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2019年6月4日火曜日

フリー麻雀での出来事 その12 誤ロン・誤ツモ・誤ポン・誤チー、そして・・・・

麻雀では誤ロン・誤ツモなどのようにゲーム続行を不可能にした場合は「チョンボ」となり、罰符を払う規則が一般的にある。(まあチョンボについての詳細はいつか別記事で)

そしてそれ以外にもいくつかの細かい罰則規定が麻雀にはあったりする。

代表的なものとして多牌や少牌、
これは特に罰符はないが和了放棄になるケースが多いと思われる。

そして誤ポンや誤チー、
これは協会のリーグ戦だと和了放棄になる。
一方で巷のフリーでは1000点を供託に払うペナルティのみであり、和了権利も失う事はないケースが多い。
ちなみに協会でも日本オープンやチャンピオンロードのような一般参加者もいるオープン大会だと1000点罰符となる。一般愛好家の方のためにリーグ戦より多少ゆるくしている、という具合だ。

まあ誤ポンや誤チーはフリーなどでもたまーに見るし、僕も競技大会でやっちまったこともあるし、そこまで珍しいものでもない。
しかし先日、それに近いが生まれて初めてのちょっと珍しい現象を見た。
というか僕がやらかした。キリッ
 

※なおここからは一部フィクションでお送りします。

それはフリー雀荘にておきた。
店のスタッフ2人入りにて行われたとある半荘、
東場の僕の強引な攻めが功を奏し、ダントツトップ目で向かえた南2局北家のときである。

中盤が過ぎ
南家(対面)がリーチ
それに対してチーを入れた染め手らしき河で全ツする親(下家)
西家(上家)も終盤過ぎにチーを入れて聴牌気配がしている。

そんな中でトップの私はしっかり降りて流局間近となった中で以下の形
二五五六⑤⑥447777白

「せっかくだし最後のツモでカンして親のハイテイは消しとくか」
とか2巡位前から思っていた。

そして最後のツモを引いた後に発声する、
「カン」
その後に7を4枚倒す。
が、瞬間に固まる同卓者3名

「あのお客さん。。。」
『はい?なんでしょう?』
「ハイテイではカンはダメなんですよ^^;」


(・・;)
良く見たら確かにハイテイは自分だった。
これはカンできない。

というか何を勘違いしたのか自分をずっとハイテイ1つ前だと思っていたので全くよどみなくカンしてた。
それだけに回りも凄いキョトンとしていたので、
僕はそのリアクションを見て少々「へ?」と思ったのだが、
「へ?」はむしろあっちの台詞だったらしい。
 

謝りながら手牌を倒してノーテンの罰符1500を払う、
そして牌を自動卓に流し込む。
が、次局になった数巡後ふと気付く

(そういやさっきのって誤ポンほかならぬ誤カンじゃね?1000点はらうべきだった?(・・;))

そもそもハイテイだったし、「誤カン」なんて人生で初めてみたから気付かなかった。
が、誤ポン、誤チーと同じ扱いと考えりゃそうなるはずだ。

ただ今更1000点払うのもなんだしそのままスルーする事にした。
のだが、
(ひょっとして同卓者は気付いてて怒ってるんじゃ)
とか考えながら下家の顔をチラッとうかがう。

・・・・・ば、ばれてる?
彼の発する威圧感はタダならない物があった。
いや、気のせいだ、多分。
冷や汗をかきながら続行すると彼が声もかけてくる。

「ちょっと」
『(く、くるのか?)・・・はい』
「誤カンとか初めて見ましたよ。」
『すみません・・・・(せ、誠意を見せろとか?ミカ●メ料払えとか?くるの?)』
(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
「頼みますよ本当に」

だがそれ以上の言及とかは特になかった。
どうやらばれていなかったらしい。
僕は一命を取り留めたのでありました。
危なかった。

というわけで皆さんも誤カンには気をつけましょう!
 

このまま日記が終わると怒られる恐れがあるので補足を。
写真の方は新宿マーチャオに最近ゲストでよくいるRMUのトップ選手、松ヶ瀬隆弥さんです。
見た目はちょっとイカついけど、根は優しくて料理もうまい、そして近年RMUでもNo1の実績をたたき出している男でもあります。
みなさんよろしければ彼のゲストに是非!
ちゃんとした顔写真はこっちですのでご安心ください!

おしまい

●フリー麻雀での出来事まとめ
http://susumutakenaka.blogspot.com/p/blog-page_98.html