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2020年8月21日金曜日

40歳になりました^^

迎えました。
新しい10年の始まり。
四十路ですよ。
うーん、、、
自分の中での勝手な感覚は、20歳ぐらいの頃と今を比べて、
自分が大人になった印象がほとんど無い。
いや本当に無い。
でも年齢だけはもう倍位に。。。。。
自分の親もこんな感覚だったでしょうか、、、w


んで、この数字を突き付けられてちょっと自分の半生について振り返って考えたんですよ。 
「もしも戻れるとしたら何歳位に戻りたいか?」と。

いっそのこと4歳とかにもどるのは全然ありなのですが、
それを除くならもう30歳くらいがちょうどいいなあ、と思ったのです。
それぐらいにこの10年が本当に楽しかった。

正直に、学生時代、特に中学・高校時代ってあんま良い思い出が無い。
親に色々と強要され、
学校では全く持って良く解らない価値観で色々な評価をされ、
とにかくストレス感じた記憶が、、、、

大学になるとバイトとかで自分の世界を好きに広げられるようになったのが大きかった。実際そうやって大学外で知り合った人とは今でも交流があったりする。
麻雀界の人とも一部はこの頃しりあって、今では普通に付き合いがある。
でも大学の友達って本当に一人たりとも連絡とってないw

ここであんまり僕がこの業界で話した事なかったんです事を一つ。
僕大学時代実はテニスサークルだったんですよw

入ろうと思ったきっかけは
出来る限り高校時代の知人がいない場所で大学の友人関係を築きたかったから、
そして麻雀を生活から切り離したかったから。


16で麻雀を本格的に覚えて、
高校時代はとにかく麻雀やってた。
友人と毎週末徹マンやってたし、フリー雀荘の存在を知ってからはそれも含めてとにかく麻雀打ってた。

麻雀は好きだったけど、
一方で「このままだと俺、10代や20代の大事な時期を全部麻雀だけやって過ごしちまいそうだ・・・」と思い、心機一転人間関係も環境も自分にとにかく合わなさそうなところに飛び込んだわけです。

そういった生活の中で友達も出来たり彼女も出来たりして、
楽しい思い出も幾つかあるんですが、
卒業したらぱったり連絡も取らなくなった。
実際、学生時代の同窓生で連絡取ってる奴なんて今皆無だし、会いたい人もいない
回りからすると僕はさぞかし奇異な男に見えたんじゃないかなあ、とか今となっては思うw

結局大学3年くらいの時にそのサークル仲間が麻雀覚えたあたりから、また麻雀どっぷりの生活に戻ったし、
結局この期間は僕にとって「肌に合わない事をする」って事を経験した、それはそれで貴重な期間だと思ってます。

うん。

僕の学生時代、
麻雀は今よりも遥かにアングラなイメージを持たれてて、
こんなゲームに多くの時間をついやしてる自分に疑問や劣等感を持つ事もあった。
「自分っておかしな人間なのかもな」とかねw

でも18年前に麻雀プロになった。
そうすると自分と同じような人間が自分のまわりに増えて、
その人たちとはウマもあったし、お互いにこの些細なゲームに対する価値観や時間を共有できたし、僕にとっての財産の一つだと思います。


仕事についても、
家庭についても、
僕の人生の中で自慢できる数少ない事の一つは、
10代の時よりも、
20代の時よりも、
30代の方がどう考えたって楽しくて実りある時間だと断言できることですね。
まあ色々と不幸事が続いて病んだ時期とかもあったりしたけど、
そこの中での心境変化とかも含めて、良い時間が過ごせました。
学生自体の話を「今となっては」とか言えるのもその証拠かもですねw

これからの10年は更に良い時間にしたいですね。
そして出来ればもっと多くの人と知り合っていきたい。
「慣れは退化につながる。新しい人に出会い続けてこそ進化できる。」
って言葉が好きです。
その為には「もっと自分の色々な部分を磨いて価値ある存在になる」が目標。

今僕とかかわってくれている皆様、改めましてありがとうございます。
そしてこれから出会う方々、どうぞよろしくお願いいたします。

さて40代になり、
まあまず迎えるは来月のリーグ戦9,10節(最終節)です。
厳しい位置ですが、踏ん張りたいと思います。。。。。

2020年8月13日木曜日

完膚なきまでに負けた2020夏

さて改めまして、8/9,10はA1リーグの連日対局でした。
【結果】
8/9(第7節) -102.4(4441)
8/10(第8節) -121.9(2344)

一気に降級圏の下の方まで叩き落されました(T_T)
こんなに負けた経験はマジで10年以上ぶりくらいのレベルで、ちょっと心が俺かけた2日間・・・・


さてちょっとそんな中で今日は特に印象に残った局について簡単に書こうかと。
8/10(第8節)の1半荘目のこのシーンですね。(ツイッターでも書いたのですが)

東3局(22:00頃から)
・東1,2を和了して38000持親番
・たろうさんの仕掛けが入る
・たろうさんが12巡目に2副露目をした直後、宮崎がツモ切りリーチ
・それを受けての同巡にツモリ三暗刻聴牌

まず2s自体はそこまで危険度は高くない(たろうさんにも宮崎にもある程度は通りそう)という中で、
考えたのはこの手を曲げるか曲げないか、

先に言えば、ここでの僕の選択はダマ。
まあリーチして自模ればマンガン確定なのである程度は勝負するのもありな一方で、
・この手は自模った時だけ打点が伴う=ダマでも自摸ればかなり決定打になるけど出アガリの価値はいまいち
・待ちもあまり勝算があるとは言えない(宮崎はもちろん、たろうさんも聴牌の可能性は高い)
・点数も現時点ではリードしてる
・宮崎のリーチは危険度がかなり高い(彼の雀風も考えると特に十二分な勝負手の可能性が高いと予想)
・宮崎の現物である③が雀頭であり、無理のない迂回ルートを取れる可能性もある。
と考えたわけです。
もしもこれらの条件のどれか一つでも否定されていれば、
例えばドラが1枚ある=リーチしての出あがりが十分な打点あるなら、おそらくリーチしたでしょう。

そしてこの直後に持ってきたのは4枚目の一、

これをアンカン。
宮崎への危険度も低いし切る手も0ではないのですが、打点も跳ね上がるし、新ドラが1枚でも乗ればいよいよリーチする価値もあがる。
が、新ドラものらずにツモ切りダマ続行。

、、、結果として直後に大本命のマンズの真ん中(四)を引いておりたら、
直後に①引いてマンガン以上を逃したわけです。
カンした直後に強気のリーチかなあ、
ある程度の打点力をカバーできたわけだし、
とか思いつつも、
それでも宮崎のリーチに殴り合うだけのリスク負うべきっだった、
なんとモヤモヤした局でして。

そして一方、
正直にこの局以外の半荘は正直に挽回材料が少なすぎてどうにもならず(T_T)
そしてその半荘以外はちょっとどうにかするにも材料的に厳しすぎてどうにもならない一日でしたね。特に最終戦(気になった方は是非Freshでご確認ください!w)

残り2節、
まあ頑張ります、
頑張りますが、
現時点でかなり厳しい戦いになってる事は事実だし、ある程度の覚悟をしつつの戦いになっております(T_T)

全然関係ない話なのですが、私来週に誕生日でして、いよいよ三十路ロードから四十路ロードへと人生が突入するのです。
その始まりからいきなり降級ってのも幸先悪いなあ、とは思いますが、まあ運命には逆らえない部分も色々と感じており。

前にちょっと書いたのですが(アラフォー麻雀プロの「先が見える恐怖」)、
選手としての自分ってやつに、この年とキャリアになるとある程度の限界を感じたりもしてるのです。
僕は自分を選手として過大にも過小にも評価してないし、それなりに冷静かつ客観的に見る位の能力があると自負してるからこそ、
頑張りたいし、たとえ落ちても来年頑張るだけ、と思う一方で、ある種の覚悟をもって残りの競技生活をするべきなのでしょうかね、、、とかちょっと思うところもあるのでした。

9/3の第9節に続く

2020年8月9日日曜日

A1リーグ途中経過とか堀慎吾のMリーグ加入とかについての雑記

どうもご無沙汰しております。
このブログ始まって以来、約2か月ぶりの更新となっております。。。。
まあコロナウィルスの影響で僕自身あまり、色々な活動が出来ないため筆がすすまず、
かつリーグ戦が前回日記の6月から始まったのですが、この2か月弱で6節を消化するハイペース故中々に書きたい事が定まらずで。

まあ昨日から夏休みになったし、色々と考えていた事をその間に書こうかな、と。
ちなみにリーグ戦は上記の通り10節中6節終わって今こんな感じです。


調子よかったの最初だけ、今はほぼトントンで決定戦も降級もまだ圏内ってとこでしょうか。
まあ過去の記事でも書いたのですが、
去年はここら辺からひたすら降級にビクビクして色々と迷走してしまった記憶しかないのです。
今年は最後の最後まで雀王決定戦を目指すって意識は今のところは持っております。(いや、持ちすぎて酷い前のめりとかかましたりしてるんですけど)

そして8/9は第7節、8/9は第8節となります。
これで大体の大勢が決まる感じでしょうか。またその後に日記書きますかね。
しかし今年は本当に開催期間が短い・・・・

さてさて、
そしてちょっと記事にするのが遅れましたが、
我が日本プロ麻雀協会にとって、いや麻雀界にとって先月大きな話題になった事と言えば、
現雀王の堀慎吾がMリーグのKADOKAWAサクラナイツに指名され、選手契約をした事でしょう。

なんというかですね、
堀慎吾とそれなりに知り合ってから年月も経ってる個人としても、
日本プロ麻雀協会の一員としても、
競技麻雀ファンとしても、
今回ほど嬉しい出来事は中々に記憶に無いですね。
まず個人としての点は割愛するとして、
協会員として言うのであれば鈴木たろう・松本吉弘に続く3人目のMリーグが誕生したという点、昨年の第2回ドラフト、この雪辱をちょっとだけ果たせた結果に多くの協会員が歓喜したわけで。
http://susumutakenaka.blogspot.com/2019/07/2.html


でもそれ以上に嬉しかったのは競技麻雀ファンとしてです。
まあちょっと細かく書くと長くなりすぎるし、
多分なんですがこの世界に長く選手として携わってその歴史を見てきた人じゃないと共感できない点が多々あるかもなので省きますが(こういった背景を見てるかどうかで同じ事象でも感じる事って本当にことなるんですよね)、
堀慎吾の実力と可能性に対して、それを見込んで企業の方から積極的な指名をしてくれたKADOKAWAの森井監督に敬意しかないです。 

第二回のドラフトが終わった時以来、
業界内には「セルフプロデュース力が大事」という声が非常に多く聞かれるようになりました。

それはまあ事実だし、結局麻雀の実力が認められてて、知名度も高くて、指名されるに値する理由がある、そんな人が「Mリーグにとっては」選手として理想的なのは間違いない。
ただその考えからセルフプロデュース力の無い選手、特に麻雀の技術追及だけに熱心な人を「ダメ」みたいに見る風潮がでたり、
選手の立場から一歩引いたところから麻雀プロの技術に対してリスペクトの無い発言をする人まで出てきたり、
そういった事に多少なりともうんざりしていた中で、選手個人の実力や可能性を重視して見込んでくれる企業があった事実、素晴らしいなと。 

この業界もまだまだ多くの可能性を秘めてる事を感じさせてもらいました。
無論麻雀プロやプロ団体にもっと研磨すべき点は多いけど、
それでもやっぱり内から外から少しずつでいいから”麻雀が強い人がそれなりに報われる”、そんな世界を、遠い未来をめざしたいと思ったりするのです。

さてまあそんな事を書いたところで、
堀雀王に挑戦する為、
まあそもそも今のリーグにとどまる為、
今年の残り4節を全力で頑張りますかね・・・・・