
僕「・・・・」
僕は自分の考えを恥じた。
そして冗談とはいえ柏野(仮)を責めた自分を恥じた。
そう、人間関係とはそういうものなのだ。
コミュニケーションはけして急には取れない、普段からの細かい気配り、当たり前を当たり前と思わない心、これが大事なのだ。
眼鏡をかけた彼の丸顔が急に凄い尊い物に見えてきた。
よく見るとちょっと彼は大仏に見えなくもない。
何はともあれ、彼に大切な事を思い出させてもらった。
そんな気分になりながら心を落ち着けこう告げる
「勝っても勝たなくてもこの半荘で終わります」
相方の為に早く家に帰ろう、
そんな気分だった。
だがそれでいたって冷静になれたおかげか次の半荘トップを取り無事に5000Pもゲットして帰る準備をする。
最後に荷物をまとめているとき彼に声をかける
僕「ありがとう柏野(仮)。君のおかげで大事な事を思い出したよ。」
柏野(仮)「いいえ。どういたしまして。」
そして帰宅の途についたのであった。
惜しむらくは、
もしも柏野(仮)が既婚者とかだったら凄い説得力があったのだが、
店で今まで見聞きした話だと彼はどう考えても独り身街道驀進中の独身だという点である。
なおこの物語は登場人物の名前等を含めて一部フィクションです。
ご承知おきください。
只ひたすらに焦っていた。
その日はいつもの通り、行きつけの新宿某店にてフリーを打っていた。
この店では特定の時間になると「3勝戦」というイベントがある。
スタート時間から店内で最初にトップを3回とった人間は店のポイントを5000Pもらえる。
これはそのままゲーム券につかえたり、楽天とかの買い物OKだったり、とかなりお得なポイントである。
※ちなみに2,3番目も2000Pもらえる。結構おいしい。
そしてこの日は開始から即2半荘連続トップであと1勝、
しかもたまたま客も少ない=ライバルが少ない日であり絶好のチャンスだった。
しかし次半荘、そしてその次の半荘と同卓の従業員に連続でトップを奪われる展開、
さらに両方とも自分のポカもあり数百点差にて差し切られての2着というアツい内容だった。
そしてそのジリジリした展開にも焦りはあったが、それ以上にもう一つの懸念があった。
我が家に同居している相方の存在である。
相方は麻雀についての知識がほとんど無い。
僕が麻雀プロという事は無論しってるし、こうやって麻雀を打ちに行くことも理解はしている。
が、それでも僕がフリーで麻雀を打つ事で自分が長時間放置されることにはあまりいい顔はしない。
そしてこの日も「●●時までには帰って来い」という門限を指定されていたが、それもそろそろ過ぎそうな時間になっていた。
5000Pは大きい、
ただ事情を後で相方に説明してあやまるにしても、
2時間だの3時間だのオーバーするのはさすがに気まずい。
そう考えるとチャンスはあと1回か、、、、
そんな事を考えながら、
自分のトップを2回連続ギリギリで阻んでいるメンバーにちょっと皮肉を言ってやった。
僕「メンバー君、僕は今非常に焦っている。なぜか解るかね?」
柏野(仮)「3勝戦ですね?」
僕「その通り。あと1勝となるとここは是非取りたい。がここから数戦となると約束した門限を大きく上回り我が家の関係が崩壊する事になりかねない。もしそうなったら君に責任が取れるのかね?」
八つ当たりもいい所であるw
が彼はいつも通りに微笑んでこう答えた。
柏野(仮)「武中さん、それは違います。」
僕「?」
柏野(仮)「人間関係は普段の積み重ねが大事なんです。普段からのさりげない相手への気遣いや思いやり、そしてコミュニケーション、それらがあれば今日の事なんて何の問題も無いんじゃないでしょうか?」
僕「・・・・」
僕は自分の考えを恥じた。
そして冗談とはいえ柏野(仮)を責めた自分を恥じた。
そう、人間関係とはそういうものなのだ。
コミュニケーションはけして急には取れない、普段からの細かい気配り、当たり前を当たり前と思わない心、これが大事なのだ。
眼鏡をかけた彼の丸顔が急に凄い尊い物に見えてきた。
よく見るとちょっと彼は大仏に見えなくもない。
何はともあれ、彼に大切な事を思い出させてもらった。
そんな気分になりながら心を落ち着けこう告げる
「勝っても勝たなくてもこの半荘で終わります」
相方の為に早く家に帰ろう、
そんな気分だった。
だがそれでいたって冷静になれたおかげか次の半荘トップを取り無事に5000Pもゲットして帰る準備をする。
最後に荷物をまとめているとき彼に声をかける
僕「ありがとう柏野(仮)。君のおかげで大事な事を思い出したよ。」
柏野(仮)「いいえ。どういたしまして。」
そして帰宅の途についたのであった。
なおこの物語は登場人物の名前等を含めて一部フィクションです。
ご承知おきください。
2018年1月26日金曜日
麻雀プロがマナーや手順にこだわる理由
ラベル:
競技麻雀関係
将棋に「待った」という行為がある。
簡単に言えば、一度着手した駒から指を離した後にそれを修正しようとする行為、
麻雀にたとえるなら打牌が河についた瞬間に慌てて戻す行為、とでも言えば良いだろう。
プロの公式ルールではこれは反則になっている。
そして過去公式対局にてこの「待った」による反則で負けとなったケースが1つだけある。
そのプレイヤーは数々の記録を作り惜しまれながらも昨年に引退した加藤一二三 九段、
対局は2005年5月26日の銀河戦という放映つきの対局だった。
ここで加藤九段のとある一手が「待った」と判断され、
・来期の銀河戦の出場停止
・罰金
といった処罰が下ったのである。
そしてこの事件で個人的に関心を持ったのが、
・対局中に相手のプロ・立会人・そして加藤九段も含めて「待った」という認識はしてなかった点
・それが後日の視聴者からの抗議によって待ったと認定され、連盟が処分を下した点
ここである。
確かに加藤九段の所作はかなり紛らわしい部分があって、立会人も秒読みにて混乱をしていた部分があった。(この点は対戦相手が対局中に抗議もしている)
ただそれでも「反則手」とは考えていなかった。
ところがこれを見ていた多くのアマチュアはそう捉えなかったのである。
僕は将棋を見る事はあっても指すことはあまりしない。
ましてやフリー雀荘みたいに知らない人と指す機会なんて無い。
でもフリー雀荘と並べて考えると、
こういったマナーの面から見た悪質と呼べる行為が以下にトラブルの基になるのか、という点は想像に難くない。
加藤九段の行為は超初心者の僕から見てもかなりいただけない行為である。
そして色々な人と将棋を指すレベルの愛好家から見ると、
普段よくトラブルになる事、関心が高い事について、名人経験のある大棋士がそんな事をしたので「いくらなんでも、あれはひどいんじゃないの?」という抗議をするのは自然と思える。
結果としてそういった世論に連盟が判断を下した、という事だろう。
競技団体として非常にしっかりした英断に見える。
さてちょっと麻雀の話をしたい。
麻雀のマナーに関するトラブルは将棋の比ではないと思われる。
巷の雀荘だと「店によってアウトとセーフの境界線が異なる」という問題もある。
地域密着型の場末雀荘だと、先ヅモが当たり前の店もあるし。
そんな中で競技麻雀のルールやマナーの手順規定というのはものすごく細かい
日本プロ麻雀協会の規定をベースに話すが、
例えばポン・チー・カンにしても、
・鳴く部分を公開
・鳴く牌を取る(取牌)
・いらない牌を切る(打牌)
とされている。
また「チー」については「ポン」「カン」が無いのを確認するためにワンテンポを置く、といった点もある。
また牌をツモって打牌をする場合、
ツモった牌は打牌完了までは右端or左端に置いておく、という規定もある。
リーチは「宣言」「打牌」「1000点を場に出す」の順に行うと決められている。
そう、
競技麻雀って面倒なのだ。
でもこれらは全て麻雀というゲームを「競技」とするために、
出来る限りの情報を正確にお互い開示し合う、という目的に沿ったものが大半だ。(他は相手への礼儀)
たとえばチーにしても、
⑧を⑧⑦⑨でなくか、⑧⑥⑦で鳴くかは、
他3人からすれば大きな情報の違いである。
それ次第で副露者の切った牌を鳴くか等の判断も異なるケースがある。
これはものすごい細かい話だし、巷のフリーでは無視する人が多いのもまあわかる。
でもその細かいところを突き詰めてゲームとしての麻雀を競技に近づける意図があるわけだ。
だからこそ麻雀プロはマナーや手順ってヤツには徹底的に気を配るべき、
個人的にはそう思っていたりする。
より麻雀が楽しいゲームと認知される為に、
フリー雀荘で相手のマナーにやきもきする人がいる、そんな事を少しでも減らす為に、
「普及」の役割を麻雀プロが担ってるならなおさらである。
先日、
とある対局にて相手の所作を見て、正直にちょっとがっかりした事もあった。
「ここまでがっかりするものなんだなあ、、、」
と自分で自分にちょっと驚いて思って理由を考えてみたが、
やはり上記の麻雀というゲームの性質や現状が僕の中にあるからなんだろう。
麻雀プロはそれだけで生活なんて現状はできない。
でも「食えない世界だからこそ拘りを持つべき、技術は負けない物にするべき」
とある先輩が周りに言ってたこの言葉、僕がそれに強く心をつかまされたのが10年くらい前である。
どんな対局でも「自分の考える麻雀のあるべき姿」ってヤツを体現したいし、
その為の技術、そしてマナーについてのこだわりを持つべき、
個人的にはそう思うのだった。
・・・・まあ「だったらもっと打牌フォームを綺麗にしろ」とか言われそうだがw
とか思ったりもしたがw
なんか暇だから書いてみた雑記でした。
簡単に言えば、一度着手した駒から指を離した後にそれを修正しようとする行為、
麻雀にたとえるなら打牌が河についた瞬間に慌てて戻す行為、とでも言えば良いだろう。
プロの公式ルールではこれは反則になっている。
そして過去公式対局にてこの「待った」による反則で負けとなったケースが1つだけある。
そのプレイヤーは数々の記録を作り惜しまれながらも昨年に引退した加藤一二三 九段、
対局は2005年5月26日の銀河戦という放映つきの対局だった。
ここで加藤九段のとある一手が「待った」と判断され、
・来期の銀河戦の出場停止
・罰金
といった処罰が下ったのである。
そしてこの事件で個人的に関心を持ったのが、
・対局中に相手のプロ・立会人・そして加藤九段も含めて「待った」という認識はしてなかった点
・それが後日の視聴者からの抗議によって待ったと認定され、連盟が処分を下した点
ここである。
確かに加藤九段の所作はかなり紛らわしい部分があって、立会人も秒読みにて混乱をしていた部分があった。(この点は対戦相手が対局中に抗議もしている)
ただそれでも「反則手」とは考えていなかった。
ところがこれを見ていた多くのアマチュアはそう捉えなかったのである。
僕は将棋を見る事はあっても指すことはあまりしない。
ましてやフリー雀荘みたいに知らない人と指す機会なんて無い。
でもフリー雀荘と並べて考えると、
こういったマナーの面から見た悪質と呼べる行為が以下にトラブルの基になるのか、という点は想像に難くない。
加藤九段の行為は超初心者の僕から見てもかなりいただけない行為である。
そして色々な人と将棋を指すレベルの愛好家から見ると、
普段よくトラブルになる事、関心が高い事について、名人経験のある大棋士がそんな事をしたので「いくらなんでも、あれはひどいんじゃないの?」という抗議をするのは自然と思える。
結果としてそういった世論に連盟が判断を下した、という事だろう。
競技団体として非常にしっかりした英断に見える。
さてちょっと麻雀の話をしたい。
麻雀のマナーに関するトラブルは将棋の比ではないと思われる。
巷の雀荘だと「店によってアウトとセーフの境界線が異なる」という問題もある。
地域密着型の場末雀荘だと、先ヅモが当たり前の店もあるし。
そんな中で競技麻雀のルールやマナーの手順規定というのはものすごく細かい
日本プロ麻雀協会の規定をベースに話すが、
例えばポン・チー・カンにしても、
・鳴く部分を公開
・鳴く牌を取る(取牌)
・いらない牌を切る(打牌)
とされている。
また「チー」については「ポン」「カン」が無いのを確認するためにワンテンポを置く、といった点もある。
また牌をツモって打牌をする場合、
ツモった牌は打牌完了までは右端or左端に置いておく、という規定もある。
リーチは「宣言」「打牌」「1000点を場に出す」の順に行うと決められている。
そう、
競技麻雀って面倒なのだ。
でもこれらは全て麻雀というゲームを「競技」とするために、
出来る限りの情報を正確にお互い開示し合う、という目的に沿ったものが大半だ。(他は相手への礼儀)
たとえばチーにしても、
⑧を⑧⑦⑨でなくか、⑧⑥⑦で鳴くかは、
他3人からすれば大きな情報の違いである。
それ次第で副露者の切った牌を鳴くか等の判断も異なるケースがある。
これはものすごい細かい話だし、巷のフリーでは無視する人が多いのもまあわかる。
でもその細かいところを突き詰めてゲームとしての麻雀を競技に近づける意図があるわけだ。
だからこそ麻雀プロはマナーや手順ってヤツには徹底的に気を配るべき、
個人的にはそう思っていたりする。
より麻雀が楽しいゲームと認知される為に、
フリー雀荘で相手のマナーにやきもきする人がいる、そんな事を少しでも減らす為に、
「普及」の役割を麻雀プロが担ってるならなおさらである。
先日、
とある対局にて相手の所作を見て、正直にちょっとがっかりした事もあった。
「ここまでがっかりするものなんだなあ、、、」
と自分で自分にちょっと驚いて思って理由を考えてみたが、
やはり上記の麻雀というゲームの性質や現状が僕の中にあるからなんだろう。
麻雀プロはそれだけで生活なんて現状はできない。
でも「食えない世界だからこそ拘りを持つべき、技術は負けない物にするべき」
とある先輩が周りに言ってたこの言葉、僕がそれに強く心をつかまされたのが10年くらい前である。
どんな対局でも「自分の考える麻雀のあるべき姿」ってヤツを体現したいし、
その為の技術、そしてマナーについてのこだわりを持つべき、
個人的にはそう思うのだった。
・・・・まあ「だったらもっと打牌フォームを綺麗にしろ」とか言われそうだがw
とか思ったりもしたがw
なんか暇だから書いてみた雑記でした。
2018年1月24日水曜日
フリー麻雀での出来事 その4 高打点に向けた先切りをしたけれど
ラベル:
フリー麻雀での出来事
完全イーシャンテンという言葉が示す通り、
麻雀にて手牌進行をするうえでの定石の一つに、
「打点がある程度約束されている手はぎりぎりまで厚く構える」
というのがある。
例えば以下の手牌
五六③④④⑦⑧⑨23488北 ドラ ⑧
河に切れている枚数や好みにもよるが、基本的には北を切って手広く構えるのが有効だ。
どれを引いても打点はそこそこ待ちも良形である。
しかしドラが③だと勝手が変る
五六③④④⑦⑧⑨23488北 ドラ ③
こうなると、④切りのほうが安定する面が多い。
③を使い切らないとこの手の形は半分以下。
であれば後の切り遅れのリスクのほうが、④や8を引いて聴牌を逃すリスクより大きい。
このように「この牌を使い切らないとあがりの価値が大きく下がる」という牌があるとき、
形をある程度スリムにする先切りが有効になる。
典型的なのは上述のドラが絡むケース、
勿論手役が絡む場合でもこういった先切りが有効なケースは出てくる。
そしてフリーであれば大きく影響するのは赤牌。
祝儀Pが出てくる赤牌麻雀、特に赤牌が5000点以上の価値がある場では、
赤を使い切るための4,6牌先切り、これもいたって常套的戦術である。
が、、、、
先日フリーでこんな手牌に遭遇した。
東1局東家 配牌
五r五五六八八⑥⑦5r5南白発中 ドラ 北
赤2枚のタンヤオ手、
祝儀Pが5000点相当のこのルール、ぜひともあがりたい(できればツモりたい)
3巡目に出た五の4枚目をポンする。
そして直後の八もポンする
五r六⑥⑦5r5白 ドラ 北 八八八(ポン) 五五五(ポン)
うん、すごいあがれそうになった。
「早く聴牌しろ、、、」とか思っていた直後にツモ六で以下の形
五r六⑥⑦5r5中 ツモ 六 ドラ 北 八八八(ポン) 五五五(ポン)
手に残せば完全イーシャンテンである。
ただしこれを残して六や5が出たとしても、
ポンして聴牌にとれば五rをきらなくてはいけない。
打点は5800→2900、
それ以上に祝儀Pが1万点から5000点分、
なんて細かい数値計算すらせずにほぼノータイムでツモ切っていた。
それほどにこのルールでこの形だと赤を使い切る価値は大きい。
さらに言えば、ここで迷った後に手出し六とした結果、七が場に出る可能性が下がる事もある。いわば「キズ」というヤツだ。
「いくら何でもこの巡目だったら図太く進めていいだろう。別に六とか5が場に打たれても後悔しねーし!」
しかしそう考えて持ってきた次巡ツモを見て思考が停止する。
五r六⑥⑦5r5中 ツモ 5 ドラ 北 八八八(ポン) 五五五(ポン)
・
・
・
・
しまった。
もしもさっき、図太く六を持っていれば
五r六六⑥⑦5r5 ツモ 5 ドラ 北 八八八(ポン) 五五五(ポン)
五rを加カンして赤2枚を使い切った上で⑤⑧待ち聴牌に出来たのである。
よくよく考えればこのケースを追えていた。
だが上述のように六で長考してしまうとマンズ四七の警戒度が上がってしまう点からノータイム処理を心がけていた点、
そして使い切りたい五rに加カンという使い道があるレアケだったのもあり、見逃していたわけである。
(先切りしない手もあったか(・・;)地味なようで珍しいケースかも)
とか思った。
そもそも最初のポンで堂々と赤含みで晒す手もあったわけだが、周りの警戒度を考えてしなかったのもある。
色々な意識を持ちすぎたがゆえに思いっきり聴牌を逃した事に改めて気づき、
「赤やドラの使い切りのための先切りは基本的な手筋だけど、こういうケースもあるんだな・・・」
とか思った一局だった。
まあちなみに、
次巡に⑥引いて⑦切って、その次巡に七ツモであがりましたけどw
五r六⑥⑥5r55 ツモ 七 ドラ 北 八八八(ポン) 五五五(ポン)
ピンズが場に高かったのもあるし、
ひょっとしたらピンズの場合、あがれなかったかもしれない。
でもカンしたらカンドラがごっそり乗って、ひょっとしたら嶺上に⑤とかいたかもしれない。
真相は闇の中ですけどね。
最後に皆さん改めて、
こういう見落とし減らすためにも、普段から色々なケースを想定しましょうね!
僕も気を付けます^^;
麻雀にて手牌進行をするうえでの定石の一つに、
「打点がある程度約束されている手はぎりぎりまで厚く構える」
というのがある。
例えば以下の手牌
五六③④④⑦⑧⑨23488北 ドラ ⑧
河に切れている枚数や好みにもよるが、基本的には北を切って手広く構えるのが有効だ。
どれを引いても打点はそこそこ待ちも良形である。
しかしドラが③だと勝手が変る
五六③④④⑦⑧⑨23488北 ドラ ③
こうなると、④切りのほうが安定する面が多い。
③を使い切らないとこの手の形は半分以下。
であれば後の切り遅れのリスクのほうが、④や8を引いて聴牌を逃すリスクより大きい。
このように「この牌を使い切らないとあがりの価値が大きく下がる」という牌があるとき、
形をある程度スリムにする先切りが有効になる。
典型的なのは上述のドラが絡むケース、
勿論手役が絡む場合でもこういった先切りが有効なケースは出てくる。
そしてフリーであれば大きく影響するのは赤牌。
祝儀Pが出てくる赤牌麻雀、特に赤牌が5000点以上の価値がある場では、
赤を使い切るための4,6牌先切り、これもいたって常套的戦術である。
が、、、、
先日フリーでこんな手牌に遭遇した。
東1局東家 配牌
五r五五六八八⑥⑦5r5南白発中 ドラ 北
赤2枚のタンヤオ手、
祝儀Pが5000点相当のこのルール、ぜひともあがりたい(できればツモりたい)
3巡目に出た五の4枚目をポンする。
そして直後の八もポンする
五r六⑥⑦5r5白 ドラ 北 八八八(ポン) 五五五(ポン)
うん、すごいあがれそうになった。
「早く聴牌しろ、、、」とか思っていた直後にツモ六で以下の形
五r六⑥⑦5r5中 ツモ 六 ドラ 北 八八八(ポン) 五五五(ポン)
手に残せば完全イーシャンテンである。
ただしこれを残して六や5が出たとしても、
ポンして聴牌にとれば五rをきらなくてはいけない。
打点は5800→2900、
それ以上に祝儀Pが1万点から5000点分、
なんて細かい数値計算すらせずにほぼノータイムでツモ切っていた。
それほどにこのルールでこの形だと赤を使い切る価値は大きい。
さらに言えば、ここで迷った後に手出し六とした結果、七が場に出る可能性が下がる事もある。いわば「キズ」というヤツだ。
「いくら何でもこの巡目だったら図太く進めていいだろう。別に六とか5が場に打たれても後悔しねーし!」
しかしそう考えて持ってきた次巡ツモを見て思考が停止する。
五r六⑥⑦5r5中 ツモ 5 ドラ 北 八八八(ポン) 五五五(ポン)
・
・
・
・
しまった。
もしもさっき、図太く六を持っていれば
五r六六⑥⑦5r5 ツモ 5 ドラ 北 八八八(ポン) 五五五(ポン)
五rを加カンして赤2枚を使い切った上で⑤⑧待ち聴牌に出来たのである。
よくよく考えればこのケースを追えていた。
だが上述のように六で長考してしまうとマンズ四七の警戒度が上がってしまう点からノータイム処理を心がけていた点、
そして使い切りたい五rに加カンという使い道があるレアケだったのもあり、見逃していたわけである。
(先切りしない手もあったか(・・;)地味なようで珍しいケースかも)
とか思った。
そもそも最初のポンで堂々と赤含みで晒す手もあったわけだが、周りの警戒度を考えてしなかったのもある。
色々な意識を持ちすぎたがゆえに思いっきり聴牌を逃した事に改めて気づき、
「赤やドラの使い切りのための先切りは基本的な手筋だけど、こういうケースもあるんだな・・・」
とか思った一局だった。
まあちなみに、
次巡に⑥引いて⑦切って、その次巡に七ツモであがりましたけどw
五r六⑥⑥5r55 ツモ 七 ドラ 北 八八八(ポン) 五五五(ポン)
ピンズが場に高かったのもあるし、
ひょっとしたらピンズの場合、あがれなかったかもしれない。
でもカンしたらカンドラがごっそり乗って、ひょっとしたら嶺上に⑤とかいたかもしれない。
真相は闇の中ですけどね。
最後に皆さん改めて、
こういう見落とし減らすためにも、普段から色々なケースを想定しましょうね!
僕も気を付けます^^;
2018年1月22日月曜日
「ミスが無いのに負けた」という考え方の正体
ラベル:
競技麻雀関係
雀竜位A級戦
はい負けました。
降級
2年連続のAから降級。まあつまりB残留か。
https://twitter.com/ClubNPM/status/955033156020707328
去年もまったく同時期に書きましたが、
競技麻雀長くやると「満足できる負け」なんてものはない。
終わった後も今も残念としか言いようがないわけで。
来年も1/4のB級通過を果たしてできるのか・・・したいんだけどさ(T_T)
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/01/15.html
ちなみに今年の決勝の展望も後日書く予定。
まあ金曜位にアップするかな。
さて本題
今回の15半荘改めて振り替えると、去年と1つ違うのは正直に「内容的にはある程度納得してる」って点。
まあ去年は決勝だけ狙いすぎて完全に自爆した感があったので。
だが改めて考えてみて、
僕と同様に負けた対局で「内容はよかった。でも今日のめぐりじゃなす術はなかった。キリッ」って自称する人は結構いるよな、と思った。
勝った時に「内容も完璧だった」って自称する人よりも多いイメージがある。
んで理由を考えてみた。
まあ「勝った人は謙遜するから」ってが勿論あるのだが、
それ以外にもう一つ、
「負ける日の対局は取れる選択肢が少ない=ミスできるチャンスも少ない」というのがあると思った。
麻雀のゲーム性についての細かい点はこの記事では割愛するが、
その一部として基本的に各局、各半荘において、ある程度の丁半博打を迫られる点がある。
解り易い例として以下の状況
・自分が聴牌。タンピンドラ1の充分形
・親からリーチがかかっている。
大体勝負するだろう。勝負したほうが得な点が多い。
だがそれは逆に言えば、「放銃のリスクを高める行為」ともいえる。
※安定したければベタオリの方がよい。もっとも「完全にマイナスで安定する行為」なので長い目で見ると損なのだが。
これに点棒状況や場況が絡むともっと複雑な選択を迫られるケースも増える。
たとえば上記の局面がある程度点棒を持っている東場でダントツラス目からのリーチ、とかなると悩ましい点が出てくる。
つまり勝った人というのはこういった丁半博打で選択の多くが上手くハマった人なのであり、
負けた人というのはこれらが上手くいかなかった人なのである。
そしてもう一つ、
麻雀には一方的な展開というヤツがある事も考えると、
勝負内容と結果は大きく以下に分類される
① 一方的な勝利(先手・好形・高得点が無条件で多く入った)
② 競り合いでの勝利
③ 競り合いでの敗北
④ 一方的な敗北(選択の機会自体が少なかった)
ここから考えるに、
「内容は良かった」と考える競技選手は④の場合が多いと思われる。
要するにそもそもの与えられたチャンス(丁半博打)の機会が少なかったケース、
まあそこで競り勝てればなんとか勝負にもなったかもだが、残念ながらそれも負けた結果なのだ。
それはミスではない。
もうそこで勝たなきゃアウトだし、最初から機会自体が少ないのだから勝負するしかない。
ただ逆に言えば、
そもそもの丁半博打の機会=難しい選択を迫られるケース、が少ないという事は、
ミスが少ないのは当たり前、とも取れなくもないのである。
まあ結論して
「負けたけど内容は良かった、というのは結構当たり前の事」
改めて考察してそうなったわけだ。
というわけで競技選手の皆さん、肝に銘じましょう!
そしてそれ以前に「そもそも丁半博打の機会をもっと増やせなかったのか?手順はあっていたか?」という見つめ直しを忘れずに^^;
ちょっと細かい麻雀の性質の話なんで、
どのくらいの人に伝わったかが不安な記事でありましたw
さて最後に
巷のフリーとかでよく聞く「放銃してないのに負けた」という言い分、
これは「ミスしてないの負けた」とは全くの別物である。
最大の理由として、
そもそも放銃とは丁半博打の結果であり、
明らかに確率の良い勝負で負ける事は麻雀でも多々あるし、ミスでも何でもないという点である。
そしてあと2つ
・ 明らかに得する可能性が高い丁半博打でも逃げてしまう人がいる点
・ 序盤・中盤のスキルが低い為、丁半博打にもちこめる手に育てる事ができていない事が多い点
これらを考えると
ノー放銃 = ミスが無いどころか、
リターンを得るためのリスクを背負う事すらできない、その状況を作り出せてない、技量不足のケースが多い。
強い人は和了も放銃も多いケースが結構あるし、
それ以上に「放銃0 = ミスは無かった」なんて考えない。
まあこの「放銃してないのに負け」については気が向いた時に別記事でも少々書こうかな。
あー、
改めて今年の公式対局がほぼ終わってしまって虚無感いっぱいなのでありました(T_T)
はい負けました。
降級
2年連続のAから降級。まあつまりB残留か。
https://twitter.com/ClubNPM/status/955033156020707328
去年もまったく同時期に書きましたが、
競技麻雀長くやると「満足できる負け」なんてものはない。
終わった後も今も残念としか言いようがないわけで。
来年も1/4のB級通過を果たしてできるのか・・・したいんだけどさ(T_T)
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/01/15.html
ちなみに今年の決勝の展望も後日書く予定。
まあ金曜位にアップするかな。
さて本題
今回の15半荘改めて振り替えると、去年と1つ違うのは正直に「内容的にはある程度納得してる」って点。
まあ去年は決勝だけ狙いすぎて完全に自爆した感があったので。
だが改めて考えてみて、
僕と同様に負けた対局で「内容はよかった。でも今日のめぐりじゃなす術はなかった。キリッ」って自称する人は結構いるよな、と思った。
勝った時に「内容も完璧だった」って自称する人よりも多いイメージがある。
んで理由を考えてみた。
まあ「勝った人は謙遜するから」ってが勿論あるのだが、
それ以外にもう一つ、
「負ける日の対局は取れる選択肢が少ない=ミスできるチャンスも少ない」というのがあると思った。
麻雀のゲーム性についての細かい点はこの記事では割愛するが、
その一部として基本的に各局、各半荘において、ある程度の丁半博打を迫られる点がある。
解り易い例として以下の状況
・自分が聴牌。タンピンドラ1の充分形
・親からリーチがかかっている。
大体勝負するだろう。勝負したほうが得な点が多い。
だがそれは逆に言えば、「放銃のリスクを高める行為」ともいえる。
※安定したければベタオリの方がよい。もっとも「完全にマイナスで安定する行為」なので長い目で見ると損なのだが。
これに点棒状況や場況が絡むともっと複雑な選択を迫られるケースも増える。
たとえば上記の局面がある程度点棒を持っている東場でダントツラス目からのリーチ、とかなると悩ましい点が出てくる。
つまり勝った人というのはこういった丁半博打で選択の多くが上手くハマった人なのであり、
負けた人というのはこれらが上手くいかなかった人なのである。
そしてもう一つ、
麻雀には一方的な展開というヤツがある事も考えると、
勝負内容と結果は大きく以下に分類される
① 一方的な勝利(先手・好形・高得点が無条件で多く入った)
② 競り合いでの勝利
③ 競り合いでの敗北
④ 一方的な敗北(選択の機会自体が少なかった)
ここから考えるに、
「内容は良かった」と考える競技選手は④の場合が多いと思われる。
要するにそもそもの与えられたチャンス(丁半博打)の機会が少なかったケース、
まあそこで競り勝てればなんとか勝負にもなったかもだが、残念ながらそれも負けた結果なのだ。
それはミスではない。
もうそこで勝たなきゃアウトだし、最初から機会自体が少ないのだから勝負するしかない。
ただ逆に言えば、
そもそもの丁半博打の機会=難しい選択を迫られるケース、が少ないという事は、
ミスが少ないのは当たり前、とも取れなくもないのである。
まあ結論して
「負けたけど内容は良かった、というのは結構当たり前の事」
改めて考察してそうなったわけだ。
というわけで競技選手の皆さん、肝に銘じましょう!
そしてそれ以前に「そもそも丁半博打の機会をもっと増やせなかったのか?手順はあっていたか?」という見つめ直しを忘れずに^^;
ちょっと細かい麻雀の性質の話なんで、
どのくらいの人に伝わったかが不安な記事でありましたw
さて最後に
巷のフリーとかでよく聞く「放銃してないのに負けた」という言い分、
これは「ミスしてないの負けた」とは全くの別物である。
最大の理由として、
そもそも放銃とは丁半博打の結果であり、
明らかに確率の良い勝負で負ける事は麻雀でも多々あるし、ミスでも何でもないという点である。
そしてあと2つ
・ 明らかに得する可能性が高い丁半博打でも逃げてしまう人がいる点
・ 序盤・中盤のスキルが低い為、丁半博打にもちこめる手に育てる事ができていない事が多い点
これらを考えると
ノー放銃 = ミスが無いどころか、
リターンを得るためのリスクを背負う事すらできない、その状況を作り出せてない、技量不足のケースが多い。
強い人は和了も放銃も多いケースが結構あるし、
それ以上に「放銃0 = ミスは無かった」なんて考えない。
まあこの「放銃してないのに負け」については気が向いた時に別記事でも少々書こうかな。
あー、
改めて今年の公式対局がほぼ終わってしまって虚無感いっぱいなのでありました(T_T)
2018年1月19日金曜日
協会規定の盲点を突いた同卓者への攻撃
ラベル:
競技麻雀関係
今年の雀竜位A級の2日目の朝、
あまりの悪臭に目覚まし時計よりも早く目が覚めた。
一瞬「何だこりゃ・・・」と思ったが、
数秒後に自分の臭いだと気付く。
心当たりは、、、、ある。
前日のA級1日目、
対局が終わった後に同卓者たち親睦を深める為、対局会場近くの焼肉「安々」に行った為である。
ちなみに安安はスリアロスタジオの近くにもあり、麻雀プロの行きつけだったりもする。
定番は「ヤングカルビ」。
値段なんと270円でありながら牛の旨みを存分に堪能できる一品である。
鈴木たろうとか多井隆晴と行くと、
「とりあえずヤングカルビ20人前」とか頼んで、この画像のような超雑焼きを展開する。
https://twitter.com/mt_bigbeach/status/785804724037574656
初日に負ったマイナスへの苛立ちと久々の焼肉という事で、
この日はヤングカルビをはじめ、とにかく肉をひたすら食べまくり、そして飲みまくった。
朝起きたら前日の記憶もおぼろげ、
まあ対局に影響が出ないように無意識にセーブはしてたらしく頭痛等は特に無かったが、
「この酷い臭いじゃ対局者に迷惑がかかるな・・・」
と思い、コンビニでブレスケアと乳製品飲料(カルピス0)を買って対局会場にむかったわけである。
が、ここでふと思った
「どうせならこのままの臭いで対局やって、同卓者に精神攻撃を加える手もあるなあ・・・」
かのプロレスラー、グレート・ムタの毒霧攻撃のように。
別に協会規定には「対局者の嗅覚を攻撃してはいけない」なんてのもない。
そんなアホな事を考えつつ、
僕は数年前に行われた対局について思い出した。
奇しくも今回と同じ雀竜位、B級での出来事である。
当日、
対局の割り振りも決まり卓についたのだが、
その瞬間に今までの競技生活でも味わったことの無いレベルの異臭に気付く。
その原因は同卓者であった後輩のK君だとすぐ気付いた。
K君はガタイが横にも縦にも大きい。
そして職業も肉体労働系の物に従事している。
時間的に不規則な仕事なのもあり、おそらく前日ギリギリまで仕事してて風呂にはいったり着替えたりも出来なかったのだろう。
基本的にそこまで臭いなどを気にしない僕ですら、
「さすがにちょっと臭うな」というレベルだった。
同卓してた女性はもう始まる前からあからさまに不機嫌だったし、もう1人も眉間にシワを寄せていた。
でも「臭いが酷くて対局できない」なんて立会いに言っても多分通らない。
しぶしぶ一半荘を打ちおえた。そしてK君がトップ。
やはり彼の精神攻撃は他3人に確実な効果を与えていたのかもしれない。
これが計算ずくだったとしたら恐ろしい話だ。
雀竜位B級は2半荘を同一面子で打つため、2回戦の準備をする。
K君が「ちょっとコンビニ行って来ます」といって席を立った中、
同卓者3人は顔を寄せ合ってこの嗅覚への攻撃への愚痴と対策についての話をしていた。
そして数分後、
K君が戻り対局が再開された。
「さてもう一半荘我慢するか。麻雀に集中だ」とか思った数秒後、事態の異変に気付く。
さっきまで強烈な汗臭さを放っていたK君から、
強烈なデオドラントスプレーの臭いがしてきたのだ。
多分スプレー缶1本分をまるまる使ったと思われる強烈なシトラスの香り、
そしてもともとの汗臭さもあいまって地獄のような香りがしてくる、
5分前からの唐突なこの香りの模様替え、
もはや集中を保つことができず配牌をとりながら笑いをかみ殺していた。
が、ついに他同卓者は我慢できなくなったらしい
「立会人ちょっと!臭くてさすがに無理です!!」
というわけで臭いが抜けるまでしばらく対局は中断となった。
「風呂くらい入れ」「何故無香料にしなかった」とか色々な苦情が飛び交うも、協会規定で失格とかは特にできない。
ちなみにこの攻撃の結果か否かは知らないが、彼は次の半荘もトップで連勝、同卓者は色々な意味で精神をやられた(この年僕はあっさりC級に降級)。
まあ次の総会で「各自、身だしなみには十分に気を使ってください!」とかいう勧告が出たとか出ないとか。
そんなK君との熾烈な戦いを思い出し、
目の前のブレスケアとカルピスを見る。
「・・・・捨てるか?」
でも数秒後に思いとどまる。(当たり前か)
まだまだ続く競技生活、そんな姑息なことをやったら色々な意味でピリオドが打たれてしまう可能性がある。
たとえ負けてもクリーンに!キリッ
※こんな発想が出てくる時点でちょっと問題がある気もするが
そして迎えたA級2日目、
まったくもってさえない結果で現在以下のように約▲100P。
「毒霧攻撃しとけばよかった・・・」とかちょっとだけ思った(嘘)
https://twitter.com/ClubNPM/status/949938699411767296
さて今週末1/21(日)がその続き、第16期雀竜A級の最終節、つまり今期の決勝メンバーが決定する大一番である。
正直に僕自身は残留がメインの戦いになるが、決勝だって諦めたくない。
おわったら色々と書くことはあるがまずはいつもどおりに、と言ったところで頑張りたい。
場合によっては毒霧攻撃も検討しつつ。
やってやります。キリッ
・・・まあ最後に真面目な話、
我々のやってる競技麻雀は同卓者3人はもちろん、
場合によっては観戦者もいますし、放送だってあります。
皆さん他人に不快感を与えない程度の身だしなみは気をつけましょうね、
本当に。
あまりの悪臭に目覚まし時計よりも早く目が覚めた。
一瞬「何だこりゃ・・・」と思ったが、
数秒後に自分の臭いだと気付く。
心当たりは、、、、ある。
前日のA級1日目、
対局が終わった後に同卓者たち親睦を深める為、対局会場近くの焼肉「安々」に行った為である。
ちなみに安安はスリアロスタジオの近くにもあり、麻雀プロの行きつけだったりもする。
定番は「ヤングカルビ」。
値段なんと270円でありながら牛の旨みを存分に堪能できる一品である。
鈴木たろうとか多井隆晴と行くと、
「とりあえずヤングカルビ20人前」とか頼んで、この画像のような超雑焼きを展開する。
https://twitter.com/mt_bigbeach/status/785804724037574656
初日に負ったマイナスへの苛立ちと久々の焼肉という事で、
この日はヤングカルビをはじめ、とにかく肉をひたすら食べまくり、そして飲みまくった。
朝起きたら前日の記憶もおぼろげ、
まあ対局に影響が出ないように無意識にセーブはしてたらしく頭痛等は特に無かったが、
「この酷い臭いじゃ対局者に迷惑がかかるな・・・」
と思い、コンビニでブレスケアと乳製品飲料(カルピス0)を買って対局会場にむかったわけである。
が、ここでふと思った
「どうせならこのままの臭いで対局やって、同卓者に精神攻撃を加える手もあるなあ・・・」
かのプロレスラー、グレート・ムタの毒霧攻撃のように。
別に協会規定には「対局者の嗅覚を攻撃してはいけない」なんてのもない。
そんなアホな事を考えつつ、
僕は数年前に行われた対局について思い出した。
奇しくも今回と同じ雀竜位、B級での出来事である。
当日、
対局の割り振りも決まり卓についたのだが、
その瞬間に今までの競技生活でも味わったことの無いレベルの異臭に気付く。
その原因は同卓者であった後輩のK君だとすぐ気付いた。
K君はガタイが横にも縦にも大きい。
そして職業も肉体労働系の物に従事している。
時間的に不規則な仕事なのもあり、おそらく前日ギリギリまで仕事してて風呂にはいったり着替えたりも出来なかったのだろう。
基本的にそこまで臭いなどを気にしない僕ですら、
「さすがにちょっと臭うな」というレベルだった。
同卓してた女性はもう始まる前からあからさまに不機嫌だったし、もう1人も眉間にシワを寄せていた。
でも「臭いが酷くて対局できない」なんて立会いに言っても多分通らない。
しぶしぶ一半荘を打ちおえた。そしてK君がトップ。
やはり彼の精神攻撃は他3人に確実な効果を与えていたのかもしれない。
これが計算ずくだったとしたら恐ろしい話だ。
雀竜位B級は2半荘を同一面子で打つため、2回戦の準備をする。
K君が「ちょっとコンビニ行って来ます」といって席を立った中、
同卓者3人は顔を寄せ合ってこの嗅覚への攻撃への愚痴と対策についての話をしていた。
そして数分後、
K君が戻り対局が再開された。
「さてもう一半荘我慢するか。麻雀に集中だ」とか思った数秒後、事態の異変に気付く。
さっきまで強烈な汗臭さを放っていたK君から、
強烈なデオドラントスプレーの臭いがしてきたのだ。
多分スプレー缶1本分をまるまる使ったと思われる強烈なシトラスの香り、
そしてもともとの汗臭さもあいまって地獄のような香りがしてくる、
5分前からの唐突なこの香りの模様替え、
もはや集中を保つことができず配牌をとりながら笑いをかみ殺していた。
が、ついに他同卓者は我慢できなくなったらしい
「立会人ちょっと!臭くてさすがに無理です!!」
というわけで臭いが抜けるまでしばらく対局は中断となった。
「風呂くらい入れ」「何故無香料にしなかった」とか色々な苦情が飛び交うも、協会規定で失格とかは特にできない。
ちなみにこの攻撃の結果か否かは知らないが、彼は次の半荘もトップで連勝、同卓者は色々な意味で精神をやられた(この年僕はあっさりC級に降級)。
まあ次の総会で「各自、身だしなみには十分に気を使ってください!」とかいう勧告が出たとか出ないとか。
そんなK君との熾烈な戦いを思い出し、
目の前のブレスケアとカルピスを見る。
「・・・・捨てるか?」
でも数秒後に思いとどまる。(当たり前か)
まだまだ続く競技生活、そんな姑息なことをやったら色々な意味でピリオドが打たれてしまう可能性がある。
たとえ負けてもクリーンに!キリッ
※こんな発想が出てくる時点でちょっと問題がある気もするが
そして迎えたA級2日目、
まったくもってさえない結果で現在以下のように約▲100P。
「毒霧攻撃しとけばよかった・・・」とかちょっとだけ思った(嘘)
https://twitter.com/ClubNPM/status/949938699411767296
さて今週末1/21(日)がその続き、第16期雀竜A級の最終節、つまり今期の決勝メンバーが決定する大一番である。
正直に僕自身は残留がメインの戦いになるが、決勝だって諦めたくない。
おわったら色々と書くことはあるがまずはいつもどおりに、と言ったところで頑張りたい。
やってやります。キリッ
・・・まあ最後に真面目な話、
我々のやってる競技麻雀は同卓者3人はもちろん、
場合によっては観戦者もいますし、放送だってあります。
皆さん他人に不快感を与えない程度の身だしなみは気をつけましょうね、
本当に。
2018年1月17日水曜日
麻雀漫画について書いてみる⑪ ムダヅモ無き改革
ラベル:
麻雀漫画関係
本日紹介するのは大和田秀樹先生による「ムダヅモ無き改革」
麻雀漫画と銘打ってはいるが麻雀要素はせいぜい麻雀牌を使っている点くらい
日本・アメリカなどの首脳同士がF-15戦闘機などを賭けて麻雀外交を繰り広げるという型破りな熱いギャグ漫画(もしくは格闘漫画)となっております。
発行当時は麻雀界に一大旋風を巻き起こした作品、
主人公は日本国総理大臣の「小泉純一郎」
そして、アメリカ大統領のブッシュ親子とか、ソ連のプーチン首相とか、
実名そのままの各国首脳が麻雀牌を使った麻雀らしきゲームで戦い、さらには地球を守る、
その破天荒な内容もさる事ながら、
ところどころに入っている時代風刺とか、他漫画等からのパクリネタとか、
挙句の果てには伝説の26ページ見開きによる国士無双とか、
色々な意味で読者の予想の斜め上をいく作りであります。
まあ「麻雀漫画ではない」と割り切って読むならそこそこ面白いんじゃないでしょうか。
ちなみに全16巻ですが、僕は最後まで読んでません。
小泉純一郎が月にいってヒトラーと戦うくらいまでは読みましたが、そのあとはなんか連載のパワーが衰えたと感じてギブアップ^^;
そして今改めて読み直すと、
当時の小泉元首相のカリスマ性とかブッシュ親子とか、
時がたって時事ネタが風化した結果、さらに若干のパワーダウン感もある。
まあそれでも面白い部分は面白いですけどね^^;
さて読んでて吹いた部分は何回かあるんですが、そのいくつかを紹介
その1
プーチンの相棒、メドベージェフの必殺技「ソフホーズリーチ」
プーチンの「コルホーズリーチ」との落差がすごいw
その2
ヴァチカン教皇のベタオリ。
、、、、こんなカッコいいベタオリ見たことねえw
その3
ヒトラーが追い詰められた瞬間に、いきなり黒髪が金髪となって黄金のオーラを放つ「スーパーアーリア人」
リアルタイムで読んでて飲んでたコーヒー吹き出しました。
よくドラゴンボールから苦情が来なかったなw
そしてこの漫画の代名詞といえば、
小泉純一郎の「轟盲牌」
親指の圧力で牌の表面を削って無理やり牌を「白」にしてしまい、それによって国士とか字一色とかをあがる荒業。
ちなみに敵方も似たような技使うシーンがある。
ドイツに実在したマッドサイエンティストのメンゲレ医師が、
メスによって牌の表面を切り取って白を作る「ゾーリンゲン轟盲牌」
これに対してパパブッシュ、
「なんという非道!グロテスク!貴様らに人の心はないのか!!」
とかののしるんですが、
指で白作るのがセーフでメスだとアウトという彼の基準が良く解りませんでした。
・・・凶器使うからか?
まあそんなハチャメチャな展開が続く雰囲気押しの当作品、
冒頭で書いた通り、これは「麻雀牌を使っている」という点以外は麻雀要素は0に等しい為、特にこれ以上書ける事もないですw
でも純粋なギャグ漫画としてはそれなりに楽しめるかと思いますので、
「麻雀のルール良く解らないけど興味ある」って人は入口として参考までに是非!w
麻雀漫画と銘打ってはいるが麻雀要素はせいぜい麻雀牌を使っている点くらい
日本・アメリカなどの首脳同士がF-15戦闘機などを賭けて麻雀外交を繰り広げるという型破りな熱いギャグ漫画(もしくは格闘漫画)となっております。
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発行当時は麻雀界に一大旋風を巻き起こした作品、
主人公は日本国総理大臣の「小泉純一郎」
そして、アメリカ大統領のブッシュ親子とか、ソ連のプーチン首相とか、
実名そのままの各国首脳が麻雀牌を使った麻雀らしきゲームで戦い、さらには地球を守る、
その破天荒な内容もさる事ながら、
ところどころに入っている時代風刺とか、他漫画等からのパクリネタとか、
挙句の果てには伝説の26ページ見開きによる国士無双とか、
色々な意味で読者の予想の斜め上をいく作りであります。
まあ「麻雀漫画ではない」と割り切って読むならそこそこ面白いんじゃないでしょうか。
ちなみに全16巻ですが、僕は最後まで読んでません。
小泉純一郎が月にいってヒトラーと戦うくらいまでは読みましたが、そのあとはなんか連載のパワーが衰えたと感じてギブアップ^^;
そして今改めて読み直すと、
当時の小泉元首相のカリスマ性とかブッシュ親子とか、
時がたって時事ネタが風化した結果、さらに若干のパワーダウン感もある。
まあそれでも面白い部分は面白いですけどね^^;
さて読んでて吹いた部分は何回かあるんですが、そのいくつかを紹介
その1
プーチンの相棒、メドベージェフの必殺技「ソフホーズリーチ」
プーチンの「コルホーズリーチ」との落差がすごいw
その2
ヴァチカン教皇のベタオリ。
、、、、こんなカッコいいベタオリ見たことねえw
その3
ヒトラーが追い詰められた瞬間に、いきなり黒髪が金髪となって黄金のオーラを放つ「スーパーアーリア人」
リアルタイムで読んでて飲んでたコーヒー吹き出しました。
よくドラゴンボールから苦情が来なかったなw
そしてこの漫画の代名詞といえば、
小泉純一郎の「轟盲牌」
親指の圧力で牌の表面を削って無理やり牌を「白」にしてしまい、それによって国士とか字一色とかをあがる荒業。
ちなみに敵方も似たような技使うシーンがある。
ドイツに実在したマッドサイエンティストのメンゲレ医師が、
メスによって牌の表面を切り取って白を作る「ゾーリンゲン轟盲牌」
これに対してパパブッシュ、
「なんという非道!グロテスク!貴様らに人の心はないのか!!」
とかののしるんですが、
指で白作るのがセーフでメスだとアウトという彼の基準が良く解りませんでした。
・・・凶器使うからか?
まあそんなハチャメチャな展開が続く雰囲気押しの当作品、
冒頭で書いた通り、これは「麻雀牌を使っている」という点以外は麻雀要素は0に等しい為、特にこれ以上書ける事もないですw
でも純粋なギャグ漫画としてはそれなりに楽しめるかと思いますので、
「麻雀のルール良く解らないけど興味ある」って人は入口として参考までに是非!w
2018年1月15日月曜日
雀荘の女性店員とお客さんのとある光景 その2
ラベル:
フリー麻雀での出来事
※前回に引き続き超一方的な私見です。苦情は特に受け付けてませんw
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2018/01/blog-post_12.html
キバヤシ
「えっと、
相手を導きたいなら、相手に好かれなければいけないって、、、?
僕は別にのり子ちゃんに嫌われてもいい、って言ってるんですけど?」
『でも導きたいなら好感度は絶対に必要です。
じゃあ、それを理解する為にちょっと先日のこの店の光景をお見せしましょう』
・
・
・
とある半荘の終了後
キバヤシ「のり子ちゃん、さっきの手はリーチだよ!」
のり子「そうですか?じゃあ次からリーチします^^」
数分後
金主任(仮)「のり子ちゃん、さっきの手はリーチじゃない?」
のり子「そうですか?点数的にダマもありかなと思ったんですけど」
金主任(仮)「ちょっとそれを考えるにはまだ早いかなあ。南1局だし」
のり子「場況的にもちょっと理由があって・・・・(ry」
・
・
『どうでしょう?何を思いましたか?』
キバヤシ
「僕も金主任も同じ指摘してるのに全然リアクションが違う・・・」
『はい。 人間は例え同じ内容を言われても、誰が言うかによって受け取り方が全く違うのです。
”何を言われたか”よりも”誰に言われたか”が大事って事ですね。
仕事でも”まずは相手に信用されるのが大事”と言われる理由がこれ。
相手に本気で意見を伝えたいなら相手に聞いてもらう必要があります。
つまり相手に好かれなければいけないんです。』
キバヤシ
「・・・つまり一方的に指摘しても無意味?」
『はい。
相手からすれば
”お前の実力がどれほどの物なんだよ”
”お前が私の何を知ってるんだよ”
となります。
好感度と言いましたが、もう少々具体的に言えば
①自分の事をよく理解している人
②自分から見て尊敬できる人
という点のいずれか、出来れば両方、
これを”相手が認識している状態”、
それを実現しなければ導くなんて無理です。
ちなみに有名プロとかが②を最初から満たしているケースは多いですね。
そしてキバヤシさんは現時点でのり子ちゃんの中での①②ともに満たしてません。
つまり幾ら言っても相手は大体聞いてません。多分無駄です。』
キバヤシ
「、、、、どうすればいいんでしょうか?」
『一番手っ取り早いのは今すぐ会社を辞めてこの店でメンバーをやり彼女の同僚とかになって接点増やして信頼を得る事、これなら①②両方満たせる可能性があります。
②についてだけなら、鈴木たろうとか小林剛くらい、せめて金主任(仮)くらいの知名度あるプロにでもなる事ですかね。最近だとネットとかの超高段者も手段ですか。』
キバヤシ
「む、無理です。」
『じゃあ指導するのを諦めるのが一番です。』
キバヤシ
「、、、、、、、すみません。本音を言うと、僕はただのり子ちゃんと親しくなりたいんです。どうすればいいですか」
『麻雀以外のアプローチを考える方がまだましかと。
というか、根本的な目的が”彼女欲しい”という点だとするなら、その心意気をもって合コンでも行くべきかと思います。』
キバヤシ
「そ、そんなトコ行っても上手くやれる自身もないし、上手くいく気もしないです・・・」
『それで何故に雀荘では上手くいくかもと思うのかが疑問です。
こんな著しく男女構成比が偏った世界で女性に本気でアタックする、
しかも”麻雀”という周りには貴方よりも圧倒的に信頼を得れるポジションの人が多くいる媒体を使う、
その環境は見ようによっては合コンより圧倒的に困難じゃないでしょうか
店員さんとお客さん、
入り口は入りやすい人間関係かもですが、
付き合う事を目指すとなると砂漠で水を探すくらいにナンセンスな行為と個人的にはおもいます。
・・・まあ、砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠してあるから、なのかもですがw』
さて最後に誤解のないように今回のまとめ
別に雀荘の女性メンバーもお客さんとコミュニケーションを取る事自体は楽しいと思います。
「この局こうだったね」といった会話はどんどんしても問題ないかと。
そして麻雀の内容に対する指導じみた話をするのも自由ではあります。
ただ相手がその内容を本気で聞き入れてくれる可能性が低い点は考慮すべきだし、
相手の好感度だってどうなるか微妙なトコです。
それでもよければやり続けましょう^^
お客さんとして店に迷惑をかけない範囲で。
ひょっとしたら私の考えが悲観的過ぎるだけで、
ロマンスが生まれるかもしれないです!
実際に雀荘の店員とか女流プロとお客さんが付き合ったケースはいくつも知ってますし、
結婚したケースすら0ではないですからね^^;
まさに砂漠の井戸!
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2018/01/blog-post_12.html
キバヤシ
「えっと、
相手を導きたいなら、相手に好かれなければいけないって、、、?
僕は別にのり子ちゃんに嫌われてもいい、って言ってるんですけど?」
『でも導きたいなら好感度は絶対に必要です。
じゃあ、それを理解する為にちょっと先日のこの店の光景をお見せしましょう』
・
・
・
とある半荘の終了後
キバヤシ「のり子ちゃん、さっきの手はリーチだよ!」
のり子「そうですか?じゃあ次からリーチします^^」
数分後
金主任(仮)「のり子ちゃん、さっきの手はリーチじゃない?」
のり子「そうですか?点数的にダマもありかなと思ったんですけど」
金主任(仮)「ちょっとそれを考えるにはまだ早いかなあ。南1局だし」
のり子「場況的にもちょっと理由があって・・・・(ry」
・
・
『どうでしょう?何を思いましたか?』
キバヤシ
「僕も金主任も同じ指摘してるのに全然リアクションが違う・・・」
『はい。 人間は例え同じ内容を言われても、誰が言うかによって受け取り方が全く違うのです。
”何を言われたか”よりも”誰に言われたか”が大事って事ですね。
仕事でも”まずは相手に信用されるのが大事”と言われる理由がこれ。
相手に本気で意見を伝えたいなら相手に聞いてもらう必要があります。
つまり相手に好かれなければいけないんです。』
キバヤシ
「・・・つまり一方的に指摘しても無意味?」
『はい。
相手からすれば
”お前の実力がどれほどの物なんだよ”
”お前が私の何を知ってるんだよ”
となります。
好感度と言いましたが、もう少々具体的に言えば
①自分の事をよく理解している人
②自分から見て尊敬できる人
という点のいずれか、出来れば両方、
これを”相手が認識している状態”、
それを実現しなければ導くなんて無理です。
ちなみに有名プロとかが②を最初から満たしているケースは多いですね。
そしてキバヤシさんは現時点でのり子ちゃんの中での①②ともに満たしてません。
つまり幾ら言っても相手は大体聞いてません。多分無駄です。』
キバヤシ
「、、、、どうすればいいんでしょうか?」
『一番手っ取り早いのは今すぐ会社を辞めてこの店でメンバーをやり彼女の同僚とかになって接点増やして信頼を得る事、これなら①②両方満たせる可能性があります。
②についてだけなら、鈴木たろうとか小林剛くらい、せめて金主任(仮)くらいの知名度あるプロにでもなる事ですかね。最近だとネットとかの超高段者も手段ですか。』
キバヤシ
「む、無理です。」
『じゃあ指導するのを諦めるのが一番です。』
キバヤシ
「、、、、、、、すみません。本音を言うと、僕はただのり子ちゃんと親しくなりたいんです。どうすればいいですか」
『麻雀以外のアプローチを考える方がまだましかと。
というか、根本的な目的が”彼女欲しい”という点だとするなら、その心意気をもって合コンでも行くべきかと思います。』
キバヤシ
「そ、そんなトコ行っても上手くやれる自身もないし、上手くいく気もしないです・・・」
『それで何故に雀荘では上手くいくかもと思うのかが疑問です。
こんな著しく男女構成比が偏った世界で女性に本気でアタックする、
しかも”麻雀”という周りには貴方よりも圧倒的に信頼を得れるポジションの人が多くいる媒体を使う、
その環境は見ようによっては合コンより圧倒的に困難じゃないでしょうか
店員さんとお客さん、
入り口は入りやすい人間関係かもですが、
付き合う事を目指すとなると砂漠で水を探すくらいにナンセンスな行為と個人的にはおもいます。
・・・まあ、砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠してあるから、なのかもですがw』
さて最後に誤解のないように今回のまとめ
別に雀荘の女性メンバーもお客さんとコミュニケーションを取る事自体は楽しいと思います。
「この局こうだったね」といった会話はどんどんしても問題ないかと。
そして麻雀の内容に対する指導じみた話をするのも自由ではあります。
ただ相手がその内容を本気で聞き入れてくれる可能性が低い点は考慮すべきだし、
相手の好感度だってどうなるか微妙なトコです。
それでもよければやり続けましょう^^
お客さんとして店に迷惑をかけない範囲で。
ひょっとしたら私の考えが悲観的過ぎるだけで、
ロマンスが生まれるかもしれないです!
実際に雀荘の店員とか女流プロとお客さんが付き合ったケースはいくつも知ってますし、
結婚したケースすら0ではないですからね^^;
まさに砂漠の井戸!
2018年1月12日金曜日
雀荘の女性店員とお客さんのとある光景 その1
ラベル:
フリー麻雀での出来事
※超一方的な私見なので苦情は特に受け付けてませんww
自分は基本フリーでは黙々と麻雀打つだけだし、
プロとかゲストを派手に呼んでいる店には特に行かない。。。
よって行く店の他の客も、あんまり麻雀業界に関心の無い常連さんが多いと思われる。
特に何も考えずに麻雀を打ってるだけですむ、そんな空気が個人的には好きである。
ただそんな店の中であってもやっぱりたまに見かける光景がある。
例として、
お店の常連でありキバヤシさん(仮)、
お店のメンバーであるのり子ちゃん(仮)、
2人の会話
キバヤシ「のり子ちゃん、さっきの手はダマテンの方がいいよ」
のり子「そうですか?勝負所だと思って」
キバヤシ「いやいや、のり子ちゃんはいつも防御が(ry・・・・」
のり子「なるほど^^いつもご指導ありがとうございます」
・
・
・
この手の「女性メンバーに麻雀指導をする客」という光景、
どこの店でもあるだろうし、僕もちょくちょく見かけるわけである。
で正直に意見を言えば、
別に止めはしないけどほとんど意味が無いので止めといたほうがいい、
といったところだろうか。
まあ特に口を挟むわけはないし、やりたきゃお好きにどうぞ、ではあるが。
キバヤシ
「・・・あの」
『はい?』
キバヤシ
「なんで意味がないんでしょうか?」
『相手が特に求めてないからですね。』
キバヤシ
「いやだってのり子ちゃん、いつも”麻雀もっと強くなりたい。勉強したい”って言ってますよ?」
『それがイコール貴方の意見が欲しいって事ではないです。』
キバヤシ
「へ?」
『そもそも”強くなりたい”が、ただの営業トークって事もありますが、仮に本気であっても女性店員さんは何だかんだで麻雀に浸かった生活を送ってますし、見た目以上に経験を踏んでる場合が多いです。お客さんの意見なんて求めてない事が多いかと。』
キバヤシ
「いや、それでも僕の意見も参考にはなるだろうし、、、」
『雀荘にはその子の同僚、つまり貴方以上の経験値をもって毎月貴方以上に良い成績を残してるメンバーさんが間違いなくいます。
彼女からしたら、そういった身近の明確な勝ち組にいくらでも話を聞ける。
それ以上にこの業界の狭さを考えると有名プロの友人がいるケースが結構あります。
一人のお客さんにわざわざ麻雀を教わる必要性は彼女からしたらほとんど無い。
よって求めているケースはまずないでしょう。』
キバヤシ
「でもたとえ僕より強い打ち手が回りに多くいても、今の彼女よりは明らかに僕の方が強いわけだし、、、」
『”明らかに”ってのがそもそも根拠レスですが、それ以前にのり子ちゃんが知りたい事があれば聞きたい人に聞くんじゃないでしょうか。意見を言って欲しい相手(先生とあがめてる人とか)ならまだしも、それ以外の人がいきなり突っ込みを入れても歓迎されますかね?』
キバヤシ
「・・・・」
『あと”男性は理論の一致、女性は感情の一致を求める”って定説をご存知でしょうか?
女性の方から麻雀について質問する時、たとえば”これ切ったけど、どう思う?”って質問ですら、
実は回答なんて求めてない、ただ同意を貰って安心したい、ってケースはあります。』
キバヤシ
「・・・・」
『そもそもキバヤシさんの目的は何でしょう?
のり子ちゃんと仲良くなりたい、というなら別にいらん麻雀講釈は不要です。
却って”面倒な客”という心象を植えつける可能性もあります。まあ相手も仕事だから表には出さないでしょうが
先ほど言いました通り、雀荘メンバーというのは貴方の想像以上にどっぷり麻雀につかってて、業界に知人も多くいます。よって”お客さんから麻雀を教わりたい”と考える人はいないでしょう。』
キバヤシ
「・・・・僕は別にのり子ちゃんと仲良くなりたいとか思ってない!!」
『ほう?』
キバヤシさん
「単純に彼女の麻雀のレベルがもっと高くなって欲しいだけさ!
僕の意見もちょっとは参考になるだろうし、そうなってくれるなら別に好感度とかどうでもいいよ!」
『、、、、そう考えているのであれば更に言いましょう。
本気で相手を導きたいのであれば尚更相手の好感度に気を配るべき、相手に好かれなければならないです。』
キバヤシさん「?」
続く
プロとかゲストを派手に呼んでいる店には特に行かない。。。
よって行く店の他の客も、あんまり麻雀業界に関心の無い常連さんが多いと思われる。
特に何も考えずに麻雀を打ってるだけですむ、そんな空気が個人的には好きである。
ただそんな店の中であってもやっぱりたまに見かける光景がある。
例として、
お店の常連でありキバヤシさん(仮)、
お店のメンバーであるのり子ちゃん(仮)、
2人の会話
キバヤシ「のり子ちゃん、さっきの手はダマテンの方がいいよ」
のり子「そうですか?勝負所だと思って」
キバヤシ「いやいや、のり子ちゃんはいつも防御が(ry・・・・」
のり子「なるほど^^いつもご指導ありがとうございます」
・
・
・
この手の「女性メンバーに麻雀指導をする客」という光景、
どこの店でもあるだろうし、僕もちょくちょく見かけるわけである。
で正直に意見を言えば、
別に止めはしないけどほとんど意味が無いので止めといたほうがいい、
といったところだろうか。
まあ特に口を挟むわけはないし、やりたきゃお好きにどうぞ、ではあるが。
キバヤシ
「・・・あの」
『はい?』
キバヤシ
「なんで意味がないんでしょうか?」
『相手が特に求めてないからですね。』
キバヤシ
「いやだってのり子ちゃん、いつも”麻雀もっと強くなりたい。勉強したい”って言ってますよ?」
『それがイコール貴方の意見が欲しいって事ではないです。』
キバヤシ
「へ?」
『そもそも”強くなりたい”が、ただの営業トークって事もありますが、仮に本気であっても女性店員さんは何だかんだで麻雀に浸かった生活を送ってますし、見た目以上に経験を踏んでる場合が多いです。お客さんの意見なんて求めてない事が多いかと。』
キバヤシ
「いや、それでも僕の意見も参考にはなるだろうし、、、」
『雀荘にはその子の同僚、つまり貴方以上の経験値をもって毎月貴方以上に良い成績を残してるメンバーさんが間違いなくいます。
彼女からしたら、そういった身近の明確な勝ち組にいくらでも話を聞ける。
それ以上にこの業界の狭さを考えると有名プロの友人がいるケースが結構あります。
一人のお客さんにわざわざ麻雀を教わる必要性は彼女からしたらほとんど無い。
よって求めているケースはまずないでしょう。』
キバヤシ
「でもたとえ僕より強い打ち手が回りに多くいても、今の彼女よりは明らかに僕の方が強いわけだし、、、」
『”明らかに”ってのがそもそも根拠レスですが、それ以前にのり子ちゃんが知りたい事があれば聞きたい人に聞くんじゃないでしょうか。意見を言って欲しい相手(先生とあがめてる人とか)ならまだしも、それ以外の人がいきなり突っ込みを入れても歓迎されますかね?』
キバヤシ
「・・・・」
『あと”男性は理論の一致、女性は感情の一致を求める”って定説をご存知でしょうか?
実は回答なんて求めてない、ただ同意を貰って安心したい、ってケースはあります。』
キバヤシ
「・・・・」
『そもそもキバヤシさんの目的は何でしょう?
のり子ちゃんと仲良くなりたい、というなら別にいらん麻雀講釈は不要です。
却って”面倒な客”という心象を植えつける可能性もあります。まあ相手も仕事だから表には出さないでしょうが
先ほど言いました通り、雀荘メンバーというのは貴方の想像以上にどっぷり麻雀につかってて、業界に知人も多くいます。よって”お客さんから麻雀を教わりたい”と考える人はいないでしょう。』
キバヤシ
「・・・・僕は別にのり子ちゃんと仲良くなりたいとか思ってない!!」
『ほう?』
キバヤシさん
「単純に彼女の麻雀のレベルがもっと高くなって欲しいだけさ!
僕の意見もちょっとは参考になるだろうし、そうなってくれるなら別に好感度とかどうでもいいよ!」
『、、、、そう考えているのであれば更に言いましょう。
本気で相手を導きたいのであれば尚更相手の好感度に気を配るべき、相手に好かれなければならないです。』
キバヤシさん「?」
続く
2018年1月10日水曜日
スリアロ村にて調べたデータをちょっと載せてみる
ラベル:
人狼ゲーム
さて前回の続きの記事的なもの
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2018/01/blog-post_7.html
まずはスリアロ村68幕 ご視聴ありがとうございました。
さて放送の前週、
年明けからケルヴィンと揉めた後、
実際に「自分がケルと同村した時に初日どれくらい投票してるか」 という話になり、
「ケルと同村の時に、初日自分がだれに入れたか?」をデータにしてみた。
結果がこれ。
ワシが初日にケルに入れたのは14回中1回。ちなみにその時ケルは人狼。
・・・・全然入れてねーじゃねーかw
ケルヴィンに見せたら「いや、投票はしてなくても普段から僕の事怪しみまくってるから!」という話になり、不毛な争いその2に発展。
ただここで改めて考えてみる。
「そういや最近、マヤちゃんって俺にばっか初日に入れてる印象あったけど、これも気のせいか?」
気になってデータ取ってみる(大浜いわく”暇人w”)
あんま気のせいじゃなかった(--;)
10回中5回ワシ投票
ワシ狼で的中してた事は1回・・・
初日の麻矢センサー、実はポンコツ説!
そして色々と興味がわいて、
「実際にみんな初日にどれくらい処刑されてんだろ」
とか思った。
が、さすがにそのデータ収集を1から自力でやるには時間が足りない。
というわけでネット上にてスリアロ出演者にも広く知られている方、
通称「スリアロ村マニア」さんにちょっと聞いてみる。
すると「データもある程度はそろってるので一日あればそれなりの物は出せます」と即回答。
・・・マジか。色々と凄い。そこまで番組を見て頂いている事にまず感謝もしてしまう。
そして参考データとして頂いたのがこれ。
※前回出演者がベースですw
まあ大体想像通りだった・・・
ちなみに後日にその方がより正確なデータを出してくれたのがこれです。
白田・武中兄・樋口が少ないのはイメージ通りだが、
その次がケルごた、ってのはちょっと意外だったが。
あとここに書かれてないが補足として、
瑞原明奈は38回の出演中初日吊りは0回になっている。
・・・今年こそつってやりたいw
「よし。このデータを盾に初日吊りを回避に方向をもってこう」と考え放送にいったのでありました。
1戦目のまさかの6COとか本当に面白かった。
まだご視聴してない方はTS是非^^
Fresh!
https://freshlive.tv/jinrou-ch/181387
ニコ生
http://live.nicovideo.jp/watch/lv309976029
改めて、
スリアロ村は放送人狼なので、
幾つか客観的なデータが揃えられるのは面白いなあ、と思った年始でした。
今年の目標は放送でも言ったように「勝利より寿命」なのでw、
今後も自分にとって都合の良いデータは出来る限り放送で使ってやろうと思います。キリッ
年明けまでに平均寿命を0.3日くらいは伸ばしたい。
2018年の切なる願い・・・・
最後にもう一度、
スリアロ村マニアさん、ご協力ありがとうございましたm(_ _)m
今後ともご視聴頂ければ幸いですm(_ _)m
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2018/01/blog-post_7.html
まずはスリアロ村68幕 ご視聴ありがとうございました。
さて放送の前週、
年明けからケルヴィンと揉めた後、
実際に「自分がケルと同村した時に初日どれくらい投票してるか」 という話になり、
「ケルと同村の時に、初日自分がだれに入れたか?」をデータにしてみた。
結果がこれ。
ワシが初日にケルに入れたのは14回中1回。ちなみにその時ケルは人狼。
・・・・全然入れてねーじゃねーかw
ケルヴィンに見せたら「いや、投票はしてなくても普段から僕の事怪しみまくってるから!」という話になり、不毛な争いその2に発展。
ただここで改めて考えてみる。
「そういや最近、マヤちゃんって俺にばっか初日に入れてる印象あったけど、これも気のせいか?」
気になってデータ取ってみる(大浜いわく”暇人w”)
あんま気のせいじゃなかった(--;)
10回中5回ワシ投票
ワシ狼で的中してた事は1回・・・
初日の麻矢センサー、実はポンコツ説!
そして色々と興味がわいて、
「実際にみんな初日にどれくらい処刑されてんだろ」
とか思った。
が、さすがにそのデータ収集を1から自力でやるには時間が足りない。
というわけでネット上にてスリアロ出演者にも広く知られている方、
通称「スリアロ村マニア」さんにちょっと聞いてみる。
すると「データもある程度はそろってるので一日あればそれなりの物は出せます」と即回答。
・・・マジか。色々と凄い。そこまで番組を見て頂いている事にまず感謝もしてしまう。
そして参考データとして頂いたのがこれ。
※前回出演者がベースですw
まあ大体想像通りだった・・・
ちなみに後日にその方がより正確なデータを出してくれたのがこれです。
白田・武中兄・樋口が少ないのはイメージ通りだが、
その次がケルごた、ってのはちょっと意外だったが。
あとここに書かれてないが補足として、
瑞原明奈は38回の出演中初日吊りは0回になっている。
・・・今年こそつってやりたいw
「よし。このデータを盾に初日吊りを回避に方向をもってこう」と考え放送にいったのでありました。
1戦目のまさかの6COとか本当に面白かった。
まだご視聴してない方はTS是非^^
Fresh!
https://freshlive.tv/jinrou-ch/181387
ニコ生
http://live.nicovideo.jp/watch/lv309976029
改めて、
スリアロ村は放送人狼なので、
幾つか客観的なデータが揃えられるのは面白いなあ、と思った年始でした。
今年の目標は放送でも言ったように「勝利より寿命」なのでw、
今後も自分にとって都合の良いデータは出来る限り放送で使ってやろうと思います。キリッ
年明けまでに平均寿命を0.3日くらいは伸ばしたい。
2018年の切なる願い・・・・
最後にもう一度、
スリアロ村マニアさん、ご協力ありがとうございましたm(_ _)m
今後ともご視聴頂ければ幸いですm(_ _)m
2018年1月7日日曜日
データや数値なくして正しいロジックは見えてこない というお話
「ナイチンゲール」という名前は皆さん聞いた事あるだろうか?
まあ大体は知っているだろう。
が、彼女がどのような功績を残した人物か?と聞かれどのような回答がでるだろう?
おそらくは「看護師」だろう。
確かに彼女は1800年代に勃発したクリミア戦争において看護師として現場に赴き、
その経験から専門教育を施した看護師養成の必要性を説き専門学校を設立している。
が、それ以上の彼女の功績は、
その知識と経験により医療施設の衛生状況、そして医療そのものを改善した点である。
当時戦地に赴き多くの負傷者を看護した中で彼女はとある事実に気づきこう述べている。
「兵士が戦争で死ぬのは、銃で撃たれたことが理由だと思うでしょう。でも実際にはその30倍もの兵士が『きちんと看病されないこと』で死んでいたんです。」
彼女は自信の経験の中で、重症を負ったわけではないのに死ぬ兵士があまりにも多いことに気づく。
当時の戦場における介護施設、
床や壁は腐りゴキブリが這い回り悪臭が立ち込める戦地の病院、
医療物資や薬品も足りない状況、
その不衛生な環境で抵抗力の弱った兵士たちは感染症にかかって、ばたばたと死んでいった事実があったのだ。
この事になんとなく気づく人は彼女以外にもいたかもしれない。
が、彼女がすごいのはその事に気づいた後に兵士たちを看護しながらその死因等をきちんとした統計データにとった事、
そして棒グラフも円グラフも普及していなかった当時に、独自に「コウモリの翼」と呼ばれる円グラフを作りそれら統計を可視化した事、
それにより医療について素人の王室にも理解できる形での問題提起をし政府を動かした点にある。
ナイチンゲールがこの時に明らかにした客観的なデータと可視化技術、
これがなければ医療施設の衛生環境の改善は遅れ、現代の病院における死亡率も大きく変わっていたかもしれない。
つまり「根拠に基づく医療」という考え方を医学界に吹き込んだ事、
これこそが彼女がやり遂げた人類史に残る大きな仕事なのである。
逆の事例もある。
文学者として有名な森鴎外、
彼は文化人でありながら医者でもあり、当時理論最先端と言われていたドイツ医学を学んでいた。
そして明治時代に国民病と呼ばれた「脚気」の原因を細菌が起こしている伝染病だと考えていたのである。
今現在、脚気の原因がビタミンB1の不足であることは常識だ。
そして当時「根拠に基づく医療」を提唱し始めていたイギリスでは、麦飯による脚気発生の低下をデータ提唱していた。
だが彼はこの事を無視し『食事なんて関係ない』と主張し続け、 その結果として彼が軍医として中枢にいた陸軍は日清・日露戦争で何万人もの兵士を脚気にて失う結果を招く。
一方で同時期の日本海軍はイギリス医療の考え等を用い、その発生率を25%→1%と大きく減らすことに成功している。
さて、これらの事象から学ぶべきことは
物事についての進化、新しいポイントを見つけたいのであれば、
思い込みではなく、
誰もが納得するデータを集める事、
数値化する事、
客観的な理論を出来る限り構築する事
という点である。
僕がナイチンゲールについて聞いたのは高校の世界史の授業だった。(ちなみに文章の内容は最近のWebでたまたまこの事を扱ってる記事を見つけたのでそこから大半パクっているw)
学校の授業なんて大っ嫌いで役に立たないと思っていた僕だったがこの話はもの凄い興味をそそられた。
一方で同時期、ちょうど麻雀にはまっていた。
そして亜空間殺法でおなじみの故・安藤満さんの著書を読んで、その戦術に大きな関心を持ったのである。
※この点は以下記事も参考に
https://susumutakenaka.blogspot.jp/2016/12/blog-post_8.html
が、いざ実践した時に、
「”普段の逆”って何?」
という分析結果におちいり、ちょうど当時聞いたナイチンゲールの話から統計と理論立てを自分の麻雀にも当てはめようと試みた。まあ大した事はしなかったがw、この観点を麻雀にて用いる事は今でも多い。
根っからの理系体質なのかもw
ちなみに当時はかなり「変わり者」って見られ、高校の麻雀仲間に似たヤツはほとんどいなかった。
でも麻雀プロになると同様の変人が見つかり、この10年でもっと増えた(時代の変化もあった)。
麻雀って結果と実力が直結しないからこそ、理論や統計、それを考慮するのが大事と思うわけだ。
※母数の問題についてはいつか別記事にて。
さてちょっと話が変わる。
従来の負けず嫌いな性格もあり、
僕は麻雀とかその他ゲーム関係について、統計やデータ無しに物事を語るのがとにかく嫌い。
(基本的にプライベートはルーズ。待ち合わせ時間とか全く守らない。大浜とかによく怒られる。)
んで数日前
ワシ「そういや来週スリアロ村だったな。最近麻矢ちゃんが俺に初日投票ばっかするからマジで勘弁してほしい・・・・」
ケルヴィン「いやいや、あなたはいつも僕にばっか投票するでしょ。ぶっちゃけ僕もかなりヘイトたまってるから」
ワシ「はっ?投票した覚えとかほとんどないし!」
ケルヴィン「いや、65%位初日僕に入れてるから!」
うずく理系脳、
だったらデータ出してやる!
とか思ったわけで。
続く
どんな数字が出たかは次回の記事にて、
・・・・記事書くの面倒になって、以下放送内にて言うだけにするかも。タイミングあればだけどw
興味ある人は1/8(月)の放送を是非!
Fresh!
https://freshlive.tv/jinrou-ch/181387
ニコ生
http://live.nicovideo.jp/watch/lv309976029
まあ大体は知っているだろう。
が、彼女がどのような功績を残した人物か?と聞かれどのような回答がでるだろう?
おそらくは「看護師」だろう。
確かに彼女は1800年代に勃発したクリミア戦争において看護師として現場に赴き、
その経験から専門教育を施した看護師養成の必要性を説き専門学校を設立している。
が、それ以上の彼女の功績は、
その知識と経験により医療施設の衛生状況、そして医療そのものを改善した点である。
当時戦地に赴き多くの負傷者を看護した中で彼女はとある事実に気づきこう述べている。
「兵士が戦争で死ぬのは、銃で撃たれたことが理由だと思うでしょう。でも実際にはその30倍もの兵士が『きちんと看病されないこと』で死んでいたんです。」
彼女は自信の経験の中で、重症を負ったわけではないのに死ぬ兵士があまりにも多いことに気づく。
当時の戦場における介護施設、
床や壁は腐りゴキブリが這い回り悪臭が立ち込める戦地の病院、
医療物資や薬品も足りない状況、
その不衛生な環境で抵抗力の弱った兵士たちは感染症にかかって、ばたばたと死んでいった事実があったのだ。
この事になんとなく気づく人は彼女以外にもいたかもしれない。
が、彼女がすごいのはその事に気づいた後に兵士たちを看護しながらその死因等をきちんとした統計データにとった事、
そして棒グラフも円グラフも普及していなかった当時に、独自に「コウモリの翼」と呼ばれる円グラフを作りそれら統計を可視化した事、
それにより医療について素人の王室にも理解できる形での問題提起をし政府を動かした点にある。
ナイチンゲールがこの時に明らかにした客観的なデータと可視化技術、
これがなければ医療施設の衛生環境の改善は遅れ、現代の病院における死亡率も大きく変わっていたかもしれない。
つまり「根拠に基づく医療」という考え方を医学界に吹き込んだ事、
これこそが彼女がやり遂げた人類史に残る大きな仕事なのである。
逆の事例もある。
文学者として有名な森鴎外、
彼は文化人でありながら医者でもあり、当時理論最先端と言われていたドイツ医学を学んでいた。
そして明治時代に国民病と呼ばれた「脚気」の原因を細菌が起こしている伝染病だと考えていたのである。
今現在、脚気の原因がビタミンB1の不足であることは常識だ。
そして当時「根拠に基づく医療」を提唱し始めていたイギリスでは、麦飯による脚気発生の低下をデータ提唱していた。
だが彼はこの事を無視し『食事なんて関係ない』と主張し続け、 その結果として彼が軍医として中枢にいた陸軍は日清・日露戦争で何万人もの兵士を脚気にて失う結果を招く。
一方で同時期の日本海軍はイギリス医療の考え等を用い、その発生率を25%→1%と大きく減らすことに成功している。
さて、これらの事象から学ぶべきことは
物事についての進化、新しいポイントを見つけたいのであれば、
思い込みではなく、
誰もが納得するデータを集める事、
数値化する事、
客観的な理論を出来る限り構築する事
という点である。
僕がナイチンゲールについて聞いたのは高校の世界史の授業だった。(ちなみに文章の内容は最近のWebでたまたまこの事を扱ってる記事を見つけたのでそこから大半パクっているw)
学校の授業なんて大っ嫌いで役に立たないと思っていた僕だったがこの話はもの凄い興味をそそられた。
一方で同時期、ちょうど麻雀にはまっていた。
そして亜空間殺法でおなじみの故・安藤満さんの著書を読んで、その戦術に大きな関心を持ったのである。
※この点は以下記事も参考に
https://susumutakenaka.blogspot.jp/2016/12/blog-post_8.html
が、いざ実践した時に、
「”普段の逆”って何?」
という分析結果におちいり、ちょうど当時聞いたナイチンゲールの話から統計と理論立てを自分の麻雀にも当てはめようと試みた。まあ大した事はしなかったがw、この観点を麻雀にて用いる事は今でも多い。
根っからの理系体質なのかもw
ちなみに当時はかなり「変わり者」って見られ、高校の麻雀仲間に似たヤツはほとんどいなかった。
でも麻雀プロになると同様の変人が見つかり、この10年でもっと増えた(時代の変化もあった)。
麻雀って結果と実力が直結しないからこそ、理論や統計、それを考慮するのが大事と思うわけだ。
※母数の問題についてはいつか別記事にて。
さてちょっと話が変わる。
従来の負けず嫌いな性格もあり、
僕は麻雀とかその他ゲーム関係について、統計やデータ無しに物事を語るのがとにかく嫌い。
(基本的にプライベートはルーズ。待ち合わせ時間とか全く守らない。大浜とかによく怒られる。)
んで数日前
ワシ「そういや来週スリアロ村だったな。最近麻矢ちゃんが俺に初日投票ばっかするからマジで勘弁してほしい・・・・」
ケルヴィン「いやいや、あなたはいつも僕にばっか投票するでしょ。ぶっちゃけ僕もかなりヘイトたまってるから」
ワシ「はっ?投票した覚えとかほとんどないし!」
ケルヴィン「いや、65%位初日僕に入れてるから!」
うずく理系脳、
だったらデータ出してやる!
とか思ったわけで。
続く
どんな数字が出たかは次回の記事にて、
・・・・記事書くの面倒になって、以下放送内にて言うだけにするかも。タイミングあればだけどw
興味ある人は1/8(月)の放送を是非!
Fresh!
https://freshlive.tv/jinrou-ch/181387
ニコ生
http://live.nicovideo.jp/watch/lv309976029
2018年1月4日木曜日
ああ正月休み、ちょっと終わらないでもっとまだまだベイビー
ラベル:
競技麻雀関係
明日1/5(金)からいよいよ2018年の仕事がはじまる。
・・・まあこの日終わると3連休だから実質的な本番は1/9(火)ともいえるがね。
ただこの3連休はほぼ予定がびっしりで、
まず1/6(土)と1/7(日)が雀竜位A級。
雀王戦と肩を並べる日本プロ麻雀協会の2大タイトル、
昨年9月から行われてきた16期もいよいよA級となった。
以前に以下日記でも書いたが、
改めて面子は以下16人である。
https://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/12/2017201816.html
Aリーガーは不在。それを差し置いても大本命って特に居ないよね。今年。
言ってしまうなら小粒か(ry
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A級初参戦は佐治、森、小川 、ヨンスの4名
ただまあ個人的に本命をあげるとしたら、
今年のオータムCSも制覇し2冠を狙う綱川、
今期B1昇級を果たし上り調子の中悲願の初タイトルを狙う坪川、
あたりですかね。
あっ、そういや双子の兄こと武中真もいたの忘れてたw
まあ改めてですが、
協会は年間リーグって観点から考えると、
9月で雀王位が終わって、9月から雀竜位が始まる、
つまり雀竜位が終わると年間リーグはオフシーズンなんですね。
この時期にそれができるのは本当にごく一部の打ち手だけなわけで、
今年もそれが出来るのはやっぱり嬉しい。
勿論決勝は行きたいし、決勝以外はあんま興味ないと言っても過言じゃない。
思えば3年前の13期、9年ぶりのA級だったのだが、
その時にこんなツイートをした。
この年に「もう今年勝てなきゃこれまでかな・・」とか思ってたし、今年の心境もいろいろ合ってちょっとこの年に近い。
どうか結果も近くなりますように^^;
まあとりあえず、
まずは明日の仕事始めをがんばろ!(涙)
・・・まあこの日終わると3連休だから実質的な本番は1/9(火)ともいえるがね。
ただこの3連休はほぼ予定がびっしりで、
まず1/6(土)と1/7(日)が雀竜位A級。
雀王戦と肩を並べる日本プロ麻雀協会の2大タイトル、
昨年9月から行われてきた16期もいよいよA級となった。
以前に以下日記でも書いたが、
改めて面子は以下16人である。
https://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/12/2017201816.html
氏名 | 所属リーグ 2017/12/18現在 |
吉田 基成 | B2 |
大浜 岳 | C2 |
山崎 逸朗 | C3 |
二見 大輔 | -(不参加) |
鹿 健太郎 | B1 |
坪川 義昭 | B1 |
斎藤 俊 | C2 |
千貫 陽祐 | B1 |
綱川 隆晃 | B2 |
武中 真 | C1 |
佐治 敏哲 | C3 |
武中 進 | B1 |
森 公隆 | C3 |
蔵 美里 | B1 |
小川 健太朗 | D1 |
ヨンス | D2 |
Aリーガーは不在。それを差し置いても大本命って特に居ないよね。今年。
言ってしまうなら小粒か(ry
・
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A級初参戦は佐治、森、小川 、ヨンスの4名
個人的には森君が注目ですかね。
競技での実績はまだないけど、新宿の東風戦のメンバーをやってるとの事で腕は確かだろうし。
それ以上に競馬狂いとしての話をちょくちょく聞いております。
なんか1レースに○○万円ぶちこんで、その時の馬が出遅れたという伝説も持っている若き餓えた獅子、らしい。
そしてA級といえば吉田基成、大浜岳の雀竜A級の門番である2人もいます。
特に吉田基成は今回も制覇すれば雀竜位史上単独首位の3回目の戴冠、
今年のリーグ戦では屈辱的な降級を味わってるだけに、今回への思いは強いでしょう。
今年のオータムCSも制覇し2冠を狙う綱川、
今期B1昇級を果たし上り調子の中悲願の初タイトルを狙う坪川、
あたりですかね。
あっ、そういや双子の兄こと武中真もいたの忘れてたw
まあ改めてですが、
協会は年間リーグって観点から考えると、
9月で雀王位が終わって、9月から雀竜位が始まる、
つまり雀竜位が終わると年間リーグはオフシーズンなんですね。
この時期にそれができるのは本当にごく一部の打ち手だけなわけで、
今年もそれが出来るのはやっぱり嬉しい。
勿論決勝は行きたいし、決勝以外はあんま興味ないと言っても過言じゃない。
思えば3年前の13期、9年ぶりのA級だったのだが、
その時にこんなツイートをした。
この年に「もう今年勝てなきゃこれまでかな・・」とか思ってたし、今年の心境もいろいろ合ってちょっとこの年に近い。
どうか結果も近くなりますように^^;
まあとりあえず、
まずは明日の仕事始めをがんばろ!(涙)
2018年1月1日月曜日
2018年 あけましておめでとうございます
ラベル:
その他
あけました
https://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/01/blog-post.html
んで願望の方。これはほとんど麻雀についてです。が
今年も武中進および当ブログを皆様よろしくお願いいたします。
さて新年の抱負を書こうと思います。
昨年、巷でよく見る「リーグ戦昇級」とかの抱負はただの「願望」であり「目標」としては意味が無い、という点を書きました。
よって今回の記事でも努力的に達成できる”目標”と、
運がよければ達成できる”願望”を分けてやろうかと思います。
というわけでまず目標の方
①健康維持
まずは筋トレを継続
※まだ始めて一週間くらいですがw
②引き続きのブログ記事更新継続
何か書いて欲しいネタがあったらツイッターあたりにでもDM頂ければ検討はいたします!キリッ
③麻雀力向上
麻雀についてじっくり研究・討論できる知人を5人は増やしたいかな。
④人狼放送の平均寿命増
最近初日処刑される多さが切なる悩みでして。
このままだと人狼票の集中でゲームバランスにも悪影響が出そうなので、今年は作戦提案とか増やして頑張ります。
んで願望の方。これはほとんど麻雀についてです。が
①雀竜位獲得(まずは今年序盤の最大のヤマ!)
②リーグ戦昇級
③ブログ収益増(これには皆様のご協力も是非に^^;)
あとは為替FXか仮想通貨FXでもやって資産増
かなあ、、、、
以上
今年もよろしくおねしゃっす!
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