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2018年6月20日水曜日

他業種の著名人が麻雀プロになる事について その1

近年、
他業界で活躍している方々が麻雀プロ資格を取ってリーグ戦に出るケースが増えている。

代表的な所を言えば
パチスロライターの沖ヒカルさん
経済評論家の勝間和代さん
漫画家の浜田ブリトニーさん

わが団体でも
現役アイドルの天月ミクさんとか、
現役グラドルの篠原冴美さんとか、
昨年に人狼舞台「TLPT」のアリスン役、吉成由貴さんがRMUに入会したのも驚いたな。
わが団体の大崎初音が麻雀プロから人狼TLPTへと参入はしていたが、
逆輸入(?)がついに出たか、と。

そして先日、
JRAにて1900勝を挙げた往年の名騎手 藤田伸二さんも麻雀プロ試験受験を表明。
これは本当に驚いた。僕が競馬好きだった学生時代に神のような存在だった方までこの業界に、と。
https://twitter.com/FujitaOfficial/status/1009172968121950208

ちなみにどうでもいいトリビア
・僕の双子の兄は藤田騎手のファンだった
・当日本プロ麻雀協会にはJRA騎 吉田豊さんの従弟がいる。

思えば10数年前に芸能事務所属の女性だった和泉由希子さんが麻雀プロになった時には話題を呼んだが、今ではそういった存在も結構ざらになっている。

そしてその時期から遥か以前より「麻雀界に積極的に絡むタレントとか他業界の方々」は昔からちょくちょくいた。
萩原聖人さんとかその典型だろう。

大体は
プロ資格とらずに部外者として絡む形だったり、
プロ資格は持てど「テレビとかでしか見たことない」って人とかだったが(まあ私がたまたま機会なかっただけなのかもだが(*・ω・))。
だが上記に実名あげた団体員の方々はリーグ戦参加とか、
麻雀関連の放送やったり店出したりとか、
かなり積極的に業界に関わっている印象がある。

さて正直に僕は
「他業界の著名人が麻雀プロ業界に介入する」という事に5年ほど前までは嫌悪感の方が強かった。
まあ知名度をもとに麻雀番組に出たりしてくれる点ではありがたかったのだが、
とにかく「自分は麻雀プロ顔負けの実力だ。キリッ」という自己主張がしたいだけに見えた点が大きい。

僕の偏見なのかもだが。
部外のお客さん(=こちらは何も言えない)という立場からこの業界に関わり続けると、
そういった思考が生まれるのは本人だけの責任ではないとは思いつつ、
とにかく“プロ顔負け”を自称して、
飲みの席とかで麻雀武勇伝とかを語る姿にげんなりした記憶も多い。

以前以下記事で理由を書いたが、
99.99%の場合において、
経験をつんだ麻雀プロや雀荘メンバー経験者と一般愛好家レベルで麻雀楽しんだ人とでは、麻雀の知識も経験も技術も比較にならない。
※まあ実力と結果が直結しない麻雀のゲーム性ゆえにその差が見えにくい訳だが。
http://susumutakenaka.blogspot.com/2016/11/2_20.html

そういう意味ではぶっちゃけ「メンバーや麻雀プロに麻雀の自慢話をする」というのは
「海外旅行十回程度の一般客が、国際線のフライトアテンダントに海外旅行の自慢する」位の行為なのだが、
にもかかわらずそういった自慢話は麻雀界ではよく見られる光景であり、著名な人にやられて( ´△`)となってしまった訳で。

 だからこそ上記の方々みたいに最下層リーグとかに出る著名人が現れたのには本当に驚いたし、
「真面目に競技をやってみたい」と考えてくれるのは長く業界にいる身として嬉しい事だし、
業界のファン層拡大にもなる、
そう思って最近は積極的に受け入れる事に賛成派である。

やる気もって勉強してくれてる人も多いと見受けている。
最近だと驚いたのは同団体だと篠原さんですかね。
協会女流の特別対局たまたま見てて、その振り返りブログとか読んで、視点の良さに。
https://ameblo.jp/dreamgrant/entry-12347443837.html

そして近年で一番麻雀界に大きな影響を持っているのが
サイバーエージェント社の藤田社長、
実際にお会いして話しても、
メディアでの言動を見ても
「麻雀プロの技術に対するリスペクト」
「麻雀と競技麻雀に対する愛情」
これらが随所にうかがえる事にビックリしたわけで。
「本当の成功者ってやっぱ人間としての器も違うのか・・・・」と思ったし、
麻雀界を良い方に持っていってくれているその姿は本当に業界人として嬉しく思う。

正直に言えば、
藤田社長が最強戦を取った時
「また麻雀プロにリスペクトを示ずに自慢話する著名人が増える、、、、」と素で考え、
決勝始まる時、心のそこから「社長だけは優勝するな」と思っておりました(*・ω・)
それが今や社長が優勝したおかげで、業界にこんな変革期が訪れるとは思わなかったのです。
こんな麻雀界の末端の一員のブログ読むとは思えないけど、もし社長がこのブログ見て不快に思ったなら、次お会いしたときは熱く焼き焦げた鉄板の上で土下座を(ry

とまあ色々と書きましたが
近年の著名な方々が本当の興味をもってこの業界に触れている姿はやっぱり嬉しい。
今後もそういった人が増えてほしい。

とまあ、
いい点を色々と書いた一方で、
選手目線で逆の点を考える事も無論あるわけで、
それに続きます。
いやすぐには続かないかもだけど、そのうちに。

2018年6月18日月曜日

麻雀漫画について書いてみる⑯ 雀鬼サマへの道

今日紹介するのは1996年~2002年に「近代麻雀 ゴールド」にて連載されていた谷口亜夢先生の「雀鬼サマへの道 」
※画像をクリックするとkindleに飛びます

今30歳前後の人には「雀鬼流」についてほとんど知らない人が多いと思うが、
僕がプロになった10数年前、雀鬼流は業界内で高い知名度と人気を誇っているコンテンツだった記憶がある。

竹書房が雀鬼流をメインに扱った月刊誌「近代麻雀 ゴールド」を発行し、
その中で雀鬼について扱っている漫画やレポートも数多く取り広げられ、
雀鬼こと桜井章一氏や雀鬼流四天王、
雀鬼流のリーグ戦についての情報は毎月入ってきていた。

この漫画はそんな雀鬼流に魅せられた谷口先生が、
雀鬼流道場「牌の音」に通い、そこでの体験や知識を基に書いた漫画である。


雀鬼流についての説明、
その中で戦略や桜井氏の考え方、
これらが内容の大半の雀鬼流入門書的な漫画でありながら、
コミカルな絵と所々の笑いを交えた柔らかい作調であり、
巷の一般麻雀ファンにはちょっととっつきにくい感のあった「雀鬼流」のファン層拡大に貢献した作品、と個人的には思っている。
実は僕もこの作品を入り口に雀鬼流にちょっとだけ興味を持ち、下北沢の「牌の音」に足を運んだ。
当時の道場長だった村瀬さんのお人柄もあって結構「面白い」と感じてその後も6、7回は通ったっけな
※そこからとある事がきっかけで通うの辞めました。これも含めて牌の音についての思い出は別記事でちょっと書こうかな


さて上述の通りこの漫画の内容の大半は雀鬼流のルールおよび桜井氏の麻雀に対する見解である。
雀鬼流のルールの主な特徴が以下の通り
① 第一打の字牌切り禁止
② 聴牌までドラ切り禁止
③ マルAを意識した南2局以降の打牌制約
それ自体が巷の麻雀とかけ離れている点が多いので、書いてる内容もそれとかけ離れた点が多い。
というかこれを差し引いても麻雀の「責任」や「流れ」って観点が強い作風は「読んだら麻雀強くなる」とは、僕の目線からするとお世辞にも言えない^^;
土田先生の大ファンとか、とにかく麻雀のオカルト論が大好きな人は読んでて面白いかもだが、「強くなりたい」と思ってる麻雀初心者・中級者に勧めるかと聞かれると僕としてはNOである。。

ただ競技選手等が「知識の幅拡大」と考えて読むのは悪くないかもな、と思ったりもする。
現代は色々な理論が発達し、それをネットから手軽に拾える中で「自分の知識から大きく外れた考え方」って奴にひたすら拒絶反応を示す若手が多いけど、
以前に以下記事でも書いた通り、「更なる上達」ってものを目指す人が自分のフィールドから明らかに一線を画した異なる考え方に触れる事は結構大事ではある。
まあこの漫画の場合は、「外れすぎてる」って可能性もあるがw
https://susumutakenaka.blogspot.com/2018/04/blog-post_30.html

更に言えば麻雀の心がまえとかについてあながち間違ってないと僕が思う点は多い。
参考までにその一コマ
全体的に自身を「初心者」とこき下ろし、桜井氏を「神様」として表現した上でのコミカルな表現は漫画としても面白いです。
まあこの記事書いた理由の一つが、現在kindleで全巻読み放題だった事を先日知ったからなので、興味のある人は知識拡大の為にも読んでみてください^^

僕も改めて今回の記事書く上で全体読み返したんだけど、
4巻、5巻は実践譜を元にした桜井氏の各打ち手へのダメ出し(主に各自の配牌とそれをベースに描くべき構想についての見解)が細かく書かれていて、
この部分が特にお勧めです。

雀鬼流の特殊ルールゆえの対応とか、オカルト的な見解とかが入ってますけど、
それを差し引いても参考になる色々な見解が含まれていて、
特に「配牌とった後に考えるべき事が何かよくわからない」って中級者位の人は読んで参考になるかと。
でもこの作品の内容をすべて鵜呑みにしてしまうのだけは勧めません。あしからずw

ちなみにこのブログでも麻雀上達するための「考え方」って点は色々と書いて以下にまとめているので、それも参考までに!w
http://susumutakenaka.blogspot.com/p/blog-page_78.html

●まとめ:麻雀漫画について書いてみる
http://susumutakenaka.blogspot.com/p/blog-page_57.html

2018年6月15日金曜日

丸の内サディスティック

女性シンガーソングライターである椎名林檎の「丸の内サディステック」という曲がある。

ずっと憧れていた大都会東京に上京したOL、
だたつまらない仕事と平行線の給料の中で悶々とした毎日に押しつぶされそうになる中、
唯一の趣味である音楽に癒されながら、
やがてパブでバイトをはじめ、
人生に倦怠感を感じながらも生きていく、
そんな鬱々とした大都会に生きる女性の日常を椎名林檎らしい散文的な歌詞とノスタルジックなメロディーで奏でた名曲である。


つい先日、ふとした事で珍しく麻雀関係以外の若い子と酒を飲む機会があった。
んで飲み会の場所に丸の内を指定され、ふとこの曲の事が頭にうかんだわけである。
まあ長い間麻雀業界で生きてると、
若い子と知り合う機会はそれなりに増えるが、麻雀やってない人と仲良くなる機会があまりないw
いや会社で社交性とかもっと頑張って発揮すれば作れるかもだが、話があわないんだもん・・・
というか「麻雀プロ業界に話が合う人が多すぎるゆえに会社で社交性を発揮しない」というのは、
会社員麻雀プロによくみられる特徴の一つであるw

んでまあ徒然と色々な話をしたが特にそんなに斬新な内容があったわけでもなかった^^;
仕事への悶々とした感覚、
趣味の話、
身の回りの人へのちょっとした悪口、
「モテるでしょ?」と聞くと「全然です」という回答、
そして椎名林檎が表現したような日々に対する漠然とした感覚、
同年代の人達が心に抱えてる事なんて似たようなものかもな、、、と思ったわけだ。
ただ麻雀界の若い子達は独特の悩み抱えてるケースは多かったりする印象があるが^^;

そして物凄く健全に21時解散とかになった。
別にガッカリとかは(ry


そのまま帰るのもなんか早いなと思ったので、
帰りに一人で久々に「丸の内ブリックススクエア」に立ち寄った。
自分が「代々木ヴィレッジ」と並んで都内で特に気に入っている空間である。

週末の夜に思い思いの時間を過ごしている人たちと綺麗な街並みを見ながら、
さきほどまでの話を思い出し、「麻雀プロやってなかったら自分はどんな生活送ってたかな・・・・」という点をちょっと考えていた。
まあやはり麻雀プロをやっていない純社会人と話をすると、この事を思い浮かべる事が多い。

、、、だが考えれば考えるほど武中進の人生は麻雀プロって道を避けることができた気がしないのであるw
21歳の時に大学の留年が決まり(1単位足らず)、
どうせなら余った時間を使って何かやろうと日本プロ麻雀協会の門を叩いた。
もし留年してなかったら多分この時には麻雀プロにはならなかっただろう。ただその数年後にはなってたと思うw

既にフリー雀荘にも行って一人で平然と麻雀打ってた麻雀バカが、
社会人として持て余している時間を使って競技麻雀をやり始める姿は想像に難くない。

でもその場合は大浜とか宮崎とか蔵あたりが「先輩」とかいう精神的によろしくない構図が想像できるし、そういう意味では「早めになっといてよかった」位の感覚しかない。
まあ「早すぎたかも」と後悔する点も多少はあるがw、結局は多少の形は違えど似たようなルートを通ったんじゃないかな、とか思う。
そんな事を考えながら散歩を終えて一人丸の内線に乗って帰路についた。

さて、
この時期の会社員麻雀プロは平日が終われば土日は大体対局である。
今週末も頑張ろうか。
土曜はリーグ戦前半折り返しの第5節、勝負所。
そして日曜日はAリーグ解説、久々である。
解説の放送URLは以下です。
是非ご視聴とTSを^^

ニコ生 http://live.nicovideo.jp/gate/lv313602112
Fresh! https://freshlive.tv/threearrows-ch/214542

ちなみに話を聞いてわかったのだが、
どうもその子は丸の内で働いているわけでなく、たまたま通勤経路的にここが良かっただけだったらしい。丸の内サディスティックじゃなかった・・・
あと文中でその子の性別については名言を控えている点も察して頂け(ry