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2019年5月8日水曜日

協会現タイトルホルダーの一覧がちょっと囲碁業界っぽい件

※記事内完全敬称略です。ご承知おきください。

大山康晴
羽生善治
渡辺明

と聞いてピンとくる人はどれ位いるだろうか?
まあ羽生を知らない日本人はほとんどいないと思われるし、渡辺が解る人も結構いるだろう。
よってこの3名が将棋棋士という事は大体の方は解ると思う。

では、
趙治勲(チョウ・チクン)
張栩(チョウ・ウ)
井山裕太
と聞いてピンとくる人はどれ位いるだろう?

井山を知ってる人もそれなりにいると思うのでそれで解る人はいるかもしれないが、
残り二人を知ってる人は結構な雑学好き、もしくは囲碁ファン、のどちらかだと思う。
そう、この三方はいずれも日本において活躍している囲碁棋士である。

ちなみに趙治勲は韓国出身、
張栩は台湾出身、
僕も別に囲碁業界に明るいわけでは無いが、
将棋と比べて囲碁は国際競技人口が多い点、
そして数十年前に台湾等はまだプロ組織が整備されていなかった等の背景、
これにより海外から日本に来てプロ棋士として活躍されている人は数人いる。らしい。
 

さて一方で
金太賢
矢島亨
ヨンス

こちら、現在の日本プロ麻雀協会における雀王位・雀竜位・新人王、のお三名方である。
うーん、こうしてみるとやっぱ囲碁界っぽいw

麻雀界にはもともと外国の方々はちょくちょくいるし、近年更に増えたりしてる。
協会にはアルゼンチン出身のニコラスという方がいる。
そして彼は日本語含めた数各国語堪能なイケメンである。僕話したことないけど。

さらに最王手団体の日本プロ麻雀連盟には
ガース・ネルソン、ジェン、ケネス徳田というアメリカ出身の雀士がいたりするし、
そのほかにも外国出身の雀士はちらほらいる。

なんというか、
リーチ麻雀なんてのは日本だけの独自ルールだし、
国際競技人口なんて全然いないし、
外国籍の方が覚えるには凄いハードルが高い気もする。
それでもこのゲームを愛して選手になる方々、
どういうきっかけがあったのかとか、彼らを見てるとちょっとだけ不思議な気持ちになる時もある。
まあ卓につけばただの対戦相手だし国籍とか関係ないとも思ってるがw

・・・というか、
金とかヨンスとか韓国語しゃべるのかな?
どっちでもいいんだけど。
世の中には日本語しか喋れない外国出身の方なんて数多くいるし。
 

さて改めて、
ちょっとヨンスさんの話を。

先日行われた第18期新人王で優勝した彼、
その彼が協会で一躍脚光を浴びたのはやはり2年前の雀竜決定戦進出の時だろう。

この年デビューから雀竜位戦でいきなりのA級進出、
そして決勝進出を果たした彼、
「どんな打ち手なのか?」という情報が協会内でもほぼ無かった中で、
その精度の高い堂々とした麻雀は多くの協会員を感嘆させ、彼の名前を協会内に知らしめるに十分な内容だった。
http://susumutakenaka.blogspot.com/2018/02/16.html  

そんな決勝からわずか2年でまた決勝行って、
そして優勝。

うーん、、
僕は常々新人の方々に「競技麻雀なんて10年やっても納得いく結果なんて中々出ない。じっくりやれ。」と言ってるんだが、
たまにいるんですよね。あっさり入会してすぐに何回か決勝行ったり優勝する人。
実力の差なのか、人間力なのか。
ウラヤマシイ,,,,

今回の決勝も彼の精度の高さが随所に見られた内容と思います。
またなんというか、
昨年優勝した佐治敏哲と彼の打ち手としてのタイプの違いも個人的には面白い。
一年前時点での佐治の麻雀がとにかく「キレイな競技タイプ」という物なら、
ヨンスは比較的「実戦派」というべきタイプで、
こんな色々なタイプの打ち手がひしめき合って、
一方で数年後に彼ら二人がそれぞれどんな麻雀打ってるかというのわからない、
そんな新人さんとしての今後も凄い楽しみなわけで。

改めましてヨンス先生おめでとうございます!
他3名方もお疲れさまでした!
皆さんTSも是非!
https://freshlive.tv/threearrows-ch/267374  

【お詫び】
本文にて紹介した「外人」の方々の中に、
誤って「ただ顔が濃いだけの日本人」を一人入れてしまっておりました。
本人等から苦情が来たら削除しますが、とりあえずこのままにしてみようかと思います。
よっていきなりこの記事の一部が変更される事があり得ますのでご承知おきください。