いよいよ残るは以下の日程にて行われる最終節のみになる。
・9/8(土) B1、B2、C1
・9/9(日) Aリーグ
毎年恒例「日本プロ麻雀協会の一年で一番長い週末」が今年もいよいよやってくるわけである。
Aリーグの展望は既に以下の日記で書いてあるので、そっちを参照。
http://susumutakenaka.blogspot.com/2018/08/17a.html
そして本記事ではB1リーグについて紹介したいかと。
まず現在のポイント状況が以下の通り。
・Aへの昇級は1,2,3位、
・B2への降級は14位以下
まず今年の特徴は現時点での昇級ボーダーが清田の+383.1と非常に高い点である。しかも次点の西村も+343.3、これはAへの昇級枠が3人になった現体制以降では記憶にないレベルの高いボーダーとなっている。
※まあでも昇級人数が今と違った10年位前に+700叩いても昇級できなかった悲惨な人とかいたんですけどね。本当に。(当時は確定昇級が1人、入れ替え戦2名だった)
ちなみに去年は同ボーダーが+259.3、これは今年の5位崎見のポイントより低い。そして首位の渋川すら安泰位置ではない混沌とした状況。
自力での昇級は5位の崎見までが現実的なところ。無論吉田・松本あたりにも目はあるが、他卓の上位がコケる事が必要であり中々にハードルは高い。
【参考】昨年のB1最終節前に書いた記事
http://susumutakenaka.blogspot.com/2017/09/2017.html
一方で残留争い。
こっちも昨年より縦に短い展開になった結果、14位争いが熾烈になっている。
現時点では11位~14位の松浦・矢島・坪川・浅井による「ババの擦り付け合い」になっているが、これに10位田幸が加わってしまう可能性、下位の鹿や蔵がポイントを叩く可能性、これによりさらに混沌とした戦況にもなりえる。
そして改めて協会の従来の方式からすると、最終戦卓組みは現順位に基づいて以下の通り。
【最終節卓組み予定】
A卓
1 渋川難波 480.3
8 鈴木達也 85.0
9 千貫陽祐 57.6
16 蔵美里 -372.5
17 真田槐 -424.4
B卓
2 武中進 411.2
7 松本吉弘 151.2
10 田幸浩 -83.3
15 鹿健太郎 -330.6
18 堀良三 -533.2
C卓
3 清田力夫 383.1
6 吉田基成 166.5
11 松浦裕充 -131.3
14 浅井堂岐 -177.8
D卓
4 西村雄一郎 343.3
5 崎見百合 264.2
12 矢島学 -138.9
13 坪川義昭 -168.3
今年もやはりC・D卓が熾烈である。まあB1の昇降級の人数上大体そうなるのだが。
特に注目はC卓。
大きなマイナスを負った「ほぼ降級確定ポジ」がこの卓に今年はおらず、かつ残留ポジの吉田が降級ほぼ0でありただひたすら攻めてくる事を考えると、かなり激しい展開が予想される。
一方その分A卓は昇級・残留・降級について確定気味のポジの人が多く、最終戦開始時は全員消化ゲームになってる可能性もある。
まあ全体として例年よりもかなり熾烈な昇級枠と残留争いの今期、最終戦までかなりピリピリした勝負が予想されます。
興味のある方は9/8(土)に飯田橋東南荘にて是非に^^
とウダウダ客観的な事書きましたが、主観もついでに。
まずやっぱ今年も改めて通年リーグの昇級の難しさを改めて痛感してますよとことん。
というか7節終了時に400Pを超えて、去年との比較で考えれば「これをキープすればかなり安定」とだったし、実際終盤8,9節は無難な結果で終わらせる事が出来た。
が、周りが全然コケない、もう胃が痛すぎる展開。
「一年中ツイてなきゃ昇級なんてできない」なんてのは重々承知だがやっぱこんなにツイてて残留とかした時の事を考えると正直に吐きそうで^^;
まあでもそれは渋川・清田・西村・崎見も同様でしょうが。
んで毎年言ってる事なんですが、
勝負が終わった後だと悔しい人と嬉しい人がはっきりと別れて色々と声に出しづらい点もあるので先に。
今年も一年楽しい対局が出来た事に感謝します。対局者の方々、そして麻雀の神様に(いるか知らんがw)。
「あと一押しツイてれば昇級できる」って地点で最終節を迎えられるのはやっぱり打ち手冥利に尽きることだし、あとは天命を待ちますか。
できれば2週間後の土曜は去年みたいなヤケ酒じゃなくて祝い酒飲んでたいものですね。
とだけ。
とだけ。