獲得タイトル:第13期雀竜位
趣味:競技麻雀、人狼ゲーム
活動範囲:各競技麻雀大会およびニコニコ生放送(スリアロチャンネル 等)
主に今までの経験や今後についての雑記です。
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2016年10月31日月曜日
この十数年で麻雀プロの戦術も大きく変わったなあ、というお話。
ラベル:
競技麻雀関係
麻雀の戦術というのは時代によって大きく変貌を遂げてきた。
それは最近の十数年だけを見ても、である。
私が麻雀プロになったばかりの時期、
麻雀界は空前の「デジタルブーム」だった。
従来の河に迷彩をほどこす事を主眼においた遅すぎる進行、
相手の待ち読みに主眼を置いた守備戦術、
あまり根拠のない「流れ」という事象、
多くの打ち手、
特に協会の若手はこれらの事象を否定する事を主とした戦術研究にやっきになっていた時代だった。
片山先生の漫画「牌賊オカルティ」なんて、まさにその時代を反映した作品といえるだろう。
実際にその数年間に巷で流行した新戦術の多くは、
現在の麻雀戦術における幾つかのベースとなっているのは事実である。
が、今考えると少々極端な戦術が採用されていた時代だった事も否めない。
戦術としてのトータルバランス云々よりも、
旧来の戦術への否定や新手作りへの意欲が走りすぎていた時代だったと言うべきか。
極端なまでの先手・好形の追求=先手両面リーチを打てればOKという考え、
極端なまでの読みの排除=ベタオリか全ツが基本と考えるバランス感覚、
現在においても「デジタル」という言葉のイメージを、
こういった打ち筋を指す単語と誤解(僕の中では)している人が多いのは、
この時代の功罪の一つと個人的には思っている。
※「デジタル」って何?って議論は今回は省略します。色々とややこしいからw
かの二階堂亜樹プロがこのデジタル全盛期に放った有名な一打があった。
二二四五七八④⑤456667 ドラ九
当時ここからの打五は、
全ての受入を否定せずに好形聴牌も保証した最良の一打、として話題になった物である。
僕もこの牌姿について意見して、先輩に説教された記憶がある。
現代だったらおそらく大体の競技選手がこういうだろう。
「もうちょっと打点大事にしようよ」と。
とまあこんな極端な時代を経て色々な人達が研究を重ねて、
現在では打点も大事、読みだって勝率を上げるための重要な要素の一つ、といった考えがどんどん出てきて、
「結局麻雀はバランスのゲーム」という考えが主流になっていると思われる。
鈴木たろう曰く
「あの時は皆がちょっと頭おかしかっただけで、数年後ようやく”皆正気に戻った”と思ったよ」
との事w
まあ今の若手人達が見ると、
「当時のプロ達は弱い人多かったんだな」と思うかもしれません。
実際に僕もそう思う。
ただね数年後、ひょっとしたらその頃の若手はこう言ってるかもしれません。
「5年前のプロ達は打点を追いすぎててとにかくスピード軽視の時代だった。弱かった」
と。
世間のトレンドっていうのは恐ろしいほど変化するのです。
そしてそれはある程度偏る物なのです。
一つの「勝ちやすい戦術」が見つかると皆それを真似するのは当然。
そして皆がそれを真似した結果、それが「ただの戦術」に成り下がるのも当然。麻雀は相対的ゲームですから。
結局またそのトレンドの中での最適戦術探しが始まり、トレンドは変化していき、最適戦術もまた変化していき・・・
言ってしまえば、
競技プロは今後とも永遠に「勝ちやすい戦術」という変動し続けている物を追い続けるわけですね。
当然一生勉強なんですよ。
さて、
昔の麻雀プロの戦術研究、
というか協会員の戦術研究の歴史、
これについて話をするとなると、ちょっと避けては通れない一人の男がいます。
かの「小倉孝」ですね。
次の記事ではそいつについて書こうかな、
あ、気が変わるかもだけどw
2016年10月28日金曜日
今では考えられない日本プロ麻雀協会の歴史④
ラベル:
日本プロ麻雀協会の歴史
今回は体制というか、
ちょっと昔と今の協会員の考え方の違いについて書こうかと
まず前提を一つ、誤解を恐れずに言います。
「新しい団体が出来れば麻雀プロ全体のレベルは下がってしまう」
これはね、もう必然の理だと思うんですよ。
新しい団体が出来たとして、
まずリーグ戦開催等の為に頭数をそろえなきゃならない、
よって「麻雀プロ」を自称する人の総数を増やす事になります。
まあ食塩水に濃度の薄い食塩水を継ぎ足すような物ですよね。
一気に大量の新人が業界に入れば必然的に質の平均値が落ちるのはもう仕方が無い。
これも含めて既存団体の人たちって新団体を歓迎しない風潮はどうしてもあります。
「自分達の仕事のシェアが多少なりとも削られる」って危機感よりも、
「新団体、寄せ集めの新人どもが麻雀プロ全体のクオリティを落とすのでは?」って考えるんです。
そしてこれは事実である事が大多数です。
ピン東風とかでバリバリ働いているメンバーさんとか一部例外はいますが、
ほぼ全ての新人は麻雀についても競技麻雀についてもきちんと勉強した事がなく経験も浅い「自称上級者」なんです。
十数年前に日本プロ麻雀協会ができて、
私は二期で加入しました。
入会当時は2chとかに「寄せ集めの素人集団」とか書かれているのを見てもあまりピンときませんでした。
まあ僕が麻雀についても業界についても何も知らない新人だったのもありますが。
でも2年くらいたって他団体のタイトル戦とか出たり交流もつと、
いかに団体として、そして自分が舐められてるかを感じた事は多かった。
「協会員なんて麻雀プロじゃない」
「クソリーかけるだけの素人集団」
こんな罵倒もよく受けたし。
一番良く覚えている事として、
日本オープンに来ていた他団体のプロが
「こんなクソ団体のクソ大会なんてやってらんねーよ!」と大声出してた事ですかね。
※ちなみにその人今でも他団体の幹部としてバリバリ現役ですけどねw
そして当時の協会は、世間的評価の低さは勿論ですが、
まだ人数も少ない団体でした。
だからこそ、
「一人一人の麻雀の実力が団体の評価に直結する」
って意識が今より全然高かった、
正直にそう感じるんですよね。
「自分達の麻雀を通して団体が評価される」
「自分達が強くなって他団体に協会を見直させたい」
まあこの意識ですね。
こんな感じでギラギラしている人が多かった気がする。
その意識が今は結構希薄になったなと。
あっ、別にそれは悪い事じゃなくていい事なんです。
団体が大きくなった証拠だし、団体が強くなった証拠。
今の若手も無論向上心にあふれる勉強熱心な子はたくさんいるし。
でもまあ、「自分が強くなれば団体の価値もあがる」って熱、
まあナショナリズムではなく協会イズムとでも言うべきか、これはもう無くなっていくんだろうなと。
そんな事を思うのですね。
RMUを見るとたまに昔の協会見てる様でうらやましく感じる時がたまにあるんですよね。
まだ小規模な自分達の団体を
自分の麻雀で、自分達の麻雀で、認めさせたい、
自分達の麻雀のクオリティを上げる事がそのまま自分達の団体のクオリティをあげる、
って熱ね。
昔は俺らも団体幹部が主催での身内勉強会とか良くやって、
こうやって個々のレベルアップが団体自体を強くすると思ってたなあ、と。
RMUファクトリーとか部外の競技選手も参加OKにしてくれないかなあ、、、とか(これは関係なしか)
あっ、ここ2年位はRMUからも感じなくなったかも。
大手になった証拠ですかねw
とまあ、
団体がまだ小さかった時期についてちょっと懐かしんで書いてみました。
別にいまがどーこー言いたいわけじゃなくて、
こういう時代が協会にもあったと、参考までに知ってもらえるとうれしいかな。
ちょっと昔と今の協会員の考え方の違いについて書こうかと
まず前提を一つ、誤解を恐れずに言います。
「新しい団体が出来れば麻雀プロ全体のレベルは下がってしまう」
これはね、もう必然の理だと思うんですよ。
新しい団体が出来たとして、
まずリーグ戦開催等の為に頭数をそろえなきゃならない、
よって「麻雀プロ」を自称する人の総数を増やす事になります。
まあ食塩水に濃度の薄い食塩水を継ぎ足すような物ですよね。
一気に大量の新人が業界に入れば必然的に質の平均値が落ちるのはもう仕方が無い。
これも含めて既存団体の人たちって新団体を歓迎しない風潮はどうしてもあります。
「自分達の仕事のシェアが多少なりとも削られる」って危機感よりも、
「新団体、寄せ集めの新人どもが麻雀プロ全体のクオリティを落とすのでは?」って考えるんです。
そしてこれは事実である事が大多数です。
ピン東風とかでバリバリ働いているメンバーさんとか一部例外はいますが、
ほぼ全ての新人は麻雀についても競技麻雀についてもきちんと勉強した事がなく経験も浅い「自称上級者」なんです。
十数年前に日本プロ麻雀協会ができて、
私は二期で加入しました。
入会当時は2chとかに「寄せ集めの素人集団」とか書かれているのを見てもあまりピンときませんでした。
まあ僕が麻雀についても業界についても何も知らない新人だったのもありますが。
でも2年くらいたって他団体のタイトル戦とか出たり交流もつと、
いかに団体として、そして自分が舐められてるかを感じた事は多かった。
「協会員なんて麻雀プロじゃない」
「クソリーかけるだけの素人集団」
こんな罵倒もよく受けたし。
一番良く覚えている事として、
日本オープンに来ていた他団体のプロが
「こんなクソ団体のクソ大会なんてやってらんねーよ!」と大声出してた事ですかね。
※ちなみにその人今でも他団体の幹部としてバリバリ現役ですけどねw
そして当時の協会は、世間的評価の低さは勿論ですが、
まだ人数も少ない団体でした。
だからこそ、
「一人一人の麻雀の実力が団体の評価に直結する」
って意識が今より全然高かった、
正直にそう感じるんですよね。
「自分達の麻雀を通して団体が評価される」
「自分達が強くなって他団体に協会を見直させたい」
まあこの意識ですね。
こんな感じでギラギラしている人が多かった気がする。
その意識が今は結構希薄になったなと。
あっ、別にそれは悪い事じゃなくていい事なんです。
団体が大きくなった証拠だし、団体が強くなった証拠。
今の若手も無論向上心にあふれる勉強熱心な子はたくさんいるし。
でもまあ、「自分が強くなれば団体の価値もあがる」って熱、
まあナショナリズムではなく協会イズムとでも言うべきか、これはもう無くなっていくんだろうなと。
そんな事を思うのですね。
RMUを見るとたまに昔の協会見てる様でうらやましく感じる時がたまにあるんですよね。
まだ小規模な自分達の団体を
自分の麻雀で、自分達の麻雀で、認めさせたい、
自分達の麻雀のクオリティを上げる事がそのまま自分達の団体のクオリティをあげる、
って熱ね。
昔は俺らも団体幹部が主催での身内勉強会とか良くやって、
こうやって個々のレベルアップが団体自体を強くすると思ってたなあ、と。
RMUファクトリーとか部外の競技選手も参加OKにしてくれないかなあ、、、とか(これは関係なしか)
あっ、ここ2年位はRMUからも感じなくなったかも。
大手になった証拠ですかねw
とまあ、
団体がまだ小さかった時期についてちょっと懐かしんで書いてみました。
別にいまがどーこー言いたいわけじゃなくて、
こういう時代が協会にもあったと、参考までに知ってもらえるとうれしいかな。
2016年10月26日水曜日
脱衣麻雀2
ラベル:
その他
とある年末だった。
協会総会後の忘年会も終わり人もまばらだった中、
一人の男が私に話しかけてきた
「武中君、明日もやすみでしょ?もうちょっと遊ぼうよ」
その男、打上(仮)は麻雀プロでありながら本業はアダルトビデオメーカーのソフトオンデマンドに勤務している異色の経歴の持ち主であった。
一時期Aリーグにも在籍していたこと、
飲み会でのキテレツな言動、
これらにより当時の協会内では名のとおっていた男であった。
「別にいいですけど、カラオケですか?飲みなおしですか?」
「俺さ、前から1度脱衣麻雀をリアルでやってみたかったんだよね」
、、、一瞬彼のいっている言葉が理解できなかった。
正気を疑いつつも、そもそもこんなふざけた遊びに付き合う女がいるわけもない、と冷静に考え直し返答した。
「男同士でやっても楽しくないでしょ、、、」
「大丈夫!すでにやってくれる子も一人見つけてる!」
、、、色々と自分の考えている社会の価値観を否定された気がした。
そんなふざけたゲームに意味なく参加するものなのか、世間の女子は。実は女性が裸見せるって俺が思ってるよりかるいのか??
そんなことを考えているうちに、
とある事務局のなかで男3女1でのリアル脱衣麻雀はスタートした。
当時入会して4年ほどがたっていた私だったが、
あんなにも気合いの入っていた事は初めてだったかもしれない。
酔いもすっかり覚めてあたまをふるかいてんさせるじゅんびもばんたん。
エロのパワーは偉大である。
そして約一時間後
そこには「脱がなくてもいい」というまわりの制止をふりきって最後の一枚を脱いでいる打上の姿があった。
というか、結局彼以外はほとんど脱ぐことなくゲームは終了した。
彼は脱衣麻雀がやりたかったというより、
ただ女性の目の前で服を脱ぎたかったようである。
全力での差し込みのオンパレードにより勝負はあっけなく幕を閉じ、
私は爆笑しながらも心のなかでは泣いていた。
ちなみに打上はこの数年後に「将来を考えて」と協会を退会することになる。
その際に冒頭のソフトオンデマンドを退職し、
NHK教育番組の製作会社に転職したらしい。
、、、、いったい彼がどんな番組を作るのか、
子供たちへの影響を懸念したのは多分私だけではなかっただろう(*・ω・)
協会総会後の忘年会も終わり人もまばらだった中、
一人の男が私に話しかけてきた
「武中君、明日もやすみでしょ?もうちょっと遊ぼうよ」
その男、打上(仮)は麻雀プロでありながら本業はアダルトビデオメーカーのソフトオンデマンドに勤務している異色の経歴の持ち主であった。
一時期Aリーグにも在籍していたこと、
飲み会でのキテレツな言動、
これらにより当時の協会内では名のとおっていた男であった。
「別にいいですけど、カラオケですか?飲みなおしですか?」
「俺さ、前から1度脱衣麻雀をリアルでやってみたかったんだよね」
、、、一瞬彼のいっている言葉が理解できなかった。
正気を疑いつつも、そもそもこんなふざけた遊びに付き合う女がいるわけもない、と冷静に考え直し返答した。
「男同士でやっても楽しくないでしょ、、、」
「大丈夫!すでにやってくれる子も一人見つけてる!」
、、、色々と自分の考えている社会の価値観を否定された気がした。
そんなふざけたゲームに意味なく参加するものなのか、世間の女子は。実は女性が裸見せるって俺が思ってるよりかるいのか??
そんなことを考えているうちに、
とある事務局のなかで男3女1でのリアル脱衣麻雀はスタートした。
当時入会して4年ほどがたっていた私だったが、
あんなにも気合いの入っていた事は初めてだったかもしれない。
酔いもすっかり覚めてあたまをふるかいてんさせるじゅんびもばんたん。
エロのパワーは偉大である。
そして約一時間後
そこには「脱がなくてもいい」というまわりの制止をふりきって最後の一枚を脱いでいる打上の姿があった。
というか、結局彼以外はほとんど脱ぐことなくゲームは終了した。
彼は脱衣麻雀がやりたかったというより、
ただ女性の目の前で服を脱ぎたかったようである。
全力での差し込みのオンパレードにより勝負はあっけなく幕を閉じ、
私は爆笑しながらも心のなかでは泣いていた。
ちなみに打上はこの数年後に「将来を考えて」と協会を退会することになる。
その際に冒頭のソフトオンデマンドを退職し、
NHK教育番組の製作会社に転職したらしい。
、、、、いったい彼がどんな番組を作るのか、
子供たちへの影響を懸念したのは多分私だけではなかっただろう(*・ω・)
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