第一節の同卓者は渋川難波・吉田基成・矢島学の3人。
僕の着順は1423のサイクルヒットで▲7.7
まあ可も無く不可も無し、って所ですね。
https://twitter.com/ClubNPM/status/980375208933523456
今節についていえば特に大きく後悔してる半荘も無し^^;
というか、極端なまでに大物手和了が出捲くる展開が多かったしリーチ等も早かったので、微妙な判断を必要とされるポイントが少なかった、が正確^^;
たとえば1回戦は8000を2回、12000を1回和了し、しかも放銃0だったけど、他家のツモで削られまくって36500点の薄氷トップ。
そして2回戦は放銃0でも5800点のラス。
放銃0=ミス無しとかいうのは浅はかな考えなのだけど、
それとは別にして「この半荘はどうあがいても無理」と思う回は普通にあるわけで^^;
ただまあ全体的としてはそれなりに勝負手があがれる展開でした。
僕以上に渋川・吉田があがりまくってたからポイントはのびなかった、という所^^;
そして僕よりあがれなかったヒゲ@矢島は(ry
一番印象的だったのは4回戦 南1局
親番の渋川が40000少々のトップ。
それを28000ほどで僕が追いかけていた中、
6巡目にその渋川が⑥ポンして打⑤とした
■■■■■■■■■■ ⑥⑥⑥(ポン) ドラ一
・・・たったの数秒で一気に卓が凍り付いたのが良く分かった。
ドラは一、よってタンヤオなら高いケースはない。
そしてピンズの染め手にもあまり見えない河だった。
でもこの点棒状況で躊躇なく⑤⑥⑥のターツをいきなり副露する手、安いはずがない。
これがフリー雀荘とかだったらさして気にもとめないが、リーグ戦ともなるとA級クラスの警戒度となる。
「役牌絡みのトイトイ?」
とか打点の可能性を考えて何をもってオリるかを前提に考えていたが、
直後に矢島が打ったオタ風の西であっさり手が倒される
八八八222999西 ⑥⑥⑥(ポン) ロン西 ドラ一
速攻でトップをほぼ決める12000。
「バカヅキ野郎・・・」と思いながら自分が刺さらなくてよかったとほっと一息。
でもそれと同時に、先ほどの凍った卓上の空気感を思い出し、
「ああ、今年も始まったんだなあ・・・」と改めて実感したのであった。
一人の挙動に対して、
場の全員が同じような空気感を共有し、
時には目的をもって連携する、
これはやっぱり「情報にある程度の信頼性が置ける状況」でないと実現できない。
この前提をクリアするのって多分世間の人達が想像する以上に難しい。
僕自身は、巷のフリーやオープン大会では不可能である
だってその人達と麻雀を打つ機会は多くあるが、麻雀を分析したり討論する機会なんて無いのだから。
※というかリーグ戦ですら良く解らない相手は一杯いるけどね^^;
辛辣に本音言っちゃうと、
世間の多くの打ち手は(麻雀プロも含めて)、
自分勝手にお互いの雀力を「解ったつもりでいる」状態なのである。
特に「自分はそれなりには打てると思ってる」という良く解らない自称中級者以上理論
そして「一緒によく打つAさんはそれなりに打てる」という良くわからない隣人中級者以上理論、
基本的には勘違いのケースが多い。
これは別にその人に問題があるとかではなく、
麻雀というのが多くの情報非公開部分をもっている故、しょうがないのである。
実際麻雀は相手の一部を把握するだけでも恐ろしい時間がかかる。
将棋や囲碁のように盤面のすべてが見えているゲームのほうがこれは遥かに簡単だろう。
まあ話がそれたが、
そんな日常では味わい難い空気、これを今年もいっぱい味わいたい。
できればそして勝ちたい、
終わった後に改めて今年の戦いに対して意気込んだのであった。
しかし、、、、
RTDリーグの影響なのか、
近年見たことがないくらいに一般女性観戦者が多かった(いや、実はプロの人達なのかもだけどw)。
こっちの卓にも何人か観戦に来ていた。
男としちゃ「ちょっと良い所見せてやるか。キリッ」
とか思うとこである。
ところが
3回戦に吉田に南4局で捲られトップ奪還されて萎える姿をしっかり見られただけだった。
そして4回戦、
東1局から突っ走る渋川を前にただただオリてるをひたすらに見学されていただけだった。
しかし、渋川の親番が流れた直後、ついに私にも起死回生の手がはいる。
親の吉田にリーチを受けた同巡
⑥⑥⑥⑦⑦222南南北北北 ドラ忘れた
リーチをかぶせに行く。
南はちょっと前に一枚切れたばっかり、
高確率でヤマにいるし渋川・矢島が出す可能性もある。
「遊びは終わりだ!( ・`д・´)キリッ
ギャラリーの子達、俺のこの手を見てドキドキするがいいさ!!」
とか思ってちょっと周りを見てみる。
渋川が東1局で突っ走しった為もうトップがほぼ確定したと思ったのか、
さっきまでいたギャラリーは既にもういなくなっていた
ワシ「・・・・( ^ω^)ノ ペチッ 六」
吉田「ロン、2000点」
うむ。
このタイミングでギャラリーが0になる点、
そして南とかカッコよくツモれない点、
このあたりが万年Bリーガーの所以ですね。キリリッ
いいんだ。
誰も見て無くても。
僕なんてどうせ(T_T)
とか思っていじけながら点棒を払ったのでありました。
結局3着で終わってとぼとぼ卓を離れた直後
松浦「いやー、惜しかったですね。四暗刻」
・・・・見てる人いたのか。誰も見てないと思ってたのに。
ありがとう。見ててくれてて。
”どうせなら女の子が良かった”とか思ってないよ。
今後も松浦の為に僕は頑張るよ。
でも良く考えてみたら、こいつ同じリーグの対局者だった。
とまあ色々とあった一日でありました。
次節は5/12(土)、5/13(日)にて連日対局です。
RTD見て松本や鈴木達也に興味をもった方、ぜひご観戦をどうぞ!無料です!
ついでに僕もいます!キリッ
がんばろ