ちょっと質問箱にあったこの質問について今日は長文書いてみようかと。
https://peing.net/ja/q/0e30af30-a320-48f5-99aa-a1d433f8d999
最初に書いとくとMリーグ自体は結構見てます。
毎日月・火・木・金はAbemaTVに貼り付いて全部見るって事はしてないですけど、
野球中継とかと同じように気が向いた時はスマホ取り出してゴハンとか食べながら見てる、位の感覚。
こういうコンテンツが出来た事は素晴らしいと思ってるし、
メディアの注目度も高いし、
もっと盛り上がってほしいと思う。
ただあまりブログとかの題材として取り上げてないのは事実ですね。
理由は二つ。
まず僕よりももっと文章能力高い方々がキンマwebに毎回観戦記あげてる点。
代表的なのはZEROさんとかゆうせーさんとか。
これ読んじゃうといちいち僕が個人ブログで何かを書く必要性を感じない^^;
https://kinmaweb.jp/archives/category/m-league
そもそも僕が文章書くのに費やせる時間も無限ではないし、
その中で一番思うのは「僕とか僕に近しい競技マニアしか知りえない様な情報や思考を出来るだけ書きたい」って点なのです。
その視点から見るとMリーグはあまりその題材にならない点が大きい。
知り合いプロの小ネタとか、もっと身近な対局を、どうしても扱いたくなってしまうw
ブログの集客率とかの点から考えても
・コンテンツとして注目度高いけど多くの人が情報を提供している物
・コンテンツとして注目度低いけど誰も情報を提供してない物
記事としてどっちが上か、僕には何とも言えない。
そしてもう一つ、
「自分にとってもっとステージが近い対局の方が見ててテンションあがるから」
先にぶっちゃければ僕自身は
Mリーグより、
RTDリーグより、
MONDOより、
最高位戦とか協会のAリーグとか決定戦をじっくり見たい派です。
なんというか、
上記のメディアに認知度の高い対局って僕にとって多少は別世界なわけで。
以前に最強戦の記事でも書いた通り、これらは麻雀プロにとって「勝つ事以前に出る事自体が名誉な対局」って位置づけと考えている。
つまりそこで打ってる人達って「既に競技者として認められている人々」であり、
勝っても負けても今後ある程度は認められた存在であり続ける人達といえる(各選手によってその程度に差はあるけど)。
http://susumutakenaka.blogspot.com/2018/12/3.html
そう考えるとやっぱり、
自分と同じレベル近辺のステージで、
長い時間を麻雀に費やしてもまだ認められない人達とかが、
昇級とかタイトルとかに対して思い焦がれて麻雀打ってる対局、
その方が対局者の吸う息・吐く息まで聞こえてきそうな緊迫感が感じれて、面白いんですね。
無論対局自体のレベルだってMリーグに負けないような高い物が多いですし。
メディアが大きく扱う戦い、
多くの観戦者が見ている一番大きなステージでのトップを争い、
そこに多くの人が目を奪われるけど、
もっとマニアックな物に目を奪われるファンも多くいるだろうし、
先頭争いよりもそこから一歩離れた集団から誰が抜け出すかを見て楽しむ人もいるわけで。
僕としては
そういった所から必死に抜け出そうと争ってる人達の争いの方が見てて血なまぐさくて楽しいしw、
そこにいる人たちの打ち方の傾向分析が面白いのですw。
別にこれって麻雀だけじゃないとも思う。
将棋だって近年AbemaTV特別対局とか決勝の放送とかいっぱいあるけど、
真にマニアックな人達はもっと違う対局見てるかもだし、
スポーツや格闘技だってそうだろうし。
一番大きなメディア対局放送にはファン層拡大や認知度向上という役割があるし、それ以外の対局にも違う役割があるわけで。
無論Mリーグはもっと成功して欲しい。
そして物凄い欲というか夢を言えば僕自身もいつか何かしらの形で関わりたいと強く思うし、その為に今後頑張りたい。
「自分としてMリーグについてこれは取り上げときたい」って思う点とかあったら記事に取り上げるだろうし。
例えば「鈴木たろう」「多井隆晴」あたりに特化したMリーグの記事とか、機会あったら書いてみたい。もっとも両方とも本人の許可必要だろうけど(キンマWebさん、オファー待ってます!w)。
たろうさんは特に長年見てきて、
あの穏やかな表情の奥にある麻雀に対する並々ならぬ熱意は多くのファンにもっと知って欲しいですね。
遠い昔に書いたたろうさんの紹介記事にて書いたのだけど、
雀王陥落後にすぐ雀王戦引退をした小倉孝に対して「すぐ逃げたお前はズルい。勝ち続ける事こそ大変なんだ。」って言って時とか、
胸が熱くなりましたね・・・
http://susumutakenaka.blogspot.com/2016/10/1.html
まあというわけで、
今後とも僕は記事はかかねどMリーグは見ていきますし、応援もしてます。
そしてもしもMリーグで麻雀観戦に興味を持った方がいらっしゃいましたら、
是非スリアロチャンネルで日本プロ麻雀協会の公式戦も見てください。
一部無料放送もありますので。
Mリーグに負けず劣らずの闘牌が見れますので。
というのがこの記事で一番言いたい点でした。
おしまい。