今日紹介するのは2000年に近代麻雀にて連載された青山広美先生の「バード 砂漠の勝負師」
ラスベガスでマジック界の頂点に立つ天才マジシャン「バード」、彼の指はその卓越した技術ゆえ『神の指』と称されていた。
彼はとある日、日本のヤクザ・般若組から麻雀の代打ちの依頼を受ける。
最初は東洋の島国にも麻雀にも興味を示さなかった彼だが、
無敗の代打ち「蛇」の存在、そして彼の必殺技「全自動卓一人天和」の話に興味を覚え、戦いを決意する・・・
2000年当時は既に全自動卓が当たり前だった時代であり巷の雀荘でも「イカサマ」というのは絶滅していた時代でした。
そんな時代の中で「全自動卓に一人で天和を積み込む」という前人未到の大技を操る「蛇」、
そしてマジシャンとしての様々な技と視点を持ち込んでそれを解明していくバード、
彼らの対決とそこに至る様々なロジックとトリック、そして技の応酬がこの漫画の見どころです。
第2話にてバードが麻雀のルールを覚えた直後に般若組の3人と試し打ちをするシーンがあるのですが。
「ツモとは不要牌を山に数枚戻して代わりを持ってくる行為」
「相手のポン、チーは河や山をかすめ取る絶好のカモフラージュ」
「カンは王牌をすり替える為の十分条件」
「多牌は多いほど有利」
「裸単騎は最高の多面待ち」
「誤ポン、誤チーは戦術上の重要なオプション」
といったように麻雀というゲームをマジシャンという視点から見て、どのような勝つかの戦略を説いています。そして最大の謎である全自動卓一人天和にしても根本的にはその視点で描かれた技です。
このように他の麻雀漫画とは根本的に異なる視点から麻雀を描いているのですが、牌姿もけして荒い物ではなく、全体のトリックや駆け引きもきめ細かい内容で読みごたえのある作品です。
以前に紹介した「ショーイチ 20年間無敗の男 」が麻雀というゲーム領域での技を精巧に書き上げて面白さを表現しているのに対して、この漫画はその枠組みも離れたトリック領域での技を精巧に書き上げて面白さを表現している、とでも言いましょうか。
https://susumutakenaka.blogspot.com/2017/07/20.html
さて青山先生ですが、
この作品の数年後、ジャンプなどでいくつか連載経験のあった山根和俊先生とタッグを組み、チャンピオンにて「ギャンブルフィッシュ」というお色気+ギャンブル漫画を描きます。
そしてその作品で培った2人のノウハウを元に2011年からこのバードのセルフリメイクを近代麻雀で連載しております。
こちらはなんと「蛇」との戦いの続編も書いており、2018年もいまだに続いております。
本家とリメイクの主な違いは
① とにかくお色気シーン増量
原作ではドレッドヘアにヒゲのオッサンだったバードの相棒「ゴドフリー」が可愛い女の子になってたのはビビりましたw
そして単なる殺人狂的なキャラだった蛇も、SMクラブに行くわ男も女も喰いまくるわ、と設定が微妙に違う
② 蛇のトリック設定はさらに緻密に
原作でトリックの「これ無理じゃね?」って思ってた部分が科学的補足もされてさらに緻密になってます。
ここらへんはリメイクの甲斐あったかな、と。
③ 「蛇」の後の新章
・・・・すみません。1巻分くらいでお腹いっぱいになり読むのやめましたw
原作では蛇の相方(役立たず)だった不破が数年の時を経てバードに挑戦する内容なのですが、
その不破さん、蛇に強姦された影響で男にしかエレクト(勃〇)しない体になったのでバードのお尻を狙ったり、その割にはエレクトさえすれば女は抱けるらしく解説席でいきなりおっぱじめたり。
「蛇」編よりもさらにくどくなったお色気描写とあまり面白くないトリック部分にもう嫌気がさして・・・・
まあ総括として原作およびリメイクの「蛇」編、は非常にお勧めします。
上述のトリックや牌姿等の作りこみ部分はもちろん、
全自動卓一人天和を生み出すに至った蛇の狂気と執念、
それを打ち破るバードの執念、
それらが物語として非常に上手く描かれた名作です。
興味のある方は是非。
●まとめ:麻雀漫画について書いてみる
http://susumutakenaka.blogspot.com/p/blog-page_57.html
獲得タイトル:第13期雀竜位
趣味:競技麻雀、人狼ゲーム
活動範囲:各競技麻雀大会およびニコニコ生放送(スリアロチャンネル 等)
主に今までの経験や今後についての雑記です。
今まで書いた主な記事のまとめはこちら
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2018年6月27日水曜日
2018年6月25日月曜日
麻雀とメンタルの関係性 その2
ラベル:
麻雀について思うこと
前回の続き
https://susumutakenaka.blogspot.com/2018/06/blog-post_77.html
キバヤシ「じゃあ改めて競技麻雀でメンタル保つコツをお願いします」
『ネット麻雀の天鳳で十段になる事です』
キバヤシ「・・・・」
『・・・・』
キバヤシ「・・冗談とかじゃなくてですか?」
『半分は本気ですね。少なくとも天鳳十段は手段の一つではあります。』
キバヤシ「マジ?」
『要するに揺るがない自信を付ける為の何かを自分の中で構築する、ってのが回答ですね。』
キバヤシ「それが天鳳十段?」
『長期的な実績ってのは一番手堅いです。時間は必要ですが。』
キバヤシ「リアル麻雀で勝ち組になる、ってのはダメですか?」
『勝ち組の定義が難しいです。そして以前に別記事でも述べましたが、そもそもリアルは成績の集計が難しい問題もあります。ほぼ100%の人は成績改ざんを無意識にやっちゃうので、確固たる自信にはつながりにくい点があります。』
https://susumutakenaka.blogspot.com/2017/06/blog-post.html
キバヤシ「ネットでそれが付くってのが信じがたい・・・」
『ネット、リアルはこの際関係ないですね。
”自分はこのやり方で勝ってきた”って根拠、
これが大事で、それを長期スパンで持てるほど良い、しかも成績の精度が正確で客観的な物であるほどいい。
まあフリーでひたすら成績集計してくれる同一の店に通い続ける、でもいいですが、ネットが今のところは一番固い手でしょう』
キバヤシ「競技麻雀の成績(昇級とかタイトル)はどうですか?」
『一つの手ではありますが、スパンが短すぎるのでおすすめはしません。それ故にちょっとした瞬間に一気にくずれ落ちる可能性もあるし。
とにかく長期スパンでの成績集計を続ける事、まずはこれですね。最後に人間がすがるのは結局は自分のバックボーンなんですよ。』
キバヤシ「どーもピンとこないな・・・」
『ちょっと極端な比較例としてあげるならボクサーですね。
彼らは試合で本当に苦しい時に”今までどれだけ走ったか、練習したかを思い出す”と言います。これと根幹の部分は同じことで、人間の精神支柱って自分自身なんです。麻雀打ちも不条理にあったり苦しかったりする時こそ自分への信頼を拠り所にするんです。』
キバヤシ「そういわれるとちょっと解る気も・・・」
『たとえばね、多くのギャラリーをニコ生で抱えたり、多井さんとか村上さんみたいにちょっと有名な麻雀プロを背にしたり、その瞬間にガチガチに緊張しちゃう人とかいますよね。これは自分に自信がない事の典型的な表れです。』
キバヤシ「僕も考えただけで無理です・・・・」
『オーバーな話、そういう状況で”お前ら俺の麻雀見て勉強しやがれ!”位の気持ちを持てるメンタル、これを保つために自信を”作る”のが必要なんですよ。』
キバヤシ「武中さんもそれが出来てます?相手がたろうさんとかでも?」
『僕だって人間だから緊張はしますよwただ、できる限り自身持つように自分に喝入れます。いうなら対局本番だけは”自分が宇宙で一番強い”と信じて麻雀打つのをこころがけてますね。』
キバヤシ「宇宙・・・・」
『一方で勉強会はとかでは”自分が宇宙で一番弱い”と思ってますよ。この切り替えが大事だし、それがメンタルコントロールのコツの一種です。それをする為にも自分のバックボーンを築くべきなんです』
キバヤシ「長期的成績以外に何かありますかね?」
『とにかく色々な人に自分の麻雀に対する意見を発信して、意見を交換する事ですかね。外気に自分の麻雀をさらし続ける。』
キバヤシ「なんか自己啓発セミナーみたいですねw」
『近い物はありますよ。結局メンタルへの揺れってのは自分への自信のなさが根源なんです。”本当の自分(の麻雀)”を見られて恥ずかしくないと思ってる人は、簡単には揺れません。見られて恥ずかしいと隠したがる人から揺れるんです。
だから
・長期の成績をつける
・外気に自分の麻雀をさらし続ける
これによって自身の土台を作るんですよ。』
キバヤシ「・・・・僕にはまだまだ先の話です。というか不安って要素は不要って事ですかね?」
『いえ、さっきちょっとふれたように”実力その物の向上”にはむしろ不安の方が必要です。無駄な自信持ってるがゆえに成長しない打ち手なんて山ほどいるし。
こうなると逆に”本番で力は出しやすいけど自力で大体負ける”ってケースになりますね。
結局この両方をバランスよく併せ持ってコントロールする事が競技選手には必要、ってのが結論ですかね。』
キバヤシ「あのちょっと気になったんですけど、長期ってどれくらいですか?」
『正直この定義は一概に言えないです。ただ個人的には最低3000回くらいはないと無意味かと。本音を言えば1万回でも足りないと思ってますが。』
キバヤシ「そ、そんなに、、、、」
『はい。時間は非常にかかりますよ。』
キバヤシ「というか、そもそもそれだけの時間を費やして作った成績が自信を失うような酷い数字だったらどうするんですか?」
おしまい
https://susumutakenaka.blogspot.com/2018/06/blog-post_77.html
キバヤシ「じゃあ改めて競技麻雀でメンタル保つコツをお願いします」
『ネット麻雀の天鳳で十段になる事です』
キバヤシ「・・・・」
『・・・・』
キバヤシ「・・冗談とかじゃなくてですか?」
『半分は本気ですね。少なくとも天鳳十段は手段の一つではあります。』
キバヤシ「マジ?」
『要するに揺るがない自信を付ける為の何かを自分の中で構築する、ってのが回答ですね。』
キバヤシ「それが天鳳十段?」
『長期的な実績ってのは一番手堅いです。時間は必要ですが。』
キバヤシ「リアル麻雀で勝ち組になる、ってのはダメですか?」
『勝ち組の定義が難しいです。そして以前に別記事でも述べましたが、そもそもリアルは成績の集計が難しい問題もあります。ほぼ100%の人は成績改ざんを無意識にやっちゃうので、確固たる自信にはつながりにくい点があります。』
https://susumutakenaka.blogspot.com/2017/06/blog-post.html
キバヤシ「ネットでそれが付くってのが信じがたい・・・」
『ネット、リアルはこの際関係ないですね。
”自分はこのやり方で勝ってきた”って根拠、
これが大事で、それを長期スパンで持てるほど良い、しかも成績の精度が正確で客観的な物であるほどいい。
まあフリーでひたすら成績集計してくれる同一の店に通い続ける、でもいいですが、ネットが今のところは一番固い手でしょう』
キバヤシ「競技麻雀の成績(昇級とかタイトル)はどうですか?」
『一つの手ではありますが、スパンが短すぎるのでおすすめはしません。それ故にちょっとした瞬間に一気にくずれ落ちる可能性もあるし。
とにかく長期スパンでの成績集計を続ける事、まずはこれですね。最後に人間がすがるのは結局は自分のバックボーンなんですよ。』
キバヤシ「どーもピンとこないな・・・」
『ちょっと極端な比較例としてあげるならボクサーですね。
彼らは試合で本当に苦しい時に”今までどれだけ走ったか、練習したかを思い出す”と言います。これと根幹の部分は同じことで、人間の精神支柱って自分自身なんです。麻雀打ちも不条理にあったり苦しかったりする時こそ自分への信頼を拠り所にするんです。』
キバヤシ「そういわれるとちょっと解る気も・・・」
『たとえばね、多くのギャラリーをニコ生で抱えたり、多井さんとか村上さんみたいにちょっと有名な麻雀プロを背にしたり、その瞬間にガチガチに緊張しちゃう人とかいますよね。これは自分に自信がない事の典型的な表れです。』
キバヤシ「僕も考えただけで無理です・・・・」
『オーバーな話、そういう状況で”お前ら俺の麻雀見て勉強しやがれ!”位の気持ちを持てるメンタル、これを保つために自信を”作る”のが必要なんですよ。』
キバヤシ「武中さんもそれが出来てます?相手がたろうさんとかでも?」
『僕だって人間だから緊張はしますよwただ、できる限り自身持つように自分に喝入れます。いうなら対局本番だけは”自分が宇宙で一番強い”と信じて麻雀打つのをこころがけてますね。』
キバヤシ「宇宙・・・・」
『一方で勉強会はとかでは”自分が宇宙で一番弱い”と思ってますよ。この切り替えが大事だし、それがメンタルコントロールのコツの一種です。それをする為にも自分のバックボーンを築くべきなんです』
キバヤシ「長期的成績以外に何かありますかね?」
『とにかく色々な人に自分の麻雀に対する意見を発信して、意見を交換する事ですかね。外気に自分の麻雀をさらし続ける。』
キバヤシ「なんか自己啓発セミナーみたいですねw」
『近い物はありますよ。結局メンタルへの揺れってのは自分への自信のなさが根源なんです。”本当の自分(の麻雀)”を見られて恥ずかしくないと思ってる人は、簡単には揺れません。見られて恥ずかしいと隠したがる人から揺れるんです。
だから
・長期の成績をつける
・外気に自分の麻雀をさらし続ける
これによって自身の土台を作るんですよ。』
キバヤシ「・・・・僕にはまだまだ先の話です。というか不安って要素は不要って事ですかね?」
『いえ、さっきちょっとふれたように”実力その物の向上”にはむしろ不安の方が必要です。無駄な自信持ってるがゆえに成長しない打ち手なんて山ほどいるし。
こうなると逆に”本番で力は出しやすいけど自力で大体負ける”ってケースになりますね。
結局この両方をバランスよく併せ持ってコントロールする事が競技選手には必要、ってのが結論ですかね。』
キバヤシ「あのちょっと気になったんですけど、長期ってどれくらいですか?」
『正直この定義は一概に言えないです。ただ個人的には最低3000回くらいはないと無意味かと。本音を言えば1万回でも足りないと思ってますが。』
キバヤシ「そ、そんなに、、、、」
『はい。時間は非常にかかりますよ。』
キバヤシ「というか、そもそもそれだけの時間を費やして作った成績が自信を失うような酷い数字だったらどうするんですか?」
キバヤシ『、、、そりゃもう単純に自分の実力不足を自覚しろ、って事ですよ。これはあくまで自信の形成の仕方であって、良い成績の出し方ではありません。』
キバヤシ「な、なるほど。そりゃそうか。」おしまい
2018年6月22日金曜日
麻雀とメンタルの関係性 その1
ラベル:
麻雀について思うこと
キバヤシ「あの・・・」
『ああ、以前に”雀荘の女性店員とお客さんのとある光景”でお話したキバヤシさんじゃないですか。お久しぶりです^^』
雀荘の女性店員とお客さんのとある光景 その1
雀荘の女性店員とお客さんのとある光景 その2
キバヤシ「どうもお久しぶりです。ちょっと今日はおききしたい事がありまして」
『なんでしょう?』
キバヤシ「ちょっと前に書かれてた、この記事で”競技麻雀でメンタルを健全に保つコツ”って奴について言及されてましたよね?」
『しましたね^^』
キバヤシ「ちょっと僕にもそれ教えてくれないでしょうか?麻雀でよくメンタルやられて負けちゃう事があって。というか今日も^^;」
『、、、、別にかまいませんが、キバヤシさんには不要だと思います。
というか無意味かと^^』
キバヤシ「・・・え?」
『前回の記事でも書きましたが、フリー雀荘でメンタル管理なんて必要ありません。
無制限回数での戦いでは、アツい展開なんて物は多々あっても所詮は1回の不幸でしかない。つまり”次だ次”って考えてそれでおしまいにすればいいんです。全体に与える影響も微々たるものなわけですし。』
キバヤシ「、、、でも僕も人間だしそんな簡単には開き直れないですよ。例えば今日も3面待ちリーチでカンチャンに競り負けてからカーっとなって酷い牌ばっかり打っちゃって・・・・だから開き直りのコツが知りたいんです」
『そもそもカンチャンと3面待ちなんて勝率は25% vs 75%とかでしょ?野球の打率と大差ないしその程度で熱くなる必要がない、位に思えばいいんです。
ただそれ以上に、打牌に影響するほどメンタルやられる出来事が起きたのであれば、一旦ラス半かけて心落ち着ければいいんですよ。フリーは辞めたい時に辞める事が出来るんだからそうすればいいでしょう。(お店はちょっと迷惑でしょうがw)』
キバヤシ「そ、それは確かにそうですが・・・」
『その一点だけでもフリーにメンタル管理は不要です。勝ったり負けたりって前提はどう考えても覆せない。我々はどんなに負けていても仕事として打ち続けなきゃいけないメンバーさん、とかじゃないんです。辞めたい時にやめましょう。』
キバヤシ「はい・・・・」
『でもまあそれ以上の実態というか問題点は、あなたが通常的なメンタルの時も似たような酷い
打牌をしている自覚がない事ですね。』
キバヤシ「え?」
『麻雀ってそういうゲームです。
いいですか?
例えばここに
・酷い打牌A
・酷い打牌B
があったとします。両方とも明らかにリスク高リターン低、つまり損な選択。
でもこの二つの打牌の両方が結果も酷い結果になるかと言えば否です。
”Aは見事にぶっささって、Bはすり抜ける”これは普通にあるでしょう。
というか麻雀の確率論的にはすり抜けるケースの方が多いまである。
・酷い打牌A → 12000放銃
・酷い打牌B → しかし何もおこらなかった
』
キバヤシ「まあ麻雀ですから普通にありますね。これは僕でもわかります」
『はい。そしてこうなると大体の人は”Bが酷い打牌だった”という自覚が出来ない、これが一番の問題です。』
キバヤシ「、、、、つまり僕は普段から酷い打牌をたくさんしてる。けれど自覚がないだけ、と?」
『そうですね。別にキバヤシさんに限らずです。
ついてる日はこれらが酷い結果をすり抜けまくるから自覚が無い。
こういった一打一打のクオリティと勝った日、普通の日、負けた日をマトリックスにしてみました。
一番大事なのは”全体”の部分、
つまり負けた日はたまたま悪い打牌が刺さりまくったがゆえに
→ 自分は普段より酷い打牌をしていると錯覚する。、
→ ”メンタルがぶれたがゆえに、今日はいつもよりも酷い打牌をした”と思い込む。
この事実ですね。
つまりいつもと同じレベルのクオリティの麻雀が酷い方向にぶれたがゆえに”メンタル”を言い訳にしているんです』
キバヤシ「でも人間なんですよ?多少の判断能力低下はあるでしょう?」
『あります。でも微々たるものです。ここで書かれている現象を覆せるものではないですね。
というか強くなりたきゃメンタルという言葉を使うべきではない。今回のような言い訳の原因になるから。こっちの方が事実です。』
キバヤシ「・・・・なるほど。安易にメンタルって言葉を使わない方がいいのは理解できました。
ただちょっといいですか?」
『はい』
キバヤシ「冒頭の通り、”競技麻雀ではメンタルを健全に保つ事が必要”ってのは前回書かれてますよね?」
『はい競技では必要ですね。僕はそう考えてます。』
キバヤシ「参考までにそれも教えて頂けますでしょうか?というかそれが今回の目的だったので・・・」
『まあキバヤシさんの参考になるかは別として書きましょうか。』
ただ長くなったので次回に続く
『ああ、以前に”雀荘の女性店員とお客さんのとある光景”でお話したキバヤシさんじゃないですか。お久しぶりです^^』
雀荘の女性店員とお客さんのとある光景 その1
雀荘の女性店員とお客さんのとある光景 その2
キバヤシ「どうもお久しぶりです。ちょっと今日はおききしたい事がありまして」
『なんでしょう?』
キバヤシ「ちょっと前に書かれてた、この記事で”競技麻雀でメンタルを健全に保つコツ”って奴について言及されてましたよね?」
『しましたね^^』
キバヤシ「ちょっと僕にもそれ教えてくれないでしょうか?麻雀でよくメンタルやられて負けちゃう事があって。というか今日も^^;」
『、、、、別にかまいませんが、キバヤシさんには不要だと思います。
というか無意味かと^^』
キバヤシ「・・・え?」
『前回の記事でも書きましたが、フリー雀荘でメンタル管理なんて必要ありません。
無制限回数での戦いでは、アツい展開なんて物は多々あっても所詮は1回の不幸でしかない。つまり”次だ次”って考えてそれでおしまいにすればいいんです。全体に与える影響も微々たるものなわけですし。』
キバヤシ「、、、でも僕も人間だしそんな簡単には開き直れないですよ。例えば今日も3面待ちリーチでカンチャンに競り負けてからカーっとなって酷い牌ばっかり打っちゃって・・・・だから開き直りのコツが知りたいんです」
『そもそもカンチャンと3面待ちなんて勝率は25% vs 75%とかでしょ?野球の打率と大差ないしその程度で熱くなる必要がない、位に思えばいいんです。
ただそれ以上に、打牌に影響するほどメンタルやられる出来事が起きたのであれば、一旦ラス半かけて心落ち着ければいいんですよ。フリーは辞めたい時に辞める事が出来るんだからそうすればいいでしょう。(お店はちょっと迷惑でしょうがw)』
キバヤシ「そ、それは確かにそうですが・・・」
『その一点だけでもフリーにメンタル管理は不要です。勝ったり負けたりって前提はどう考えても覆せない。我々はどんなに負けていても仕事として打ち続けなきゃいけないメンバーさん、とかじゃないんです。辞めたい時にやめましょう。』
キバヤシ「はい・・・・」
『でもまあそれ以上の実態というか問題点は、あなたが通常的なメンタルの時も似たような酷い
打牌をしている自覚がない事ですね。』
キバヤシ「え?」
『麻雀ってそういうゲームです。
いいですか?
例えばここに
・酷い打牌A
・酷い打牌B
があったとします。両方とも明らかにリスク高リターン低、つまり損な選択。
でもこの二つの打牌の両方が結果も酷い結果になるかと言えば否です。
”Aは見事にぶっささって、Bはすり抜ける”これは普通にあるでしょう。
というか麻雀の確率論的にはすり抜けるケースの方が多いまである。
・酷い打牌A → 12000放銃
・酷い打牌B → しかし何もおこらなかった
』
キバヤシ「まあ麻雀ですから普通にありますね。これは僕でもわかります」
『はい。そしてこうなると大体の人は”Bが酷い打牌だった”という自覚が出来ない、これが一番の問題です。』
キバヤシ「、、、、つまり僕は普段から酷い打牌をたくさんしてる。けれど自覚がないだけ、と?」
『そうですね。別にキバヤシさんに限らずです。
ついてる日はこれらが酷い結果をすり抜けまくるから自覚が無い。
こういった一打一打のクオリティと勝った日、普通の日、負けた日をマトリックスにしてみました。
| 勝った日 | 普通の日 | 負けた日 | |
| 良い 打牌 | 良い結果 | 大体良い結果 | 刺さる →ツカン! |
| 普通の 打牌 | 良い結果 | どっちも | 刺さる →酷い!と感じる |
| 悪い 打牌 | 酷い結果を回避 →酷さに気づかない | 刺さる →酷いと自覚 | 刺さる →酷いと自覚 |
| 全体 | ミスはなかった! と錯覚 | 普通 | 今日だけ酷い打牌をした! →メンタルのせい!と誤解 |
一番大事なのは”全体”の部分、
つまり負けた日はたまたま悪い打牌が刺さりまくったがゆえに
→ 自分は普段より酷い打牌をしていると錯覚する。、
→ ”メンタルがぶれたがゆえに、今日はいつもよりも酷い打牌をした”と思い込む。
この事実ですね。
つまりいつもと同じレベルのクオリティの麻雀が酷い方向にぶれたがゆえに”メンタル”を言い訳にしているんです』
キバヤシ「でも人間なんですよ?多少の判断能力低下はあるでしょう?」
『あります。でも微々たるものです。ここで書かれている現象を覆せるものではないですね。
というか強くなりたきゃメンタルという言葉を使うべきではない。今回のような言い訳の原因になるから。こっちの方が事実です。』
キバヤシ「・・・・なるほど。安易にメンタルって言葉を使わない方がいいのは理解できました。
ただちょっといいですか?」
『はい』
キバヤシ「冒頭の通り、”競技麻雀ではメンタルを健全に保つ事が必要”ってのは前回書かれてますよね?」
『はい競技では必要ですね。僕はそう考えてます。』
キバヤシ「参考までにそれも教えて頂けますでしょうか?というかそれが今回の目的だったので・・・」
『まあキバヤシさんの参考になるかは別として書きましょうか。』
ただ長くなったので次回に続く
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