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2017年7月10日月曜日

第16期雀王戦Aリーグも後半戦に差し掛かり

第16期雀王戦Aリーグも10節中6節が終了しいよいよ終盤戦に突入しつつある。

https://twitter.com/ClubNPM/status/883994755041972224

まあいくつかのトピックはあるが、
やはり一番注目されていると思われる点の一つは鈴木達也の不調だろう(*・ω・)

Aリーグ在籍15期(鍛冶田さんと並ぶ歴代1位)
雀王4回(鈴木たろうと並ぶ歴代1位)、
鈴木たろうと並んで協会最強と呼ばれてきた彼がここまでの不調におちいっている姿は僕の記憶をたどっても久しくない。

そしてやはり今まで協会の雀王決定戦における数々の名勝負を思い出すと、
達也さんが大きくかかわった物が多い。
ちょっとここで僕の中で特に印象的だった回を二つ紹介しよう
※なんかこんな回顧録みたいなの書くと、既に達也さんが降級してしまったみたいでイヤではあるがw

①第6期雀王位決定戦
http://npm2001.com/jannou/kansenki/6-jannou-2.html


最終半荘開始時点で全員に優勝の可能性があった雀王戦決勝史上に残る名勝負、
最終局前では五十嵐代表と達也さんの壮絶なデッドヒートとなったが、
親の五十嵐代表が達也さんから5800を直撃し勝負あり!
・・・と思った直後、達也さんが起死回生の4000-8000で逆転優勝。

ちなみに後日、五十嵐代表が
「あんな展開で逆転してくるヤツと決勝はやりたくない・・・もしも今後決勝面子を選択できる立場になったら率先して達也を落とすまであるw」
と苦笑いしながら愚痴っていた^^;

②第7期雀王位決定戦
http://npm2001.com/jannou/kansenki/7-jannou-4.html


たろうさんの最終戦、最終局の選択と苦悩がピックアップされがちなこの決勝だが、
達也さんが3日目まで首位を独走する小倉孝を追い詰め、一時的にまくったこの戦い、
敗れたとはいえ僕の中では文句無く彼のベストバウトの一つである。
最終日の達也さんの小倉に対するプレッシャーのかけ方、その戦術の多彩さと的確さは本当に「見事」の一言だった。この決勝を見て本当に達也さんの凄さを目の当たりにしたし、自分の麻雀にも大きな刺激を貰った。
もしもこの決勝が実際の数年後、つまりニコ生動画配信等が開始されている時期に行われていれば、もっと多くの競技麻雀ファンに鈴木達也の凄さを知らしめていただろうな、とかたまに考えたりする。

そして終わった後のスピーチにて達也さんが「来年は文句のつきようがない完璧な内容で優勝する」と宣言し、それを本当に実現した事にはただただ尊敬の意しかわかなかった。


さて改めて、
そんな達也さんが不在のAリーグというのは僕はもちろんファンにとってもちょっと考えられない点が多いのが現状だろう。
まあ無論Aリーグはまだ半分近く残っているし、ここからの巻き返しは十分に考えられる。
が、しかし約二ヶ月後の最終節終了時ついに協会の歴史に一つ大きな変化が訪れることとなるのか、その動向に多くのファンおよび協会員が注目している事は間違いない。





個人的にはやっぱり残留して欲しい。
僕自身、というか多くの協会員にとって、
「いつかAリーグに行って、たろう・達也と戦ってみたい」というのは一種の目標である。
それは今後も大きな目標として存在して欲しい、とか自分勝手な願望を思い描く次第である。

●おまけ
そんな達也さんについて私的なエピソードとか何か書こうと思ったのだが、
僕はぶっちゃけ同じ団体に15年位いながら個人的な交流がほとんどなく、
紹介できるような特別なエピソードとかは特にありませんでした( ω-、)
というか大体の選手とはそれなりの交流あるんだけど、達也さんと伊達さんはとにかく接点薄い。我ながら・・・・

これを読んだ達也さんからの「そのうち一緒に飲みにいこう!」とかの誘いをお待ちしてます!キリッ
・・・・本当に来たらそれはそれでひよる、それが武中クオリティw