follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年10月30日月曜日

笑顔と歌声で世界を照らし出せ

数年前の事だった。
協会の後輩であり長年の友人だった仲林圭から突然連絡があった。

仲林「既に言ってる通り、3ヶ月後に俺結婚式するんだよね。んで、二次会のサプライズでももクロを踊ろうと思うんだ。というわけでこれから式の間まで練習するからよろしくね」

何が”という訳”なのか、まったくもって意味不明だったが、
長年の付き合いだった彼の一生に一度の晴れ舞台、
その願いをむげに断ることはさすがに気が引けてOKしたわけである。
※後日聞いたところ、渋川難波とかいう人は断ったらしいがw

というわけでももいろクローバーの「行くぜっ!怪盗少女 」を踊るべく召集された五人の戦士
仲林圭(新郎)
木原浩一
武中進
上野あいみ
浅見真紀

結婚式まで3ヶ月、
全員がそれなりに多忙の中で集合練習できる回数は5回、このあいだにそれなりのクオリティを出すとなると、かなりの覚悟が必要だった。

ちなみにこの時のメンバー、
仲林、上野、浅見は結構なももクロオタ
一方で木原、武中はももクロの知識ほぼ0

、、、、そう、そもそも私、せいぜいサビくらいしかこの曲を知らなかった。
確かに自分はAKB好きではあったが、ドルオタ=アイドルの事を何でも知っている、ではない。
まずこの曲を覚える事から始まったわけである。

そんな中で練習動画を見てとりあえずやってみたのだが、一日たたずに色々な不安が頭をよぎる。
「1番, 2番のフリそれぞれ覚えるのが大変だな・・・」
「それ以上に、5人のフリとか立ち位置とかを合わせるのが一番大変そうだな・・・」
※実際に一番苦労したのは個人パートよりも全体のフォーメーション等のあわせの方だった。

やるからにはそれなりのクオリティを、と考えた結果、
「初日の全体練習までに個人パートは完璧に覚えてくること。怠ったヤツはマジで死刑」

とグループラインに投稿したわけである。

だが練習初日、
まあ想像はできたのだが、
木原って人は案の定フリを半分くらいしか覚えていなかった。
「真面目にやる気あります?全体練習の回数かぎられてるんですよ?」
彼とはかなりの長年の知り合いだったが、多分本気で怒声をとばしたのはこのときが初だっただろう。

そうやってお互いを励まし、時にはゲキを飛ばし、本番に向けて練習を続けた。

しかし本番が近づくと自分にも結構な問題点が出てきた。
全体のフォーメーションをチェックすべく動画とかとって皆で見たりしたのだが、

浅見「武中さん、ここは”自分が世界一可愛い”って感じの表情でお願いします」
上野「武中さん、ここはもっと腰をクイっと可愛く踊ってください。やる気あります?」

。。。結局この問題は本番当日になっても全てを解消はできなかった。

というか、
フリおぼえるのも大変だけど、それにプラスして表情作りとかするのがどれ位難しいかを知りました(ーー;)

世間で”塩対応”と呼ばれる元AKBの島崎遥香の辛い気持ちが凄いわかったw

さて当日、
まず非常に良く覚えているのが式場コンシェルジュのお姉さんである。

サプライズの段取りとか、
どこから会場を抜け出して、どこで着替えるかとかも丁寧に説明してくれて、段取りも色々とやってくれた。
一切のよどみない彼女の非常に冷静でテキパキとしたサポートのおかげで我々は会場を抜け出し、後は踊るべく更衣室で着替えをしたのだが、

お姉さん「着替え終わりましたか?」
ワシ&木原「はい。今出ますね。(ガラッ)」
お姉さん「
(  ゚ ▽ ゚ ;)!!
(゚×゚*)プッ
キャハハハハッ!!(≧▽≦)彡☆バンバン

もはや数秒前までの彼女に対するクールな印象が完全に吹っ飛ぶくらいの大爆笑を頂きました。

ワシ&木原「そんなに面白いですかね?」
お姉さん「す、すみません^^; ではこちらになりますので。」

まあこんなハプニング(?)も乗り越え、
無事に踊りきった完成品、
こちらの動画をご参照ください。


踊ってる最中は緊張とかより、
「新婦にソバットしないかどうか」という点が一番不安でした。
踊りが小さくなってしまった一因はぶっちゃけここであります。

ただまあ、やり終えたときは「やってよかった」の一言でしたね。
いい運動になったしマジで機会があればまたやりたい。

ちなみにこんな頑張って踊ったのに、
仲林が一年半で離婚したことを知ったときは(ry

あとこんなに頑張って踊ったのに、僕は結局いまだにももクロのメンバーをほとんど言えない、というのが事実。
というか結局本人達の踊りをほとんど見ていない。
練習動画はもう数え切れないほどみたけど。

練習中の会話
木原「未だに自分のパートの赤い服の子の顔がわからん。」
ワシ「解ります。というか練習動画の娘の顔なら完璧に覚えましたが。」
木原「というか我々にとってももクロってあの子達だよね?」
ワシ「そうなんですよ。もう何十、何百と踊ってるとこ見てて、なんか段々可愛くみえてきましたよ・・・」
木原「解るわ。”今日も頑張ってるなあ”って感じで愛着わいてきた。」

ちなみに以下の動画です。
どこのどなたか存じませぬがお世話になりましたm(_ _)m

、、、といった感じでこの雑記事を締めさせていただきましょうw

ちなみに仲林はこれを新婦に内緒でやったのだが、
同居人に隠れて個人練習して、我々とのスタジオ練習もこなしたのは中々に凄いと思う。
まあもっとも新婦は何となく気付いてたらしい。
第一に新郎とちがって新婦はももクロオタでも何でも無いので、このサプライズはただ苦笑してただけだったがw

https://www.youtube.com/watch?v=_ssMO-x7w5Y

2017年10月27日金曜日

麻雀界に生きる男性と女性の違い

麻雀業界で働く男性と女性には結構な待遇差がある。
まあこの業界の男女構成比が大きく偏っている点から、
「女性は業界にいてくれるだけでイメージ向上につながる」というのは事実であり
当然といえば当然だ。

早い話が雀荘メンバー
男性と女性には結構な給料格差のある店が多い。
特に男性アルバイトの待遇というのはここでは書けないようなひどいものもある。

プロにしたって、
男性と女性では採用基準にも大きな差があるし、
もらえる仕事も与えられるチャンス(放送出演、タイトル)もかなり差がある。
近年にハードルは下がったとはいえ、男性が放送対局に出るというのはなかなか無いし、大小関わらずタイトル戦決勝もやはり女性限定タイトルがある以上はチャンスが少ない。

男性から女性への嫉妬だってある。
僕だって長い競技生活の中でその手の感情が0だったかといわれればそうではないし。

ただまあ女性には女性の言いたい事があるだろう。
「感情労働」という単語があるが、麻雀界で働く女性はこの部類に属する労働者だと思う。
僕なんか麻雀中は本当に麻雀以外の事に脳をさけないタイプで、
ゲスト先でお客さんに気を配っている人の姿や、
大会などで同卓した参加者の方に対局後に気を配っている人の姿を見ると、
本当に頭が下がる。

さて、
僕も以前にクラウドファンディングでちょっとだけ協力した「麻雀人口増加計画」の第7話がこのたび無事に出版(配信)された。
https://twitter.com/mpgp_iep/status/923095533954023424

主役は当協会の水城恵利、
女流の仕事やその中での大変さと葛藤についての記事である。

読んでて、
7,8年前にとある女性友達(雀荘メンバー)としたこんな会話を思い出した。
「プロ団体入らないの?」
「入りたいけど、女流プロはちょっと私に向いてないかな。雀荘の接客スマイルもそんな得意じゃないし^^;」
「単純に競技楽しむだけって目的で入ればいいのに」
「それは進が男だから思うんだよ。女が麻雀プロになったら”気軽に競技だけ”って難しい。どうしても人目にさらされるし感情労働の部分が出てくる。」

短い会話だったけど、
女性がこの業界に関わる時に、
男性のような気軽さをもてない部分がどうしても出てくる、
そんな現状をちょっと気付かされた会話だった。

それから月日がたって、
女性がこの業界に関わるスタイルも多少は増えてきたけど、
それでもやっぱり男性のように「気軽に競技を楽しむ」って点には障害はまだあるのかもなあ、
とかこれを読んで思ったりした。

個人的には興味深い内容だったので、この業界を良く知る人には結構お勧めします^^
是非に。
※購入方法は良く知らないがw


さてついてにオマケ話として、
第7話を読んで思った事をもう1つ。

僕は協会にはいって今まで色々な新人さんを見てきた。
まあ「最初から滅茶苦茶強い」なんて人はごく一部で、
大体はまだ荒削りかつこれから勉強をする原石の状態のわけだが、
その中で入会当時の姿を見て
「競技プロに向いてないかも。すぐ辞めちゃいそう」
と思った代表格の一人がぶっちゃけ水城恵利であるw

実力もセンスも光るものを感じたわけでもなかったし、
弱気な麻雀スタイルも気の弱そうな雰囲気も、「競技に向いてなさそう」としか思わなかった。
水城が野口賞を勝って、MONDO出てるのを見た時は、
「こういう子が上達して大成するケースも本当にあるんだなあ、、、」
とか色々と一人で勝手に感慨深かったw

その彼女が麻雀を教える立場になったと聞いた時、
「元が覚えるのに苦労したタイプっぽいから、教えるのは凄い上手そう」とか思った。

んで一方、
僕が協会入会当初の姿を見て「凄いセンスがある」と感じた代表格は大崎初音である。

そんな僕の中で対照的な2人が同じ場所で麻雀を教えてると聞いて、
「教え方については、水城の方が上達早そうだな」
とか思ったわけでありました。

実際にどうかは知らないけどねw

2017年10月26日木曜日

ネット麻雀とリアル麻雀 その1

ネット麻雀が麻雀業界で大きく注目されたのはやはり13年前、
とつげき東北氏の「科学する麻雀」が大ヒットした時だろう。

そもそも、その数年前から麻雀界は「デジタル」という造語が流行していた。
最強戦で優勝した「デジタルの申し子」こと長村大プロの活躍、
片山先生の漫画「牌賊!オカルティ」のヒット、

それらを通して
「”流れ”や”勢い”といった数値的根拠のない事象の排除」
という概念が生まれた中で、
上記の科学する麻雀は一大ムーブメントを巻き起こしたわけである。

「先手リーチ、好形リーチの重視」
「読みを排除したドライな押し引き」
従来の戦略観を根本から破ったこの作品、
出版から10年以上がたち戦略研究が進んだ今でも、多くの打ち手のベースとして根付いている点は多い。

僕も以前にこっそりレビュー記事を書いたので参考までに。
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2016/12/blog-post_31.html


ただまあ出版当初、
やはりこの本や「ネット麻雀」「ネット強者」というヤツに、批判的名目を浴びせる競技選手は2017年現在よりも多かった記憶がある。

「所詮ネット、リアルでは通用しない」
特に根拠があったわけではないが、ネット麻雀そのものに対する否定意識も強かった時期だ。
ちなみにとある団体のトッププロが、以下発言を公共の場でしていた事もある。
「だってネット麻雀なんて次のツモが何か全然感じれないじゃん。普通の麻雀とはそもそも違うよ」
これを聞いた時は僕との価値観の違いにちょっと驚いた。

今ではこういった考え方は否定的な意見が強く、
「ネット強者はリアルでも強い」と考える人が多数になってきたと思う。
特に「天鳳」の知名度と人気は麻雀プロすらしのぐ勢いである。
渋川難波を筆頭に、多くの天鳳プレイヤーが競技麻雀界に参入して好成績あげているし、
今年日本プロ麻雀連盟のトッププロと天鳳のトッププレイヤー(歴代天鳳位)が公式対局をしたりもした。
「時代は変わった」とか思う点が大きい。

近年の協会を見ても「有望新人の●●は天鳳の有名プレイヤー」という話を良く聞くが、
ネット強者が期待をもって団体に歓迎されるという事が10年前には想像すら出来なかった。




さて改めて、
僕はネット麻雀に昔から抵抗を感じたりした事は無い。

自分の勉強道具(主に自己配譜検証)にハンゲームや天鳳等を使ったりしてきたし、
MJを主にネットもそこそこのプレイをした(やり込み、というレベルではないが)。

言うまでもないが、
「リアルもネットもベース部分は同じ麻雀」
これが僕の考えである。

ただ両者は同じ物ではないしネットとリアルには歴然とした差がある、
そしてネット強者の思考と競技選手の思考にも結構差があったりする(というか傾向の違い)。


ちょっとそんな両者の違いについてはそのうちに別記事出で書くとしよう。
これから競技麻雀界に参加しようとしているネットプレイヤーの方々とかよろしければご参考に。
、、、参考にならんかもだしいつ書くか知らんがw

2017年10月24日火曜日

序盤に重要なスキルが終盤は害になるケースがある というお話

以前にこんな記事を書いた
「実は終盤よりも序盤の方が選択が難しい」
アナログゲームには
「序盤」「中盤」「終盤」という段階があり、
一つのゲームでありながら、各段階で求めらるスキルは実は結構異なる、という内容だ。
https://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/07/blog-post_21.html

麻雀というゲームは総合力のゲームである。
序盤の達人であり終盤の達人、という人が真の王者ではあるが、
そこまでのレベルというのは競技選手でもそうはいない。
というか人間である以上は好き嫌い=スタイルというのが確立される中で、
どうしても得手不得手も発生する。
将棋のトッププロでさえこの傾向があるというのだから、
麻雀にもあって当然だろう。

たとえば現在第16期雀王決定戦を戦っている面子だと金太賢とか、
僕の目から見てかなり終盤力が強いと思うが、序盤が結構不可思議だったりもする。
注意:
といっても一般的なレベルに比べれば、その道の真の強者は不得手のジャンルも一般人以上には上手くこなす。
これは当たり前

そしてこういった序盤、終盤をうまくこなす1つのコツがある。
「序盤は視野を広く浅く、終盤は視野を深く狭く」
という基本スタンスだ。


そう両者はまったく逆の視点を求められるケースが多い。
だからこそ冒頭のような状況が発生しうるのだ。
そしてこういった序盤・終盤の思考の切替が極めて上手い人というのは、やはり強い。



麻雀の場合、
局単位について考えてみると、
序盤については色々な可能性を示唆するが、
終盤になるともはや「攻め or オリ」といったシンプルな選択が迫られる局面が多いし、
時間的制約(巡目)を無視して手代わりを悠長に待てばそれこそ大きな損をする事が多い。

半荘単位等で考えると

例えばこんな配牌をもらったとして
二五九①⑦⑧⑨468白白發 ドラ9

東1局であれば全体を俯瞰して考えるべきであり、
スピード・打点のバランスを考えて①か二あたりを切るのが無難だろう。

でも点数状況という制約が出てくる終盤だと、
スピードに意味がない局面では全体俯瞰するよりも手役側の視点を強く置くのが大事だし
打点に意味が無い局面ではその逆になる。

オーラスアガリトップなら①九あたりが第一候補になるだろうし、
満貫条件であれば五や4あたりが第一候補にもなりえる。

このように「色々なポイントを考える」よりも
目の前にある状況に的を絞ってそれに必要な情報をより精査することが大事であり、
全体視点を持ち込む事は無意味=害のケースが多々あるわけだ。
結局そこのスキルの切り分けが出来なければ全体を効率的には運べないわけである。


人狼ゲームについてもちょっと考えると(あんま良く解らないけどw)、
序盤に求められるのは盤面の整理能力や縄数カウント、
いかに色々なケースを追いつつ全体を俯瞰できる選択ができるか。
でも後半になると、会議時間も限られ決め打ちも必要になる。
こうなるともはやレアケを追う細かい視点は害になるケースがあって(時間の浪費や方向性のブレを生む)、
大体の方向性を把握した上で、各自の黒要素や自分の白要素をアピールする事が求められる、
と個人的には思ったりする。


伝わりますかね?言いたい事。

引き出しの多さは大事、
そして求められる引き出しは様々、
でもこれらを状況によって上手く使いこなす事が大事、
この理論がよく言われるのは、
アナログゲームのそういった性質が起因している。

そんなお話でした。




いや、この間フリーで同卓したお兄さんの「たられば論」があまりにも凄かったのでちょっと愚痴として書いてみましたw
「こうしとけば」「ああしとけば」ってひたすら喋られて、
その中で3連勝されましたけどね!
(ーー;)
(ーー;)
(ーー;)

2017年10月21日土曜日

麻雀も人狼も関係ない雑学話 その8:総選挙について色々と

衆議院総選挙、
10/22投票
、、、、正直に、今回って結構色々な決断がせまられそうな時期である一方で、
「どこに入れてもなあ、、、」って感覚も否めない。
けどまあ投票はしますよ。国民として。

とまあその一方で、
選挙関連で最近話題になったこのニュース
AKB選挙の投票券抜き、山にCD585枚廃棄
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00050037-yom-soci

まあぶっちゃけ気持ちはわかりますよ。
これだけの枚数購入する人、というかそもそもAKBのシングル買う人にとってCDなんてオマケみたいな物ですからね・・・・^^;

2年くらい前までは結構なオタだった僕ですが、
その頃も「CD捨てるの面倒だからDL販売してくんねーかな、、、」とか思ってたし。
ちなみにAKBのシングルは僕の知る限りダウンロード販売ってヤツをほとんどやってません。
他のアーティストとかアイドルにはやってるところが多いらしいけど。

理由は多分
「もしもやったらCDとかジャケット作ってる工場が打撃食らうから」じゃないかと。

そもそも2000年代になってネットで音楽が簡単に入手できてしまう時代になり、
CDってヤツはもう昔に比べてまったく売れない時代になってます。
その中で握手会商法、そしてAKBのCD業界における経済規模ってもはや無視できないレベルで、
そこがいきなり「もうジャケットもCDも作らない」ってなったら閉鎖する工場も出てくるからやらない。
、、、、推測ですけどね^^;

ちなみにですね、
あんまり知られてないAKB商法の裏側というか、
「もうすっかり落ち目のはずのAKBが、ミリオンセラーをキープできてる理由」ですが、

これは凄い単純
①握手会の回数を増やしている
②メンバーを増やしている

AKBの握手会ってメンバーを指定できるタイプの「個別」があります。
「山本彩」「宮脇咲良」みたいに人を指定して購入ができるんです。(無論上限はあるけど)
数年前は60~70人程度だったメンバーも、いまでは数百人になっている。

つまり買える子をどんどん増やして、かつ買える日数も増やして、それで無理やりミリオンを維持してるんですね。
もう本当にキャバクラ商法もいいとこで^^;

ちなみにこの「人数増やす」ってスタイルが確立されてるのもあって、
AKBはそう簡単に無くならないと思います。
そもそもモーニング娘ですら全盛期をすぎても20年と活動してるだから、
ここまでの経済規模を誇るグループは簡単にはなくならないかと^^;

あとよく言われるのですが、
現在のAKB商法は「独占禁止法」の観点から非常にグレーです。
「CDではなく握手券を売っている」と見なされると法律上はアウト、
というか実態はどう考えてもそうなってるわけで、
警察も本気出せば摘発できるけど、
それをやったらレコード業界がいよいよ壊滅するという事情をくんでいる可能性が高い。
もうCDは音源としては売れない時代になっちゃいましたからね。
これは椎名林檎もなげいていたっけな。

ついでに
「いっそCD無くして握手券売ったら?」という声を聞きますが、
そうなると多分風営法にひっかかるのではと^^;

そして無意味な豆知識として、AKBは独占禁止法に一回引っかかった事があります。
「CD1枚かうとメンバー誰かのポスターがランダムに入ってて、それを44人分コンプリートするとイベント招待」
ってのが過去にあって、
その天文学的数字はさすがにお国からアウトが発令されたのです。

まあそれ以降は法律ギリギリのトコでなんとかやってるわけですね。
実際に他のアーティストもどんどんそれをまねしているわけで、
これはもう「時代の流れにあわせた商売」としかいえないわけです。

さて最後にちょっと「選挙」に話を戻して、
我が日本プロ麻雀協会もなんと今年総選挙を開催しております。
第一回ClubNPM総選挙
http://www.clubnpm.com/sosenkyo2017.html


得票数上位16人の女流が放送対局に出れるというイベントだそうです。
まさにAKBさながら
まあ楽しければいいんじゃないでしょうか^^;
ちなみにAKB総選挙の傾向からすると、
選挙を勝つのは「ファンが多い人」よりも「太い客の多い人」です。
指原が選挙にて絶対的な強さを誇る理由、逆に渡辺が選挙で勝ちにくかった理由、とも言われてます。
それ考えると本命は誰だろう。
そもそも順位発表とかあるのか知らんが。
NPMファンクラブ会員権か特性キーホルダーで投票権がもらえるそうですので興味のある方は是非^^

そして、
なんと今度11/23に開催されるチャンピオンロードのオータムCSシリーズ、
この大会に参加するとなんと投票権もらえるらしいです!
うちの運営もよく考えるなあ、
とか思ったのでありました^^;

僕も「たまには出ようかな」とか思ってたのだけど、
もしも投票権もらったらどうしよう。。。
入れるとしたら
仕事含めて色々とお世話になってる
蔵美里
大崎初音
米崎奈棋
吉倉万理
あたりですかね
うーん、出れたら考えてみるか。

まあ色々な選挙の話をしましたが、
改めて10/22は総選挙、
皆さん投票いきましょうね!
そして夜からはスリアロ村!
いつもと違う面々を含めたハロウィン仕様です!
ご視聴是非!

ニコ生 
http://live.nicovideo.jp/watch/lv307231177?ref=sharetw
Fresh!
https://freshlive.tv/jinrou-ch/158499

2017年10月19日木曜日

「ミスをしたくてする奴はいない」 ドラッガーの名言

以下の動画をごらん頂きたい。
https://twitter.com/tubo27/status/913996115921350656


これは協会の先輩、出本誠司さんの動画である。
麻雀を打つひとなら、このリーチモーションがいかに洗練されたよどみの無いものであるかわかるだろう。

出本さんは僕の一年先輩であり、僕が学生自体に働いていた雀荘の先輩でもあった。(もう何年前だろ・・・)
そして麻雀プロの鑑であるが如くのとにかく美しい打牌フォームに定評がある人であり、
この動画にあるリーチフォームは「デモリー」と呼ばれ、昔からたびたび話題になっている。

その昔、木原浩一という人が、
新規雀荘で氏名記載用紙に「出本誠司」と偽名を書いたところ、
「我々はデモリー動画を見て何回も練習しているのでご本人ならすぐわかります。なめてるの?」
とか言われた事もあった。(※実話です)

さて改めて、
武中進は
いや武中兄弟は麻雀界にて「打牌フォームが汚いプロの代名詞」として有名である。
とにかくおぼつかないツモ動作と切り動作、本当に麻雀プロには全く見えないフォームらしい。

うちの兄、武中真はとある有名プロに
「その打ち方は相手を油断させる為にわざとやってるの?」
と聞かれた事がある。

私もつい先日にとある他業界関係者とセットした時に、そのつたない動作を披露し、
その場にいた麻雀プロに
「コイツはフォームは本当に麻雀界でも一番汚いけど腕自体は結構なものなんです」
とフォローされたりもした。

何より第十三期雀竜位の決勝後にツイッターにて
「俺ずっと自分の打牌フォームに自信なかったけど武中さんみて勇気が出た」
とかいうつぶやきもあったりした。
それほどである。


そして良く受ける質問に
「なんで直さないんですか?」
ってのがよくある。

がしかし、
「直せるなら直してる」
が回答だし
「そもそもどこが汚いのか全く自覚が無い」
というのが本音である。

そう
自覚がないのです。
だから直そうにも直せないのです。

ドラッガーの著書であるマネジメントにて
「ミスをしたくてするヤツはいない」という有名な言葉がある。

ドラッガーはなんていい事を言うのだろうと思う。
ミスを繰り返すのは、
上達しないのは、
本人が原因や課題を明確に見えてないことが多い。
他人からしたら明確であっても本人に明確とは限らない。
それが本質なのです。


「汚く牌を切りたいヤツなどいない」
僕も会心のアガリをした時に、たまにはかっこよく「バチコーン」って感じでツモりたい。
でもできない。力こめると大体「ガツッ」ってなる。。。。。
そんな事を考えながら半分諦めてプロを十年以上やってるわけである。
「別にフォームなんて勝ち負けに関係ない」とか思いつつも、
大会運営とかでプロとして打つ時に本当に恥ずかしい事もある(--;)
僕だって直せるなら直したい。
個性とか思ってない。
けど直せない。
人ってそんなふうに
「直したいけど直せない」ってものをいくつか抱えてるんじゃないでしょうか?


もしも麻雀とか仕事とかで
「なんでコイツ何回いっても直らないんだ」って相手がいても
今日書いた事をちょっと思い出して、息を一回吸って、根気良く指摘してあげてください。

そして僕も
「お前のここをこうすればフォームが綺麗になる」って指導してくる人、
結構真面目に募集してます。
お願いします!

でも途中で「めんどいからもう今のフォームでいいや」とか僕が言っても怒らない人がいいな!w
そんな心の叫びでした。

2017年10月17日火曜日

「麻雀」「カタン」「人狼」とかのセンスの有無のお話

昨日、
スリアロ関係者にてボードゲームをしたのだが、
久しぶりに「カタン」をやった。


これは簡単に言えばサイコロをふって各自が資材を集め、
それを元に家とか城を作ってポイントを増やすゲームで、
数年前に麻雀プロの一部で流行したのである。
僕も結構やりこんだ。

さてこのゲームを麻雀プロ数名でやり始めた時、
ちょっと面白い現象が見えた。
人によるセンスの差」というヤツが明確に現れたのである。



皆がいっせいにこのゲームの事を知り、
皆が0からスタートして、取扱説明書を見ながら一緒に始め、そしてやりこんだ。
でもしばらくするとこのゲームの要領をしっかりと掴む人もいれば、
全然掴まない人も出てきた。
要するに一緒に始めたにも関わらず、「腕の差」というのが明確に出てきたのである。

そんなの当たり前、
といわれると実はそうでもない。

例えば麻雀プロはお互いが出会ったときには各自がそれなりに麻雀の経験をつんでいる。
「何年麻雀やってるか?」なんて興味もないし質問もしない。
興味があるのはあくまで「その人の現時点での実力」だし、
経験値がわからない以上は「センスの有無」ってのも不明なのだ。、

どんなジャンルも物凄い経験値をつんでいれば、ある程度のセンスはカバーされてしまう。
まあ将棋や囲碁、そしてスポーツのトップなんてのは「努力をした天才が、努力をした超天才に叩き潰される世界」と聞くが、
大半の事象では結局センスというのは「どの程度の経験値・勉強量でどの程度上達するか」という個人差であり、経験と学習量が膨大になると、その質ははかりかねるのである。

つまり
「センスが有る方か、無い方か?」
「天才型か、努力型か?」
麻雀においてはもう我々はお互いの判断が難しいのである。

なのでこんな風に
全員が1つの新しい事をまっさらな状態で始めそれぞれのセンス差を明確に見れた機会というのは初めてだった。

2,3回でゲームの要領を掴む人、
とにかくいつまでたっても掴めない人、
個性が色々と見えた。
ちなみに僕は普通くらいでしたね。そんな早くも無かった。

カタン以外にもその後に

ポーカー
人狼

と麻雀プロ軍団が新しいゲームに手を出しはじめる時、
そのゲームの本質を数回で理解して即座に効率的に立ち振る舞える人も出てくれば、
逆に取り残される人も出たのを何回か見て、
そのたびに「面白いなあ」と思った。

「全体的にセンスがある人=頭がいい人」ってのはやはりいる。

たとえば小倉孝、
彼は数年前に大久保の雀荘でテキサスホールデムというポーカーにめぐり合ったのだが、
そこから瞬く間に日本トップのプレイヤーとなってしまった。

鈴木たろう、
彼もどんなゲームも器用にこなすイメージがある。


逆に、「センスの有無はジャンルによる」って例も結構ある。

スリアロ村にてその独特のポンコツキャラにて定評のある三木さん、
実は人狼を始めた時期は大浜・武中兄あたりと大差は無く、僕の方が圧倒的に短い。
でも彼のプレイは(ry
でもそんな三木さんはカタンは非常に上達が早かった。
僕が中々あのゲームの要領を飲み込めなかった中で、彼が真っ先にそれを掴んでいたのは良く覚えている。

武中兄も、
人狼と麻雀はセンスフルだがそれ以外のゲームは(ry

そして最後に
スリアロ村でもおなじみ最高位戦の中嶋和正、

麻雀や人狼をはじめありとあらゆるジャンルのゲームで彼は天才的な男である。
しかし生活能力については「ゆとり」と称されるほどの男でもあるのだ。

「新宿御苑で待ち合わせ」とグループラインに送れば
ただ一人新宿駅にて「御苑出口」とかいう謎の場所を必死で探して駅員に白い目で見られそして遅刻

スリアロ生放送のスタジオにて、
中嶋が駅に到着したとラインが来た際に「つでに水買ってきて」と頼んだところ、何故か2Lペットを買って来やがった事もある(コップもなし)。

色々な伝説に事欠かない男である。

とまあ物事にはある程度センスって物があり、
それは個人によってもジャンルによっても異なる。
というお話でした。

最後に、
ゲーム事で結局一番大事なのは「楽しむ事」ですからね。
麻雀打ち、特に麻雀プロって勝ち負けに凄い拘るし、
新しいゲーム始めるとまず「勝率高めるには」ってとりかかる人が多い!
すぐ本気になるクセよくない!
・・・・俺も含めて(--;)
特に麻雀に興味がある人は勝つ・負けるとか気にせずとりあえずやってみてください^^

カタンって面白いけど生放送には向いてないんだよねー
なんか上手い手ないだろうか・・・・
あと個人的には桃鉄放送をまたいつかやりたいがこちらは版権がなあ、、、

2017年10月13日金曜日

第16期雀王決定戦がいよいよ始まる

いよいよ明日から第16期雀王決定戦が開始となる。
決勝面子は以下の四人

角谷ヨウスケ(現雀王)
鈴木たろう(Aリーグ1位)
田内翼(Aリーグ2位)
金太賢(Aリーグ3位)

先期に鈴木たろうを大逆転で下し初戴冠となった現雀王の角谷、
対して「あんなに悔しい負けは無かった」と語った鈴木たろうの今期にかける思いは特別な物だろう。
一方で数回の決定戦進出を経験しながらも未だに優勝未経験の金、
そして関西若手のホープ、関西のタイトル「ヴェストワンカップ」を2回優勝と実績は十分の田内、
なかなかに面白いカードなんじゃないでしょうか^^

さて改めて、
去年書いた角谷についての記事
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2016/11/blog-post_13.html


この中で僕は「今回の下馬評で文句なく角谷が一番下だった」という点を書いた。
んでぶっちゃけ、今年どうなったか?と本気で考えると、
やっぱ今年も角谷は本命にはならないだろうと思っている^^;
というか本命アンケートとったらぶっちぎりで鈴木たろうが1位だろう。

角谷だって今年はMONDOチャレンジマッチや最強戦といった色々なメディアで結果を出している。
「でもやっぱなんとなーく優勝しそうなイメージがない」とか思ってしまう。

その理由を考えた時、
彼の温和な人柄もあるのだが
やはり「角谷の打ち筋が恐ろしくエキセントリックだから」というのがある。

僕には考えられない仕掛けやプッシュの数々、
昔一緒にやってた「ハイステ」という配信番組でも
「まーた角谷さんが奇行に走りましたね・・・」
「打ってるのが角谷さんなだけにこっちが想像しない事する事があって・・・」
とか未来の雀王様に散々ないいようであった^^
そして彼が雀王になった後も同じように言っていた^^;
それ位に僕にとって彼の打ち方は特殊に見えるのだ。

だがとある日、
僕の彼の麻雀に対する感想を改めて面と向かって言った時の返答、
「別に自分の打ち方が普通と思ってない。でも得だと思ってる。」
これを聞いた時には
「コイツ実は凄いのかも」
とちょっと思ったりもした。

世間のフリー雀荘とかならありふれた台詞なのだが、
競技を長くやって研究を長くやってる人からはあまり聞かない台詞だったからである。



競技を長くやる事は自分の中に一本のロジック(=ベクトル)を作る部分が大きい。
麻雀という結果と内容が直結しないゲームにおいてぶれずに勝ち続けるために、
多様な価値観を自分の中で内包しつつも、最終的には一本の方向性に自分を纏め上げる事が競技選手の典型的なスタイルである。
そして大半の人間は「得だと思う事 = 勝率が高い事 = 普通の王道」というベクトルに向かって動き、
その結果「自分の打ち方 = 普通」という方向の思考をする事が多いのだ。


例えば僕なんかも「自分の選択は極めて普通」と考えて常に動いている。
そりゃ場面によってはブラフかけたリ安いリーチ打ったりといった世間で言う奇手もかけるが、
それでもそれは自分の中では「かけるのが得」と考え、つまり「それが普通」と思っている。
自分の打ち方を異常と思える方向に舵を切るなんて考えた事も無い。

これに対して、
角谷くらいに長く麻雀を打っている人間が「普通」と「得」を切り離して考えている事が本当に珍しい事だと思った。
角谷の内に秘めた情熱とか自信がちょっと垣間見えて、
上記の通り「実は大物?(・・;)」とかちょっと思ったわけである。

さてちなみに、
僕の目から見て「協会の中で変った打ち方の人ランキング」を作るなら、
金太賢も間違いなくその中にあがってくる。

彼の打ち方もとにかく独特だ。
中盤の手組みが僕の想像の出来ない方向性に向かう事が結構ある。
彼が解説とかする時の発言を聞いている限り考えている事はきわめて普通に思えるのが逆に意外、と思うような特殊な打ち筋と個人的には思ってる。
今期決勝で角谷と変化球対決してくれるのはある意味楽しみだ。

ちなみにこれに対して田内は正統派のオーソドックス投手だろう。
熱心な研究とそれにより培った手順は王道と思えるケースが多い。

でもそうやって考えると、
鈴木たろうって人は直球も変化球もなんでもござれのオールラウンダー。
いや僕の目からは結構「普通」なんだけどね。世間にはそう見えてないのを考えると、僕も普通じゃないのだろうか・・・・
まあ、やっぱ本命は揺るがない。アンケートではやっぱり一位になるだろう。

でもアンケート数字なんて関係ない。
卓に入れば皆1人、いや正確には4人か。
声援で勝てるなら苦労はしない。
信念で勝てるなら苦労はしない、
そして王道か邪道かも、彼らのレベルになればあまり勝負には関係ないのかもしれない。

さて、今年もいよいよ決戦が始まる。
去年以上に素晴らしい戦いを期待しよう。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv307310843
https://freshlive.tv/threearrows-ch/159432

2017年10月11日水曜日

麻雀界の結婚事情 その2 同業者結婚について 

以前にこんな記事を書いたりした。
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/02/blog-post_10.html

そてその一方で、
ツイッターにて先日こんな話題が出ていた。
「麻雀界は同業者結婚が多いイメージがある」

・・・・正直にこれに対してYesかNoで応えるなら、
僕の最終的な答えは「No」である。
ちょっと今日はそんな「同業者結婚」について書こうかと思う。

まず、
ここ数年、麻雀プロ同士の入籍の話題が出てきているのは事実である。
(以下麻雀プロは敬称略。ご承知おきを)
協会の大崎初音・RMUの小林景悟
連盟の猿川真寿・石田亜沙己
ちょっと前に遡れば、
連盟の二階堂亜樹・井出康平
連盟の手塚 紗掬・佐々木寿人

このような話題がポンポン出ればそういうイメージがつくのもわかるし、
これ以外にも女流プロの結婚話は麻雀プロ同士である事が結構ある。最近だと坪川・三添カップルとかがそうだし、スリアロにて夫婦でのタッグマッチ企画とかも今年放送されたりした。

その理由を考えると、
やはり麻雀というゲームを生活および人生の中心においている事へのシンパシーがあるのだろう。
将来的な生活共同者として相手を見る際も、この世間において一部ダークなイメージがある麻雀というゲームを相手が理解してくれているという点は大きい。

ちなみに前も書いたが、
「結婚」までいくと、麻雀の世間における悪評を目の当たりにする事もある。
会社員麻雀プロの知人が、結婚式では「麻雀プロ」という事をプロフィールに一切書かなかった時はやっぱ切なかった。

そういう社会な背景もちょっとあったりする中で、
お互いに協力して生活を支えるパートナーにしやすい面はあるだろう。
実際に女流プロの結婚相手って5割くらいは「業界関係者」「元業界関係者」ではなかろうか。
いや、正確な統計なんて取ったことないから知らんけどw
あと言うなら「出会いの機会」ってヤツがやっぱ業界内に限られる人がおおいのも一つあるかな。



と、ここまでだと
「なんだやっぱり業界内結婚が多いんだ」とか思うかもしれない。
が、それはあくまで女流にだけフォーカスあてた時の話である。
一方で男子プロにフォーカスを当てて想像してみると、この業界の真の姿(?)がお分かりになるかと思う。

そう、
この業界は幾ら女性が増えたといってもやはりまだ男女構成比率は偏っているのである。
仮にその比率を女1:男4とか仮定すると(これでもかなり楽観的な見積もり)、
女流と結婚できる男子プロなんて全体の20%がいいトコなわけだ。
ましてや独身の女流や同業者と結婚しない女流も山ほどいる。
ここで
・女性の半分は独身
・既婚女性の半分は同業者と結婚
・男性の8割は独身
って前提をプラスして、
麻雀界が100人の村だったら」をやってみると以下のとおりである。
※これらパーセンテージはあくまで仮定ですw

女性(現在独身) 10人
女性(同業者結婚) 5人

女性(他業界と結婚) 5人
男性(現在独身) 64人
男性(同業者結婚) 5人
男性(他業界と結婚) 11人


同業者結婚は10人、つまり全体の10%なわけだ。
そして男について言えば6%程度である。
これって多いの?少なくね?
まああくまで仮定なのでどれくらい実情にそってるかはわかりませんが、
ただ実情として
そりゃ女の子や一部有名プロだけ見りゃ同業種結婚が多く見えるけど、
その下には数多くの同業種に選ばれていない男子プロがいる、

という点を主張しとこう!w



あと今まで見聞きしてきた点をもう1つ
「彼氏 or 彼女には麻雀が出来て欲しいか?」
というアンケートを取ったとしたら、
おそらく
自分と同等かそれ以上に出来る人がいい、
でもそうでなければ知らない人がいい、

という回答が一番多いと思う。
「中途半端に話をされるくらいならいっそ知らない人がベスト」ってわけである。
そりゃまあ仕事で山ほど麻雀の話をする業界人は知識も経験もやはり一般的名な愛好家とは桁が違うケースが多い。
この気持ちは僕も良くわかるし、
僕も「恋人に麻雀を覚えて欲しい」とあんまり思った事はない。
・・・ちなみに共通の趣味として人狼とかボードゲーム好きな人だったら嬉しいけどねw

最後に改めて、
麻雀界の男は出会いの少なさに非常に困ってます。
前にも別記事で書いたが、麻雀プロへの合コン斡旋とかビジネスとして成立するんじゃ、とか思ってます。
もしくはスリアロに婚活番組を企画提案してみるかな・・・・^^;

そんな麻雀界の業界内結婚事情でありましたw

2017年10月9日月曜日

私設リーグに参加してみて感じた「時の流れ」というヤツ

今年開催されている「麻雀の頂・朱雀リーグ」という物に現在参戦している。
RMUの仲川翔がTwitterで呼びかけたことで開催が決まった物であり、
団体をまたいだ40名以上のプロと天鳳位の独歩さんを加えたリーグ戦形式の戦いとなっている。
https://mj-news.net/news/2017092177060

10/7(土)も参戦し3着、4着、3着とフルボッコ。
現在△86.3でちょっと厳しい。
まあ残り頑張りますが、、、、
https://twitter.com/suzaku_league/status/916670546611339264

さて、
この手の私設リーグに参加するのって自分にとって本当に久々で、
ちょっと昔の事等を思い出したので書いてみようかと。

思えば今から7,8年前の事、
麻雀プロの有志による「社会人リーグ」という私設リーグがあった。
最高位戦、協会のプロを主に、会社員麻雀プロが競技麻雀の腕を磨ける場を作ろうというコンセプトで、
毎週金曜日の夜固定で人数不定のセット会を開いていたのである。

最高位戦からは園田、醍醐、中嶋あたり(今考えると豪華だ)、
協会からは僕とか兄あたり、

全員が当時30歳弱の血気さかんな若者だったのもあり、
仕事の合間に競技に触れられる貴重な時間を有効に使おうとお互いの意見をぶつけ合ったものだった。

それなりに我が強い人が多かったのもあり、そこではお互いの本音をぶつけ合った遠慮のない議論があった。
僕も全く遠慮をしなかったし、そこでの経験は結構貴重な時間だったと今振り返っても思う。

ちなみにリーグ戦後の飲み会も他団体との親交を深めるなかで、麻雀やその他の事について話しあいお互いを知れる貴重な時間だった。
特に最高位戦のカラオケ(というか園田のカラオケ)はとにかく凄かった。
「麻雀については最高位戦に負けたくない。でもカラオケはどう考えても勝てない。」
そんな事も思った。
そういえば当時アマの立場でここの常連だった木村誠さんは、周りの熱に影響されて後に最高位戦に入っていたりしてたな。

あと現在も「社会人リーグZ」って名前で同リーグは一部継続してたりする。

今巷では若獅子戦とか新星戦とかあったりする。
「ばかんすリーグ」とかは有名プロによる研究会としても有名だ。
ただ社会人の僕は予定がとにかく合わなかったり、
呼ばれる事も特になかったり、
こういった私設リーグに縁がなかった中で久々にこういったものに参加できると知って、なんとか時間を作ったわけである。


さて2節参加してみて率直な感想として、

やっぱ終わった後の飲み会とかも含めて、普段あまり接点がない他団体の人と親交もてる機会が久々だったのでこの点だけでも仲川さんに感謝したいし、この機会を色々と生かしたいとか思うわけである。

ただちょっと意外だったのは、
思ったよりも人数も多く正式なリーグ戦に近い物だったのもあって、
もっと皆がギスギスと麻雀のケンカをするのかと思いきや案外そうでもない、って点である。

うーん、
もっとガッツリ質問とかしていいのだろうか。
でも相手が若い後輩とかだと萎縮されちゃう可能性があってなんとも、、、
とか思ったりしたわけである。

そもそも参加メンバーが40人超えの中で、
自分が上から3番目のベテランという事実は中々に衝撃的だった。
まだまだ若手のつもりだったのに(--;)

そんな人間がいきなり
「この手順なんで」「その手どんな手だったの?」とかガツガツ質問すると、
結構質問された側にとってもプレッシャーだったりするのだろう。

とか色々と思ってる自分を振り返って、
「麻雀界も変わったのかな。んで僕も色々立場が変わったのかな・・・」
とか柄にも無い事を感じた。

10年位前、
とある有名プロが言ってた
「研究会でも対局でも、同卓とか後ろ見してガンガン質問してくれる子って凄い扱いやすい。こっちが逆の事してもOKだとわかるし、そういう子は見所ある。」
って言葉を思い出した。

議論をするにも相手には相手の意思があって、
10年前の様に自分が若手ならあんま気遣いもいらないけど今ってちょっと違って、
その立場になってようやくあの時の言葉の重さをちょっと解った気がした訳である。

僕も色々と変わったのかもですね。

さて改めて残りの出場節もがんばりますかね。
同卓でも後ろ見でも、
麻雀についてケンカ(?)したい人はいつでもお声がけください!
・・・・その前にマイナス挽回せねば

2017年10月6日金曜日

「タイトルの勝ち方」って言葉をたまに耳にするが

さて麻雀についての細かい記事を書いても世間の反応が薄かったので(涙)、
前々回の記事の続き、
今年の女流最高位決定戦を見て思った事の続きをちょっと書きたい。
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/10/blog-post.html

改めて大澤ふみなについて
別記事で書いたように、
彼女は今回が公式タイトル戦で5回目の決勝、しかも4種類目のタイトル戦における決勝だった。
改めての快挙だが、ここでも惜敗となった。
※過去にMONDO21主催の第1回女流チャレンジCUPにて優勝経験はあり。

「シルバーコレクター」という言葉がたまにある。
何回も大舞台で決勝にあがりながら勝ちきれない強豪選手を揶揄したこの言葉、
麻雀プロにもあてはまるといわれる人は何人かいるだろう。
ちなみに今や業界最強の存在として多くのタイトルをとっているRMUの多井さんも、
連盟在籍時代はシルバーコレクターとして知られていた時期があった事、
今の若い選手はあまり知らないかもしれない。



さて
「優勝者とシルバーコレクター、その差は何か?」
はっきり言えば運であるw
最後の最後の勝ち運、これに恵まれた経験があるか無いかの差だ。

「タイトルには勝ち方がある」という趣旨の言葉をたまに聞く。
これは半分は間違っている。
だって最初は皆ノンタイトルなのだから。
結局は勝ち運にめぐまれる機会がなければタイトルなんてとれない。



ただ残りの半分は正解の部分があるとも思う。
麻雀に限らず「勝った事があるという経験は勝負において有利」
これを唱える人は多く、自分も賛同する点がある。

例えばテニスの帝王「ロジャー・フェデラー」は
「勝つためにこそ、リードした時に守るのではなく攻めるのが大事」と口にした事があり、
それを可能にするバックボーンについて「実績」をあげている。

戦いの最後の局面、

慎重でありながら、同時に捨て身である事が求められる局面、

そんな局面を勝ちきる力

慎重さが臆病さを生む
捨て身の精神が無謀さを生む、
そんな完全に矛盾した二つのベクトルを内包する力、

その1つの回答が「勝った事があるという経験からの精神的余裕」だとしたら、
それはやはり大きな財産だろう。

何度も決勝で敗れた経験が、
「今度こそ」という強い願望と精神的な焦燥を生むとしたら、
「タイトルには勝ち方がある」という意見は一部正論なのかもしれない。

つまり今回西嶋が得た大きな結果と経験、
来年は更に強くなって連覇とかするのかなあ、とかちょっと思う。



ただ、
そんな事は関係無しに長いキャリアを経て勝つ人間というのが多くいる。
「タイトルを勝った」というたった一つの経験が大きく打ち手を成長させるのが事実なら、
日々の積み重ねが徐々に打ち手を鍛え上げるのも事実だろう。

「この五度目の不運も跳ね除けて、来年こそは大澤が積み重ねての優勝をするとこが見たい」
終わった瞬間正直にそんなことを思ったのでありました。





なんか上手くまとまらない^^;
この業界に長くいると、いや長くいればいるほど、
負けた時のコメントや負けた人にかける言葉はどんどん下手になっていく。

その事を久々に思い出した。
うん、単純にそれが感想。

改めていい決勝だった。
ここから先の決勝シーズン、ますます楽しみだ。
4名の選手の方々、お疲れ様でした!

2017年10月4日水曜日

フリー麻雀での出来事 その2 タンヤオ風のバック仕掛けを受けて

某マーチャオにていつもどおりにフリーを打っていた。(Aルール)


東一局、自分は北家
南家の役牌ポンの後に自分が切った3を東家が長考の後に赤含みで両面チー。そして打5
■■■■■■■■■■ 345r(チー) ドラ ⑧

第一感は「ずいぶん慌てた仕掛けだけどその分ドラがありそうだね・・・」だった。
そしてその後に自分が切った6を今度は678にてチー。そして字牌打ち。
■■■■■■■ 678(チー) 345r(チー) ドラ ⑧

正直に、
フリー雀荘にてあまり僕は他家の動向を信用しない。自分と違う感覚の手牌進行なんて山ほど見てきた。
ただそれでも現時点の情報として「タンヤオよりも役牌が怖い。アンコもありえる」であった。
3チーの時の打5、
もしもタンヤオの手だったらここでせめて打8だろう。
ソーズを57ではなく78の両面にするのはタンヤオ進行だったらまずしない。というかそもそも仕掛けないだろう。

「もう既に厳しいかな・・・」とか思いながらもオリ気味に打っていると、
東家は手出しで東を切ってきた。

發と中がまだ生きており、
「ああ、やっぱり役牌か。バックだったりするかな。」とか思っていたが、
すぐに手からもう一枚東が出てきた、つまりトイツ落としである。



・・・・普通に考えれば、これはもう役牌バックからのタンヤオへの移行である。
發や中のバックの可能性も0ではないが、それならわざわざ東の方をトイツ落としはしない。
でもアンコのケースはあるか?
しかしそんな事をしている中、
場に特に高かったマンズが伸びてこんな聴牌に
三三四四五五六七八②②⑥⑦ ドラ ⑧

上述の通り、
僕の感覚で考えればさすがにドラ⑧は東家に2枚以上ありそうだが、それを信用しすぎて東一局からこの手をいきなりダマにするのもナンセンス。
ここまでの僕が他家との合わせ打ちで切った牌(=東家が鳴かなかった牌)も考えると、待ちは良形ならマンズが濃厚、南家が途中までマンズ染めっぽかったのも考えると勝機は十分
・・・・まあ細かい事書こうが書くまいが、結局9割曲げますけどねw

リーチして勝負。
その後に東家が④をアンカン(新ドラは忘れたw)
■■■■ ④④④④(アンカン) 678(チー) 345r(チー) ドラ ⑧

こうなるともうますますマンズが本線、
川に三が一枚見えてる事、親が八切ってる事を考えると、三六か四七あたりが一番きついか。
とか考えてたら、次巡に「五r」をもってくる。
「ロンの可能性は比較的低いはず・・・」とか思い河に置いたが無情にもロンの声。
五⑧⑧⑧ ④④④④(アンカン) 678(チー) 345r(チー) ロン 五r ドラ ⑧

「18000の2枚」という申告と、この形を見せられて東家の進行が大体想像できた。



ようするに、
これは最初⑧と東(もしくは東と④)のシャンポンで張っていて、
そこからあがれない方を引いたわけである。
④④④⑧⑧東東 678(チー) 345r(チー) ツモ ⑧ ドラ ⑧

こんな形からの東トイツ落とし。
なんというか、色々と言いたい事はあるんだが、

その仕掛けから和了できない方をつもられ、
さらに自分が好手でそれに追い付き、
さらには相手がタンキの間に自分の目からだけでもラス牌のド高目で放銃。
この薄い可能性、これだけならまあ麻雀で多々あるのかもだが、
手を開けられた瞬間にそれを2秒で理解させられる放銃ってのも結構珍しい。

自分がどんだけ貧乏くじ引いたかは瞬間理解できたが為、うなだれながら点棒を払い東2局にはトビとなった。

今日の教訓:
麻雀で相手の手出しツモ切り見て、相手の手を予測するってのは大事だけど、
それがツボに嵌ると「自分がどんだけ薄い確率引いたか」ってのが解ってしまうケースがある。
そういう時は
「うん、これがどんな状況で起こったのか瞬でわかるってことは、今日の俺場がちゃんと見えてる!」とか思いながらも

一方で「フザケンナ!どんな確率だよこれ!!」とか思って切れそうになる。
麻雀打ちあるあるですな。
、、、でも皆さん、強打とかはやめましょうね^^;
僕はとりあえずいつぞやの以下日記の通り、
ロイヤルミルクティーだけは頼んどきました。

http://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/02/blog-post_16.html

2017年10月2日月曜日

「勝負を決める決定打」がそこにはある、ところがそれでもまだ決まらない事も多々ある

「決勝の最終日には、勝負を決めるアガりがある。」
第十期雀竜位決定戦の観戦記で協会現Aリーグの橘哲也が書いた一節である。
http://npm2001.com/janryu/10-janryu/10janryu_3.html

この観戦記の中では
第10期雀王決定戦・鈴木 達也のペンチャンとカンチャンのツモ
第10期女流雀王決定戦・大崎 初音のタンピン三色に6000オール
第9期雀竜位決定戦・内海 元の三倍満に48000直撃
そしてこの決勝で仲林があがった6000オール、
これらが触れられている。

近年の決勝を見ても印象深い「決定打」は山ほどある。
まあ僕が近年特に良く覚えてるのは、先期女流雀王決定戦の最終半荘

愛内よしえが起死回生となりうる高目ツモハネマンのリーチを打ち、
二二三三四八八⑥⑦⑧333 ドラ二

これに13巡目に朝倉が追っかけリーチをして一発ツモ
二三③④⑤⑦⑧⑨44567 一発ツモ 四 ドラ 二中 裏ドラ 7①

愛内が全身全霊で探し求めた牌を朝倉が引いた瞬間、
誰の目にも明らかな「決定打」だった。
http://npm2001.com/joryu/15-joryu/15-joryu3.html

麻雀の神様が用意した結末、
そんな事を思われるようなアガリってやつが競技麻雀には多々存在する。





ところが、
そこで勝負が決まらない事が多々あるのもまた競技麻雀である。

「これで決まった」という局面、
打ち手の技術と決意と信念、それらが生み出した決め手、
そんな「決定打」がさらに覆された場面も、同じように今まで何度も見てきた


第6期雀王決定戦
五十嵐代表の5800直撃により決まったかに見えた勝負を捲くり返した鈴木達也の4000-8000

第23期麻雀マスターズ
和久津晶の放ったと思われた決定打、その直後に生まれた西島のチンイツによる逆転勝利

近年の決勝でいったら、
第14期日本オープンの決勝が特に印象的だった。

最終戦南3局
トータルトップ目の小山直樹(最高位戦)が、
追いすがるトータル2位であり親番の山口大和(連盟)のリーチに対し、無スジの8や九を切って真っ向勝負に向かった場面、
退却という選択もあった中でも、小山は全身全霊で立ち向かい山口の決め手をかわしきった。
改心のピンフ和了により山口の親は流れ、
小山は「オーラス一局勝負のハネマンツモ条件」という制約を山口に突きつける。
大多数のギャラリーが「後は待つだけ」と思ったし、「小山の決断が勝因」とも思っただろう。
数分後のまさかの大逆転、「勝因」「敗因」ってヤツをなんとも言葉にしがたい結末だった。
http://npm2001.com/nihonopen/14-nop.html

さて、
昨日の女流最高位決定戦、
6回戦南4局にてまさに「勝負を決めたかと思ったアガリ」があった。

2人の本手先行リーチをかいくぐり、
親の大澤が乾坤一擲の4000オール
888④⑤⑦⑦ 666(ポン) 六四五(チー) ツモ③ ドラ8

このアガリを見た瞬間に、
同卓者3人(特に目下ライバル目の西嶋)の心が折れる「ボキッ」って音が聞こえた様に思ったのは僕だけでは無かっただろう。
周り3人としては南4局までは大澤をラスに封殺できてただけに尚更である。

2軒リーチにもひるまずにここを勝負所と見定め立ち向かい
結果それをかいくぐっての会心の和了、大きく開いたリード
「とりあえず7回戦終わったら大澤に祝福のライン送るか」くらいに考えてしまった。

現実は小説よりも奇なり
数時間後にトロフィーを抱えている西嶋を見て、
「勝因は何か」
「敗因は何か」
と探ったが、やはり言葉にしがたかった。

麻雀に神様っているんですかね?
いるとしたらそれは女神、こんな気まぐれな結末を頻繁に用意するじゃじゃ馬は女性に決まってる。
僕の昔からの持論でありますw

さてちょっと「決勝」ってヤツについて思った事がもう1つあったのだが、
長くなったので次の記事に続く (間に違う記事挟むかもだけどw)


がその前に改めて、

西嶋千春さん、
第17期女流最高位おめでとうございます!
最後まで諦めずコツコツと出来る事をやる、その執念が実った素晴らしい内容でした!