11/27(日)のスリアロ村:第三十九幕、
改めてご視聴いただいた方々ありがとうございました^^
http://live.nicovideo.jp/watch/lv282057198
https://freshlive.tv/jinrou-ch/59897
いやあ三戦目、
レアケースの展開になった結果ミスリードも色々としたけれど終わってみたら個人的にも凄い印象に残るゲームとなりました。
その内振り返り放送とかやりたいなあ・・・
次回は12/9(金)の特殊村に出る予定。
皆様是非ご視聴を^^
さて、3戦目にてちょっと印象に残った事を一つ。
それはゲストの堀江さんが2日目に言った「可能性は全て追うべき」って意見についてです。
人狼を良く知らない読者もいるかもなので短く書くと、
①3戦目初日にて占い師が3人出てきて内の1人を処刑
②2日目に霊媒師をなのるはなうさ氏が、初日処刑者の結果を「人狼」と言った
③ほぼ全員が「じゃあ占いはつらずに他を吊ろう」と言っていた中で堀江さんだけそれに反対した。「違うケースもあるんじゃないかと」
別にこれは「どちらが正しい」ではなく、
「どこまでを”レアケースとして”枝葉切りするか」という考え方の差だと思うのです。
これは麻雀にも良くある事。
例えばピンフのみ、ピンフドラ1、カンチャンドラ1、どこまでを「基本的にはリーチ」として思考を枝葉切りするか、
これは正解不正解よりも勝負に対する意識の違いが結構物をいいます。
つまりここで言いたいのがタイトルにもある
「タテの読み」
「ヨコの読み」
どちらに重きを置くか、という考え方の違いだと思うのです。
「ヨコの読み」というのは、
「現在この瞬間にて最良の手段は何か」という考え方。
徹底的に色々な可能性を追って各局面を考える力。
ところがこれは実は「トータルでの勝率」という点には相反する部分が出てくる。
つまりそれが「タテの読み」
「ぶれない安定した展開」「レアケースの排除」
こういった点を考慮した上で全体の局面やトータル勝率を考えて読む力。
この二つは似ている様で実は真逆の部分を持っているのです。
人間の脳のスペックには限りがあるし、
麻雀や人狼のような選択型のゲームには選べる選択肢にも限りがある。
あまりにもヨコの読みをしすぎると、却って多くのパターンで裏目を引いて勝率を落とす。
何より選択の先で更に限りなく分岐していく局面でどの可能性に重きを置くのかが難しくなる。
だからといってタテ読みだけを重視しすぎるとその局面での有利な選択ができずに後々の展開が先細りにもなりえる。
「どの枝葉をそぎ落とすべきか」「どこに重きを置くか」を考えて全体を決める必要があるわけです。
そして麻雀に関して言えば、
タテの読みとヨコの読みの間を何度も行ったり来たりしながら思考を深めていくと、
やがて勝負に置いての勝ち負けを左右する「本質」が表れてきます。
根幹とも呼ぶべき部分であり、変えてはいけない部分。
でもやっぱり「根幹」と呼ぶべき部分すら人によって差があるんですけどね。
まあ、私人狼の事は麻雀ほどはわからないけど
麻雀も人狼もこの部分は近くて、色々なバランスがあって色々な考え方がある、
それを常々思った一日でした。
ちなみに放送を見た兄いわく「俺が村にいたらお前を間違いなく村置きしたわ」との事。
僕もいつかの回で兄が二人の占い師に狼判定出されたの見て、
「いやいやコイツ村だろ。俺の目にはそうとしか見えん。」と思ったっけ。
これはいわゆる「ヨコ読み」の典型、
その中でも最強の「双子センサー」という奴です^^;
おしまい
※
ちなみに文中にある「タテ読み」「ヨコ読み」って考えは
僕が尊敬する将棋プロの一人、緻密流こと佐藤康光さんの著書からパクリです。
あしからずw
佐藤さんって人狼やらないのかな・・・・
やらないか^^;
獲得タイトル:第13期雀竜位
趣味:競技麻雀、人狼ゲーム
活動範囲:各競技麻雀大会およびニコニコ生放送(スリアロチャンネル 等)
主に今までの経験や今後についての雑記です。
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