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2018年10月3日水曜日

Mリーグを見て「麻雀」に興味を持ち始めた方に何を勧めるか考えてみた

いよいよ開幕したMリーグ。
既にネットとかで色々な意見が伺えるけど、
ちょっと目を引いたのが「麻雀の役説明とかをしてほしい」といった、いわば「初心者向けアプローチ」の部分についての意見。

まあ実際、
「対局放送は初心者には向いていないコンテンツ」
という根本的な事実があると思う。
くるくる回るカメラとスピーディーな進行、
多分どんな補足をしたってこれで麻雀を覚える媒体とするのは無理だろう。
なので「Mリーグは初心者でもわかりやすい方法を検討すべき」って意見は僕の中ではちょっと微妙。
「コンテンツ」というやつにはそれぞれのターゲットがある。全員をターゲットにするものなんてありえない。

ただまあ、
「これを見た人が麻雀に多少なりとも興味を持つコンテンツにする」って点での工夫はこれからの課題かなあ、とも思う。
この点は格闘技やスポーツはやっぱりとっつきやすさがあるし、そこと比べられるのは正直にきつい点もある。

まあ、「和了時の手役表示」「テンパイ時の待ち表示」あたりを検討するのはありかもなあ、とは思った。
高打点テンパイ時は「満貫確定」「跳満確定」とかのテロップ演出はあってもいいかもだし。
リアルタイム故に限界あるかもだけど。

しかしまあそれを置いとくとしても、
やはりMリーグが世間で注目を集める一方で、
「麻雀に興味を持った人がさらに興味を持つコンテンツ」
「初心者がルールを覚える為のコンテンツ」
これが何か?というのを業界として整理した方がいいかもなあ、とも思ったここ数日。
実際に僕とかはもう麻雀にどっぷりつかりすぎてて、これを聞かれても回答ができない部分が多い。

まあ個人的な意見を言えば、
やはり乗っかり部分としてお勧めするのは「麻雀漫画」および「麻雀アニメ」だろう。
このブログでもいくつかの麻雀漫画を以下のように紹介してきたが、
http://susumutakenaka.blogspot.com/p/blog-page_57.html

「ちょっとだけ興味持った人」にお勧めするなら
①哲也-雀聖と呼ばれた男
https://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/05/blog-post_12.html

②咲 -Saki-
https://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/02/1-saki.html

この2作品かなあ。
両方ともテイストがかなり違う作品なので、
ぱっと絵を見て興味持った方を読んでもらえれば^^;
アニメ化もしているのでYoutubeとかで検索すりゃ出てくるかと。

そして「最低限のルールを覚えたい」という人向けに何が良いか?という点。
まあ今のご時世ならまずネットの無料コンテンツがある。
①活字での情報
まずは最低限は文字で読んでみる必要はやはりあるかと。
ぱっとネット探してあった麻雀入門コンテンツ。
・初心者のための麻雀講座
対話型の文章で非常にわかりやすい内容です。お勧め。
http://www2.odn.ne.jp/~cbm15900/html/n0.html

②アプリ
最近の人は結構アプリで覚えた人が多いみたい。

・麻雀 VirtualTENHO-G!
「ピンフを作れ!」「混一色を作れ!」みたいなモードがあるらしい
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.bustercurry.virtualtenho_g

・闘龍 麻雀入門編
完全初心者向け
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.crossfield.mahjongbeginner

・MJアプリ
「トレーニングモードで麻雀覚えた」って意見が多かったです
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.sega.am2.MJMobile

んー、
ただやっぱいずれのアプリも僕はつかった事ないので、
いつかちょっと見てみてそれぞれの感触をまとめた記事でも書くかなあ。
僕はちなみに
①親戚に簡単にルールを教えてもらって牌に触れて軽く遊んだ
②入門書を買って読んだ
③家族麻雀を年数回 + ゲーセン
って感じで麻雀に入りました。

だからこそ
深く考えずに麻雀教室とか一回行ってみるとか、
もしくは知人に「麻雀打ってみたいのでルール知ってるなら教えて」って言ってみるとか。
とにかく実際の牌に最初に触れてみるのがいいかなあ、とは思う。
まず楽しさに触れないと興味もわかないですからね。
そのあとでとにかく打ちたいならネット麻雀があるけど、最初は対人をやってみるのを個人的にはすすめます^^;



なんか誰をターゲットにしてるか良く解らない記事になってきたけど、
業界として、個人としても「麻雀に興味持ったならまずこれ見て!」と言えるものをまとめておく大事さ、
Mリーグからの世間の反応みてちょっとだけその大事さを考えた。
というお話。

まあぶっちゃけ僕自身は、麻雀の普及って奴にバリバリ熱心に活動してきた人間じゃない。
そもそも「初心者に麻雀教える」のと「慣れてる人に技術を教える」ってのは全然求められるスキルも違う。
初心者向け教室の先生やってるプロとかはそれに特化したスキルも持ってるのです。
それを麻雀プロ全員が身に着ける必要があるか?と言われりゃそれもちょっと僕の中では否。
たとえばMリーグのトップ21人の使命は麻雀を打ってる姿を見せる事、それを通して興味を持ってもらう事であり、
彼らが初心者に教える技術を身に着けるとしたらそれは第一線から退くときでいいと思うし。
「望遠鏡は顕微鏡の役目も果たすべき」っていうのは違うでしょ?

実際にこの業界見てて
「打ち手としては一流だけど教え手としては二流」という人も、
「打ち手としては二流だけど教えてとしては一流」という人もいます。
麻雀界が村社会ゆえに誤解してる人もいるけど、全員がすべてのスキルを持つ必要はないと僕は思ってて。

まあ勿論全員が全スキル持てれば理想ではありますけどね^^;