follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年1月30日月曜日

麻雀も人狼も関係ない雑学話 その1:スポーツの記録とかドーピング

昨日の全豪オープンにて
ロジャー・フェデラーがグランドスラム18回目の優勝で史上最多数を更新。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6228615

既に現時点にて生きる伝説なっているフェデラーとナダルの激闘、素晴らしかった・・・・
そして史上最多記録の更新って言うのはどのジャンルに置いてもやっぱり魅了されてしまう。

今年、
テニスだったらセリーナ・ウィリアムズがあと1勝でグランドスラムのオープン化以前も含めた史上最多に並ぶ24勝になる。
その他スポーツでも、
相撲の白鵬の史上最多勝利数更新はほぼ決定だし、
競馬の武豊が前人未到のJRA4000勝達成間近(これは来年か再来年な?)
色々と楽しみな記録が多い。

さて一方でこんな残念なニュースも。
北京オリンピックのジャマイカ400mリレー走の金メダルが一部選手のドーピングで剥奪。

これによりウサイン・ボルトの不滅クラスの記録
オリンピックでの100m走, 200m走, 400mリレー走の3連覇による金メダル9個に傷がつく事に・・・・

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6228476

スポーツ、特に陸上競技は常にドーピングとの戦いの歴史とも言える。
例えば2000年のシドニーオリンピックで金3個を獲得した女子短距離走のマリオン・ジョーンズ、
2008年にドーピングを認めて全メダルを返還した際、あの圧倒的な強さを目の当たりにした人達の衝撃は大きかった。

そのほかにも僕ら世代と言えば、忘れられないのがベン・ジョンソン。
1988年ソウルオリンピックで当時としては考えられない脅威のタイム9.79でカール・ルイスを蹴散らし、数日後にドーピング陽性が報道された事は良く覚えている。

だがこれらの例はまだドーピングと明確に判明している一方で、
実は陸上には「疑惑の記録」が非常に多い。

https://matome.naver.jp/odai/2137658175626743801
https://matome.naver.jp/odai/2137662860042716601

有名なのはやっぱりフローレンス・ジョイナーが1988年に出した100mの10秒49、
次点のカーメリタ・ジーターが2009年に出した記録からも0.15秒もの開きがあり、
2016年になっても破られる気配が全く無い。

そして彼女の声や急激に体つきの変化から「ほぼ黒」と言われている。
・・・・が38歳での急死により、今後もはや証明は難しい状況だろう。

他にも80年代女子にはとにかく凄い記録が目白押し、
この時期はロシアや東ドイツといった東欧諸国の一部で国ぐるみの組織的ドーピングが横行していたと言われており、その副産物という見方は非常に強い。

中でも特にすごいのが女子の円盤投げ。
何が凄いかと言えば

男子の歴代記録ベスト3
1 74m08 ユルゲン・シュルト 東ドイツ
2 73m88 ウィルギリウス・アレクナ リトアニア
3 73m38 ゲルド・カンテル エストニア

女子の歴代記録ベスト3
1 76m80 ガブリエレ・ラインシュ 東ドイツ
2 74m56 ズデンカ・シルハバ チェコ
2 74m56 イルケ・ヴィルダ 東ドイツ

念のために言っておくと、女子と男子を誤記とかはしていない。
まあ女子と男子では円盤の重さが違うらしいのだが、
世界記録十傑が全て80年代である事も考えると、もはや疑惑の域をこえてないだろうか・・・
と言いつつも、今となってはもはや証明する術もほとんどない。これはもう水掛け論にしかならないだろう。

まあスポーツファンの僕としては、勝負にケチがつく所だけは本当にみたくない。
ツール・ド・フランス7連覇の偉業達成したランス・アームストロング、
MLB史上最高の選手バリー・ボンズ、
その他諸々、、、、、

願わくば、冒頭のロジャー・フェデラーとかウサイン・ボルトとかマイケル・フェルプスとかあたりが、
10年後にドーピング発覚というファンとして悲しすぎる事態がこれ以上起きない事を祈るばかり、、、(*・ω・)