麻雀とはラーメンやカレーのような大衆食で、
囲碁や将棋というのは高級フランス料理や日本料理に近い
両者は求められる質にも価格にも当然差があるし、
専門家と呼ばれる人に求められる物も違えば、扱われ方も違う。
そう思っている。
以前に書いた以下記事からの引用である。
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/04/1.html
麻雀というのは強者が勝つゲームではない。
そんな事は割り切っている。
早い話「努力した分だけ報われたい」と考える勤勉な人、
「強い人が必ず勝つべき」という真摯な考えの人、
これらは競技麻雀なんてやるべきじゃないし見るべきじゃない、とさえ思う。
気軽さ
スピード感
理不尽さとの戯れ
競技麻雀の醍醐味はここらへんであり、
負けることすら日常の一部として甘受できなければ麻雀プロはつづけられない。
でもだからと言って「負けて悔しい」という思いが消える事はないのも事実である。
何が言いたいかというと、
先日から行われているAbemaTVの「麻雀駅伝」についてだ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170717-00010014-abema-ent
【3日目終了時 チーム結果】
1位 アマチュア連合+297.3
2位 最高位戦日本プロ麻雀協会+10.1
3位 日本プロ麻雀協会▲61.5
4位 日本プロ麻雀連盟▲247.9
正直に最終戦待たずしてほぼプロ勢の負け確定だろう。
アマチュア軍団にプロが負ける事を恥ずべき事とは思わない。
というかそんな事言ってたら麻雀とかやってられない。
それでも「口惜しい」というのが正直な本音である。
早い話、長期戦ならおそらくプロ団体が圧勝する、それが僕の私見(プラス負け惜しみ)だ。
技術力にはさすがに差がある。
※藤田社長とアサピンは除くとして。
でもまた麻雀のゲーム性を良く知らない人達から「麻雀プロなんて大した事ない」って話がぽつぽつ出る事を考えると正直に口惜しい。
まあそれは日常茶飯事なので我慢できるが
確率的にはこっちの勝つ目が高い、と競技選手の視点から自信を持っていえる事、
にもかかわらずここまでの大舞台で逆の目が出てしまうであろう事、
「お前の目が節穴だ。未熟者」
と言われるならまだよいのだが、
「麻雀なんて所詮その程度のゲームだよ」
って神様が言っているのかもしれない。
そう考えると本当に口惜しい。
そんな事思うのであった。
しかし五十嵐代表が断髪か。
僕は協会に入ってそれなりに長い。そしてそれは代表に長くお世話になっている事も意味している。
日本プロ麻雀協会は麻雀に対する意見を先輩・後輩関係なく自由にぶつけあう気風が強い団体だと思う。そしてそれは代表の人となり、麻雀に対する貪欲さ、これらが良い方向に影響していると思うのだ。
代表今までありがとうございました。
今の我々が、協会があるのは代表の力がある事を思い、感謝をしつつ、
髪にハサミ、もしくはバリカンを入れたいと思います。
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どうせやるなら
相撲取りの引退式みたいに一人一人髪切ってくスタイルで断髪式やるのかとおもってたけど、
AbemaTVさんかスリアロさん、是非企画をいかがでしょうか^^
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五十嵐代表ごめんなさい
念のために書いとくと、代表は引退はしません。
というか坊主になるかも僕は良く知りませんw
さて改めてファイナルラウンドも見届けよう。
協会の、そして麻雀プロの意地に期待したい次第だ。
そして次こそは協会が勝つ!次あればだけど!以上!!w
https://abema.tv/channels/mahjong/slots/AUCXNC8RkV8GfH