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2018年9月18日火曜日

協会の期首順位と大会シードと久々の役満聴牌のお話

9/17(月祝) RMUクラウンの一次予選にいった。
会場で軽く突っ込まれたりもしたが特に今年シードとかはない。

競技団体についてあまり知らない人の為に参考までに書こう。
他の団体の細かいシステムは知らないが日本プロ麻雀協会には「期首順位」という物が存在している。

基本的には以下のようなルールにて、
毎年団体内のランキング数値が各個人に当てがわれているのだ。
① 雀王
② 雀竜
③ 女流雀王
④ G1タイトルホルダー
⑤ 雀王戦Aリーガー(15名)
⑥ 新人王
⑦ 雀竜戦A級(8名)
⑧ 雀王戦B1リーガー(18名)



これに沿って、例えば2018年度の順位はこんな感じである。
※厳密ではなく大体。
1位 金太賢
2位 江崎文郎
3位 朝倉ゆかり
4位 角谷ヨウスケ
5位 鈴木たろう
6位 田内翼
・・・・
21位 中月 裕子
22位 ヨンス
23位 斎藤俊

ちなみに僕は今年度多分35位あたりである。2017年度にB1残留上位だったので。
雀竜戦A級に残留出来てりゃもうちょうい上だったが。(つまり今年度は雀竜A級の大浜・武中兄の方が順位は上)

協会員の各大会(特に他団体主催の物)のシードは基本この順で割り振られる。
んでこれに対して今年度の成績=先日のAリーグ昇級は無関係で、反映は来年度、
まあつまりAリーグに昇級してようが今年のクラウンは勿論これから先のタイトル戦も予選からが基本となるわけだ。


さて冒頭の通りクラウン一次予選に行くと、
そこにいたのは先日一緒にA昇級となった渋川難波だった。
『あれ渋川もここからか(・・;)』
「ああ武中さんもですか。でも浅井さん(今年度順位が俺のちょっとだけ上)には2次シード行ったみたいですよ。」

渋川の順位も俺と大差はない。
つまり自分たちのギリギリ上にて二次予選シードが終わった悲しい事実をここで知る。。。
まあ僕らB1あたりが一番こういうギリギリ線上の立場ともいえるのでこういう事はたまに起きるわけだ。

んでそんなガレナーの悪さから始まった予選。
それが牌にも影響したのか、4着3着といういかんともしがたい展開であっという間に最終戦となった。
7万点以上のトップ取らないとキツイ状況、そして南1局親番も流され絶望に打ちひしがれていた南2局、
ちょっと凄い手が入った。


4巡目にて以下の形
四五③③2233444發發 ドラ 六

現在の点数は38000点ほど。
「こんないい手はさっきの親番で来てほしかった(ーー;)」
と既にガックリしていた中、即座に三をツモって聴牌。
・・・・が条件考えるとドラの六ならまだしもこれを聴牌は取れずにツモ切り。

そして数巡後に出る3をポンして打五
極めて非効率的ゆえに人生で今まで2回しか狙ったことのないとある役満をもうヤケクソ気味に目指す。
四③③22444發發 333(ポン) ドラ 六

そしてなんと次巡で發をアンコにして發・トイトイを聴牌。
③③22444發發 333(ポン) ドラ 六
が、次にもってきた8sで聴牌を崩して打③。
これで済ますつもりなら最初から三ツモで發切るかリーチ打つかしている。

するとなんと次のツモが6!
手牌が見事に緑の牌で一色となった!
2244468發發發 333(ポン) ドラ 六

(ーー;)(ーー;)(ーー;)
がしかし和了牌である7が緑の牌じゃないのであがっても5200どまり。
「出たらさすがにスルーか。早く手替わりしてくれ。。。」

とか思ってたら上家が6を2連発でツモぎりという悲しい状況。そして次巡そのままリーチも受ける。
「あかん。これ7s出たら本当にどうしよ、、、」
とか思っていたのだが、
次のツモでついに念願の聴牌。
2244468發發發 333(ポン) ツモ 8 ドラ 六

6を切って2と8、どっちも緑一色の聴牌。
しかもリーチ者が5切ってて索子も全体的にそこまで高くはない。
「いけるかも、、、」
人生3回目の聴牌にさすがにドキドキしながらドラだろうがなんだろうがのフルプッシュ。
が、あがれず。リーチ者の和了となった。

「せめて放送対局とかだったら面白かったのに・・・」
ギャラリー0の中、屍を晒す事すらできなかった緑色の手牌が悲しく自動卓に吸い込まれていく中、僕の今年のクラウンも終了したのでありました。


しょんぼりして帰ろうとしていたら、先ほどの渋川難波もとぼとぼ帰宅の準備をしている。
『あれ、あんたも負けたの?』
「宇宙1ついてない日でした。。まあリーグ戦昇級したからいいんだもんね!」

まあ気持ちはわかる。
が、いくら大事な対局で勝っても次で負けてやっぱり悔しい、そんな気持ちもわかるぞ渋川よ、、、
とか思って俺も帰ろうとしたらばったり斎藤俊(雀竜A級なので2次シード)が会場に来た。

「あれ?武中さん。まさか負けたんですか?」
煽ってきやがったので渾身の煽りでカウンターをくらわす。
『聞いて下さい。斎藤さん!4年ぶりくらいに緑一色ってレアな役満はりました!あんな非効率的な役満でもたまにははるもんですよね!あがりたかったです!』

・・・来年またがんばろっと(ーー;)