2017年2月3日金曜日

麻雀プロのネット対局についてのお話 その1

ほんの五年前まで麻雀プロの放送対局といえばMONDOTVしかなかった。
※「割れ目でポン!」のように芸能人同士の対局程度はあったが。
これに対して2010年頃からのニコニコ生放送、昨年からのAbemaTV等といった「ネット中継」の台頭により、
今ではもう月数回ペースで麻雀プロの対局をネットで生観戦できる時代になっている。

タイトル戦決勝やエキシビジョンマッチ、
そして昨年はAbemaTVにて「麻雀プロ団体日本一決定戦」という番組まで放送された。
僕個人としても、この時代じゃなきゃ出来なかった色々な体験をさせて頂いた点はやはりありがたい。自分の「緑一色」の動画が放送されてYouTubeで数十万回とか再生されたのはやっぱ一生の記念ですし^^
今後も是非是非この時代が続いてほしい。


ただ一方「新人、特に女子には大変な時代なのかも」と思う点もある。

ネットで打つという事は、
「多くの人の目に留まる」という点があり、
それ以上に「永遠にネットでさらされ続ける可能性」があり、
色々とプレッシャーが多いのだ。

ちょっと話の方向を変えるが、
僕は麻雀の一局や一半荘は「自分を撮った写真」に非常に近い物があると思っている。
(※とある漫画からのパクリねw)

自分の写真を何枚も撮って、
その中には写りの良い綺麗な一枚もあれば、酷い一枚もある。

どれも自分には変わりない、でもどれも自分そのものではない。
体調、表情、角度と色々な要素が重なってくる。
写りの良い写真ばかり集めて「これが自分だ」と言う人のはちょっと違うかもだが、
一方で、酷い一枚だけをもって自分を評価されては納得できない人もいるだろう。

麻雀プロの一局にしても同様で、
「一打」というのはその人の実力を切り取ったほんの一部に過ぎない。
読み間違えもあれば体調もあるし、結果論のケースも多々ある。

ところが先述のように、
ネットではこういった一枚が超スピードで拡散され、永久に残る恐ろしさを持っている。

しかも「これは酷い!」とかの宣伝文句(?)までついて。

僕なんかはもう競技をやって10年以上たち、
自分の実力を過大にも過小にも評価しているつもりはあまりない。いや実際わからんけどw

たとえネットで叩かれようが、
自分がミスしたと思えば「ごめんなさい」だし、
正しいと思えば「やかましい。正しいのは俺だ!」ですむ。

しかしプロになりたての子ともなるとそうも行かないケースがあるだろう。
以前に他記事で書いたが、男女関係なくプロになった瞬間に打ち手としての強固な土台や自信を持っているケースの方が珍しい。
心無いコメントとかで「もう放送は出たくない」とか考えてしまう子もいるだろう。
そしてこれは業界として損失だし本当にやめて欲しい。

常々「麻雀対局の生放送は野球観戦みたいに無責任に楽しんでみて欲しい」と思ってはいる。
「批判コメントも別にどうぞ」だ。

でも一つここで言って置きたいのは以下の通り。
新人の女の子等が出る際はコメントもやさしめにしてあげてください!
代わりに多井さんとかたろうさんあたりなら多分大丈夫です!多分!w
※渋々僕でもいいです。あんまり放送の出番ないけど^^;

一方で出場する新人の子達は、
上記の様に「自分を写した一枚の写真にすぎない」くらいに気軽に考えて出るのを個人的には望んでる。
まあそこから反省材料があったなら勉強してくれると嬉しいと言えば嬉しいが。

炎上だの批判だのを発信側がやたら恐れる近年の風潮だけど、
テレビの放送が開始されてから既に90年位なのに対して、ネット生放送なんて5年程度しかたっていない、つまりネット放送を通した視聴者と製作側との向き合い方なんてこれから考えていくべき段階だろう。
それなのにコメントとかに過敏になってる人が多すぎる、と思うのは僕だけじゃないんと思うんですよね^^;

矢口真里のカップヌードルのCMとか、是非是非続行して欲しかったなあ。
そんなことを思う今日この頃。

さて、明日はいよいよ雀竜位決定戦の一日目、
私は解説です。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv288206243
https://freshlive.tv/threearrows-ch/78778

視聴者の方々に言っておきます。
こいつらは幾ら叩いても多分大丈夫!
なんせ協会の由緒正しき雀竜位を勝ち取ろうとしている実力ある4人ですからね!
と自分が負けた腹いせにプレッシャーかけとくとしようw
生放送だと最初の2時間くらいは無料です!放送ぜひご視聴&コメントを!


・・・・そして麻雀プロのネット対局についての記事がちょっとだけ続きます。