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2017年7月3日月曜日

第16期リーグ戦も中盤~終盤に差し掛かってた中で

リーグ戦第6節 3回戦
オーラスを迎えて点棒は以下の通り

東家 鍛冶田 45000
南家 土子 ▲10000
西家 武中 51000
北家 下石 14000

そこそこの配牌をもらった中、
「この親を無難に流してトップ決めたい」とか考えていた。

5順目に生牌の白を切ると対面の鍛冶田さんがポン
捨て牌からしてもソーズの染め手が濃厚な局面。

でもまあ切り出しからして、まだ聴牌ではないだろう。
特に鍛冶田さんの上家である下石は点棒的に着順浮上も見込めないしきっちり絞ってくれる可能性が高い。そう考えると俺の方があがれる可能性は高そうだ。
なんとかツモに恵まれて鍛冶田さんに聴牌気配が入る前に決めちゃいたいな・・・・

とか考えていた。

しかし、
そんなこっちの期待を打ち破るかのように、下石が6➡4➡2、ソーズを連打。
瞬く間に鍛冶田さんが3フーロ
⬛⬛⬛⬛ 213(チー) 678(チー) 白白白 (ポン) ドラ④

ちょ、ちょっと、、、、(*・ω・)(*・ω・)(*・ω・)
役満でもはいってんのか?
5200までなら俺がふりこんでもオッケーだけど、8000とかあると困るぞ。
でもあんまり染め手とか国士にも見えないし、、、、


と思っていたのだが、
次巡および次々巡は手出しで安全牌を切っている下石、





ちょっと考えて彼の意図をようやく把握した。

この半荘までの各人のトータルスコアが以下の通り
鍛冶田 ▲550
土子 ▲470
武中 +200
下石 +210

つまり下石は僕にだけはトップを取らせたくないと意図して鍛冶田さんの急所を立て続けにおろしにいったわけである
B1⇒Aのたった3人の昇級枠とここまで極端になっている卓内ポイント状況を考えれば当然の選択だが、
「折り返し地点の第6節でもうそれを考えて動いてくるとか、面倒なヤツだ、、、、」

そんな事思ってたら数巡後に梶田さんがあっさりと以下の2000オール
67南南 213(チー) 678(チー) 白白白 (ポン) ツモ5 ドラ④ 


きっちり僕がまくられた次局、下石が今度はその鍛冶田さんを逃がす速攻の1000点を和了しこの半荘はトップ逆転を許す事となった。

そして次の半荘は展開に恵まれなかった点もありトビラスで終了。
まあ下石の思い描いたとおりの展開を作られた事に多少冷静さを欠いた点が全く無いかといえば、嘘になるのかもしれない。いや嘘かもだけどw

思えば初めて下石に会ったのは第6回オータムCSの決勝だった。
僕はこの時コイツに屈して準優勝だった。
※興味のある方はこちらの観戦記をどうぞ。
http://npm2001.com/autumn/6-aut.html


特によくおぼえているのは4回戦南1局、
トータル成績も含めて二見さん、下石との叩きあいとなった中、
下家でダブ南ポンを含めて2フーロしていた下石に対して中盤親でこんな形でリーチをぶつけた。

二三四②③④1223466 ドラ3

「どうせ黙っててもおいそれとは出ないし、ツモれば決まり」というのもあったが、
「このクソ新人!緊張して萎縮してベタおりしやがれ!」という意図のもとだったが、
それでもなお仕掛け返してドラまたぎの4まで真っ向勝負してくる彼を見て、

「可愛げのない新人だ・・・・・」
とか思ったのを良く覚えている

そして数年後の現在また同じリーグで戦いながら、あらためて可愛げの無さをみせつけれれた一方、
そんな過去の事を戦いをちょっと思い出し「これも競技麻雀の醍醐味かもな」とか思ったのであった。

さて第16期B1リーグの6節終了時成績は以下の通り。
あと4節の状況で上とはまだ僅差、でも沢山手が入ったこの第六節をちょっとしかプラスできなかったのは正直にいたい、そんな事を考えながら飯田橋でラーメン食べてスリアロ放送に向かったのであった。

残り4節、頑張りますかね。
https://twitter.com/ClubNPM/status/881071568700399616