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2019年5月4日土曜日

【A1リーグ第2節】 麻雀の結果と内容、振り返りについてのちょっとした小話

とりあえず結果から。
4,3,3,2で▲77.9。

うーん正直に考えてる事として、

まず、
色々と和了確率高いはずので手が不発になった展開なので、この節をプラスにするのは正直に相当きつかっただろうなあ、というのが一つ。

ただ内容も正直にいまひとつで、
色々と考えてた中で荒すぎる判断が多かったし、
最たる物(思いっきり結果にも直結してしまった物)が3回戦に超クソポンと思い込み読みでたろうさんに8000打った局ですかね。
※たろうさんの進行が切り巡ケアした良い物だと言う点を除いてもポン自体が悪手すぎて・・・^^;

ただね、対局を振り返ったなかで、
「自分が考える反省のポイントって世間の人の感覚とずれてるかもなー」と思ってる点を一つだけかいとこうかと。
 

ひょっとしたらYoutubeで後日公開されるかもしれない一局、
一回戦東4局について

この局、西家の鈴木たろうが染め手気配にて仕掛ける。
①②③④⑤⑧⑧⑨白中北 發發發(ポン) ドラ 北


この局面でたろう先生、
ドラの北から切ってく。
まあ打点の可能性とか色々なリスクからこの「ドラから切り」を刊行する感覚は凄いのだがそれにたいする僕の戦術見解は置いておくとして、

ここから南家の僕はまだ懸命に粘る。
んで⑥をたろうにチーされて2フーロされた状態で以下の状況。


上述のとおり、たろうはもう一つフーロを入れて僕から見て以下のとおり
■■■■■■■ ⑥⑤④(チー) 發發發(ポン) ドラ 北

まず前提として、
この時考えてたのはもう「どのソーズ切るか」って点、
ドラの北のあとに手出しで中という手出しは強烈で、
ピンズの上なんてのはピンフのみで勝負したいとは思わない。

結果おりる。
すると悲しい事に次のツモが4。
次のたろうの手出し白を見て、「どんな仕掛けだ・・・」と思いつつノーテン宣言したわけです。

 

ただね、
結果とか無関係に、ここで⑧切らないんですよ。やっぱり。
鈴木たろうの麻雀を何回も見てきた中で、
彼が破壊力0の仕掛けなんてやるわけないのはわかってるし、
何よりも僕の中での麻雀の理論性ってヤツが、こんなワリにあわない勝負は許さない、
ってのが結論。それは現時点では覆らない。

そして極めてどうでもいい事を主張するなら
僕が8p切ってリーチしてたらそれをたろうさんにポンされて、9pつかんで放縦してるって事実w
(渋川のツモった9pが僕のツモになるので)

結果論で言えば8p切らなくて助かってるし、
たろうさんのドラから切った結果、聴牌気配がさらにまして8pが止まったとも言える。(中・北の順番なら8p切りリーチ宣言もありえたわけで)

ただそんな事どうでもいい。
言いたい事は
「結果的にあってたでしょ?」が言いたいのではなく、
「麻雀における”正解の模索”ってのがそう簡単ではない」ってお話。
正解ってのをみんな目の前の結果だけで判断しすぎて、そもそもその結果が異なってる可能性にはあまり目をむけないし、そもそも選択の結果と判断が正しかったかは別で考えるべき。つまり何が正解かなんて簡単には決まらないわけです。

結果関係なく
8p切るのが理論的にありえたか?
それ以前・以降の進行に問題なかったか?
とかね。
 

ただまあ、
この局以外を含めて全体総じてイマイチな内容の一日だった事は否めない。

たろうさんの存在に全く何もプレッシャーを感じなかったか?と聞かれれば嘘になる一日だったわけで、
それも含めて気持ち切り替えてベストの内容をたたき出せなきゃなあ、と思ったのでありました。

終わった後の酒の席にて鈴木たろう曰く、
「みんな色々な事を”決め付けすぎ”。大抵の事は”気のせい”ってレベルなんだよ」との事。
実際に今回の対局もタイムシフトで見てみると、たろうさんの麻雀は極めてオーソドックスな進行をものすごい高い精度で実行しているにすぎない(世間が騒ぎすぎてるだけ)、
って感がやはりある。

僕は僕の中での絶対性を大事にしつつ、
もうちょっと相手の研究もしつつ気持ち切り替えて次の第三節に望みたいと思います。
まだまだ始まったばっかだし。

【動画】
https://freshlive.tv/threearrows-ch/267373