さて、土日はリーグ戦連日対局でした。
二日間で1-4-3-3-2-1-2-2
【詳細】
1着 オーラスに4→1の和了
4着 東場に8000和了後、超小場になりノー放銃から21500点のラス
3着 命からがら
3着 命からがら
2着 オーラスに4→2の和了
1着 南場でトップ確定クラスの4巡目3面待ちが流局とかでキリキリ。
2着 南3,4局で競り負け
2着 南場で競り負け(100点差という悲劇)
合計でジャスト+40、
トータルは+30ちょいで今ちょうど真ん中あたりみたいですね。
まあとりあえず前半の山場の一つを無難に終わらせることができたといえばそうですが、
最後の2回は結構あつい競り負けだっただけに悲しさは残る・・・
https://twitter.com/ClubNPM/status/995573543919173632
まだ序盤、
特に「昇級」についていえば、+300オーバーの渋川・清田だって安泰とは全く言い難い。というか降級だってする時もある。
が、まあ多少なりとものアドバンテージとビハインド、これが生まれたのも事実。
特にマイナスをおった人々の頭にちらつく降級への恐怖はやはり強いのは良く解る。
終了後の飲みの席で、今の自分の麻雀についての悩みを打ち明ける人がちらほらいた姿もあったりした。
さて個人的にちょっと印象的だったのが、
この二日間とも同卓だったインテリヤクザこと松本吉弘についてである。
まあ去年からの同卓や3月の發王戦決勝、そしてRTDを見ていて感じてはいたのだが、
改めてこの二日間での後ろ見や同卓をして「1年前から雀風がガラっと変わったな・・・」と印象を受けた。
以前に彼が發王戦優勝した時の記事
https://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/02/blog-post_6.html
この時の彼がとにかく細かい判断と和了を繰り返す手数重視タイプだったのに対して、
現在は明らかに打点側にシフトしたスタイルへと移行し、
「1年前には想像しなかった選択だ」という打牌もあった。
まあこれは珍しい事ではない。
かくいう僕も10年以上前はバリバリの速攻派だったし、
競技をするうえで色々な情報を自分の中で精査する中で本人の意識の有無にかかわらず打風とは自然と変わる。
ただ彼の年齢を考えると、
おそらくこれが「競技生活の中で多きく打風が変わった初めての転換期」じゃなかろうかと思うわけで、
そしてそうなるとちょっとだけ懸念なのが「全体のバランスを維持できてるか」という点である。
打風という物を変えるとき、
この中で大事なのが「変えるべき部分」「変えるべきでない部分」というやつを見極めるスキル、そして全体のバランスを保つスキルになる。
まあ別に長く競技やってもいまだに悩ましいテーマではあるけど、
その中での打風変更の経験は、そういった根幹を見極めて保つスキルも磨いてくれるのだ。
そして松本について言えば、
卓越したセンスをもっている事は言うまでもない一方で、
まだ浅い経験をどれ位センスでカバーできてるか、というところに懸念を覚えた。
「おそらく競技で初めての大きな転換期としたら、根幹のバランスを崩してないといいんだけどな・・・」
2日間で展開も苦しかったであろう彼、
よやくむかえた楽にトップをとれそうな展開と思われていた3節2回戦目は千貫の強烈な和了を親っかぶり
567東東東白白白發發中中 一発ツモ 發
フリー雀荘都かも含めて本当に久々にお目にかかったドラ無し13ハン、
12000点を払う苦悶の表情に、上記の懸念もあって色々と心配をしていた。
自分の経験を考えると今非常に苦しい時期なのかもしれないとも思うし、不運も手伝ってこの先くずれてしまったりしないかな、、、、と。
まあ、
その直後の半荘にてあっさり俺のトップ捲りやがったんでもう心配とかするのやめる事にしたがw
そもそも他人の心配とかしてる立場じゃないしね!
さて次のリーグ戦は6月、そして日程変更で5節を先に実施予定。
相手は鈴木達也・渋川難波・浅井堂岐
楽しそうな面子ですね・・・・・
最後ついでにAリーグについても。
https://twitter.com/ClubNPM/status/995635150003163137
前雀王の角谷、前々雀王の木原が苦戦してますね。
そして昨年B1から昇級した3名が好調。
ちょっと気が早い話をすれば須田・下石・堀・金の決勝ってのはちょっと見てみたい気もする。
僕の目から見てたろう・木原・橘・仲林あたりのスタンダードでバランスの良いタイプ、これが皆無の決勝って面白そうだ。
まあ僕は常々たろうさんの麻雀を「スタンダード」って言ってはまわりに「どこが・・・」って言われるんですよね。
その時点で僕の目からみる「スタンダード」ってあてにならないのかもだけどw